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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

運転免許更新のスムーズさに驚く

2025年04月26日 06時00分50秒 | 散歩外出ドライブ
今年は運転免許の更新の年でしたので、ゴールデンウィークで休みに入る前にと運転免許センターに行ってきました。先に某自動車学校で高齢者講習を終えていましたので、その修了証を持参して8時20分に受付開始。タッチパネル式の受付機が6台も並んでいましたので、受付窓口が増えたのと同じなのでしょう。受付機に免許証を読み込ませ、2種類の暗証番号等を設定していきます。以後の手続きもたいへんスムーズで、視力検査も写真撮影も終えて8時45分には新しいゴールド免許証を受け取りました。以前の混雑と待ち時間を考えると、驚くばかりです。

スーパーでもセルフレジがすっかり定着していますし、情報技術、デジタル化に不慣れな高齢世代は運転免許も返納の時代に入っているのかもしれません。古希を過ぎた私の場合、古参のパソコンユーザー&ネットワーカーとして社会の情報化、デジタル化になんとかかんとか適応でき、運転免許の返納(*1)にはまだ間があるという点で、ちょうど狭間の世代なのかも。

写真は、免許センターから眺めた蔵王連峰の遠景。

(*1): 当地のような田舎の環境では、運転免許を返納した高齢者はすぐに日常の買い物や通院さえも困難になってしまいます。そんなわけで、夜間や薄暮の時間帯を避け、交通量の少ない郊外路を選んで走るなどして、視力や認知機能検査等で合格できる限りできるだけ長く移動の自由を確保したいと考えています。


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農作業の合間に「女子そば」の「ひな膳」を体験

2025年04月02日 06時00分44秒 | 散歩外出ドライブ
先の日曜日、妻が某方面から情報を仕入れてきた「女子そば」の「ひな膳」を体験してきました。東根市の国道13号ぞいの蕎麦屋で、以前新そばの季節に亡母の用事のついでに訪れた「つるよし蕎麦」(*1)でやっているのだとか。なんでもお昼時には混雑して順番待ちの行列ができるということなので、開店と同時に入店するくらいのタイミングででかけました。

おお、なるほど、店の奥にたしかにお雛様が飾ってあります。当地では季節的に旧暦で飾るのが慣習となっていますが、それにしてもちょっと変わっているお雛様なのでは?

ああ、やっぱり。飲食店らしく、とっくりやグラスを用いて上手に工夫されたお雛様でした。これはおもしろい!

つるし雛もにぎやかです。これは店主の家族の手作りなのかな。
そこへ「女子そば・ひな膳セット」が運ばれてきました。これで1,500円。

いつもは「納豆餅」をいただくのですが、今回は「女子蕎麦」ですので甘い系の「きなこ餅」です。

天ぷらも美味しそう。

漬物も花を模した小鉢で、右隣りは麩の煮物でした。

蕎麦の量は少ないかなと懸念しましたが、どっこい、食べてみるとちょうどよい量で、「つるよし」さんの手打ちの田舎蕎麦らしくコシがあって美味しい。

食後にはデザートとドリンクが付きましたので、ホットコーヒーをいただきました。妻は紅茶でした。
デザートのケーキもよく冷えていて、春らしく季節感のある美味しさでした。

たまには「女子蕎麦」に付きあうのも話題性があっていいかもしれません。ごく小さな声で正直に言えば、もうすぐ73歳の爺さん的にはいつもの「ゲソ天蕎麦と納豆もち」のほうが魅力的…いえ、なんでもありません(^o^)/



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春のような日差しに誘われて〜マツダデミオXDで郊外ドライブ

2025年02月17日 06時00分22秒 | 散歩外出ドライブ
先日はとても良いお天気になり、用事ででかけたついでに郊外ドライブと洒落込みました。路肩の積雪量もさほどではなく、路面はすっかり乾いて走りやすいコンディションです。

通勤がなくなった分、時々こうして走らないと乗用車の出番が回ってきません。パートタイム四駆の軽トラックの実用性は高く評価するものの、日差しに誘われてドライブに出かけるにはちょいと気分が乗りません。

2015年の2月に購入し、もうすぐ10年目に入ろうとしているマツダデミオXDクリーンディーゼルで田舎の郊外路をのんびりと走る楽しさ。それは高速道路をビュンビュン走るのとは違った爽快感があります。移動の自由という言葉の意味を、実感します。

機械が測った燃費(燃料消費率)は 24.7km/L を示しています。車内がちょいと埃っぽい状態になっているようで、こんどは車内の掃除をしなければいけませんね。春が近くなるとなぜか車の掃除をしたくなるのは、どういうわけなんでしょう(^o^)/

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運転免許更新のために高齢者講習を受けてきた

2025年01月26日 06時00分01秒 | 散歩外出ドライブ
今年は運転免許更新の年に当たっています。早々に高齢者講習のハガキが届きましたので、近くの自動車学校に予約を取り、受講してきました。今の時期ですと、高校三年生か大学生かと思われる若い人が多かったものですが、意外に高齢者が多い。私と同様に、高齢者講習を受講すると思われる人がかなりいるようです。

遠い記憶によれば、自動車学校というのは独特の雰囲気を持っているものでした。自動車学校の受付に来るのは何十年ぶりでしょうか、免許を取ったのが半世紀以上前ですが、この雰囲気は覚えがあります。ビジネスライクというか効率的というか、うっかり落ち度があればアナタの責任、次の機会に回ってくださいという徹底したスタンス。まだ学生気分でいると吹き飛ばされてしまいそうでした。

で、今回、72歳での高齢者講習は2時間。前半は視力及び視野角の検査とDVD視聴、後半は運転実技でした。その結果は;
  • 両眼測定で静止視力は1.0で、動体視力が0.3、ミス0回。これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、若い人と比較すれば劣る面がある。結果を見るとスピードに対応しきれなくなることが考えられますので、「ゆっくり行こう」の精神で安全運転だな(^o^)/
  • 夜間視力の検査では、両眼測定で通常視力が1.2で、視力回復時間が67秒、これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、やはり若い人よりは劣る。これに対して眩光下視力は0.7で、同年代としては「やや優れている」ほうだとか。
  • 視野角は右90度、左89度で計179度とずいぶん広いみたい。検査官も「見えますね」と驚いていました。
  • 実技の方は、全く問題なく終わりました。とくに交差点や丁字路などで指差し確認をしていることはとても良いことだそうです。確かに、気をつけようという「意識」だけでは不確かで、「習慣」になると確実性は増すのでしょう。
うーむ、今回の高齢者講習、8000円の値打ちはあったかというと多少の疑問もありますが、特に夜間の運転についてきちんと数値で認識できたのは収穫でした。確かに若い頃は夜の運転も平気でしたが、近年は夜間、しかも雨や雪などの悪天候時には怖さを感じるときもあり、ハンドルを握る手が緊張します。山響の定期演奏会など帰りの夜の運転には充分に気をつけ、今後も安全運転につとめたいと思います。


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昔は冬をどう過ごしていたのだろう

2025年01月20日 06時00分37秒 | 散歩外出ドライブ
現代の冬は、雪国と言っても道路は除雪され、スーパーには多くの車がやってきて、豊富な食材や日用品が並んで大量の買い物も車が運んでくれます。その意味では、大抵の場合、自宅の敷地やその周辺の除雪だけを考えていればよく、除雪機が導入されてからは冬の暮らしはわりに楽になっています。では、今から60〜65年前、高度成長が始まる前の1960〜65年頃の雪国の暮らしはどうだったか。このあたりならば、私はまだ小学校中〜高学年で、かろうじて記憶があります。

自宅敷地内の除雪は完全に人力でした。雪かきと言って、人が通れるくらいの道をつけるくらいで、そもそも父が自家用トラックを導入する前は除雪というものをしなかった。除雪の手段としてはスコップが主役で、後にスノーダンプが加わりました。どさっと雪が降れば家族総出で除雪をしますが、当時はまだ茅葺屋根でしたので大雪の年には屋根に上がって雪下ろしをする必要がありました。屋根に積もったたくさんの雪をドサドサと降ろしますから、 うずたかい落雪の処理が大変です。夜の寒さで固くなる前にスコップで崩し、スノーダンプで運んで積み上げて踏み固めます。隣家との境の生垣の前に高い雪の壁ができるほどで、一日がかりの重労働でした。

当時は、まだスーパーなどは進出していませんでしたので、地域の商店、鮮魚店や八百屋、酒屋などが買い物の中心でした。米と味噌、野菜、漬物などはたっぷり貯蔵がありましたし、乾麺、缶詰、干し魚なども買い置きしていたようです。暖房は囲炉裏のほか、室内は掘りコタツ、火鉢が中心で、中学生になって石油ストーブを使うようになったと記憶しています。夜は掘りコタツの周りに布団を並べて寝ますので足元がポカポカ暖かく、あまり寒かった記憶はありません。

食事は寒さが厳しいために熱々の煮物、鍋物が多かった印象があり、また今よりも缶詰の利用がずっと多かったと感じます。これは、コールドチェーン(*1)網が整備される前の時代ですから田舎では新鮮な魚や肉類を入手するのが難しく、とくに動物性タンパク質を缶詰類に頼っていた面があったのでしょう。このあたりは、現代でも「ひっぱりうどん」にサバ缶が使われるあたりに影響が残っているようです。

道路は、バスが通れるようにブルで除雪されていました。除雪直後はツルツルの雪面が残り、やんちゃ坊主たちはわざと滑って遊んでいたものです。バスはタイヤチェーンを巻いてチャリチャリと音を立てながら走っていました。当然のことながら時刻は当てにならず、やむを得ない用事で外出した時は、まだかまだかと寒さにふるえながらバスを待っているのでした。自家用車で移動できる現代では考えられない、「移動の自由」ならぬ「移動の不自由」です。田舎でマイカーが普及した背景には、こうした広汎な不自由体験があったからだろうと想像しています。


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運転免許更新のため高齢者講習を予約する

2025年01月18日 06時00分51秒 | 散歩外出ドライブ
今年は運転免許更新の年に当たっており、今回からは70歳以上の人が該当する高齢者講習を受けなければいけません。ハガキが届きましたので、近くの自動車学校に電話で申し込みました。直近で可能な日がわかりましたので、手帳を見て予定を確認し、そこに予約を入れました。

こういう時に「毎日が日曜日」な身分はありがたい。受講料が 8,000円ということで、たった1回なのにずいぶん高いなあと感じましたが、まずは初めての体験です。どんな講習なのか、興味津々です。


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通勤がなくなった後のデミオ・ディーゼルの燃費は

2025年01月08日 06時00分29秒 | 散歩外出ドライブ
2023年3月に非常勤の勤務もやめて完全にリタイアしたため、通勤がなくなりました。4月からは専業農家の1人としてサクランボや桃などを育てながら地域の役割を果たす生活に変わりました。そのため、車で移動するには軽トラックを用いることが多くなり、乗用車マツダ・デミオXDクリーンディーゼルに乗るのは山形交響楽団や山形弦楽四重奏団等の定期演奏会を聴きに行くとか、山形市に買い物に出かけるとか、あるいは近隣市町の親戚を訪ねるときなどに限られるようになり、毎日の通勤に使って年間15,000kmも走っていた頃とはまるで様子が変わってしまいました。

この結果はいわゆる燃費に現れており、給油記録によれば満タン法で測った燃料消費率の値は通年で 20km/L を切っています。これは、それまでの主として郊外ドライブを中心とする走行パターンから、主としてちょい乗りを中心とするパターンに変化したことによるもので、「淡々と走り続ける」というディーゼル車本来の望ましい走り方とは言えません。とは言いながらガソリン車のちょい乗り主体の燃費と比べれば格段の経済性で、隔月あるいは3ヶ月に1度、給油時に5,000円から6,000円を払えばすみます。1ヶ月あたりに直せば2,000円〜2,500円程度の負担で乗れるのは、今どき実にありがたいことです。購入して10年が経過しましたが、乗ってみるとまだまだ快調です。カセットテープやCDカーステレオの時代とは異なり、USBメモリで再生する音楽も故障知らずで、もう少し大丈夫みたい。マツダ・デミオXD、雪道の通勤を想定して発熱の少ないLEDでなく発熱により雪が付着しにくいハロゲン・ヘッドランプを選んだのも正解でした。こうなると主食費よりも高額な、年々高くなる自動車保険の負担がアホらしいですが、さてどこまで長く乗れるか、妻のお気に入りのモコと競争です。いや、日本経済にはあまり貢献しない話かもしれませんが(^o^)/

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お出かけついでに書店で単行本を購入

2024年12月15日 06時00分25秒 | 散歩外出ドライブ

先日、お出かけついでに書店に立ち寄り、単行本を二冊購入して来ました。一冊目は予約していたもので、もう一冊は話題になっていたけれどまだ入手していなかったものです。

  • 香月美夜著『本好きの下剋上』短編集III(TOブックス)
  • 東圭一著『奥州狼奉行始末』(角川春樹事務所)

『本好き〜』のほうは、ライトノベルに属するとは言いながら、わざわざカテゴリーを作るほどはまっているシリーズで、本編を孫たちとともに読み、楽しんでいる作品です。短編集のほうは、主人公以外の脇役たちの視点で語られるサイドストーリー集で、これが意外に面白い。思わず本編の関連のところを読み返したくなります(^o^)/

『奥州狼奉行始末』のほうは、馬の産地である奥州、今で言えば岩手県あたりを舞台にした時代小説で、特別に大きくて知恵のある「黒絞り」という狼を頭目とする群れを追ううちに父親の死の真相、藩の不正問題にまでつながっていく、という物語のようです。

連日のように小雪がちらつくお天気で、もう畑仕事は無理です。日中は地域の役割を果たしながらも、朝晩は比較的時間が取れそうですので、こんどはもう少し読書もできるでしょうか。

 

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晩秋の最上路で「新そばまつり」を楽しむ

2024年11月19日 06時00分12秒 | 散歩外出ドライブ

某日曜日、晩秋の最上路をドライブに出かけました。お目当ては最上町の「最上新そばまつり」で新そばを食べてこようというもの。最上町の赤倉温泉にある旧赤倉小学校の体育館を会場に、第12回目となる催しだそうです。途中、こじんまりとしていますがまだ新しい道の駅で休憩し、簗(やな)場を眺めました。最上小国川はイワナの名所ですので、シーズンには多くの観光客が訪れるところですが、今年の夏の豪雨災害でだいぶ被害にあい、陸羽東線は鳴子温泉〜新庄の区間がまだ復旧していないとのことです。

会場近くには案内の人が立ち、駐車場に誘導してくれました。駐車場から会場の旧赤倉小学校までは最上町のワゴン車が巡回送迎してくれました。このあたりも、手慣れた印象です。

受付で予約していたチケットを受け取り、そば受け渡し所で半券を切り取ってもらい、番号で呼び出しを待ちます。少し待つと呼ばれましたので、さっそく「引き立て、打ち立て、茹でたて」の板そばを受け取ってきました。

量はあまり多くはありませんが、美味しくいただきました。

物産販売コーナーでは、焼き芋を買って食べましたが、これが実に美味しかった。「シルクスイート」という品種だそうですが、甘くてしっとり系。ぽくぽくして喉につかえるタイプではありませんので、来年はわが家でもぜひ植えてみたいものです。

豪雨災害による鉄道の運休で代行バス利用に頼らざるをえない高校生等の人たちには不便な思いをしているでしょうが、これからの厳しい冬の季節をなんとか乗り切ることができるように祈りたいと思います。

 

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郊外ドライブと文具店で買い物

2024年11月08日 06時00分42秒 | 散歩外出ドライブ

A4のコピー用紙がなくなりそうですので、購入しようと文具店に出かけました。お天気は清々しいほどの秋晴れ、少し窓を開けて走る郊外路は気持ちがいいです。そういえば、最近はアイドリング・ストップの見直しが進んでいるのだそうで、新型車では同機能を外すことが増えているのだそうな。自分の経験的にも歓迎すべきことだと感じます。もちろん、走り出す前にアイドリングストップは OFF にしていますので、信号待ちでも意味のない i-stop(*1) はかかりません。

行きつけの文具店では、

  • A4コピー用紙 1〆 616円
  • ゼムクリップ 1個 妻に頼まれていたもの 154円
  • ボールペン替芯 パワータンクPowerTank 黒 1.0mm 3本 264円
  • 万年筆用インク パイロット ブルーブラック 70mL 1,320円

を購入しました。嬉しかったのはパイロットのブルーブラック・インクの70mL瓶があったことでしょうか。昔と比べるとずいぶん値上がりしていますが、30mLの小瓶の残量が少なくなっていますので、ちょうど良かったです。

店の無料駐車場で買い物の成果(^o^)を助手席のシートに広げて見ると、とりあえず必要としているものは網羅されているし、年金生活者には禁物の余計な衝動買いはありませんので、まずはオーケー。帰宅してあたたかいコーヒーでも飲みましょうか。

(*1): アイドリングストップを止めるとDPF再生間隔は〜デミオ・ディーゼルの場合〜「電網郊外散歩道」2020年10月

 

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夜の散歩

2024年11月03日 06時00分15秒 | 散歩外出ドライブ

夕食後に、思い立って散歩に出かけました。すでに日は落ちて真っ暗で寒いです。ウィンドブレーカーに反射テープのタスキを下げて、懐中電灯を持ち早足で歩きます。空き家は真っ暗ですが人の住む家は明かりが漏れています。単身世帯は一箇所だけ明るいですが、多人数の世帯は明るい部屋が複数あります。集落から少し離れて見ると、家々の明かりが寄り添うように、田舎らしい程よい距離感で集まっているのがわかります。五本指付きソックスにくるぶしまでの短いソックスを重ねばきして、靴も快適です。たまには夜の散歩も発見があります。

 

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稲刈りは着々と進み、少しずつ新米が出回る

2024年10月06日 06時00分27秒 | 散歩外出ドライブ
所用があり、車で出かけた郊外路の風景は、少し前の黄金色の田んぼから稲刈りの終わった田んぼが目立つものに変わっていました。まだ終わっていない田んぼがありますが、あと少しで風景は一変することでしょう。



そういえば、しばらく前にスーパー等にお米がない!というニュースが流れましたが、しだいに新米が出回ってきているのか、あまり聞かなくなりました。当地の農協でも、少し前に「もち米」を買おうと思ったら売り切れでしたが、数日前に行ってみたら新米が入荷していました。わが家のお米はまだ去年の玄米が一袋(30kg)残っています。田んぼを委託している農家から新米が届くまでに食べきることができるか微妙なところです。



広い田んぼにコンバインが1台、ポツンと稼働している様子は、なんだか寂しい感じがします。昔の稲刈りは、大勢の人が手分けしてやっていたもので、当地では刈り取った稲束を杭掛けして天日乾燥させるやり方が主流でした。中には今だに杭掛け乾燥という方法でやっている田んぼもあるようです。機械で乾燥するよりも美味しいという人もいます。ただし、主流は各農家で乾燥機にかけるやり方で、今は道路を歩くと農家の乾燥機の音が聞こえてきます。今だけの季節の音で、この音が止むと新米が食べられるのです(^o^)/



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河北町谷地北口の定助そば店で「天ぷら半板そば」を食べる

2024年10月04日 06時00分03秒 | 散歩外出ドライブ
過日、しばらくぶりに床屋に行った後に、10月の青空に誘われて妻と車でお出かけしてきました。お目当ては、さっぱりとそばを食べたいということで、河北町谷地北口の「定助そば店」へ。ここは亡くなった母方の叔父さんがおすすめの店です。国道13号から西へ折れ、東北中央道東根北インター降り口を過ぎて赤い河北橋を渡り、ひな市通りに左折してすぐのところにあります。駐車場に車を止め、板の間に上がって「天ぷら半板そば」を注文したら、妻も同じものを注文。なんだ、それなら板そばを一枚と天ぷらを頼めば良かったねと苦笑(^o^)/



これこれ、美味しそうなそばと天ぷらです。




揚げたての天ぷらは実に見事です。抹茶塩でいただきます。とりわけ、かぼちゃが実に美味しかった。



そばつゆも美味しかった。蕎麦湯で割ってそばつゆまで全部きれいに完食。




美味しかったね、また来よう、とメモしました。客層は地元のお客さんが中心のようで、ヘンにすれていないところが良かったです。

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米つきの合間に考えた~農作物と「ジャストインタイム」

2024年08月17日 06時00分54秒 | 散歩外出ドライブ
お米がなくなりましたので、軽トラックで玄米を運び、農協で米搗きをしてきました。



玄米30キロをよっこらしょと運び込み、100円玉3枚を機械に投入して精米度合いを選択します。我が家では基本的に「標準」を選択、すると精米が始まります。




待っている間にいろいろ考えました。農家の場合、お米は玄米を一年分をストックしておいて、必要に応じて精米して食べていますが、農家でない場合はお米屋さんやスーパー等で買ってきます。必要に応じて精米済みの米を購入するのですから、いわばお米のジャストインタイム、トヨタのカンバン方式みたいなものでしょう。在庫を持たないことの強みは、例えば保管場所が不要なこと。この方式は、生産や物流が順調な時はいいけれど、どこかに不具合が発生すると、とたんにストックがないという欠点を露呈してきます。



今回、父母の法事に参列した孫の家族は、米不足でスーパーではお米が買えないということで当地の産直でお米を探したらしい。まるで終戦直後の「闇米の買い付け」みたいだと笑っていました。

トヨタ社自身が、最近は短期間のトラブルに対応するため少量の部品を保持するようになったらしいと聞いたことがあります。それはストックと言うよりもバッファというべき性格のものでしょうが、貯蔵のできない生野菜はともかくとして、お米などは少量を保管しておき、使い切る前に補充しておくようにすればよいのではなかろうか。そして一番大きな問題は、気候や国際情勢に左右されがちな農作物に、ジャストインタイム方式のような考え方は適切ではない、ということではないかと思います。その意味では、政府が一定量を買い上げて貯蔵するという仕組みは、国レベルのバッファ的性格の制度なのかもしれません。

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東根市のまなびあテラスで加藤勝典展を見る

2024年08月16日 06時00分53秒 | 散歩外出ドライブ
過日、東根市の図書館・美術館等が入る「まなびあテラス」(*1)に行ってきました。市民ギャラリーで開催されている「加藤勝典展」を鑑賞してきました。美術展に出かけるのは本当に久しぶりです。エアコンのきいた車を降りると猛烈な暑さに負けそうになりますが、館内は涼しく、丁寧に描かれた作品に目の保養をしてきました。



お出かけ用のバッグは、亡母が愛用していたかご風のもの。これがなかなか便利です。次の写真は、同展のチラシと作品集です。




音楽に関連したものや、古い足踏みミシンなど懐かしさを感じるもの、素材や技法を工夫したものなど、多様な作品群を楽しんで見てきました。また、エアコンが効いて涼しくなるまで車のシートで作品集を眺め、布地の質感を丁寧に描いた作品が複数あり、いいなあと感じたことを、作品集を通して印象を思い出し再確認することができました。





パリ・オリンピックも終わり、高校野球も地元勢・鶴岡東高が敗退してしまい、もともと薄いスポーツ熱はますます低くなってしまいました。五輪だけでなく、幸いにお盆の諸行事も終わりますので、日中の暑さを避け、朝晩の涼しい時間帯に畑仕事に精を出す時期となっています。野菜畑も果樹園も、私の出動を待っています。

(*1): 東根市公益文化施設「まなびあテラス」公式ホームページ

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