電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

当面のDIY課題リスト〜一つずつ消していく

2024年06月17日 06時00分17秒 | 料理住居衣服
サクランボの収穫が終わりましたので、ほっと一息。でも家の中、家の周囲には、やらなきゃいけないことがいっぱいあります。

■高所作業台車に雨よけカバーをする
■公民館の通り道に垂れ下がっている桜の下枝を切って処理する
■米搗き30kg
□井戸の蛇口の片方が破損したので交換
□裏の畑の散水ホース2本を接続する継ぎ手とバンドを購入
□高窓の網戸補修
□寺の墓の周りを草取り
□母の三回忌、父の十七回忌の準備
□昔の専門書、特に全集ものの処分

一つ一つは重労働というわけでもないのですが、いざやってみると、けっこう時間がかかりそうなものばかりです。飽きずに根気よく一つずつ片付けていかなければ。



先日の山響定期で聴いたブラームスの二重協奏曲が良かったので、ネットで、LP/CD等で、いろいろ聴いていますが、たいていはこれに戻ってきます。
YouTube よりオイストラフ、ロストロポーヴィチ、セル指揮クリーヴランド管による録音(1970)
Brahms, Double Concerto (Oistrakh, Rostropovich, Szell)


参考:このレコーディングをめぐって(英文)〜The Cleveland Orchestra Archives

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トマトがないのでサクランボを使ったカレー

2024年06月12日 06時00分48秒 | 料理住居衣服
農作業の後は、できるだけ簡単な料理で食事を済ませます。この日はカレーでした。フライパンで作る、簡単チキンカレーです。残念ながら冷蔵庫にトマトがありませんでしたので、代わりに最近はいくらでもある傷もののサクランボを使いました。



最初に、塩水につけておいた一口大の鶏もも肉をフライパンで焼いて、別皿に取り置きします。



玉ねぎをフライパンで炒め、電子レンジであらかじめチンしておいた人参とジャガイモを加え、水を入れて種を取り除いたサクランボを投入してよく煮ます。クシが通るようになったら、カレールーを入れて溶かし、さらに煮ます。



お皿に盛り付ける時、赤いサクランボを添えて飾ります。



サクランボの甘みと酸味がカレーの刺激に程よくマッチします。



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サクランボで花笠ヨーグルトに見立てて

2024年06月10日 06時00分50秒 | 料理住居衣服
サクランボを食べすぎるとお腹をこわします。そんなときは、ヨーグルトの整腸作用でお腹の調子を回復させます。それなのに、ヨーグルトにはたっぷりサクランボを並べて、まるで花笠みたい。花笠ヨーグルトだな。花笠音頭は歌えるしだいたい踊れるけれど、残念ながら花笠は持っていません。花の数は何個だったかまでは知らないので、まあこんなもんでしょう(^o^)/ ちなみに、真ん中のは妻が「正光錦」で作ってくれたサクランボ・ジャム。やっぱり「紅さやか」と違って、赤くはないなあ。



やんちゃ猫・李白いわく、「サクランボなんて、コロコロ転がして遊ぶにはいいけど、ボクには食べられないからちっとも面白くない。ご主人も奥さんも忙しそうで、遊んでもらえないから、ボクはお留守番をがんばる」だそうです。そうねえ、たまには猫エサにヨーグルトをひとたらしかけてあげようかね。



明日から、サクランボの収穫作業に毎年応援にお願いしている雇人の人たちが加わりますので、明日からの数日間が勝負どころです。収穫は全体の4分の1が終わったくらいでしょうか。短い収穫の時期を乗り切るには、助っ人の力が必須です。私たち夫婦二人だけでは、とても終わりません(^o^)/

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非常食を食べてみる〜消費期限が近づいたので

2024年06月04日 06時00分15秒 | 料理住居衣服
昨日は、朝から緊急地震速報で驚きました。能登半島地方では今も余震が続くようで、被災地の皆さんは気が気でないことでしょう。お見舞いを申し上げます。

そんな今日この頃、消費期限が近づいていたので、非常食のアルファ米のおかゆを食べてみました。封を切ると中にはアルファ米の他に酸素吸収剤やプラスチックのさじ、食塩が入っています。熱湯を注ぎ、封をして15分置くと食べられるということですが、15分というのはカップラーメンの5個分に相当し、案外長く感じます。



封を開けて中を見ると、ちゃんとおかゆになっていました。



正直にいうと、塩の量はちょうどよく、おかゆの量は1食分としてはやや足りない。また、一緒に封入するにはこの大きさにならざるを得ないのでしょうが、プラスチックのスプーンは短くて食べにくいようです。実際は、被災した状態では食べられるだけありがたいというのが現実なのだろうけれど、日常の食事の代わりにはなりにくいようです。そうか、我が家はお米は玄米で備蓄があるし、ガスはプロパンガスだし、地下水の井戸があるし、裏の畑に行けばなにがしかの野菜はあるのだから、あまり非常食だけに頼るような事態は考えにくいのかも。

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簡単ランチ3題〜素麺、キムタクご飯、トーストをアレンジして

2024年05月31日 06時00分27秒 | 料理住居衣服
妻と二人で連日サクランボ収穫作業の日々、昼食はどうしても簡単なものに流れます。ただし、カップラーメンやインスタントのものはどうもいまいち満足できません。最近、アレンジしてみた簡単ランチをご紹介します。

まず、暑い日の定番、素麺です。素麺を茹でてめんつゆを薄めてかけるだけ、薬味は刻みネギ、というパターンが多かったのですが、さすがに飽きます。そこで、ありあわせの野菜とハムを塩コショウでさっと炒めて、定番の素麺の上に載せました。これだけで、イメージはがらりと変わります。




次は、白菜キムチとたくあんを使った「キムタクご飯」のアレンジ。「キムタクご飯」は、「美恵子のブログ(*1)」で知ったもので、長野県の学校給食の栄養士さんが考えたものだそうです。子どもたちの人気メニューになっているとのことで、作ってみたら美味しかったのでときどき作ります。ただし、今回使った市販の白菜キムチはけっこう甘みが強いので、大人向けに鷹の爪を入れてピリ辛にした上に、見た目で豆苗をちらしてみました。これは妻にも好評でした。




最後は、先日の「サクランボ・トースト」(*2)の見た目には負けますが、娘が置いていった Panasonic のパン焼き器で作った食パンを厚切りにしてバターを塗り、普通にトーストしてりんごジャムを薄く広げ、千葉の知人に送ってもらったびわを入れたヨーグルトで食べる、というもの。塩分補給にカブときゅうりの漬物を添えています。このときは、妻もお出かけの日でしたので、昼食も私一人。普段からテレビを見る習慣がありませんので、パソコンの前に運んでWEBのニュースを読みながら食べました。たいへんシンプルな昼食でしたが、洗い物も少なく、休憩時間をたっぷりとって午後の作業に向かうことができました。




(*1): キムタクご飯の作り方〜学校給食の人気メニューです〜「美恵子のブログ」より
(*2): サクランボを使った季節のランチ〜「電網郊外散歩道」2024年5月

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サクランボを使った季節のランチ

2024年05月28日 06時00分25秒 | 料理住居衣服
早生種のサクランボ「紅さやか」の収穫と出荷が始まり、何かと忙しくなりました。まだ私たち夫婦だけでやっていますので、時間に追われるようなことはありませんが、お昼も簡単に済ませられるものになります。昨日の昼食は、早生種のサクランボ「紅さやか」を使ったトーストにしました。



パンにバターを塗り、細めのアスパラガスを小さく切ってまばらに並べ、とろけるチーズをちらします。その上に軸と種を取ったサクランボ「紅さやか」を配置し、すき間にトマトケチャップとマヨネーズをかけてトーストするだけです。見た目もかわいいし、熱々のチーズに酸味の効いたサクランボがアクセントになり、なかなか美味しかった。



あとはヨーグルトとコーヒーのメニューですが、これなら大学生と高校生の孫たちも喜ぶランチになるのではなかろうか。生産農家の立場から言えば、サクランボって本来はこうした親しみやすい使い方をする果物なのだろうと思います。今の、桐箱に入ったバカ高いお値段のサクランボは、どこかがおかしいと感じます。

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大型連休のご馳走〜ウコギのパスタとチキンソテー

2024年05月01日 06時00分59秒 | 料理住居衣服
今はあまりゴールデンウィークとは言わないのか、テレビのニュースでは大型連休と言っているようです。昨春、完全リタイアした当方は毎日が大型連休のようなものですが、世間の動きにつられて、つい何か特別なものをと考えてしまいます。そういえば、亡き祖母が元気だった頃(*1)から、我が家では4月29日の「天皇誕生日」又は「昭和の日」の頃に、ウコギご飯を炊いたりウコギのおひたしを作ったりして「木の芽の香り」を楽しむ習慣(*2)がありました。例のテレビ番組で、「庭の雑草(ヒョウ、スベリヒユのこと)を食べる」山形県人は、なんと「生け垣まで食べてしまう」と揶揄された(*3)ものですが、なに、米沢で上杉鷹山が栽培を奨励したという「食べられる灌木ウコギ」を我が家でも生け垣にしているだけの話です。

せっかくなので、ウコギのパスタを作ってみようと考えました。香りを楽しむにはシンプルなペペロンチーノが良いだろう。それだけでは寂しいので、飾りにアスパラも用意しました。
写真は、そのウコギですが、この若芽を摘んで付け根の茶色いところを取り、一部は粗くみじん切り、他はそのまま残します。



オリーブオイルを弱く熱し、ニンニクの香りと鷹の爪で辛味を移します。



パスタを茹でながらアスパラガスも茹でて取り出しておき、適度な塩分を含むゆで汁をフライパンに加えて揺すってよく乳化させます。このソースに茹で上がったパスタをからめ、刻んでいないウコギを加えてよく混ぜ、予熱でしんなりした頃に、さらにみじん切りしたウコギをふりかけて香りを立たせます。半分に切ったアスパラで飾り、できあがり。



ここまでは私の分担。もう一つ、息子がチキンソテーを作ってくれました。これもたいへん美味しかった。やっぱり若い人はお洒落な料理を知っています。




ワインでいただきましたが、タケノコおこわの残りも加えて、休日らしい豪華な食卓となりました。お腹いっぱい、満足、満足(^o^)/

(*1): 法事の準備中に祖母への弔事が出てきた〜「電網郊外散歩道」2020年2月
(*2): お彼岸のご馳走は〜「電網郊外散歩道」2010年3月
(*3): 山形では生垣を食べるというその真相〜「電網郊外散歩道」2009年4月

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最近の手作りランチの記録〜二番煎じもアレンジしだい

2024年04月30日 06時00分44秒 | 料理住居衣服
写真には撮ったけれど記事にはしていなかったものが何種類かありました。たぶん、以前このブログで掲載済みで、二番煎じになると思って遠慮したものと思います。ですが、よく見るとまるっきり同じというわけでもなく、アレンジが違う。ならばレシピはともかくとして、できあがりを並べてみるのは意味があるかもしれません。

まず、ワラビの漬物を載せたチャーハンです。いただきもののワラビをアク抜きして漬物にしてくれたのは妻の努力。毎年のことですが、美味しいものですね〜。毎度おなじみのチャーハンも、ワラビの漬物で味変すれば「またチャーハン?」とはならないでしょう(^o^)/




次はパスタで、菜の花のアラビアータです。普通にアラビアータを作り、パスタを茹でる時に菜の花も一緒に茹でて出来上がりに添えるだけ。これはけっこう簡単で美味しい季節の味です。




こちらも菜の花をさっと茹でて塩鮭のペペロンチーノに添えたもの。これもシンプルで美味しい。ペペロンチーノはシンプルなだけにごまかしがきかない面はあるけれど。



これは、草刈りで汗を流した後の夕方、チキンカレーとビール。4月なのに29℃とか30℃とかいう予報が出ているときは、こういうのが格別に美味しく感じます。アスパラガスは、裏の畑で取れたものを電子レンジでチンして添えただけですが、カレーに鰹節とマヨネーズも違和感がありません。ご飯の頭の上に載っているのは、朝の筍おこわの残りです。これも季節の味で、美味しいものですね〜。




というわけで、最近の手作りランチ等の記録でした。二番煎じもアレンジ次第で美味しく食べられます。妻も喜んでいます。まあ、一部には「作ってもらうのは何でも美味しいのよ」という説もあるようですが(^o^)/

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スナップエンドウとホタテのペペロンチーノで春パスタ

2024年03月12日 06時01分47秒 | 料理住居衣服
先日、珍しく妻からパスタのリクエストがありました。なんでも、何かのチラシで「春パスタ」というのを見かけたらしい。スナップエンドウとホタテのペペロンチーノを食べたいというのです。答えはもちろん「了解!」の一言です。

    【材料と準備】(2人分)
  • パスタ @80g×2
  • スナップエンドウ 6個 
  • ホタテ 1パック
  • 玉ねぎ 1/4個 薄くスライス
  • にんにく 1個
  • 鷹の爪 1個
  • オリーブ油、塩コショウ

作り方は例によって湯を沸かし、2.5Lに塩を大さじ1.5を加え、パスタを茹でます。このとき、スナップエンドウを一緒に投入して1分〜1分半ほど茹でて取り出しておきます。フライパンにオリーブ油を温め、低温でニンニクの香りを移し、鷹の爪でピリ辛にした後、ホタテをさっと炒め、別の皿に取り出しておきます。続いて玉ねぎを炒め、いったんフライパンを火から遠ざけて茹で汁お玉1〜1.5で塩分を加え、火にかけてフライパンをゆすりながら乳化させます。ホタテとスナップエンドウを入れてさっと温めた後に茹で上がったパスタを投入して一緒にソースにからめ、仕上げのオリーブ油を少しだけかけて全体になじませ、盛り付けます。あとはお好みで粉チーズとコショウをかけて供します。



うん、美味しい。これは確かに季節の味、春パスタです。妻のリクエストにも応え、久々に「またパスタ?」と呆れられないお昼となりました(^o^)/

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サバ缶と大根とキノコの味噌汁

2024年03月09日 06時00分05秒 | 料理住居衣服
先日、地域の会合で味噌汁を作って振る舞う機会があり、マイ包丁を持参しておよそ十数人分を作りました。とにかく手軽な材料で簡単にできることが条件ですので、寿司屋で出される味噌汁を念頭に、サバ缶と大根とキノコで作ってみましたら、年配者が多かったためか、かなり好評でした。回覧板を持ってきた隣家の同級生にその話をしたら、「うちでもやってみよう」ということで、作ってみたら好評だったそうな。その話を聞いた妻が「家でも作ってくれ〜」と急かします。それではということで、リクエストに応えてもう一度作ってみました。こんどは5人分くらいの分量です。

    【材料と準備】(水は1Lくらい)
  • サバ水煮缶 1/2缶くらい 汁ごと入れる
  • 大根 適量 5mm厚のイチョウ切り
  • キノコ(椎茸、しめじ等) 適量 食べやすく切る(ほぐす)
  • ネギ 薬味程度
  • 味噌、だしの素 適量

作り方は、

  1. 鍋に水を入れ、大根、サバ缶、キノコをグツグツ煮る。
  2. 大根が煮えたら、だしの素、味噌をとき入れて味を調える。
  3. 薬味のネギをちらして供する。

僅かななまぐささも嫌いだという人には向きませんが、アラ汁は大好きという人にはたぶん喜ばれるでしょう。



写真は、前夜のチラシ寿司の残りご飯と味噌汁。一応、婦唱夫随の朝食となっております(^o^)/

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お昼にかんたん和風チャーハンを作る

2024年03月06日 06時00分17秒 | 料理住居衣服
過日、朝から雪降りで、農作業には不向きな日、お昼に簡単に和風チャーハンを作りました。妻と2人分の材料と準備は、

ご飯  飯碗2杯分+α 皿に広げて冷ましておく
卵   2個 軽くといて(ほぐして)おく
ウィンナー 2本 数mm厚に切る
ネギ  1/2本 食べやすい大きさに切る
たくあん  適量 細切り
サラダ油、塩コショウ  適量
ミカン 皮を剥いて横に4等分にスライス

作り方は、

  1. フライパンをじゅうぶんに加熱し、サラダ油を入れて回し、なじませる
  2. 卵を入れ、軽くかき混ぜる
  3. ご飯を入れ、混ぜながら押し付けるように加熱して焼き、塩コショウで味を調える
  4. ウィンナー、たくあん、ネギを入れ、加熱しながらよく混ぜて均一にする
  5. 火を止めて盛り付け、ミカンを添える

チャーハンを作るのにうまくいかないのは、たいていはフライパンの面積に比べてご飯の量が多いとき。熱して水分を逃しながらご飯を焼くことができないからではないか。フライパンなら1人分、あるいはせいぜい2人分か。中華鍋ならその点は大丈夫だが、こんどは火力が不足するかも。



写真では、朝食の残りのあさつきを添えてみましたが、たくあんがコリコリしてなかなか美味しかったです。妻も Good ! の評価でした。

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アジの開きの残りでお昼のパスタを作る

2024年03月02日 06時00分41秒 | 料理住居衣服
先日、朝食に立派なアジの開きが出ました。焼いてくれた妻には申し訳ないことながら、食べきれずに半分も残しました。で、お昼は? 当然、アジの開きを使ってパスタを作りましょう。

【材料と準備】(1人分)
パスタ 80g
アジの開き 朝食の残り半分 骨と皮を取り、食べやすい大きさに切っておく
ピーマン 1/2個 千切り
玉ねぎ  1/4個 薄切り
ニンニク、鷹の爪、オリーブオイル、塩コショウ、粉チーズ
季節のミカン類 ナイフで皮を剥き、食べやすく5mm厚くらいにスライス

例によって湯を沸かし、2Lに塩を大さじ1加え、パスタを茹でます。フライパンにオリーブ油を温め、低温でニンニクの香りを移し、鷹の爪1/2でピリ辛にした後、アジと玉ねぎ、ピーマンをさっと炒めます。いったんフライパンを火から遠ざけ、茹で汁お玉1〜1.5で塩分を加え、火にかけてフライパンをゆすりながら乳化させます。茹で上がったパスタを投入してソースにからめ、仕上げのオリーブ油を少しだけかけて全体になじませ、盛り付けます。今回は、季節のミカン類を添えてみました。



うん、ピリ辛ペペロンチーノ風でアジの美味しさが引き立ちます。油っこさがミカンでさっぱりするのが Good です。スープはクノールのインスタントで済ませましたが、20分でできる昼食メニューとしてはバッチリ、たぶん、お店のアジにも味にもまけていないでしょう(^o^)/dajare〜

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空気清浄機の使用感〜ハウスダストによる鼻づまり対策の有効性

2024年02月26日 06時00分24秒 | 料理住居衣服
今からほぼ一年前は、ひどい鼻づまり症状に悩まされていましたので、この冬はなんとか無事に乗り切りたいと、徹底した掃除、1日2回の鼻洗浄、耳鼻咽喉科への定期通院・服薬の他に、寝室と書斎にダイキン製の空気清浄機を購入(*1)して、アレルギーの元となるハウスダストを徹底して減らすことを目論みました。それから50日ほど経過していますが、鼻づまり対策の有効性はどうか?

まず、寝室に導入した MCK70ZKS-W は、少し古い型ですが、センサーがわかりやすいのが特徴です。寝室ですので、衣服を着替えたり寝起きする際には寝具を広げたり折りたたんだりしますが、おそらくその際に、細かいホコリというか、本機の表示によれば PM2.5 が増加して緑のダイオードが赤に変わります。そして、しばらくすると緑に戻りますが、この間の時間が短いです。たぶん、単位時間あたりの空気流入と清浄空気の放出量が多く、フィルタですぐに濾し取ってしまうのでしょう。実際、枕元に持ち込んだタブレットの画面に落ちてくるホコリの量が以前と比較して激減したのがわかります。寒いのでファンヒーターをつけたときも同様に PM2.5 のダイオードが赤色表示になり、短時間で緑色に変わります。アレルゲンを吸い込まないという観点から言えば、本機を運転したままにしておけば、かなり鼻づまり対策としては有効と考えられます。

実際、今年は何日も眠れないほどの鼻づまり症状は起こらず、鼻風邪をひいた後に数日だけ鼻づまり症状が悪化しただけに終わっています。寝室等の徹底した掃除、鼻洗浄と服薬とともに、空気清浄機の効果はあったと判断して良さそうです。ただし、ハウスダストの低減には空気清浄機を回しておきさえすれば大丈夫かというと、どうもそうとは言い切れないようです。空気清浄機はいったん舞い上がったハウスダストを短時間で低減する装置であり、ハウスダストが舞い上がらないようにするわけではありません。窓を開放する季節には鼻づまりが起こらないことを思えば、やはり徹底した掃除、特に衣類や壁にハタキをかけ、寝具や床をクリーナーで吸引するなどの習慣化が大事なように感じます。

もう一台、少し小型で新しい MCK55ZKS-W のほうは書斎に置いていますが、今ひとつ効果がわかりにくいです。機械の能力に比べて部屋が大きいこともあり、動作モードを示すセンサーが変化するのに時間がかかるのも原因かも。書斎には寝具や衣類はないので、常時運転にしておけば意外にハウスダストは舞い上がらないもかもしれません。

なお、写真はダイキン工業の製品紹介ページからお借りしたもので、私の寝室ではありません(^o^;)>poripori

(*1): 鼻づまり防止対策を万全に〜空気清浄機を購入〜「電網郊外散歩道」2024年1月

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ほぼ60年ぶりの障子貼り体験

2024年02月18日 06時00分56秒 | 料理住居衣服
昨日は晴天に恵まれましたので、これはちょうどよいと、地域の公民館の障子貼りボランティアに行きました。和室の集会室の障子の一部が雨に濡れたらしく、汚れて破れています。せめてそこだけでもと、3枚を貼り替えることに。私にとっては、小学生時代に祖父に教わりながら障子を貼ったとき以来だと思いますので、たぶん60年ぶりくらいでしょうか。デンプン糊の作り方が下手っぴだったのか、乾かしている途中で撮影したものはなんだかガタガタの出来上がりになりましたが、縁を切り取り、霧吹きでぴんと張った後は、なんとか見られる格好になりました(^o^)/

およそ60年ぶりの体験、こんどは自宅の障子を貼り替えるときに、妻のお手伝いがもう少し上手にできるように、材料、道具、手順等、もう少し研究しておきたいものです(^o^)/

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田舎料理ですが〜「なす干しの煮物」が美味しい

2024年02月16日 06時00分42秒 | 料理住居衣服
毎年、真夏の8月ころに、たくさんとれるナスを縦に薄く切り、塩水につけてアクを取ってザルにあけ、干し網の上に重ならないように並べて数日間かけて天日干しします。夕立が来そうな日は午後から小屋の中に取り込むようにして、雨に濡れないようにカラカラに干します。乾燥不足だとかびてしまいますので、とにかく徹底的に干します。よく乾いてシワシワになったナスの干物をポリ袋に入れ、冬まで保存しますが、あんなにたくさん干したのにこれしかできないとがっかりするほど量が減ります(^o^)/ 終日ずっと日当たりの良い場所を広く取れる田舎だからできる保存食づくりかもしれません。

真冬の時期、この「なす干し」の煮物が美味しいのです。妻が便利に参照している地域出版物、『むらやま郷土料理百選 食の記憶 あずだす〜山形の食文化遺産』(2012年、シティむらやま出版会)から抜き出してみると、



【材料と準備】
 なす干し 100g たっぷりの水に入れて火にかけ、沸騰して2〜3分で火を止め、一晩くらい置く。
 油   大さじ3
 さつま揚げ 適量 お好みで
 調味料
  だし汁 1/2カップ、 醤油 大さじ4、 砂糖 大さじ1、 酒 大さじ1、 みりん 大さじ1

本書には、材料としてこの他に人参や糸こんにゃく、キノコなどを合わせてもよいとありますが、我が家では毎回シンプルにこれだけ。

作り方は、

  1. ナス干しを戻したゆで汁を捨て、水がきれいになるまで取り替えた後、水気をしっかり絞る。
  2. ナス干しを油でさっと炒め、調味料を加えて中火から弱火で汁がなくなるまで煮る。

で、できあがりはこんなふうに。



田舎料理ですが、懐かしい故郷の味です。「おみ漬け」などがあればなおよろし。



注意点としては、「戻しすぎないこと」でしょうか。戻しすぎるとべちゃっとなります。歯の弱い老人の中にはやわらかいものを好む人もいますので、このあたりの加減は好き好き、家族状況とお好みで調整するしかないようです。
正直にいうと、こういうメニューは実は妻の領分。私が手を出すわけにはいきません(^o^)/

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