電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

雨の休日を利用してお出かけ~タイヤ更新と図書館ほか

2011年07月31日 06時01分36秒 | 散歩・外出・旅行
7月30日は、亡父の命日です。生前に丹精していた果樹園の草刈りに精を出し、自宅裏の園地をきれいにしました。ちょうど終わる頃合いに雨が降ってきましたので、作業を止め、シャワーを浴びて一休み。ちょうど近所のおばあちゃんが老母のところへ遊びにきていましたので、敬老精神を発揮し、一緒にお茶を飲みながら世間話のお付き合いをしました。まあ、これも一種の地域貢献かも(^o^)/

80歳を超えた近所の年寄りの話題の中にも必ず出てくるのが、東日本大震災と福島原発事故のことです。地震の怖かったこと、津波被害への同情、原発事故の先行きへの不安など。年寄りたちも、原発はひどいんだね~、と感じているようです。

当地の空間線量は 0.04~0.05μSv/h 程度であるとか。年間に直せば、0.4mSvくらいになるでしょうか。数値を見る限り、それほど神経質になる必要もなさそうですが、側溝などでは周辺から集まってくるためか 0.16μSv/h といった値も観測されることがあるようです。風下にはなりにくい山形県内陸部でさえこのような状況なのですから、海風を受けて直接の風下になった福島県浜通り地域の周辺の状況は、まことに心配なことです。体内被曝の危険を避けようと、子供を本県に避難させる家族が、まだまだ増加している(*)ようです。そんな現実の中で昨今の報道を見聞きすると、なんだか暗い気持ちになります。

(*):県内避難者1600人増、8578人に~県集計・1万人超える見通し~2010年7月30日付け山形新聞オンライン




さて、午後からは、妻とお出かけをして、あちこち用件を済ませました。

(1) 図書館に本を返却し、また借りてきました。
(2) ホームセンターにまわり、米びつを更新すべく購入。
(3) 行きつけのタイヤ屋さんにまわり、愛車 TIIDA Latio のタイヤを更新。
(4) さらに農協にまわり、自動精米機でお米 30kg を精米。

これまで装着していたタイヤは、すでに 70,000km を走行していました。更新したタイヤは、ダンロップの 185/65R14 というタイプで、先月値上がりしたばかり。古いタイヤの処分料と工賃込みで、49,000 円也。そういえば、以前の車も、たしか 77,000km 超くらいで更新していました。まるでボーズになる直前の交換でしたので、今回は少しだけ安全重視です。



次の写真は、過日、山刀切(なたぎり)峠を越えたときに見つけた山百合です。





車を停めて窓から美しい花を撮影しているとき、心が洗われるような気がします。

コメント

五本指つき靴下の快適さ

2011年07月30日 06時03分07秒 | 週末農業
亡父の後を受け継いで果樹園農業に従事するようになる前後から、軍足というものを使うようになりました。農作業では汗をかきますし、土で汚れます。薄手のビジネス・ソックスでは、とてもとても不向きです。そこで、10足一組の作業用軍足を購入し、思いがけず五本指つき靴下の快適さを知りました。

こうなると、日常用途でも五本指つき靴下を探してみたくなります。某スーパーに行ってみたら、なんとずいぶん豊富な種類の製品があるのでした。で、夏向けに愛用するようになったのが、足首までの短い五本指つき靴下です。指の間がむれにくく、すねのあたりに風が入るというのは、実に快適、こたえられません。なにを今さらのことですが、カラフルな指つき靴下が増殖中です(^o^)/

コメント (2)

えっ、モーツァルト本人が、山響に客演?!~夏の夜の夢

2011年07月29日 06時02分17秒 | クラシック音楽
朝早く目が覚めて、ゴソゴソ起き出すものですから、夕食後には眠気が来ます。あいにくシェスタの習慣はないもので、この日ばかりはついうとうとと・・・・・

突然、ドラえもんがやってきて、モーツァルトを連れてきたのです。私のところに(^o^)/
翻訳コンニャクをもらってモーツァルト君に食べさせ、山形弁も理解できるようになり、ようやく意思疎通ができるようになったとき、どういうわけか、車で県庁へ表敬訪問に行くことになりました。ヴォルフガング君、なぜか映画「アマデウス」のモーツァルトとそっくりで、けたたましくよく笑いますし、何を見ても驚きます。外の蒸し暑さに閉口していましたが、車のエアコンに感激、車のカーステレオでCDをかけたら、最大級の驚きでした。いや、「僕の曲がこんな風に演奏されている!」って(^o^)/
それはそうでしょう。往年の、大オーケストラによる重量級激遅シンフォニーでしたから(^o^)/
彼は、あまり趣味ではないそうで、むしろバロック音楽のほうに、興味を示しておりました。
で、県庁で吉村美栄子知事にご対面。映画「小川の辺」出演の経験もある知事さんいわく、「けっこうかわいいじゃない」。モーツァルト君いわく、「庶民的な女王様ですね」。なるほど、モーツァルトの理解では、山形県知事=山形国女王、なのかも(^o^)/



やがて、車は文翔館議場ホールへ。山形交響楽団の練習会場です。オーケストラと音楽監督の飯森範親さんが、練習中でした。モーツァルトは、山響「アマデウスへの旅」と題して、交響曲全曲演奏プロジェクトが進行していることに、いたく感激した模様、さっそくピアノ協奏曲にソリストとして出演することを快諾してくれました。

ところで、問題になるのはピアノです。当時のピアノと現代の楽器では、音色もタッチもずいぶん違うでしょう。そこで、富岡楽器で選んでもらうことになりました。モーツァルトが選んだのは、なんとヤマハのコンサート・グランド(^o^)/
タッチが比較的軽いのと、音色が気に入ったそうで。うーむ、リヒテルと同じか(^o^)/

その後、軽い食事を済ませ、岩淵茶舗で抹茶アイスクリームを絶賛した後、リハーサルに臨みました。これがなんとも楽しい!山響をバックに、グルダも真っ青の即興バリバリ、素晴らしいものです。そして迎えた山形テルサホールでの本番。「フィガロの結婚」序曲で始まり、ピアノ協奏曲第25番、ソリストはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトさんです、と紹介されると、会場割れんばかりの大拍手。演奏が始まると、もう気持ちよくて気持ちよくて・・・・

というところで目が覚めた、夏の夜の夢、タイムスリップ・オペラ・ブッファ。ちょいと出来杉君なファンタジーですけどね~(^o^)/

コメント (2)   トラックバック (1)

暑中御見舞い申し上げます

2011年07月28日 06時03分45秒 | アホ猫




台風が通りすぎて多少涼しくなったとはいうものの、毎日、暑い日が続きます。我が家のアホ猫は、涼しいところを見つける天才です。いつのまにか、一番涼しいところを見つけて涼んでいます。皆様も、どうぞ頑張りすぎて熱中症になどなりませんように、ご健康をお祈りいたします。

■■■ ブログ「電網郊外散歩道」 ■■■ 筆者:narkejp ■■■
コメント (6)

陳舜臣『聊斎志異考~中国の妖怪談義』を読む

2011年07月27日 06時04分02秒 | -外国文学
清朝期に流行した、蒲松齢『聊斎志異』は、学生時代に教養の講義で「中国文学」をとり、そこで紹介されたのがきっかけで親しむようになった、いわば中国の「妖怪モノ」です。岩波文庫に上下巻で入っており、何度も読み返して楽しんでおります。それとともに、作家が自分のお気に入りのお話を選び、短いコメントを添えた形の、陳舜臣『聊斎志異考~中国の妖怪談義』が中公文庫に入っているのを見つけましたので、さっそく購入しておりました。多忙な日常の中でも、一晩に一話ずつ読み進めると、怪異譚の中にも、大人向けのお色気あり、はたまたほろ苦い微苦笑あり、これはまた実によろしいですね(^o^)/

第1話 美しき狐
第2話 侠女
第3話 幽霊なんかこわくない
第4話 公孫九娘
第5話 西湖公主
第6話 幽霊屋敷の人たち
第7話 阿英という女
第8話 霍女変幻
第9話 雲蘿公主
第10話 神女
第11話 黄英とその弟
第12話 錦瑟と春燕

意外にもリアルなのは、人間以外の女性、実は狐や冥界の存在なのですが、これと交わっても子ができない、というあたりです。中国ではすでに DNA が発見され分子遺伝学が普及していたわけではありません。たぶん様々な種間交配の知見が、こうした観念を生んだのでしょう。物語では、てっとりばやい解決として人外の妻が人間の妾を探してきて子を生ませることが多いのですが、このあたりは、なんとも男性社会の価値観です。でも、中には強烈な妻を恐れる恐妻家の話も出てきますので、実際の姿はそれほど単純ではなさそう(^o^)/

『聊斎志異』本編へのコンパクトな導入として、好著だと感じました。

コメント

フォーレ「ピアノ五重奏曲第1番」を聴く~PCオーディオの恩恵

2011年07月26日 20時14分12秒 | -室内楽
まだ若いころ、LPの時代に、ジャン・ユボー(Pf)とヴィア・ノヴァ四重奏団によるフォーレの室内楽全集を購入して、宝物のように大事に聴いておりました。CDの時代になってから、ジャン=フィリップ・コラール(Pf)とパレナン四重奏団による演奏が、EMI Classics という二枚組として分売(7243 5 69264 2 4)されており、これを購入して聴いております。ただしこのディスクでは、第一楽章だけを異なる盤に分割収録しており、曲の全体を続けて聴くことができません。以下、「ピアノ四重奏曲第1番」(*)での、当方のコメントです。

このCDで残念なのは、素晴らしいピアノ五重奏曲第1番が、第1楽章だけCD-1に収録され、以後の楽章が CD-2に泣き別れしていること。若い頃に苦労して買い求めた五枚組LP、ジャン・ユボーらの「フォーレ室内楽全集」では、ちゃんとピアノ四重奏曲が一枚の裏表に収録されています。こんな非音楽的なカップリングを誰が決めたんだ~!といきまいても、裏面を確かめなかったアンタが悪い、と言われるんでしょうなぁ。
でもまぁ、風邪をひいて枕元でLPを聴くことはできませんので、ピアノ五重奏曲第1番はあきらめます(^_^;)>poripori

実際、これは不便なものだと感じておりました。

ところが、CDを二枚ともパソコンに取り込み、Ubuntu-Linux 上で、RhythmBox というソフトウェアでプレイリストを作成し再生すると、連続して聴くことができます。やったね!かくして技術は障害を突破します(^o^)/



第1楽章:モルト・モデラート。幅広いピアノの分散和音に乗って、ヴァイオリンがひそやかに歌いはじめます。若い頃、こんな気分が好きだったんだなと懐かしみながら、耳を傾けていると、次第に音楽に集中していきます。
第2楽章:アダージョ。ピアノはごく控えめに、弦が主体となって始まる楽章です。楽章間の対比はごく控えめで、CD交換がないため、ぼんやりしているとどこで楽章が変わったのか見失ってしまうほど(^o^;)です。パレナン四重奏団の演奏は、ヴィア・ノヴァ四重奏団のものよりもテンポは遅めで、けっこう粘って演奏しています。当方、どちらかといえばサラサラと流れるヴィア・ノヴァ四重奏団の方が好みですが、でもこちらはこちらで、説得力があります。
第3楽章:アレグレット・モデラート。ピアノの提示する旋律の表情が、今までのものとは少しだけ明るく変わります。途中、低音の力感を感じさせる部分を経て、主題が様々に変奏され、終わりは明るく結ばれます。

添付のリーフレットは、仏英独の三ヶ国語で書かれており、録音データは、顕微鏡でなければ読めないほどの小さな文字で、申し訳程度に添えられています。フレネル・レンズで辛うじて判読したところ、1975年から1978年に、パリの Salle Wagram で収録されたアナログ録音のようです。ホールの響き全体をふわりと録音したようなタイプではなく、それぞれの楽器の音をマイクでしっかり収録しました、というものでしょうか。ややきつい印象を受けますが、それでも今まで二枚の CD に泣き別れ収録されていた演奏が、本来の姿で通して聴くことができるのは、ありがたい限り。まさに PC-audio の恩恵を感じます。

参考までに、演奏データを示します。
■ジャン・フィリップ・コラール(Pf)、パレナン四重奏団
I=11'53" II=11'31" III=7'58" total=31'22"
■ジャン・ユボー(Pf)、ヴィア・ノヴァ四重奏団
I=11'13" II=9'57" III=7'10" total=29'20"

(*):フォーレ「ピアノ四重奏曲第1番」を聴く~「電網郊外散歩道」2007年4月

昨日、夜明け前の余震で目が覚めてしまい、昨日は一日眠くて大変でした。昨夜は早くから寝てしまい、今朝まで爆睡10時間。おかげで早朝更新はできませんでした。珍しく、夜の更新です。

コメント

そろそろスモモの収穫時期か

2011年07月25日 06時04分23秒 | 週末農業
7月下旬、そろそろスモモの収穫時期のようです。大石早生は、消毒の時期が2週間ほど遅れたために、ほぼ全部が虫がついてしまって、出荷はもちろん、自宅で食べるものも数少ない状態でした。「なんとかハート」とかいう名前らしい中粒の品種も、大部分が虫食いでやられましたが、生育の遅れたものが辛うじて収穫できました。昨年、たいへん良い出来栄えだった「フームサ」は、幸いに虫食いも発生せず、そろそろ収穫期に入っています。今年もおいしく食べられそうです。



もう数日すると、収穫適期になるでしょう。生食だけでなく、スモモのヨーグルトなども楽しみです。スモモのジャムは、まだたくさん残っています。今年は原材料の大石早生が不良ですが、作れなくてもなんとかもう一年は大丈夫のようです。

コメント

鈴木秀美指揮の山響第214回定期でボッケリーニ、シューベルト、ハイドンを聴く

2011年07月24日 06時01分58秒 | -オーケストラ
果樹園の草刈りを済ませ、土曜の夜、山形交響楽団第214回定期演奏会に出かけました。今回は、鈴木秀美さんがチェロ独奏と指揮の両方を受け持ち、ボッケリーニの「チェロ協奏曲第7番ト長調」とシューベルトの「交響曲第1番ニ長調」、そしてハイドンの「交響曲第100番ト長調"軍隊"」というプログラムです。氏は、昨年春にも山響を指揮しているのですが、残念ながら仕事の都合で聴けませんでした。今年はなんとしても聴きたいと、念願のプログラムでした。

開演前に、会場の山形テルサのホワイエで、チャリティ演奏会が開かれました。犬伏亜里(1st-Vn)さん、館野ヤンネ(2nd-Vn)さん、成田寛(Vla)さん、小川和久(Vc)さんのカルテットに、この6月に入団したばかりという、沖縄出身のクラリネット奏者・川上一道さんが加わり、モーツァルトのクラリネット五重奏曲の第1楽章と第2楽章です。川上さん、ふつうのクラリネットではなく、それよりも半音四個分だけ低い音が出るバセットクラリネットを使って、モーツァルトが譜面で指定したとおりの演奏です。低いドの音まで出ますので、音色の対比がより鮮明になります。なんという幸せ!チャリティですので、演奏終了後、募金に応じ、ホールに入りました。

開演前のプレトークがおもしろかった。黄緑色のガウンのような上着を着た鈴木秀美さんのお話は、ユーモアがあり、同時に学識の深さを感じさせます。チェロにエンドピンを使うようになったのは、時代がだいぶ後のことだそうで、弦も20世紀初頭までガットを使っていたそうです。そういえば、ナイロンが発明されたのは、1940年代だったでしょうか。それまでは、たしかに羊の腸と馬のしっぽの毛で音を出していたわけです。優れたチェロ奏者だったボッケリーニのこと、シューベルトがハイドンを研究していたこと、ハイドンが訪れたことのないパリで、年間にハイドンの曲は170回以上も演奏されていたのに、同じ年、モーツァルトの曲は7回しか演奏されていなかったことなど、同時代におけるハイドンの評価の高さを指摘したところなども、たいへん興味深いエピソードです。

最初の曲目、ボッケリーニのチェロ協奏曲における楽器配置はいわゆる対向配置で、中央に独奏チェロ、ステージ左から順に、第1ヴァイオリン(6)、ヴィオラ(2)、チェロ(2)、第2ヴァイオリン(6)、その奥にコントラバス(1)となっています。コンサートマスター(ミストレス)は、犬伏亜里さん。ステージ上に、何本もマイクが立っているのが目につきます。今回の演奏会も、録音が音楽配信されるのでしょうか。なんとも驚くべき時代です。
第1楽章:アレグロ。独奏チェロの音が、たいへん明るく澄んでいます。軽やかで、繊細な音です。編成を減らした山響の弦楽セクションの響きも、同様の方向性を感じます。終わりの音が非常に澄んでおり、消えていく音に、余韻が残ります。うーん、初めての鈴木秀美さんの印象は、「響きのグルメ」だなぁ!しかも、飽食系ではなくて、純粋・透明系!
第2楽章:アダージョ。チェロが持続する音を奏し始まりますが、重たくない哀感です。ヴァイオリン部と独奏チェロだけの、静かな、しかし濃密な音楽には、魅了されました。
第3楽章:アレグロ。強弱の対比を生かした、軽やかで生き生きした音楽が展開され、カデンツァもすごい。やっぱり、音の消え方を重視しているように感じました。
それほど多く聴き馴染んだ曲ではありませんが、プログラムを見たら、「今日の演奏は、鈴木秀美氏により用意された、オリジナルの楽譜による演奏」とのことです。な~るほど。

続いてシューベルトの交響曲第1番です。作曲者16歳の時の作品だそうですが、現代ならばさしずめ早熟な高校生の作品ということになるでしょう。
楽器編成は、Fl(1),Ob(2),Cl(2),Fg(2),Hrn(2),Tp(2),Timp.,弦楽5部となります。もちろん、ホルンとトランペットはバルブのないナチュラル・ホルンにナチュラル・トランペットですし、ティンパニもバロック・ティンパニです。フルートも、黒い色から判断して、もしかすると木製?指揮者として登場の鈴木秀美さんも、黒い上着です。
第1楽章:アダージョ~アレグロ・ヴィヴァーチェ。始まりこそ重厚な雰囲気ですが、音は重たくなく、柔らかいものです。特徴的な主題が提示されると、これが様々に変奏されて再び回帰するソナタ形式なのでしょうか。終わりの音に細心の注意を払っているようで、ホールに消えていく音が、実にいい感じです。
第2楽章:アンダンテ。舞曲のような軽やかさを持った緩徐楽章です。途中のフェルマータを充分に伸ばして、全休止時の響きを楽しんでいる風です。鈴木秀美さん、やっぱり「響きのグルメ」です!
第3楽章:メヌエット、アレグレット、トリオ。ホルンのお二人が、楽章の間になにやらごそごそやっていましたが、ホルンの管を交換しているのでしょうか。フルートとオーボエにファゴットが掛け合うところなど、森の中の小鳥の風情です。若いシューベルト君の楽しい音楽です。
第4楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ。沸き立つような軽やかで華麗なフィナーレです。若々しさと活力にあふれた音楽になっています。現代であれば、高校の吹奏楽部のリーダーが、自分で曲も作ってしまうようなものなのでしょう。たしかにハイドン風なところもある、なかなか素敵な音楽です。

ここで、15分の休憩です。



後半の曲目は、ハイドンの交響曲第100番「軍隊」です。
解説のパンフレットによれば、2007年に校訂された、ベーレンライター版のスコアによるものだそうで、楽器編成としては、シューベルトと同じFl(1), Ob(2), Cl(2), Fg(2), Hrn(2), Tp(2), Timp., 弦楽5部に、大太鼓とシンバルとトライアングルが各1ずつ加わります。おもしろいことに、トライアングルの三角形が上向きでなく、下向きの逆三角形につり下げられています。このあたりも、「響きのグルメ」鈴木氏になにか意図があったのでしょうか。

第1楽章:アダージョ~アレグロ。最初はゆっくりと始まり、途中FlとObが、速度を上げる転換役を果たします。ホルン奏者は右手を朝顔の中に入れず、右手のみを使って楽器を保持しており、左手はたずなを持つように膝の上に。なるほど、ラッパ手の乗馬スタイルですね。たしかに、音色は明るく開放的です。全休止の後に、再び始まる音楽は、たいへん集中したものです。この楽章では、クラリネット、大太鼓、シンバル、トライアングルはお休み。
第2楽章:アレグレット。いろいろなパートが、順に出番がめぐってきて、まるで音楽教室の楽器紹介のコーナーみたいです。この楽章で、大太鼓とシンバル、トライアングルが参加するところは、ロンドンの聴衆にもウケそうです。トライアングルのcresc.なんて、大ウケしそう。大太鼓も、ただ単にドスンドスンと打つだけでなく、バチだか張り扇だかで(^o^;)ちゃんとリズムを刻んでいるところが、いかにも軍楽ふうです。また、Tpによる軍楽ラッパとTimp.の連打は突撃の合図でしょうか。私は平和愛好者ですが(^o^)、これはおもしろい!
第4楽章:実に見事なフィナーレ。明るくクリアーで、響きが透明、リズムは精妙に。ふわっと柔らかでありながら、メリハリがあります。還暦を迎えた老作曲家の作品とは、とても思えません。活力に満ちた音楽は、大太鼓、シンバル、トライアングルの鳴り物も加わり、量感ある進撃です。

会場の大きな拍手に応え、アンコールがありました。鈴木秀美さんが、再びチェロを持参して現れ、ハイドンの交響曲第13番の第2楽章を、オーケストラの弦楽セクションの一部とともに演奏します。私はもちろん初めての曲で、完全にチェロ協奏曲のスタイルです。ハイドンは、何かいいことがあったチェリストを祝うためか、それとも新しいチェロ奏者のお披露目のためか、何らかの意図を持ってこの音楽を書いたのでしょう。そのへんの事情はわかりませんが、実にステキな音楽でした。

終演後、鈴木秀美さんとオーケストラ・リベラ・クラシカの演奏で、C.P.E.バッハのチェロ協奏曲イ短調や、ハイドンの交響曲第12番を収録したCDを購入、ご本人からサインしてもらいました。なんともミーハーな話ですが、たいへん嬉しいです!

今日も、楽しくいい演奏会でした。浮世の義理と冠婚葬祭は仕方がありませんが、定期演奏会には今後もできる限り参加したいものです。当地に山形交響楽団、山形弦楽四重奏団があり、家族の健康が許す限り、楽しみと幸せは続きます。ありがたいことです。

【追記】
らびおさんのブログのコメント中で指摘があり、アンコールに演奏されたのは、第13番の第2楽章だそうです。訂正しました(^o^;)>poripori

コメント (6)   トラックバック (1)

サブバッグを購入する

2011年07月23日 06時00分26秒 | 手帳文具書斎
過日、懸案のサブバッグを購入しました。セカンドバッグとして、ポーチ型のものも検討しましたが、サイズの面ではA4判備忘録ノートが入らないこと、容量の面ではシステム手帳を入れると他を入れる余裕がないこと、などの点から、候補としては除外。



そこで、ポーチ型のものよりも、ワンランク大きめのものを検討しましたが、そうすると途端に書類カバンとか旅行カバンになってしまいます。どうせなら、B5判サイズのネットブックも入る方が良い、などと欲張って、結局はB5判サイズのサブバッグを選択しました。写真は、愛用する旅行カバン(*)と大きさを比較したところです。



これだと、容量も余裕があり、システム手帳に加え、図書館から借りた本だとか、読みかけの単行本を入れても大丈夫です。お値段は 4,725円。ナイロン製で、決して高級品ではありませんが、まずまず実用的なもののようです。

(*):新調したカバンの使用感~「電網郊外散歩道」2009年11月
コメント

吉村昭『回り灯籠』を読む

2011年07月22日 06時05分47秒 | -吉村昭
図書館から借りてきた本の二冊め、吉村昭著『回り灯籠』を読みました。随筆なんだか自作の小説の執筆レポートなんだかわからなくなるような、著者独特の随筆集です。内容的には、「回り灯籠」と「新潟旅日記」の二部に分かれており、それぞれ実に味わいのあるもので、うまいものだなあと感心します。

たとえば「未完の作品」という一編。立原正秋氏が新聞に連載小説を書いていたのだけれど、突然にガンが発見されて入院したとのことで、丹羽文雄氏の紹介で、続きの仕事を依頼されるのです。いわば、作家の指名代打のようなものですが、それがなんと十日ほどしか余裕がないとのこと。一度は断るのですが、一晩再考してほしいと頼まれます。
そこへ、紹介した丹羽文雄氏から電話が入ります。

氏は、ある作家が緊急入院し、わずか五日間しか余裕がなかったが、引き受けたと前置きして、
「作家は生身の人間で、だれでもそのように病気にとりつかれて筆をおかざるを得ないものなのだ。君でもそうだよ。立原君に心安らかに治療を受けてもらうため引き受けてやったらどうか」
と、しんみりした口調で言った。(p.19)

著者は、その一言で執筆を決意します。同世代の仲間に、後顧の憂いなく治療を受けてもらうべきだ、という判断だったとのこと。入院している立原氏からは、引き受けてくれたことを感謝している旨が伝えられますが、やがて逝去します。祭壇の氏の遺影を見つめながら、著者は、小説を未完で終えざるを得なかった無念を思います。そして、

いつかは私も、未完の作品をぽつんと残してこの世を去るにちがいない。

末尾のこの一行に、思わず頷いてしまうのです。
コメント

澤田勝雄『藤沢周平・とっておき十話』を読む

2011年07月21日 06時03分28秒 | -藤沢周平
地元紙「山形新聞」には、日曜日に書評が掲載されます。山形県に関連した出版物は、さすがに的確に取り上げられるため、愛読しています。少々前のことですが、澤田勝雄編『藤沢周平・とっておきの話』(大月書店)という本が紹介されました。それで、関心を持って探していたところ、たまたま図書館で見つけ、借りてきて読みました。なかなか興味深い内容でした。構成は次のとおりです。

序章 夫として、父として
 ハダカの亭主(妻・小菅和子)/父が望んだ普通の生活(長女・遠藤展子)
1章 とっておき十話
 「社会学の大学」だった/いきなり「編集長」の名刺/受賞の後先/少年の頃の「原風景」/文学の魔性との距離/恩師ふたりとの出会い/腹ペコ・青春・文学/"父帰る"教え子との再会/母親のこと・私の血筋/時代小説には人生の哀歓が・・・
2章 政治と文学
 史実と小説/高村光太郎と斎藤茂吉~二人の作品と戦争との関係/雪のある風景/祝辞
3章 私のみた藤沢周平(澤田勝雄)
 訪問そしてインタヴューへ/政治と政党の関わり/又八郎と二〇年/無名の人々への思い込め/遺作『漆の実のものる国』を読む/作品の女性像にみるやさしさ/魅力の原風景ー詩人の眼

興味深いのは、第3章「私のみた藤沢周平」でしょう。著者は、どうやら藤沢周平の親族の一人らしい。比較的つっこんだ内容のインタビューができているのは、そのせいかも、と感じます。晩年の藤沢周平が、石川啄木を取り上げる計画があったことなど、本書で初めて知りました。うわー、それなら読んでみたかった!なんとも惜しい話です。

コメント

芸能スポーツ音痴

2011年07月20日 05時57分47秒 | Weblog
当方、芸能スポーツ領域に対する興味関心が欠落しているためか、ときどきアホな失敗をやらかします。「のだめカンタービレ」が流行し始めた頃のアホ話は、一度記事にしたことがあります(*1)が、AKB48 を「それ、どこの秘密警察?」と真面目に質問したことなど、恥ずかしくってとても記事にはできません(^o^)/
だって、KGB とか、似ているじゃないですか(^o^)/

それでも、今回の女子サッカー「なでしこジャパン」の活躍の話題は、ほとんどテレビを観ない仙人生活でも、なんとかついていくことができています。「女子サッカー、勝ったんだってね」と言えば、「いや~、すごかったね!あそこでどうしてこうして、あれがきっかけで、勝因はこれで、殊勲は○○○選手だろう」とかなんとか、大いに盛り上がってくれます。こちらは適当に相槌をうっていればよいのですから、楽です。ふだんから、当方が芸能スポーツ音痴であることは、すでにかなりの人にご理解いただいておりますので、むしろ「○○がスポーツを話題にした」と驚かれることは必定かも(^o^)/

(*1):「のだめ」って、な~に??~「電網郊外散歩道」2005年3月

我が家のアホ猫が、「フン」と鼻で笑いました。こいつに笑われるようではなあ(^o^)/

コメント

リフィルの自作と印刷用紙

2011年07月19日 06時01分18秒 | 手帳文具書斎
その昔、1980年代の後半の、システム手帳がブームになっていた頃、リフィルの自作が流行しました。ワープロやパソコンを使って、オリジナルなリフィルを自作するのです。そのための専用ソフトもあり、DOS のパソコンやマックを使って作成したフォーマットが、雑誌等に紹介されたり、流行し始めたパソコン通信で公開されたりしておりました。

ところが、問題は用紙にありました。いくら便利そうなフォーマットがあったとしても、ふつうのコピー用紙に印刷したのでは、書き味はやっぱりコピー用紙です。万年筆ではインクが滲みますし、裏抜け、裏写りもあります。市販のリフィルの紙質にはとてもかないません。そんなわけで、当方は早々に自作リフィルに見切りをつけてしまい、市販品の中から適当なものを選択することにしておりました。

ところが、このところ少々雲行きが変わって来ました。無印良品のA5判ノートパッドが、実に紙質が良く、レーザープリンタやインクジェット・プリンタで出力すると、なかなかいい感じなのです。今のところ、ちょっとした挨拶の原稿を用意しておき、システム手帳を広げてお話しする、牧師さんスタイルに利用していますが、これはけっこう便利です。

ただし、例によって無印良品の製品は、継続的な入手に難点があります。いつ廃番になるかわかりませんので、見つけ次第に入手しておく必要があります。今のところ、方眼罫を二冊だけ確保していますが、用途の拡大を考えれば、もう少しあったほうが安心できます。無印製品を扱っているコンビニやスーパーで、少し意識して探しておく必要がありそうです。

コメント

山形弦楽四重奏団第40回定期演奏会でハイドン、モーツァルト、高田三郎を聴く

2011年07月18日 06時01分00秒 | -室内楽
山形弦楽四重奏団の定期演奏会も、第40回を迎えました。当方、第何回から聴いているのか定かでないのですが、夜間勤務の頃は行きたくても行けなかったのですから、たぶん半分ぐらいではないかと思います。それにしても、2001年4月の第1回から10年。当初からのメンバーである中島さんと倉田さんにも、「遥けくも来つるものかな」という感慨があるようには見えません。あくまでも実践の途上、日々是新なり、という心境かも。

さて、某カバン店でコンパクトなショルダーバッグを選んでいたために、演奏会場である山形県郷土館「文翔館」議場ホールに到着したのは、ヴァイオリンの茂木智子さんとヴィオラの田中知子さんのお二人による Ensemble Tomo's のプレコンサートが始まった頃でした。ミヒャエル・ハイドンによるヴァイオリンとヴィオラの二重奏が、相変わらずチャーミングです。

18時15分頃、今回担当する中島さんのプレトークが始まります。今回は、メンバー交代について説明。新メンバーの今井東子(はるこ)さんは、少し変わっています、と言ってから、いや、性格じゃなくて経歴が、と笑いをとります。千葉大(文)を卒業後、印刷会社に勤務、その後音楽を続けたいと英国に留学、帰国して山形交響楽団のオーディションを受け、昨年入団したばかりだとのこと。なるほど、たしかに変わっていることは確かですが、当方、工学部原子核工学科を卒業して某大医学部に学士入学し、医者になった友人がいますので、大きな驚きはありません。むしろ、音楽が好きだったことに一貫性を見出すほうです(^o^)/
中島さんのプレトークは毎回見事ですが、今回もまた、必要にして十分、簡潔に作曲者と曲目を描き出します。

そしてメンバーが登場。第1ヴァイオリン、中島さんは紺系のグレーのシャツを腕まくりして、黒っぽいプリントのネクタイをしています。第2ヴァイオリンの、注目の今井東子さんは、エメラルド・グリーンのドレスに、髪を後ろにまとめ、すっきり涼しそうです。メガネがとてもお似合いで、ステキな才媛という雰囲気です。ヴィオラの倉田さんは、長袖のカッターシャツにノーネクタイと、エアコンを意識したのでしょうか。チェロの茂木さんは、白ワイシャツに明るいグレー系の斜め格子縞のネクタイといういでたちです。

最初の曲目、ハイドンの弦楽四重奏曲変ホ長調、Op.20-1、「太陽四重奏曲」というあだ名のついている曲です。中島さんの解説によれば、食卓の音楽という位置づけにあった弦楽四重奏曲を、自立した音楽ジャンルとして確立した曲とのこと。第1楽章:アレグロ・モデラート、第2楽章:短いメヌエット。第3楽章:厳粛な気分に情感がこもる、アフェットゥオーソ・ソステヌート。そして第4楽章:フィナーレはプレストで演奏されます。私は、新メンバーではじめて聴いたことになりますが、山Qの音楽に、しなやかさが加わったように感じました。

そしてモーツァルトのオーボエ四重奏曲ヘ長調、K.370 です。オーボエ独奏は、同じ山響団員の斎藤真美さん。空色がかったうすい緑色と言えば良いのか、表現に困りますが、硫酸鉄(II)の微結晶のような色のドレスで登場です(^o^;)>poripori

第1楽章:アレグロ。いきなりオーボエの突き抜けた音から。木管が一本入ると、それだけで室内楽は空気が変わります。快活なモーツァルトです。強い音も弱い音もたいへん美しく、ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロ→オーボエと渡されて、アンサンブルに。第2楽章:アダージョ。弦が奏でる悲しげな音にオーボエの長い音が加わり、情感が強まります。うーん、いいなあ。最後のオーボエの超高音も難なく決まりました。第3楽章:ロンド、アレグロ。輪舞的なリズミカルな面はやや後退しますが、音楽をしっかりと表現。実演を聴くと、この曲のオーボエの高度な難しさが、あらためてよくわかります。齋藤さん、さすがです。

ここで、15分の休憩です。この間に、次回、10月9日の第41回のチケットを2枚、購入しました。妻の都合も聞きませんでしたが、たぶん大丈夫なことにして(^o^)/



休憩時の写真に、お客様が写ってしまっていましたので、ちょいと Gimp でキャンバス地ふうに加工してみました。これなら、ご本人以外は、たぶんわからないでしょう(^o^;)>

後半は、高田三郎の「山形民謡によるバラード」から「幻想曲」で始まります。解説によれば、高田三郎の友人の奥さんが、山形県の、現在の庄内町にの出身だとか。奥さんがおもしろい子守歌を歌うんだと聞いて友人のところに行き、この元歌を知ったのだそうです。その歌詞が、なんと、「やろててははは てんにんだとよ やろまたてんじょうさ ゆきたから うらのささぎを てぐるばし」(お前の父母は天人だということだ。お前も天上へ行きたいなら、裏の笹薮を探しなさい、そこに羽衣が隠されているから)というものだそうな。
この曲は、1913年生まれの作曲者が27歳のときに書いたそうですので、1940年ということになります。もうすぐ太平洋戦争が始まろうという頃です。中島さんのブログに、作曲者の高田三郎の言葉が紹介されています(*1)が、諸外国の音楽シーンについての情報が入らなくなる頃の、半ば諦めの気持ちも入った自覚なのかも、と思いました。

曲は、ヴィオラとチェロから始まり、ヴァイオリンが加わる形でスタートします。ヴィオラが、民謡風の味わいのある旋律を奏でます。これを1st-Vnが繰り返し、さらにチェロに移行します。1st-Vnが、やや異なる旋律を示し、ヴィオラがピツィカートする中で、ヴァイオリンとチェロが無調ふうな、しかし民謡風な旋律を奏でます。幻想曲と名づけられてはいますが、悲歌ふうな印象も強い音楽です。聴衆から、思わず「ブラ~ヴォ!」の声がかかります。

最後は、モーツァルトの弦楽四重奏曲第16番、変ホ長調K.428 です。言わずと知れたハイドンセット中の名曲。第1楽章:アレグロ・ノン・トロッポ。第2楽章:アンダンテ・コン・モト。第3楽章:メヌエット、アレグロ。第4楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ。たいへんな集中力が感じられる演奏で、ここはもう、ひたすら聴き惚れました。チェロの茂木さんが、縁の下の力持ち的な活躍で、しっかりと役割を果たしていたのが印象的でした。

そして、盛大な拍手に応えて、アンコールは同じモーツァルトの「狩」の第4楽章。これも良かった~(^o^)/

新メンバーを迎えての再スタートとなった第40回定期演奏会、大いに楽しみました。他のメンバーのニコニコ笑顔に比べると、今井さんの表情には、まだ緊張がありあり(^o^)/
回を重ね、ステキな笑顔が自然にこぼれるようになると、さらに落ち着いた音楽の愉悦感が現れてくるのでは、と期待しているところです。次回は10月9日(日)、楽しみです。

(*1):山形Q練習40-vol.12~「中爺通信」
コメント (2)

日曜は山Qへ

2011年07月17日 06時02分39秒 | -室内楽
ミュージカル「ハロー・ドーリー」に、「日曜は晴れ着で」という名シーンがありました。たいへん楽しく印象的な場面でした。それに引っ掛けて、今日のお題は「日曜は山Qへ」です。

山Qというのは Yamagata Quartet の略称で、もちろん山形弦楽四重奏団(*1)のこと。山形交響楽団のメンバーが集まり、定期的に各種の室内楽演奏会が開かれておりますが、山形弦楽四重奏団は常設のカルテットで、プロのオーケストラ団員が常設の弦楽四重奏団を維持しているという例は、国内でもごく少ないのだそうで、実は、今夜がその第40回定期演奏会(*2)なのです。

予定されている演奏曲目は、次のとおり。

W.A.モーツァルト/弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428(421b)
W.A.モーツァルト/オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)ゲスト Ob:齋藤真美
田 三郎 /「山形民謡によるバラード」から幻想曲
F.J.ハイドン/弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.20-1

ハイドンの弦楽四重奏曲の全曲演奏を目標にしていますが、今回はそれに加えて、モーツァルトの弦楽四重奏曲とオーボエ四重奏曲が加わります。ゲストの齋藤さんも、山響のオーボエ奏者です。また、山Qは日本人作曲家の室内楽曲をしばしば取り上げており、魅力的な作品が少なくないことを知ることができました。会場は、山形市の文翔館議場ホールです。建物の北側の道路向かいに無料の駐車場があり、演奏会のある日は、終演まで駐車することができます。

プロの演奏家の室内楽は、聴いていてたいへん楽しいものです。会場の雰囲気も親しみやすいもので、重要文化財のホールは、雰囲気も響きの面でも素晴らしいものがあります。「日曜は晴れ着で」を「日曜は山Qへ」に変えて、夕方から出かける予定です。おっと、その前に、果樹園の草刈りを済ませなければ(^o^;)>poripori
なにせ、当「電網郊外散歩道」では、「晴耕雨読、年中音楽」がモットーですから(^o^)/

(*1):山形弦楽四重奏団ホームページ
(*2):山形弦楽四重奏団第40回定期演奏会~会場、プログラムほか

なお、メンバーのブログは、以下のとおりです。

(*3):らびおがゆく Vol.3 ~ ヴィオラの倉田さんのブログ
(*4):中爺通信~ヴァイオリンの中島さんのブログ
(*5):茂木日誌~チェロの茂木さんのブログ
コメント