












- 両眼測定で静止視力は1.0で、動体視力が0.3、ミス0回。これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、若い人と比較すれば劣る面がある。結果を見るとスピードに対応しきれなくなることが考えられますので、「ゆっくり行こう」の精神で安全運転だな(^o^)/
- 夜間視力の検査では、両眼測定で通常視力が1.2で、視力回復時間が67秒、これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、やはり若い人よりは劣る。これに対して眩光下視力は0.7で、同年代としては「やや優れている」ほうだとか。
- 視野角は右90度、左89度で計179度とずいぶん広いみたい。検査官も「見えますね」と驚いていました。
- 実技の方は、全く問題なく終わりました。とくに交差点や丁字路などで指差し確認をしていることはとても良いことだそうです。確かに、気をつけようという「意識」だけでは不確かで、「習慣」になると確実性は増すのでしょう。





先日、お出かけついでに書店に立ち寄り、単行本を二冊購入して来ました。一冊目は予約していたもので、もう一冊は話題になっていたけれどまだ入手していなかったものです。
- 香月美夜著『本好きの下剋上』短編集III(TOブックス)
- 東圭一著『奥州狼奉行始末』(角川春樹事務所)
『本好き〜』のほうは、ライトノベルに属するとは言いながら、わざわざカテゴリーを作るほどはまっているシリーズで、本編を孫たちとともに読み、楽しんでいる作品です。短編集のほうは、主人公以外の脇役たちの視点で語られるサイドストーリー集で、これが意外に面白い。思わず本編の関連のところを読み返したくなります(^o^)/
『奥州狼奉行始末』のほうは、馬の産地である奥州、今で言えば岩手県あたりを舞台にした時代小説で、特別に大きくて知恵のある「黒絞り」という狼を頭目とする群れを追ううちに父親の死の真相、藩の不正問題にまでつながっていく、という物語のようです。
連日のように小雪がちらつくお天気で、もう畑仕事は無理です。日中は地域の役割を果たしながらも、朝晩は比較的時間が取れそうですので、こんどはもう少し読書もできるでしょうか。
某日曜日、晩秋の最上路をドライブに出かけました。お目当ては最上町の「最上新そばまつり」で新そばを食べてこようというもの。最上町の赤倉温泉にある旧赤倉小学校の体育館を会場に、第12回目となる催しだそうです。途中、こじんまりとしていますがまだ新しい道の駅で休憩し、簗(やな)場を眺めました。最上小国川はイワナの名所ですので、シーズンには多くの観光客が訪れるところですが、今年の夏の豪雨災害でだいぶ被害にあい、陸羽東線は鳴子温泉〜新庄の区間がまだ復旧していないとのことです。
会場近くには案内の人が立ち、駐車場に誘導してくれました。駐車場から会場の旧赤倉小学校までは最上町のワゴン車が巡回送迎してくれました。このあたりも、手慣れた印象です。
受付で予約していたチケットを受け取り、そば受け渡し所で半券を切り取ってもらい、番号で呼び出しを待ちます。少し待つと呼ばれましたので、さっそく「引き立て、打ち立て、茹でたて」の板そばを受け取ってきました。
量はあまり多くはありませんが、美味しくいただきました。
物産販売コーナーでは、焼き芋を買って食べましたが、これが実に美味しかった。「シルクスイート」という品種だそうですが、甘くてしっとり系。ぽくぽくして喉につかえるタイプではありませんので、来年はわが家でもぜひ植えてみたいものです。
豪雨災害による鉄道の運休で代行バス利用に頼らざるをえない高校生等の人たちには不便な思いをしているでしょうが、これからの厳しい冬の季節をなんとか乗り切ることができるように祈りたいと思います。
A4のコピー用紙がなくなりそうですので、購入しようと文具店に出かけました。お天気は清々しいほどの秋晴れ、少し窓を開けて走る郊外路は気持ちがいいです。そういえば、最近はアイドリング・ストップの見直しが進んでいるのだそうで、新型車では同機能を外すことが増えているのだそうな。自分の経験的にも歓迎すべきことだと感じます。もちろん、走り出す前にアイドリングストップは OFF にしていますので、信号待ちでも意味のない i-stop(*1) はかかりません。
行きつけの文具店では、
- A4コピー用紙 1〆 616円
- ゼムクリップ 1個 妻に頼まれていたもの 154円
- ボールペン替芯 パワータンクPowerTank 黒 1.0mm 3本 264円
- 万年筆用インク パイロット ブルーブラック 70mL 1,320円
を購入しました。嬉しかったのはパイロットのブルーブラック・インクの70mL瓶があったことでしょうか。昔と比べるとずいぶん値上がりしていますが、30mLの小瓶の残量が少なくなっていますので、ちょうど良かったです。
店の無料駐車場で買い物の成果(^o^)を助手席のシートに広げて見ると、とりあえず必要としているものは網羅されているし、年金生活者には禁物の余計な衝動買いはありませんので、まずはオーケー。帰宅してあたたかいコーヒーでも飲みましょうか。
(*1): アイドリングストップを止めるとDPF再生間隔は〜デミオ・ディーゼルの場合〜「電網郊外散歩道」2020年10月
夕食後に、思い立って散歩に出かけました。すでに日は落ちて真っ暗で寒いです。ウィンドブレーカーに反射テープのタスキを下げて、懐中電灯を持ち早足で歩きます。空き家は真っ暗ですが人の住む家は明かりが漏れています。単身世帯は一箇所だけ明るいですが、多人数の世帯は明るい部屋が複数あります。集落から少し離れて見ると、家々の明かりが寄り添うように、田舎らしい程よい距離感で集まっているのがわかります。五本指付きソックスにくるぶしまでの短いソックスを重ねばきして、靴も快適です。たまには夜の散歩も発見があります。

そういえば、しばらく前にスーパー等にお米がない!というニュースが流れましたが、しだいに新米が出回ってきているのか、あまり聞かなくなりました。当地の農協でも、少し前に「もち米」を買おうと思ったら売り切れでしたが、数日前に行ってみたら新米が入荷していました。わが家のお米はまだ去年の玄米が一袋(30kg)残っています。田んぼを委託している農家から新米が届くまでに食べきることができるか微妙なところです。

広い田んぼにコンバインが1台、ポツンと稼働している様子は、なんだか寂しい感じがします。昔の稲刈りは、大勢の人が手分けしてやっていたもので、当地では刈り取った稲束を杭掛けして天日乾燥させるやり方が主流でした。中には今だに杭掛け乾燥という方法でやっている田んぼもあるようです。機械で乾燥するよりも美味しいという人もいます。ただし、主流は各農家で乾燥機にかけるやり方で、今は道路を歩くと農家の乾燥機の音が聞こえてきます。今だけの季節の音で、この音が止むと新米が食べられるのです(^o^)/



これこれ、美味しそうなそばと天ぷらです。


揚げたての天ぷらは実に見事です。抹茶塩でいただきます。とりわけ、かぼちゃが実に美味しかった。

そばつゆも美味しかった。蕎麦湯で割ってそばつゆまで全部きれいに完食。


美味しかったね、また来よう、とメモしました。客層は地元のお客さんが中心のようで、ヘンにすれていないところが良かったです。

玄米30キロをよっこらしょと運び込み、100円玉3枚を機械に投入して精米度合いを選択します。我が家では基本的に「標準」を選択、すると精米が始まります。


待っている間にいろいろ考えました。農家の場合、お米は玄米を一年分をストックしておいて、必要に応じて精米して食べていますが、農家でない場合はお米屋さんやスーパー等で買ってきます。必要に応じて精米済みの米を購入するのですから、いわばお米のジャストインタイム、トヨタのカンバン方式みたいなものでしょう。在庫を持たないことの強みは、例えば保管場所が不要なこと。この方式は、生産や物流が順調な時はいいけれど、どこかに不具合が発生すると、とたんにストックがないという欠点を露呈してきます。

今回、父母の法事に参列した孫の家族は、米不足でスーパーではお米が買えないということで当地の産直でお米を探したらしい。まるで終戦直後の「闇米の買い付け」みたいだと笑っていました。
トヨタ社自身が、最近は短期間のトラブルに対応するため少量の部品を保持するようになったらしいと聞いたことがあります。それはストックと言うよりもバッファというべき性格のものでしょうが、貯蔵のできない生野菜はともかくとして、お米などは少量を保管しておき、使い切る前に補充しておくようにすればよいのではなかろうか。そして一番大きな問題は、気候や国際情勢に左右されがちな農作物に、ジャストインタイム方式のような考え方は適切ではない、ということではないかと思います。その意味では、政府が一定量を買い上げて貯蔵するという仕組みは、国レベルのバッファ的性格の制度なのかもしれません。

お出かけ用のバッグは、亡母が愛用していたかご風のもの。これがなかなか便利です。次の写真は、同展のチラシと作品集です。


音楽に関連したものや、古い足踏みミシンなど懐かしさを感じるもの、素材や技法を工夫したものなど、多様な作品群を楽しんで見てきました。また、エアコンが効いて涼しくなるまで車のシートで作品集を眺め、布地の質感を丁寧に描いた作品が複数あり、いいなあと感じたことを、作品集を通して印象を思い出し再確認することができました。

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パリ・オリンピックも終わり、高校野球も地元勢・鶴岡東高が敗退してしまい、もともと薄いスポーツ熱はますます低くなってしまいました。五輪だけでなく、幸いにお盆の諸行事も終わりますので、日中の暑さを避け、朝晩の涼しい時間帯に畑仕事に精を出す時期となっています。野菜畑も果樹園も、私の出動を待っています。
(*1): 東根市公益文化施設「まなびあテラス」公式ホームページ