電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

井戸の工事が始まる

2018年10月31日 06時01分52秒 | 料理・住まい
懸案の井戸の工事が始まりました。亡父の代からお願いしている業者さんが来て、だいぶ前に凍結させてしまい、破損していた大きい方の水槽と、どうせ工事するのだからと少し小ぶりに作りなおしてもらうことにした小さい水槽の二つ、それに雨よけの小屋組みを更新する工事です。先日よりユンボが入り、あっという間に古い井戸を取り壊してしまいました。



今は、杭をうち、糸を張って水平を取っている段階から一歩進んで、メインの水槽の型枠作業が行われています。日中は仕事のために作業の状況を見ることはできませんが、朝晩、進行状況を見るのは楽しみです。これから寒くなる時期ですので、発熱するコンクリート工事にはむしろ好都合なのかもしれません。



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TWSBIのプランジャー式万年筆VacMiniを入手する

2018年10月30日 06時03分11秒 | 手帳文具書斎
ちょいと仕事が一段落してホッとする気分の時に、ネット経由で秋田のとみや文具店から万年筆を1本入手しました。台湾のメーカー、TWSBIのVacMiniというプランジャー式の製品(中字)です。同店からは、これまでTWSBI社のダイヤモンド580ALラヴァーを購入(*1)しており、今回で二本目となります。なんだか SoldOut が増えているようで、今のうちに入手しておこうという魂胆もありました(^o^)/




到着して開封すると、実にコンパクトで、手持ちの万年筆の中ではパイロットのプレラと同じくらいの大きさです。インクは何を使おうかと思いましたが、考えるまでもなく、プラチナ社の古典ブルーブラックを吸入。





尾栓ねじをゆるめてピストンを引き、胴軸の中を空気でいっぱいにします。そのままインクボトルの中に突っ込み、ピストンを押し込むと、ある時点でビュッとインクが吸入されます。この吸入機構をプランジャー式というのだそうですが、この仕組みはちょいと面白い(^o^)/




キャップを尻軸のネジにポストして持つと、長さも充分にあり、キャップのネジ切り部の段差も予想よりもきつくはなく、とくに支障はありませんでした。試しに色々なノートに書いてみると、TWSBI 製品らしくインクフローが潤沢で、インクの色も濃く、すらすら書きやすいです。



比較のためにプロシオンPROCYON(中字)でも並べて書いてみましたが、備忘録に使っているツバメノートでは、なんとなくプロシオンのほうが線が細く、インクの色も薄めに感じます。かっちりとして「とめ・はね」が明瞭に出るのはわかりますが、当方はペン習字のお手本みたいな字はあまり好まず、丸ゴシック体のような書体を好みます。で、インクフローが潤沢なほうがありがたい。



いろいろ不満を持ちながらパイロットのカスタム・グランディを見捨てられないのは、やはり長年使い続けてきた愛着だけでなく、このペンの、ドバドバとインクが出るゆえの書体が、当方の好みの基準になっているのだなと感じます。そういう観点からみると、線幅、インクフロー、インク容量ともに好ましい。透明デザインが好きなわけではないのですが、TWSBI、いいなあ。今まで使ったことがないプランジャー式の万年筆を、いろいろ試しながら、じっくり使ってみましょう。

(*1):ツイスビー(TWSBI)の万年筆ダイヤモンド580ALラヴァーが到着する〜「電網郊外散歩道」2016年9月
(*2):TWSBIダイヤモンド580ALラヴァーの筆記量〜「電網郊外散歩道」2016年9月

【追記】
VacMini でプラチナ古典ブルーブラックを使おうという計画は、どうやら不適当なようです。インクが変化して色が薄くなり、万年筆の内部機構にも影響するようです。普通の染料インクなら大丈夫のようでした。この件、検索ボックスに「VacMini」と入れて検索すると、関連する記事が出てきます。

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菅野仁『友だち幻想』を読む

2018年10月29日 06時03分53秒 | -ノンフィクション
しばらく前に購入していた本で、菅野仁(かんの・ひとし)著『友だち幻想』を読みました。筑摩書店の若い人をターゲットとした新書シリーズ「ちくまプリマー新書」の中の1冊で、156頁のコンパクトな本ですが、最近あちこちで話題になっているみたい。帯には「人づきあいに悩むあなたへ」とあります。ちょいと個人的に思うこともあり。



本書の構成は次のようになっています。

はじめに 「友人重視指向」の日本の高校生
第1章 人は一人では生きられない?
第2章 幸せも苦しみも他者がもたらす
第3章 共同性の幻想―なぜ「友だち」のことで悩みは尽きないのか
第4章 「ルール関係」と「フィーリング共有関係」
第5章 熱心さゆえの教育幻想
第6章 家族との関係と、大人になること
第7章 「傷つきやすい私」と友だち幻想
第8章 言葉によって自分を作り変える
おわりに 「友だち幻想」を超えて

社会学者であり教育大学において教員養成の仕事をしている著者らしく、自分と他人の間の適度な距離感や、併存の作法などを取り上げたもので、「友だち百人できるかな」の圧力下に過ごした若い人にとっては、もしかすると新鮮な考え方かもしれません。



ここからは、本書に触れてというよりは個人的な回想です。私が高校生の頃、今は亡き父親がふともらした言葉が「お前は友だちが少なくていいな。」というものでした。普通、友だちが少ないというのはけなし言葉であって、褒めるべきことではないように思いますが、亡父の発想は違っていたようです。

たしかに、考えてみれば、商売人であれば友だちは多いほうが商売にはプラスでしょうし、幼稚園や小学校の先生にとっては、「みんなバラバラ」よりも「みんな仲良く」してくれたほうが何かと運営しやすいでしょう。ですが、人それぞれ性質も違い、何かと群れたがる人がいれば群れるのを好まない人もいます。

これまでの経験では、全く友人がいないのも困りますが、少数の親しい友人がいれば別に困りはしませんでした。「自分をまるごと受け入れてくれる人がきっといる」などという発想はありませんでしたし、そういう幻想に悩んだ経験もありません。たぶん、中高生時代には、読書や自然や実験室で過ごした時間が長く、人間関係に悩むよりももっと面白いことが目の前にあったからではないかと思います。人間関係にはわりとクールで、自然現象やモノ、技術などに強い興味を持つようになったためでしょう。

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行きつけの書店で文庫本を購入〜ふと思ったこと

2018年10月28日 06時01分43秒 | 散歩・外出・旅行
妻と買い物に出たついでに、行きつけの書店に立ち寄り、文庫本を二冊購入しました。

  • 文藝春秋編『藤沢周平のこころ』
  • 宮城谷昌光『呉越春秋・湖底の城(七)』

書店をぶらぶら歩いているうちにふと思ったことがあります。

小学校で家庭科を習って以来、我々の世代は家庭科をほとんど習って来なかったのかもしれない。あるいは教えられたのかもしれませんが、時代の空気で、右の耳から入って左の耳から抜け出ていっただけだったのかも。

大人のための、というか、中高年のための家庭科の教科書はないものだろうか。単身赴任を経験し、料理はだいぶできるようになったけれど、掃除や洗濯にかかわる基本がわからないと感じます。

昔の人は、戸をがらりと開けてパタパタとハタキをかけたものでした。それを無意味な習慣だと思っていたけれど、実はホコリの多くは壁に付着していて、空気の動きにより浮遊するのだとか。であれば、アレルギー鼻炎や喘息などの対策上は、実に重要な意味があったのかもしれません。そういう家事の基本を、きちんと知りたいものです。

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高校時代の同級生の訃報に

2018年10月27日 06時02分16秒 | Weblog
地元紙・山形新聞の訃報欄で、高校の同級生の逝去を知りました。すい臓がんとありましたが、沈黙の臓器と言われる膵臓の変調は、現役の医師だった彼でも、気づくことができなかったということでしょうか。それとも、多忙をきわめ、自分の体は自分であって自分のものでないという状況だったのでしょうか。

若い頃に、お子さんが誕生してしばらくしてから、何かのきっかけがあって、五味太郎の絵本『うみのむこうは』を贈った記憶があります。もしかしたら、その子が喪主? うーむ…。

人を助ける仕事をずっと続けてきて、大勢の人に感謝され、惜しまれる生涯であったろうとは思うけれど、まだまだこれから、ゆっくり人生を楽しめる時期が始まるところだったのに、なんだか早すぎるなあ。なんとも惜しまれます。もし魂というのがあるのなら、彼に充分な安息を、残された遺族に幸いをと願わずにはいられません。


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39年前のセイコーの目覚し時計がついに壊れた

2018年10月26日 06時01分04秒 | Weblog
大学時代の恩師から、結婚記念にいただいたセイコーの目覚し時計が、ついに壊れたようです。単3乾電池1本で時を刻み続け、はじめは夫婦の枕元に、近頃はデスクのディスプレイの脇に置いて、重宝して使っておりました。長年の使用でまず目覚まし機能が鳴らなくなり、ついに時計本体が動かなくなったようです。

恩師もだいぶ前に亡くなられ、研究室とのご縁も薄くなりました。39年という年月の歩みは、長かったのか短かったのか、微妙なところです。40年にあと一年を残して力尽きたというのも、なんとはなしに味のある結末なのかも。

なかなか捨てられないモノの一つではありますので、しばらくはオブジェとして飾って……いやいや、それはなんだか時刻を間違えそうでコワイです。やはりここは写真に残すだけにして、実物は思い切って捨てるのが正しいのでしょう。

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備忘録ノートの今後の見通しと準備

2018年10月25日 06時02分49秒 | 手帳文具書斎
今使っている備忘録ノートの残りページ数は25枚50ページほどになりました。100枚200ページの約4分の3くらいを使った計算になります。6月20日からほぼ4ヶ月。目次で10ページを確保していますので、およそ120日で140ページを使ったことになり、1.13ページ/日くらいのテンポです。ここから逆算して使い切る時期を推測すると、どうやら12月上旬になりそう。うーむ、微妙だなあ。残りの日数がいかにも中途半端です。三冊目の候補は、

  1. A5判ツバメノートの30枚を使い、2018-③ とする
  2. A5判ツバメノートの100枚を使い、2018-③ & 2019-① とする
  3. A5判キャンパスノート30枚を使い、2018-③ とする

などが考えられますが、さてどうするか。

システム手帳からコンパクトな綴じ手帳に変更する計画もあり、読書記録リストなど、今までシステム手帳に記録していた各種記録をどうするかも考える必要があります。残る期間に、あわせて検討することにしましょう。

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池井戸潤『下町ロケット・ガウディ計画』を読む

2018年10月24日 06時03分53秒 | 読書
小学館文庫で池井戸潤著『下町ロケット・ガウディ計画』を読みました。2012年の冬に、前作『下町ロケット』を読んで(*1)から、もう六年以上経っていることに驚きながら、佃製作所に舞い込んできた謎のバルブ部品の試作の話を読み始めたら、もう大変、思わず引き込まれて一気に読んでしまいました。

今回の話は、帝國重工に継続して納入しているロケット用バルブ部品の話にも、新規に試作依頼があった人工心臓「コアハート」のバルブ部品の話にも、共通して絡んでくるライバル企業サヤマ製作所との軋轢です。佃 vs サヤマ。経歴も社風も考え方も違う対立に加えて、貴船 vs 一村 という医科大学の心臓血管外科の医師どうしの対立もあり、以前の帝國重工におけるトラブルで佃製作所を憎んでいる者や、許認可権限をかさに威張る役所の人間なども、複雑な動きをします。そういったしがらみの中にあって、娘を失ったサクラダの社長の思いや佃製作所の若い社員たちの奮闘など、思わずじんとくる場面もありました。

あらすじを追うことは、これから読む方々にとってはせっかくの作品の興趣を損ねる面がありましょうから割愛いたしますが、思わず一気読みしてしまう面白さでした。



心臓外科手術といえば、先年老母の経カテーテル大動脈弁置換術に立ち会う経験(*2)をしたばかりです。トイレに行くためにわずかな距離を歩くにも、途中で一休みしなければいけなかったのに、手術後は90歳を過ぎてなお、再び畑に出て二時間程度の畑仕事で野菜作りを楽しめるようになっています。大動脈弁と言えば、まさにこのバルブに相当するものではなかろうか。たかがバルブ、されどバルブなのです。心臓という収縮型ポンプシステムのキー・デバイスと言っても良いでしょう。その意味でも、リアルに面白く読むことができました。

(*1):池井戸潤『下町ロケット』を読む~「電網郊外散歩道」2012年2月
(*2):リアルタイムに見る経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)に感動する~「電網郊外散歩道」2017年7月

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香月美夜『本好きの下克上』第四部「貴族院の自称図書委員I」を読む

2018年10月23日 06時03分23秒 | -香月美夜
TOブックスの単行本で、香月美夜著『本好きの下克上』第四部「貴族院の自称図書委員I」を読みました。見知らぬ敵の襲撃を受け、毒を飲まされて二年間の眠りについたローゼマインは、ユレーヴェの中でついに目覚めます。幼い時代の二年間の成長の差は大きいものがあり、妹シャルロッテにも身長で抜かれたと知った時は、さぞやショックだったことでしょう。でも、神官長フェルディナンドに、貴族院入学を一年遅らせると妹シャルロッテと同学年になってしまうと指摘された上に、貴族院の図書館で自由時間を過ごして良いと言われたら、ローゼマインは詰め込み教育も何のその!なのです(^o^)/

冬の間に貴族院で学ぶためにエーレンフェストの寮に転移すると、子供だけの人間関係ではなく、親の派閥の影響下にもありますが、ローゼマインはどうもそれが面白くない。護衛騎士見習いとしてコルネリウスとアンゲリカにレオノーレとトラウゴットとユーディットが加わり、文官見習いとしてハルトムートとフィリーネ、側仕え見習いとしてブリュンヒルデとリーゼレータ、そして筆頭側仕えとしてリヒャルダがにらみをきかせるという顔ぶれですが、ローゼマインは派閥の違うローデリヒのお話創作能力を高く評価するのです。

そうして始まる貴族院生活。一風変わった寮監ヒルシュールはフェルディナンドの恩師なのだとか。ヴィルフリートが余計な一言をはさんだおかげでローゼマインが暴走をはじめます。一年生全員の座学科目一発合格宣言!(^o^)/
弱小領地であるエーレンフェストの注目度は、女子のつやつや髪や座学の一年生全員一発合格などで急上昇しますが、加えて風変わりな領主候補生ローゼマインの評判も、よくも悪くもますますアップするばかりです。

全科目を優秀な成績で一発合格してしまったローゼマイン、念願の図書館登録に行き、司書のソランジュ先生にしっかりと覚えられます。そりゃそうです、閲覧室を見た感激で英知の女神メスティオノーラに祈りを捧げたら祝福の光がドバっと溢れでて、それまで動力切れ、いや魔力切れで動きを止めていた二体のシュミル風魔術具、まあ、要するにロボットウサギのシュヴァルツとヴァイスが動き始めたのですから。

似たような事件は他の先生方との間にもあり、騎獣作成の実技ではレッサーパンダ風乗り込み型騎獣に驚いてアーレンスバッハの寮監フラウレルムが卒倒するし、シュタープの元になる「神の意思」を取りに行って行き倒れるし、シュタープの扱いもオルドナンツ、ロート、メッサー、スティロなど全てを初日一発合格という驚きの事態で、「あの」フェルディナンド以来の事件なのだそうです。入学早々この調子では、これからいったいどうなるのかと、エーレンフェストの保護者たちは早くも胃が痛い、頭が痛い(^o^)/



待て!次巻! いやいや、待ってなどおれません!(^o^)/

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ブラームス「ヴァイオリンソナタ第3番」を聴く

2018年10月22日 06時03分18秒 | -室内楽
しばらく通勤の音楽として楽しんだブラームスのヴァイオリンソナタ集のうち、近ごろ心に残ったのが第3番、ニ短調Op.108 でした。少々ほっとする時間がありましたので、自室のステレオ装置で聴きました。あいにく、ミニコンポのCDドライブは開閉が不調ですので、DVD プレイヤーで再生。CD再生も、とくに問題はなし。

この曲は、1886年から1888年にかけて作曲されたそうです。明治で言えば18年から21年にかけて、ヴェルディが「オテロ」を初演し、初代ドイツ皇帝ヴィルヘルムI世の死去に続いて二代目のフリードリヒIII世も死去するという世情不安定な時期。ブラームスは53歳から55歳、親しい人たちが亡くなり、自分自身も老いを自覚する頃でしょうか、没年まであと10年ほどしか残されていない時期の作品です。でも、3つの楽章からなりどちらかといえばチャーミングな他の二曲とは異なり、4つの楽章からなる堂々たるソナタと感じます。

第1楽章:アレグロ、ニ短調、4分の4拍子、ソナタ形式。
第2楽章:アダージョ、ニ長調、8分の3拍子、三部形式。
第3楽章:ウン・ポコ・プレスト・エ・コン・センティメント、嬰ヘ短調、4分の3拍子、三部形式。
第4楽章:プレスト・アジタート、ニ短調、8分の6拍子、ロンド・ソナタ形式。



CDは、イツァーク・パールマン(Vn)とウラディミール・アシュケナージ(Pf)による1983年のデジタル録音で、これはすっかりお馴染みの演奏です。加えて、ネットから入手(*1)したパブリック・ドメイン音源で、ヘンリック・シェリング(Vn)とアルトゥール・ルービンシュタイン(Pf)による録音も聴いています。後者では、第1番や第2番はいささか無愛想に感じてしまうのですが、この曲ではむしろ渋みやほろ苦さとなって好ましく感じられるようです。

とりわけ、第2楽章の魅力! 思わずセンチメンタルな心情に突入してしまう、しみじみとした音楽です。ブラームスはいいなあ!

■パールマン盤 (EMI CC33-3517)
I=7'58" II=4'47" III=2'49" IV=5'42" total=21'16"
■シェリング盤 (RhythmBoxで再生、無音部を省く)
I=7'42" II=4'39" III=2'56" IV=5'50" total=21'07"

(*1):クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜
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サクランボ果樹園の秋の管理作業が

2018年10月21日 06時04分21秒 | 週末農業・定年農業
亡父から受け継いだ我が家の果樹園は、サクランボ、スモモ、桃、プルーン、リンゴと収穫作業がおおむね一段落し、あとは柿の収穫と干柿作りを残すばかりとなりました。この時期、来年を見越して、管理作業をしっかりとやっておく必要があります。具体的には、例えばサクランボを例に取ると、

  1. 光合成を行う葉を健康に保つ  来年のためには、しっかりと光合成を行って樹体に栄養分をたっぷり蓄える必要があります。特に葉の健康が重要で、褐色穿孔病やダニによる褐変を防止するため、九月中〜下旬に草刈りを行い、葉と枝を中心にZ-ボルドーやカネマイト等の防除を行います。
  2. 肥料の散布  作物を収穫するということは、畑から栄養分を奪うことでもありますから、不足する栄養分を肥料という形で補う必要があります。特に、堆肥など有機質肥料を重視し、ミミズなどの土壌生物が活動しやすい土にしてやることと、微量成分をバランスよく補う施肥を行います。適期は九月中です。
  3. 樹幹や太枝に食い込むコスカシバ対策  ご近所に放置果樹園がある関係もあって、どうしてもコスカシバが目立ちます。対策が後手に回ってしまい、ここ数年で何本か枯れてしまいました。10月上旬、樹幹と主枝に重点的にトラサイドを散布します。

今年は9月下旬にひどい風邪をひき、39度を超える高熱でダウンしたために、9月の管理作業が実質的にできませんでした。そのため、一部にダニによる落葉が目立ちます。10月になってからなんとかコスカシバ対策防除を実施し、さらにこの週末に一ヶ月遅れで肥料散布を行いました。実際は、肥料から栄養分を吸収するにも光合成の力が必要で、落葉してしまえば肥料も役に立ちません。でも、残りの葉で吸収できる分だけでもと、汗を流しました。今日は樹幹に食い込んだコスカシバの幼虫をなんとか掘り出して、これ以上の枯死の拡大を防ぎたいところです。







昨日は、予報に反して雨も降らず、お天気に恵まれました。午前中の作業を終えて家に帰る前に、10月のリンゴ「紅将軍」を収穫しました。Z-ボルドーを散布していないために抗菌効果がなく、表面に少々汚れが目立ちます。まあ、味は変わりませんし自家消費ですので文句はありません。よく洗って、早めに消費してしまう予定です。


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孤独というものの受け止め方

2018年10月20日 06時05分55秒 | Weblog
若い頃は、孤独感を感じることはあっても、本当に一人ぼっちではありませんでした。家族があり親戚があり、多くはないけれども仲間や友人がいて、失意も慰められ、未來を夢見ることもできました。

しかしながら、老年の孤独はいささか様相が異なります。親は亡くなり、配偶者も失い、子供もいない家で、仕事上の付き合いも消え、近隣の人との交流もあまりない境遇に陥ったとしたら、これは寂しい。しだいに寒くなる今の季節など、少し体調を崩しただけで、悲観的な気持ちになってしまいがちです。

本当の寂しさにじっと耐えながら、とりあえず日々の暮らしを送っている時に、ご近所の人から時折示される親切や気遣いの、なんと嬉しく有り難いことか。田舎のコミュニティならではの、一人暮らし高齢者世帯にときどき手作りや仕出しの弁当を届ける仕組みなどは、当事者の立場に立ってみると、実に心があたたまるような思いでしょう。お弁当を手配したり届けたりする手間をいとわず声がけする民生委員や婦人会の役員の方々には、頭が下がります。もし、高齢者が某アカウントをもっていたら、きっと「いいね!」みたいなものがたくさん付くのではなかろうか。

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プラチナ万年筆「プロシオン」(中字)を使ってみて

2018年10月19日 06時03分13秒 | 手帳文具書斎
この夏に購入した万年筆、プラチナ「プロシオンPROCYON(中字:M)」をほぼ1カ月以上使ってみての感想です。
まず、けっこう重いです。カタログ値では標準重量23.3gとなっていますが、ずっしりとした重さを感じます。もちろん、TWSBI社のダイヤモンド580ALラヴァーの、インクを満タンにして32.2gというほど重くはありませんが、金属軸ということもあり、パイロットのカスタム・グランディやプラチナ・プレジール等と比較し、ずいぶんずっしりとした手ごたえを感じます。
また、回転式のキャップは思ったよりも回転数が少なく開閉でき、Goodです。キャップを尻軸にポストしてもバランスが取れる点も好感が持てます。私のペンの持ち方では、キャップのねじ切り部に指が当たってしまうのですが、パイロットの「コクーン」のような極端な段差はありませんので、まずは許容範囲でしょう。キャップを尻軸にポストする使い方を続けた場合の塗装の耐久性は、長いこと使ってみなければわかりませんが、今のところ大きく傷つくようなことはなさそうです。

次に書き味ですが、インクフローは決して潤沢とは言えないものの、安定しています。使用しているプラチナ古典ブルーブラックインクの特性もあり、抜けず滲まず、しっかりとした書字が楽しめます。中字のプロシオンはすらすら書けますが、不必要にインクが流れることがないという意味で流量を絞ってある印象を受け、プレッピー中字:0.5mmよりも線幅は細く感じます。日常的に比較の対象となるのがインクフローが潤沢なTWSBIのダイヤモンド580ALやパイロットのカスタム・グランディですので、やや渋めと感じるのかもしれませんが、できればもうすこしフローが潤沢な方がありがたい(*1)かも、ですね~。

【追記】
(*1:)この件、流用していたコンバータが原因だったらしいと判明。現在はインクフローも良好になり、不満は解消されています。

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マルマン「ノートdeノート」をほぼ使い切って

2018年10月18日 06時03分54秒 | 手帳文具書斎
意匠がきれいで気まぐれに購入したマルマンのダブルリング・ノート「ノートdeノート」を、ほぼ使い切るところまで来ました。2011年11月に購入したものの、愛用する万年筆インクはプラチナ古典BBを例外として大部分が裏抜けしやすく、小径ダブルリングは開きにくいことから、あまり利用場面が広がらず、2015年秋からは裏抜けテスト用ノート「Stationary #7」として使ってきました。中字のプレッピーのインクフローに関わる不満や愚痴、様々なボールペンや万年筆インクの裏抜けテストなど、惜しげもなく使ってきて、ようやく残り枚数が4枚8頁を残すのみとなりました。



実は、様々な文具のチェック用に、B6判のキャンパスノートをキングジムの赤色カバーノート・レザフェス「LEZAFACE」にセットし、「Stationary #6」として使っているのですが、カバーノートだと落書き的な使い方に抵抗があるのか、あまりページを消費しておりません。逆に#7のほうが早く終わってしまったことになり、逆転現象が起こっています。カバーノートよりもむき出しのノートのほうが、パッと手に取って書く機会が多いというのは、常用するA5判ツバメノートの備忘録でも同じです。ノートはカバーをせずそのまま使う。どうも、それが良いようです。

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「YSO News Letter vol.5」が届く

2018年10月17日 06時01分49秒 | クラシック音楽
過日、郵便受けを見たら、「YSO News Letter vol.5」が入っておりました。山形交響楽団の鑑賞会員向けに発行されている広報紙で、一面トップには主席客演指揮者ラデク・バボラークさんからのメッセージが掲載されています。また、ニュースとして、クラウドファンディングで募集した「楽団バス購入プロジェクト」達成の御礼と、2019年新春のニューイヤーコンサート&新春パーティの開催予告もあります。2面と3面は、見開きで「アフィニス音楽祭」の写真による記録がいっぱいです。
そして4面には、会員特典のリハーサルやゲネプロ見学時間変更のお知らせや、2019/20年シーズンの速報と、今シーズンのこれからの演奏会予定が発表されています。とくに来シーズンの速報には興味津々。ポール・メイエの指揮とクラリネットでシューベルトの「ザ・グレート」他のプログラムとか、ウィーンフィル首席ファゴット奏者のソフィー・デルヴォーのモーツァルトとか、ヌーノ・コエーリョ指揮でサクソフォン四重奏トルヴェール・クヮルテットの共演など、かなり多彩なプログラムになりそう。今からもう来シーズンが楽しみです。

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