電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

秋の味覚~芋煮で朝食

2009年09月30日 05時57分57秒 | 料理・住まい
山形の秋の味覚の代表が芋煮でしょう。地場ものの里芋にネギ、コンニャク、牛肉を入れて酒と醤油で味をつける内陸風の芋煮は、当方の大好物であります。夕べの芋煮の残りを翌朝に温めると、味がしみて美味しいものです。やや肌寒いほどに気温の下がった朝など、あたたかい汁物が嬉しい。この日の朝食のメニューは、
(1)ごはんと芋煮
(2)ベーコンエッグ
(3)スーパーで買ってきたコロッケ1/2
(4)トマト1/2
(5)キュウリのキムチ漬け
というものでした。いたって簡単、芋煮を温めている間にベーコンエッグを焼き、所要時間20分。これなら、早朝のブログ更新もお弁当作りも済ませて、ゆっくり出勤できるというものです。
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ネット上で聴く音楽~いい音で聴きたい

2009年09月29日 05時32分21秒 | クラシック音楽
最近は、ネット上で提供される音楽が、著作権の切れた歴史的なものだけでなく、素晴らしいものが増えてきました。特に、MP3 形式で入手できるものについては、嬉しい限りです。先の、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の記念年の際には、最新の高音質録音で10曲も提供され、喜んだものです。
これらを聴く際に、できればいい音で、というわけで、携帯型音楽プレイヤーでなくパソコンで再生した音を、アンプを経由しスピーカで聴いてみたくなります。一つの方法は、USB オーディオ・アダプタを経由して、ラジカセやミニコンポの外部入力(Line)端子に接続することです。こうすれば、パソコン本体の安物オーディオ回路を経由せず、USB 経由でデジタル信号が運搬され、そこで音声信号に変えられますので、あとはアンプで増幅すればよい、というわけです。おそらく、ネットワーク時代のオーディオ装置は、今のミニコンポのような形ではなくなるのか、あるいはミニコンポやテレビがネットワークに接続されるようになるのでしょう。

では、やがてステレオ録音初期のものの著作権が切れ、公共の財産として利用できるようになり、かつての大家の演奏が無償で広く聴かれるようになったとき、若い演奏家の録音がビジネスとして成り立ちうるのか。これは、なかなか難しい問題です。

かつて、作曲家の時代がありました。当時の演奏家の名前は、音楽史上有名な一部の例外をのぞきほとんど知られていませんが、作曲家が新しい曲を作り、出版されることが世の中の話題になった時代です。このとき、商業的には音楽出版社が大きな力を持っていたのでしょう。その後、大演奏家の時代がやってきて、過去の作品をどのように演奏したかが話題になるように変化します。演奏会だけでなく、LPやCDなどの録音メディアが商業的な力を持つようになりました。巨匠の時代、残念ながら作曲家は後ろのほうに退いてしまい、商業的にはレコード会社が大きな力を持ちました。では、巨匠たちのステレオ録音がネットで無償で公開される時代には、どうなるのだろうか。

おそらく、グローバルに活躍する演奏家の映像がネットを通じて有料で国際的に配信されるのと、地方に拠点を持つ演奏家が地元で親しまれ、その活躍ぶりに共感する人たちが応援する形の地産地消型の配信とに、二極分解するのではないかと想像します。商業的には、某りんごマークの会社等のように、たぶん音楽や映像のネットワーク配信する企業が、大きな力を持つようになるのでしょう。昔のLP棚を見ると、そういう時代がやがてくるのだなあと、思わずにはいられません。
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棚の魅力~書店やCDショップの選択基準

2009年09月28日 05時25分06秒 | Weblog
90年代だったでしょうか、通勤路の近くに新しい書店ができ、しばしば立ち寄るようになりました。店主はまだ若い人で、お店もきれいで、好感を持ちました。なんといっても、パソコン関係の棚が、魅力的でした。当時は、月刊アスキーやOh!FM-TOWNS、あるいは季刊Networkerなどの雑誌も購読しておりましたし、MS-DOSやパソコン通信、あるいは市販ソフトウェアの活用書などが人気があるらしく充実しており、単価は安くなかったにもかかわらず、ずいぶん購入しました。たしか、奥村晴彦さんの『LaTeX美文書作成入門』の初版第1刷を見つけて購入し、FM-TOWNSで高橋忠志版 TeX/LaTeX を使い始めたのも、この頃、この店がきっかけです。世代が近いことをいいことに、店主とよく話をしました。コンピュータ関係の棚の品揃えが、魅力的ですね、と言うと、店主はその秘密を教えてくれました。

一般の書店は、書籍を一冊一冊注文して揃えるのではないのだそうです。取次店が、店舗の位置や周辺の事業所の種類、客層などを想定して、それぞれ何種類かのセットを用意しており、店側は、そのセットを選択する形で書籍の品揃えを決めるのだそうです。そのお店は、いわば松竹梅のうち「竹」を選んでいるのだ、とのことでした。言われてみれば、さほど遠くない場所に工業団地があるためか、技術系の客も多いのだそうで、単価の高いコンピュータ関係書籍は、旅行雑誌とともに、当時の代表的な売れ筋だったようです。



たしかに、MS-DOS から Windows3.1/95/98 と移行する時期、ナツメ社の「ハンディマニュアル」シリーズが全部揃い、「一太郎」「Lotus1-2-3」「Word/Excel」「InternetExplorer」「Netscape」などの解説書に加えて「Windows」や「Mac」、はては「TheUnixSuperText」など「Unix」まで網羅するさまは圧倒的で、小さな書店とは思えない棚の魅力に、つい足はその店に向かうのでした。



ところが、森首相が「アイテー」を政策に打ち出すあたりの時期に、転勤で通勤経路が変わり、しばらく足が遠のいた時期がありました。この頃、郊外型の大規模書店が相次いで進出しており、客層も変わってしまったのでしょうか、しばらくぶりに顔を出したお店の棚は、すっかり様変わりしておりました。「500円でできる○○」などの安直なシリーズ本が幅を利かせ、かつて魅力的だった、中級以上のコンピュータ書籍がすっかり姿を消し、ああ、松竹梅の「梅」になったんだな、と感じました。

CDショップも同じです。クラシックコーナーに、「○○○100曲」のようなオムニバスものが幅をきかせているお店は、残念ながら魅力を感じません。ベーシックな1000円盤などに加えて、きちんと新譜がディスプレイされているお店は、店員さんの見識を感じます。そして、そういう知識を持った店員をきちんと遇している経営者の力も、感じます。地方都市での経営環境は決して楽ではないと思いますが、棚の魅力を維持しようとする努力に、一人の客として応えてあげたいものだと思います。
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音楽の聴き方が変わってきている

2009年09月27日 06時08分10秒 | クラシック音楽
一週間を単位に日頃の生活を振り返ってみると、音楽の聴き方が変わってきていると感じます。月曜から始まる平日には、もっぱら通勤の音楽として、カーステレオで同じCDを朝晩くりかえして聴いています。このときは、聴きなれたおなじみの曲よりはむしろなじみの薄い、自分にとっては初顔となる曲目や演奏を選択する場合が多いようです。
しかし、週末に自宅でのんびりと過ごすときには、(ブログ記事を仕上げるためにヘッドホンでじっくり聴くこともありますが)、昔からよくなじんだ曲や演奏を選ぶ傾向があります。
しかも、休日の自宅では、CD/DVDプレイヤーとプリメインアンプで書棚に埋め込んだスピーカーを鳴らすというよりは、UbuntuLinux パソコンに蓄積した音楽ファイルを、USB 経由で音声信号を取り出し、別のプリメインアンプで自作の小型スピーカやヘッドホンを利用する頻度が高くなっています。これも、ネット利用や再生中のトラック情報などがすぐ把握できるから、という利便性が主たる理由で、音質的なものではありません。
ブログ記事のネタにしようなどとは思わないほうが、気楽に音楽を楽しめる面もありますが、いろいろと調べながらじっくりと曲や演奏を楽しむことができるという面もあり、いちがいにどちらがよいとは言えません。
要はバランス、配分の問題でしょう。目下のところ、平日と休日とで分けているやり方が、うまく機能しているようです。

ちなみに、写真は最近購入した音楽CDで、ノイマンとチェコフィルによるドヴォルザークの序曲集と、カラヤンが指揮したハイドンのオラトリオ「四季」。通勤の音楽は、同じくノイマンとチェコフィルで、マルティヌーの交響曲第5番と第6番を聴いております。
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コーンウェル『遺留品』を読む

2009年09月26日 06時09分35秒 | -外国文学
バージニア州の女性検屍局長、ケイ・スカーペッタを主人公とするシリーズ第三作、パトリシア・コーンウェル著『遺留品』(講談社文庫)を読みました。人畜無害の読者である当方(^o^;)には、毎回ハラハラドキドキの展開ですが、検屍に登場する生化学的な知識やコンピュータ・ネットワークのリアリティが詳しくて、それらがストーリー展開に密接に関わりあっているところが新鮮かつ魅力的です。

今回の事件は、若いカップルの連続殺人事件。相棒となるピート・マリーノ刑事は相変わらずぶっきらぼうですが、ケイのことを信頼するようになっているようです。直近の被害者の母親は、前州地区検事で全米麻薬対策委員長であるパット・ハービーの娘です。いわば、検察や警察の内情に精通した有力な政治家の娘、というわけです。4組8人の若者の死に、政府機関の影が見えるのか。

最後まで読ませる魅力は前作どおりで、幕切れに明かされる、犯人と証拠のDNAの不一致という難問は、骨髄移植という医学的知見によって解決されます。このあたりの展開もなかなか意外性があり、おそらく作者が工夫したところなのでしょう。

ところで、第一作で登場した驚異の十歳児、姪のルーシーが少しだけ登場します。現在はハイスクールの生徒に成長しておりますが、切れの良い頭脳は健在のようです。
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単身赴任と季節の変わり目

2009年09月25日 05時58分45秒 | 季節と行事
日が短くなっているのが、とみに感じられる今日この頃です。単身赴任者には、なんと夕方の早いこと。晩のおかずを買い物して出ると、うそ寒いような心細いような、寂しさを感じます。
冬から春になるのは待ちかねた喜びであり、秋から冬へは厳しい寒さと雪に対して覚悟を決める移行期ですが、夏から秋へは、ややセンチメンタルな、どこかに甘えを残した寂しさを感じさせる変化と言えましょう。
気温が15度付近になると、体のほうも、適応するのにやや時間がかかるようで、少々憂鬱な気分になりやすいものです。この時期は、こまめに衣服を調節しないと、体調を崩しやすいこともあります。涼しい時期は要注意。今晩は、風呂に入って早めに休みましょう。このところ、スリープタイマーをセットして、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」がおやすみの音楽です。

写真は、過日の夕空。雲が、なんともいえず美しい。
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お彼岸には「ぼたもち」を

2009年09月24日 05時38分07秒 | 料理・住まい
毎年、お彼岸には「ぼたもち」が食卓に並びます。本当は、春が「牡丹もち」で秋が「お萩」なのだそうですが、わが家では、年中「ぼたもち」で通しておりますし、「納豆」「ごま」「きなこ」などが定番でした。今年は一品少なく「納豆」と「ごま」のみ。そうそう、生麸のお澄ましも今年は省略だそうな。



それでも、老母の手作りの「ぬた和え」や「大根のせんびき」、わさびをきかせた「蒸しなす」などが並ぶと、やっぱり季節感を感じます。あいにくのお天気で、中秋の名月とはいきませんでしたが、おいしくいただきました。
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今年もバラ公園で弦楽四重奏を聴く

2009年09月23日 17時36分16秒 | -室内楽
あいにく朝から雨降りとなった連休最終日、村山市の東沢バラ公園で、山形弦楽四重奏団の演奏会を聴きました。昨年も一昨年も好天に恵まれて、園内はたくさんの人出でした。雨降りの今年は、色とりどりのバラが見事に咲いておりましたが、園内を散策する姿はまばらで、山Q演奏会目当てのお客さんが中心のようです。






ログハウス内には、当初数十人程度のイスを並べて用意してありましたが、開演間近になると、立ち見のお客さんも出るほどで、ずいぶんたくさんの聴衆が来られていたようです。



開演のご挨拶は、第2ヴァイオリンの駒込綾さん。緑色に反射するえんじ色?のドレスに、白っぽい半袖のカーディガンをはおって、肌寒さの対策です。第1ヴァイオリンの中島さんは、黒のズボンに紺のシャツ、黒っぽいプリントのネクタイ。ヴィオラの倉田さんは、いつものように黒のズボンに黒のシャツ、ただしネクタイはえんじ色のストライプに音符?入り(*)。チェロの茂木さんも、上下黒に明るい両ストライプのネクタイ、楽器に同系色のバンダナを合わせています。
(*):【追記】実はスヌーピーだったのだそうな。



はじめは、モーツァルトの弦楽四重奏曲第6番。第1楽章、アンダンテ。曲は、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロから始まり、第1ヴァイオリンはお休み。まるで弦楽三重奏曲みたいです。やがて第1ヴァイオリンが加わり、おだやかで柔和な四重奏の音楽となります。開け放した窓から外気が入るぶん、今日は湿気があり、楽器には厳しい条件のようです。それでも、四人のアンサンブルにはあたたかさがあります。第2楽章、速めのテンポで、印象的なト短調のアレグロですが、途中でちらりと優しい明るさも。活発な推進力に富む、集中力を求められる音楽ですが、聴衆も奏者と一体になった時間を過ごすことができました。なかなかすてきな音楽ですね~。第3楽章、アレグロ・グラツィオーソ。軽やかな舞曲風の音楽。ちょっぴりだけヴィヴラートをかけた音が、しっとりと響きます。K.159 というと、たぶんまだ少年の頃の作品でしょう。「栴檀は双葉より芳し」といいますが、まったくそのとおりです。

続いて、ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」から、旋律がドイツ国歌にもなっているという、第2楽章。2本のヴァイオリンのデュエット、「だちゅ」さんこと駒込さん、気持ちよさそう。音色にあらわれているみたい(^o^) ヴァイオリンのオブリガート?も息のあったところを見せ、ヴィオラもチェロも、伸びやかなフレージングが、やっぱり気持ち良さそう。

続いて、大好きになった幸松肇さんの「弦楽四重奏のための4つの日本民謡第1番」。第1曲、お琴のような強いバルトーク・ピツィカートで始まる「さんさ時雨」。第2曲、リズミカルな「ソーラン節」。第3曲、倉田さんのヴィオラで始まる、哀調を帯びた「五木の子守唄」。第4曲、「ちゃっきり節」で締めます。
もちろん、山形弦楽四重奏団オリジナル委嘱作品、弦楽四重奏のための「最上川舟唄」も登場します。こういう親しみ深い旋律を聴くと、室内楽や弦楽四重奏に対する、一般聴衆の「小難しい」という印象も薄らぐのかもしれません。



そしてすでに恒例になった、「バラにまつわる曲」シリーズです。今年はシューベルトの「野ばら」が加わりました。ワルツ風の変奏あり悲しげなマイナー調あり、駒込さんの編曲も親しみやすく、「バラが咲いた」「百万本のバラ」に続き、ナイス・アレンジです。そうそう、「百万本のバラ」のジプシー・ヴァイオリン風あるいはバラライカ風「ズンチャ・ズンチャ」が、けっこういい味を出していると思います。



そして最後は、「小さい秋」と「赤とんぼ」。こういう叙情的な曲では、ヴィヴラートが効果的に作用するようです。



せっかく村山市に来たのですから、帰りには「そば街道」に寄っていこうということになり、昨年の「後楽園そば」に続き、今年は「古原屋」にまわりました。こちらの店は、本当ならば「つけそば」なのでしょうが、頼んだのは例によって板蕎麦です。




完食。うまかった~。ごちそうさまでした。今日もよい一日でした。
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今年も村山市の東沢バラ公園で山形弦楽四重奏団演奏会の予定

2009年09月23日 05時56分45秒 | Weblog
昨日は、午後まで果樹園の手入れ、夜はゆっくりと昔のモノクロ映画を観ました。500円DVDで、クララ・シューマンを描いた「愛の調べ」です。そういえば、クララ・シューマンを描いた映画が制作され、当地でもこの冬に公開されるとのこと。もしかするとこの映画のリメイクなのかな。Ubuntu Linux 上で観る DVD は、充分に楽しめるものでした。



本日は、一昨年から参加するようになり、毎年楽しみにしている、村山市・東沢バラ公園での山形弦楽四重奏団演奏会が開かれます。5連休の最終日まで、よく働き、よく休んだ(^o^)ので、心おきなく演奏会に出かけられます。午前の部は11時から、午後の部は13時30分から。お彼岸の来客はほぼ対応済みのはず。お願いだから急な来客などありませんように!

トップの写真は、畑に残っていたツユクサ。この可憐な青色は、やはり野外でしか楽しむことは難しいようです。
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秋の散歩

2009年09月22日 05時25分15秒 | 散歩・外出・旅行
連休の中日、秋晴れのいいお天気です。午前中は、果樹園の手入れで汗をかきました。



シャワーで汗を流し、午後からは妻と二人で天童市の舞鶴山に散歩に出かけました。ここは別名愛宕山と呼ばれ、山上にある舞鶴公園で、毎年春に「人間将棋」が行われることで知られています。国道13号線ぞいの道の駅や八文字屋書店に立ち寄り、そこから歩いて舞鶴山へ。車でも行けるのですが、今日はウォーキングが目的ですので、天童シティホテル西側を南に折れて山道に入ります。愛宕沼の周囲をまわっていくと、路傍にクリやドングリがたくさん落ちていました。



沼の南端をまわったあたりでヒガンバナの群落を発見。ここから道路ぞいに上り道に入ります。



山上の駐車場のあたりで、愛宕神社の由来を読みました。天童藩はのちに織田信長の子孫が支配したところですが、その前はこんな具合。



ここから北東側を望むと、沼の向こうに天童温泉街が見えます。その先には、奥羽山脈を望むことができます。



西側には、集落と水田が広がり、稲穂が黄色に色づいて見えます。



今日の散歩のお供は、このウエストバッグでした。



持ち物のブランドにはあまりこだわりはなく、安価でも比較的良質なものであれば結構、という流儀を通しておりますが、散歩のお供に愛用しているウエストバッグだけは、当方が無知なだけで、どうやら有名な品らしいです。mont-bell というブランドは、アウトドア筋ではよく知られた名前なんだそうな。娘と婿殿にプレゼントされたものですが、オレンジ色の明るいデザインで、たいへん気に入っております。
もっとも、中に入っているのは、手帳や携帯電話など、かわりばえしないものばかりですが、愛用の品を持って秋の野に出て行く気分はまた格別です。でも、さすがに農作業には持参いたしませんで、畑に出るときはタオルや水筒など、何でも入る買物袋スタイル。あまり絵になる姿ではありません(^o^)/

ほどよく運動して、汗をかきました。腰を下ろすと風が心地よく、実に爽快な季節です。
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NHKテレビでドラマ「スキップ!」を観る

2009年09月21日 05時34分38秒 | 映画TVドラマ
連休2日目の日曜日、朝から老母と妻の2人が親戚におよばれ。私は昨日の酒席の疲れもあり、終日のんびりとすごしました。なんといっても面白かったのが、NHK山形放送局が、開局50周年を記念して制作したという、ドラマ「スキップ!」(*)でした。
いや~、単純に、面白かった!
当方、ふだんテレビは見ませんし、アイドルなんて、まったく見当もつきません。それがジリ貧で寂れる一方の「さくらんぼ商店街」の起死回生の策として、アイドルを育てて売り出そうというのですから、いやはや破天荒というか呆れるというか、ドラマならわかりますが、これが実話に基づくという点で、酒田市中町商店街の皆さんはスゴイ!
番組で歌っていたアイドルソングが、なんともかわいらしく、いい歌ではないですか。
ロケ地となった河北町谷地の商店街のシャッター通り、寂しいですね~。でも、創作ラーメン店「ぬーぼー」や「一寸亭」の冷たい肉蕎麦など、実はお気に入りの店なので、河北町にはよく行く方かもしれません。

番組中、「新田さん」がメンバーの一人を諭した、成功することが幸福とは限らない云々の言葉は、哲学者・三木清の、「成功と幸福とを、不成功と不幸とを同一視するようになって以来、人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった。自分の不幸を不成功として考えている人間こそ、まことに憐れむべきである。 」を思い出します。

写真は、九月のリンゴ「つがる」です。痛快まるかじり。シアワセ。

(*):NHK山形放送局地域ドラマ「スキップ!~商店街が生んだアイドル」
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半藤一利『幕末史』を読む

2009年09月20日 05時29分42秒 | -ノンフィクション
新潮社刊の単行本で、半藤一利著『幕末史』を読みました。この本は、黒船来航から西南戦争までの激動の時代を、どちらかといえば幕府の側から一般向けに語った講座を編集したものだそうです。したがって、自ら「反薩長史観」に基づいて、と宣言し、歯に衣着せぬ語り口調で、皇国史観は薩長藩閥のご都合史観であると意気軒昂です。その意味では、いっぷう変わった歴史講談のようですが、先に読み終えた中央公論社『世界の歴史第25巻・アジアと欧米世界』と書きぶりは対照的ながら、内容的にはかなり共通するところが多いことに驚きました。
幕府の情報収集や日米交渉は成果を挙げていたこと、徳川幕府の転覆を行った薩長のテロリストたちは新しい国家の構想や設計図は持っていなかったこと、庶民は明治を逆に読んで「治まるめい(明)」と言っていたなど、なるほど現代の歴史学の成果は、こうした点では一致するのだな、と感じます。
当方、小・中学校で習った日本の歴史では、時代遅れとなった無能な徳川幕府が諸外国と屈辱的な不平等条約を結んだことに、薩長を中心とする若きヒーローたちが怒り、幕府を転覆して新しい国づくりにはげんだ、とされておりました。著者に言わせれば、まさに皇国史観、薩長史観の残滓でありましょう。
しかし面白いもので、薩摩藩のかつての主君・島津久光が、ほぼ独裁となった大久保利通らを亡国の政府とみなしていたことなど、後の日清・日露戦争を経て日中・太平洋戦争に続く歴史を思えば、当たっていたな、と思ってしまいます。
戊辰戦争で朝敵とされた藩は、県名と県庁所在地が別にされたとか、陸海軍内部での薩長優先、出身県によるエコヒイキとか、実際に聞いたことのある話だけに、「そりゃないでしょう!」
著者は、こんなふうにさえ言っています。

作家の永井荷風は、大日本帝国は薩長がつくり、薩長が滅ぼしたという意味のことを書いていますが、まさにその通り。ついでに差別された賊軍出身者が国を救った、と付け加えておきます。(p.395)

なるほど、たしかに戦争終結内閣の鈴木貫太郎首相は薩長ではなく、賊軍側の関宿藩でした。その意味では、賊軍側の藩出身者が戦争終結~平和に導いた、という指摘は鋭い。ただし、これは、薩長出身者がというよりもむしろ、「権力にすり寄る者は驕り、疎外される側は本質的に考えさせられる場面が多い」という一般的傾向を表すものなのでは。
そういえば、陸軍上層部と対立しながらドイツ人捕虜たちに人道的に接した、映画「バルトの楽園」(*)の主人公も、戊辰戦争で徹底的に痛めつけられた、会津藩の出身でした。
なにをいまさら戊辰戦争を持ち出すのかと思わないでもないのですが、講談調歴史学ならばそれも許容の範囲、笑って楽しみました。

(*):「バルトの楽園」を見る~電網郊外散歩道
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ネットブック用の外付けDVDドライブを発注後、問題は解決!

2009年09月19日 05時16分03秒 | コンピュータ
DELL のネットブック Mini10v の OS インストール不備に由来する日本語入力不可の件(*)で、外付け DVD ドライブを持っている人を探してみましたが、本体付属のドライブを利用している人ばかり。仕方がないので、どうせ別売りの附属品を購入するようなものだからと、ロジテックのポータブル DVD ドライブ LDV-P8U2RD (読み込み専用、赤色) にねらいをつけて、量販店をまわってみました。ところが、当地の量販店では Read/Write 両用のごついドライブばかりで、USB 接続のものは USB 端子を2個食ってしまうものしかない上に、どうもあまり売れている気配がない。ネットブックは各種置いているのですから、高速書き込みの高級機のほかに、Read Only で USB 端子が1個で間に合う安価な携帯型も揃えた両面作戦が必要と思われます。なのに、同系列で価格のバリエーションを多くしても、あまり売れないのでは。ちょいと品揃えがピンぼけな感じです。

結局、量販店には該当製品がなく、あきらめて Amazon で申込み。4,432円也。たぶん、近日中には届くことでしょう。便利なのはいいけれど、田舎の小売業はどうなってしまうのだろう、と余計な心配をしてしまいました(^o^)/

しか~し!ただ待っているのも能がない。Dell ほどの規模の会社の製品で、同じような問題に直面している人が数名だけとは考えにくいです。きっと問題を自力解決している人がいるはずだ、と妙な確信があり、検索の方向性を変えてみました。つまり、エラーメッセージで検索してみよう、という作戦です。

操作中にエラーが出たときは、エラーメッセージをテキストエディタに copy & paste するか、それができなければ忠実にブログネタ帳兼備忘録ノートに書き写すようにしています。たとえばこんなふうです。

~$ sudo apt-get update
[sudo] password for xxxxxx:
ヒット http://dell-mini.archive.canonical.com hardy Release.gpg
~中略~
パッケージリストを読み込んでいます...完了
~$ sudo apt-get upgrade
依存関係ツリーを作成しています...
状態情報を読み取っています...完了
以下のパッケージはアップグレードされます.
firefox firefox-3.0 firefox-3.0-gnome-support ~以下略
アップグレード: 15個、新規インストール: 0個、削除: 0個、保留: 0個。
31.0MB 中 0B のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 119KB のディスク容量が消費されます。
続行しますか[Y/n]? Y
(データベースを読み込んでいます...dpkg: /var/cache/apt/archives/linux-image-2.6.24-22-lpia_2.6.24-22.45netbook9_lpia.deb の処理中にエラーが発生しました (--unpack):
files list file for package 'libxcb-shape0' is missing final newline
以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました:
/var/cache/apt/archives/linux-image-2.6.24-22-lpia_2.6.24-22.45netbook9_lpia.deb
大量のエラーが発生したため、処理が停止しました。
E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)

そこで、エラーメッセージ中で核心部分と思われる、

files list file for package 'libxcb-shape0' is missing final newline

で検索してみました。すると、こんなページが見つかりました。
まさに当方と同じ現象を、そのものずばりで解決しているようです。さっそく試してみました。

$ sudo su -
# cd /var/lib/dpkg/info
# rm libxcb-shape0.list
# sudo apt-get --reinstall install libxcb-shape0
# apt-get update
# apt-get install anthy scim-anthy

で、再起動してみると、



ごらんのとおり、ブラウザに「電網郊外散歩道」と入力できていますし、画面右下に「Anthy あ 連」が表示されています。やったね!

では、ダウンロードやシステムの更新は大丈夫かと試してみましたが、ばっちり大丈夫でした。「Language Support」で「日本語」にチェックを入れ、japanese-base もインストール。要するに、Dell が設定した libxcb-shape0.list が誤っていて、dpkg ができない状態だったのですね。その昔、FM-Towns で Debian をいじっていた頃に、このコマンドと格闘したことがあったなぁ。あれから十数年。再びこんなところで出会うとは。

で、発注した DVD ドライブは?
まあ、世の中えてしてそんなものですね(^o^)/
使い道はいろいろありますので、よしとしておきましょう(^_^;)>poripori

(*):DellのネットブックInspironMini10vが届いたのだけれど~「電網郊外散歩道」
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Celeron(400MHz)機にVineLinux4.2を導入する

2009年09月18日 05時38分08秒 | コンピュータ
VineLinux3.1 を導入し、便利に使っていた FMV-6450CL3 が不調に陥り、しかたなく退役していた NEC ValuestarNX VE40H/8 を引っ張りだし、PuppyLinux をインストールしてしばらく使っておりました。簡便で優れたディストリビューションだと感心しておりましたが、細かな点で当方の要求に合致せず、再検討しておりました。
先日、自宅に帰り、山形大学工学部のサーバーから VineLinux4.2 のイメージファイルをダウンロード、CD-R に焼いて単身赴任アパートに戻りました。PuppyLinux であれだけ簡便インストールができたのだからと期待し、CD-ROM 起動でインストール開始。ハードウェアも難なく認識し、およそ40分ほどでインストール終了。ターミナルを呼出し、

$ su -
パスワード: xxxxxxxxxx
# apt-get update
# apt-get upgrade

ダウンロードに数分、設定適用には20分ほどかかりましたが、これまた難なく終了。



これが、VineLinux 4.2 のログイン画面です。さすがに gnome の動作はもっさりしていますが、これはたぶん、グラフィック能力の問題でしょう。ストレスはありますが、なんとか我慢できなくはない?

(1) Gimp のバージョンは 2.4 だが、影つけもオッケー。
(2) 日本語 TeX/LaTeX 関係は、さすがに充実しています。
(3) synaptic パッケージマネージャで OpenOffice.org を導入、日本語もきちんと入力できました。



当ブログに画像を掲載するために、Gimp を起動したところです。1024×768, 24bitカラー画面は、さすがにきれいです。
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Puppy Linux はやっぱり子犬

2009年09月17日 05時47分48秒 | コンピュータ
単身赴任のアパートで使っている古いパソコンに Puppy Linux をインストールしてみて、当初はインストール作業が簡単なことに驚きました。面倒なところが自動化され、ネットワークの接続なども手間入らずで、素晴らしいと思います。
しかし、二週間ほど使っているうちに、やっぱり忠実な成犬ではなく子犬(puppy)だな、と感じるようになりました。主だった不満は次のような点です。

(1) これまで、ブログの更新の際には、Gimp でデジカメ画像をリサイズし、影付け処理をして使っていましたが、標準では Gimp は入っていず、パッケージ・マネージャで新たに導入しました。しかし、このパッケージは、古い RC 版であり、Drop Shadow のスクリプトは含まれず、影付け処理などができませんでした。
(2) ワードプロセッサ Abiword は、そのままでは日本語のインライン処理ができず、入力している箇所と違うところに文字列が表示され、いちいち視線を移動しなければなりません。また、保存したファイルを再度オープンしたら、画像のように、なぜか日本語の文字列が化けてしまいました。これでは、ほとんど実用に耐えません。
(3) では、ということで OpenOffice.org を導入してみましたが、パッケージ・マネージャが案内してくれるリポジトリは日本語対応版ではないようで、全角文字がまるでダメ。結局、使えません。

当方がいちおう不満なく使えるのは、WEB の閲覧とメールくらい、というのが実際のところでしょうか。
うーむ。いくら単身赴任の一時しのぎとはいえ、これではあまりにもさびし過ぎる。可愛い子犬もよいけれど、飼い主を困らせるようでは、ちょっとなあ。
低スペックの旧型パソコンに適合した Linux ということで考えたのでしたが、これはもう一度考え直す必要がありそうです。どうせ手動で環境構築をするのなら、VineLinux の旧バージョンあたりを考えてみることにいたしましょう。

やれやれ、このところパソコン環境は、なんとも難題続きだなぁ。まあ、それらを解決するのも、楽しみの一つではあるのですが(^o^;)>poripori
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