電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

Weblog記事の現況

2007年06月30日 06時10分15秒 | ブログ運営
当「電網郊外散歩道」の記事、今いったい何本になっているのだろうと、数えてみました。メニュー左側に、ジャンル別の統計があります。これを表計算に転記して、集計してみると、



6月25日現在で、1034本。

当ブログを開設したのが2004年12月19日ですので、6月25日までは919日です。したがって、
1034(本)÷919(日)=1.12(本/日)
というペースで来たことがわかります。へぇ~。一時期、日に二本も三本も投稿していたことがあるからなぁ。当時は相当にはまっていたのか、あるいは今より少々ヒマだったのでしょう(^o^)/

こうして見ると、基本的にクラシック音楽と読書ブログの性格が強いことが一目瞭然。意外にコンピュータ・ネタは少ないのですね。もしかすると、わが家のアホ猫を揶揄するにゃんこ記事が相当にあるのかもしれません(^_^;)>poripori
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シューベルトの交響曲第8番「未完成」を聴く

2007年06月29日 21時25分59秒 | -オーケストラ
このところ、なにかとつまづきの多い週でした。今朝はついに更新できず。ようやく自宅でくつろぎ、ゆっくり音楽を聴いています。シューベルトの交響曲第8番ロ短調、言わずと知れた「未完成」です。

第1楽章、アレグロ・モデラート。曲の始まりの動機が執拗に繰り返され、たいへん美しい音楽なのですが、どことなく不安で、やや不気味な印象さえ与えます。これでこそ「未完成」なのですが、いくらロマンティックでも、飴玉をしゃぶるような音楽ではないようです。
第2楽章、アンダンテ・コン・モト。ゆったりした第1主題、弦楽器のふっくらした旋律の中に、オーボエからクラリネットへ受け継がれる歌のすてきなこと。でも、噴出するような荒々しい情熱もあります。

この曲を初めて聴いたのは、高校の友人宅で、たしかアンドレ・クリュイタンス指揮のベルリン・フィルだったと思います。このときの印象はとても良かったと記憶しています。同じ頃、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏で、いわゆる「運命・未完成」というゴールデン・カップルのLP(CBS-SONY SONC-10038)を購入しましたが、どちらかというとベートーヴェンの第2楽章以降を聴くことが多く、B面まで聴き通すことは少なかったような(^_^;)>poripori
でも、第2楽章のヴァイオリンの対旋律の見事さや、「グレート」と同じくリズムの処理の見事さなどが印象にのこります。かっちりとした、厳しく明晰なシューベルトです。

スウィトナー指揮のベルリン・シュターツカペレの演奏は、ゆったりしたテンポで、第1楽章ではくりかえしを実行するかなにかで、演奏時間のデータにこれほどの差が出ているのでしょうか。優しいけれども、内には激しさと憤怒を秘めた音楽になっているように思います。

参考までに、演奏データを示します。
■オトマール・スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレ
I=14'27" II=11'17 total=25'44"
■ジョージ・セル指揮クリーヴランド管
I=11'18" II=11'45" total=23'03"

写真は、長年愛用しているオーディオ・ミキサーと、先日購入したスウィトナー指揮のシューベルト交響曲全集。
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ナクソスの「ザ・ベスト・オブ・オペレッタ第3集」を聴く

2007年06月28日 06時25分27秒 | -オペラ・声楽
単身赴任・夜間勤務だった頃によく聴いたオペレッタ・ハイライト集の第3集です。3枚のCDの中では、一番のお気に入りだったのがこれです。

始まりは、シュトラウスII世の「こうもり」序曲から。この音楽が始まると、思わず「オペラアワー!」と高らかに叫びたくなり(*)ます(^o^)/
例によって、序曲だけは演奏が異なり、J.ヴィルトナー指揮チェコスロヴァキア国立ブラティスラヴァ交響楽団です。
第2曲、カールマン「マリーツァ伯爵夫人」より「聞こえる!ジプシー・ヴァイオリン」。このCDでようやく出番が増えたシューシャ・チョンカのソプラノが、切ない音楽をドラマティックに歌い上げます。
第3曲、ツェラー「小鳥売り」より「思い出の20年」。小鳥の歌を鳥笛で表しているようです。第4曲、カールマン「マリーツァ伯爵夫人」より「来てくれジプシー」。こちらはやや哀愁をおびたセンチメンタルな音楽。いずれもヤーノシュ・ペルケシュのテノールで。どちらかと言うと能天気なテノール男の歌ですから、あまり哀切な感じはありません(^_^;)>poripori
第5曲、レハール「パガニーニ」より、「愛は地上の天国」。イングリド・ケルテシさんのコロラトゥーラ・ソプラノで。
第6曲、シュトラウスII世「こうもり」より、「ふるさとの調べよ」。シューシャ・チョンカのソプラノで。第7曲、同じく「こうもり」から、ペルケシュのテノールが歌い上げる「飲め、恋人よ、急いで」。やっぱり「こうもり」の音楽はいいですね。
第8曲、カールマン「マリーツァ伯爵夫人」より「ウィーンへ愛をこめて」。
第9曲、シューシャ・チョンカのソプラノで、「こうもり」から「侯爵様、あなたのようなお方は」。Mein Herr Marquis, Mein Herr Marquis, と呼びかける、ちょいと人をくったような音楽。
第10曲、シュトルツ「ボヘミアの魔術師」より、「君を愛す」。ヤーノシュ・ペルケシュのテノールが、ストレートに "Ich Liebe Dich!" と歌います。
第11曲、「こうもり」から、「田舎娘をやる時は」。選曲上、このディスクでは出番が多い、シューシャ・チョンカのソプラノで。技巧的な要素もだいぶ強い、ソプラノの見せ場となる楽しい音楽です。
第12曲、シュトルツ「二人の心はワルツを奏で」。イングリド・ケルテシの軽やかなソプラノとヤーノシュ・ペルケシュの楽天的なテノールによる、わくわくするような二重唱。
第13曲、シュトルツ「お気に入りの家来」より、「君はわが心の皇帝たれ」。イングリド・ケルテシが、"Du sollst der Kaiser meiner Seele sein"と、技巧を抑え心をこめて歌う、といった風情でしょうか。ちょいと胸キュンかもしれない音楽です。
第14曲、シュトラウスII世「ヴェネツィアの一夜」より「入江のワルツ」。ペルケシュのテノール。今ふうに言えば「リゾートの歌」かな。
第15曲、シュトルツ「歌はおしまい」から、「さようなら、私の小さな見張り番」。消灯ラッパのような遠くのトランペットに続いて、イングリド・ケルテシのソプラノが「衛兵交替!」ふうなミリタリー調の軽やかなメロディーを歌います。全曲の終わりが「歌はおしまい」からの選曲とは、伝統的駄洒落保存会の趣旨にぴったりです(^o^)/
しかも、「ザ・ベスト・オブ・オペレッタ」シリーズもこれでおしまいのようですので、二重の意味で「歌はおしまい」とかけているのでしょう(^o^)/

ラースロー・コヴァーチュ指揮、ハンガリー・オペレッタ管弦楽団の演奏、1995年1月に、ブダペストのアルファーライン・スタジオでデジタル録音されたもの。録音も良好で、オペレッタの楽しさを手頃に味わえる一枚になっています。

夜間勤務の単身赴任というと、もう飲み屋さんもしまっていますし、アパートに帰って寝るだけです。風呂に入って、あたたかい人の声を聞きたいと思うと、オペレッタの楽しい音楽が良かったのでしょう。おかげで、すさんだ生活にはならずにすみました。一方で、午前中の自由な時間がけっこう嬉しかった面もありました。現在単身赴任で奮闘中のオジサンたちに、心からエールをおくります。

(*):日曜日の午後3時、NHK-FMでは「オペラ・アワー」という長時間番組を放送しておりました。番組の始まりの音楽が、この「こうもり」序曲でした。そういえば、最近聞いてないなぁ。
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持っていないCDの話

2007年06月27日 06時36分58秒 | クラシック音楽
持っているCDの話はいつもしていますので(^o^)/
持っていないCDの話です。

ハイドンのオラトリオ「四季」。LPでは、カール・ベームの指揮するハイライト盤を持っています。これは、私が就職するときに、大学時代の恩師から記念にといただいたもの。今は懐かしい筆跡で献辞が書いてあり、とてもとてもLPを処分などできません。でも、カーステレオで聴くのに便利なCDになかなか出会わないのですね。できれば、旅先で見つかったりするとありがたいものです。

それから、ブラームスの「美しきマゲローネのロマンス」。だいぶ昔ですが、スヴャトスラフ・リヒテルとフィッシャー・ディースカウのコンビでLPが出ていました。学生時代に、ブラームス大好きな友人のところで聴かせてもらったのでしたが、あのCDを見つけたいものです。
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花の名前を調べる

2007年06月26日 05時42分07秒 | Weblog
花の名前を調べるのは、意外に難しいものです。子どもの頃は、図鑑などで片端からページをめくって探したものですが、今はさすがにもう少しエレガントな方法がないものかと考えます。実際は、花の色や形、葉や茎の特徴などから調べる、検索図鑑と言うものがあることは承知しておりましたが、残念ながら専門的なものが多く、自分でそろえるまでには至りませんでした。

先日、ある地域サークルの掲示板で、G県T市のT中学校のホームページにある「身近な植物」というのが、中学生向けのやさしい検索図鑑になっていることを教えてもらい、内容の素晴らしさに感心しておりました。

ところが、この花の名前を調べようとして、再びT中学校のサイトを訪れたところ、なんと、この中学校のウェブサイト全体が閉鎖されているではありませんか。驚きました。なにか理由があったのでしょうが、せっかくの検索機能と豊富なオリジナル写真が、もったいない!

問題が解決して、再び公開されることを祈りたいと思いますが、それにしても花の名前の調べ方は、当面、どうしましょう?さしあたり、このティッシュペーパーみたいな花は、なんという名前なのかなぁ(^_^;)>poripori
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チャイコフスキー「白鳥の湖」を聴く

2007年06月25日 06時57分53秒 | -オーケストラ
サクランボの収穫作業をしながら、携帯CDプレイヤーで音楽を楽しみました。お天気はまずます。渇水地域の方々には申し訳のないことですが、雨が降らないので濡れずにすむのがありがたい。今年は不作の年のようですが、作業が順調に捗ります。聴いた曲目は、なんとチャイコフスキーの「白鳥の湖」。帝政ロシアの劇場と、自他ともに認める田舎の農作業とは、互いにおよそ縁のない選定です。でもこういうことができてしまうのですから、現代の技術の恩恵を感じずにはいられません。

とっかえひっかえ聴いたのは、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団による三大バレエのハイライト版と、DENON の MyClassicGallery シリーズからのシュテファン・ショルテス指揮ウィーン交響楽団による全13曲の抜粋版です。

友人(?)・オーマンディ盤は、第1幕のワルツと第2幕の情景を2曲、小さな白鳥の踊りと第4幕フィナーレの5曲を取り上げています。演奏はもちろん十八番の安心感がありまして、速めの曲は速く、ゆったりとした曲はおそく、聴かせどころのツボをおさえめりはりをつけた、スター性の高いもの。うまいもんです。安心感があります。できれば、五曲だけでなく、もっと聴きたいところです。1961年2月19日、フィラデルフィアのタウンホールでのCBSアナログ録音。CBS-SONY当時ベスト・クラシックス100中の1枚で、22DC-5506の型番となっております。

もう一枚、シュテファン・ショルテス盤は、序奏に始まり、第1幕の「パ・ド・トロワ」2曲、ワルツ、第2幕の情景、「グラン・パ・ド・トゥー」、四羽の白鳥の踊り、第3幕からはスペインの踊り、ナポリの踊り、ハンガリーの踊り、ポーランドの踊り、情景の5曲、そして第4幕からは終幕の情景、という選曲です。こちらは、録音そのものはたいへんに鮮明で自然なものですが、少々再生の音量を上げてちょうどよいくらいでした。演奏はわりに上品な感じのもので、好感が持てます。CDには記載がありませんでしたが、手元にある資料「The History of DENON PCM/Digital Recordings 1972-1987」で調べてみると、1980年10月にウィーン・コンツェルトハウスでデジタル録音されたとのことで、ブロムシュテットのブルックナー7番と同年のもののようです。

あまりに感傷的な作品や演奏は得意ではありませんが、たまに聴くと、いい音楽を聴いた、と実感します。

実際の演奏場面は違うようですが、参考までに共通な曲の演奏データを示します。
■オーマンディ盤
第1幕のワルツ(6'01") 第2幕の情景(3'03") 第4幕フィナーレ(6'14")
■ショルテス盤
第1幕のワルツ(7'12") 第2幕の情景(2'46") 第4幕フィナーレ(9'51")
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ビワをいただく~音楽を聴きながらサクランボ収穫作業

2007年06月24日 05時52分52秒 | 週末農業
千葉の友人から、房州のビワをいただきました。積雪地である当地では、ビワは珍しい果物です。老母が子どもの頃、静岡の親戚が送ってくれたとのことで、食べ方の解説を聞きながら、南国の香りをおいしくいただきました。送ってくれた友人に感謝です。

サクランボの収穫作業は、例年よりだいぶ早くあと数日を残すのみとなり、佳境に入っております。ビニールハウス内の「佐藤錦」がそろそろ終わる頃で、かんずめ加工用の「ナポレオン」の収穫にかかっています。先日、息子が帰省して収穫作業を手伝っており、老父は嬉しそうです。

当方も、終日サクランボ収穫作業に従事しました。高所作業台車の上から見下ろす果樹園の風景も良いものです。写真は、露地物「ナポレオン」の野鳥による食害の様子です。完熟にはほど遠いのですが、赤くなったものからのきなみやられているようです。半分食べてしまっているのはツグミで、つついて小さな穴をあけているのがスズメでしょうか。この樹は防鳥ネットの圏外(?!)なので、鳥にやられっぱなしです(^_^;)>poripori



ときどき高所作業台車のエンジンをかけて移動しますが、それ以外は基本的に静かな収穫作業。携帯CDプレイヤーで、チャイコフスキーの「白鳥の湖」を聴きました。ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団のハイライト盤と、シュテファン・ショルテス指揮ウィーン交響楽団による抜粋版で、全13曲を収録しています。ショルテス盤は、少々録音レベルが低いみたいで、音量を上げてちょうどでした。
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複数パスワードを忘れないための秘策

2007年06月23日 07時04分43秒 | コンピュータ
勤め人が、仕事の片手間に農業をやるのは、簡単そうでいて実はなかなか難しいことです。農作業は天候により左右され、いざ適期となると、本当に待ったなしです。キャベツの蒔き時はわずかに一週間程度。仕事が忙しいから来週に延ばそうとは言えないのです。実際、かけもちは難しい。

ウェブサイトやウェブログのかけもちも、案外難しいものです。こちらは、内容が続かない。毎日更新をあきらめれば、できなくもないかも。この「電網郊外散歩道」を、クラシック音楽と読書とコンピュータと散歩と、四つに分割してしまうみたいなやり方です。でも、なんだか面倒ですね(^_^;)>poripori

複数のメールアドレスをかけもち利用していても、日常的に利用するものは、結局は決まったものになってしまいます。ただ、それはそれで意味があります。メインのメールアドレスをスパムメールの洪水から守るために、ウェブメールを掲示板等で使うための捨てアドレスに利用するからです。ただし、実際には、あれ?パスワード、なんだっけ?という状態になりがち。

しか~し!これだけは、解決策あり。

私の場合、パスワードの基本は、「辞書にない方言の子音+(数字記号)+サイトの運営者略号」としています。

たとえば、梅雨時にカサの水切りでしぶきがかかったとき、山形弁で思わず「やばついず!」と抗議しますが、これを種にすると、

yabatsuizu (種になる方言)

ybtsz (子音の取り出し。辞書法で解読ができにくい。)

ybtszgoo
ybtszjust
ybtszmixi
ybtszyahoo
ybtsznifty1
ybtsznifty2


いくらでもできますね(^_^)/

これなら、種になるキーワードさえ一つ作っておけば、あとはいくらでもできます。後半が類推されやすいだけに、前半の種を長めにするのがポイントでしょうか。
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梅雨時の散歩?

2007年06月22日 06時14分44秒 | 季節と行事
南東北も、ようやく梅雨入りしたようで、昨日は一日まとまった量の雨が降りました。四国地方では、早明浦ダムの渇水が深刻で、香川県では厳しい取水制限を行っているとか。当地ではサクランボの収穫時期の雨は実割れの原因として歓迎されず、いっぽう四国地方では首を長くして雨が待たれている。全国的にバランス良く降ってくれればよいのですが、なかなか思うようにいかないものです。願わくは梅雨前線が少々南下して、四国地方に適度にまとまった雨を降らせてくれますように。

さて、夜のお散歩?に出かけようとしたわが家のアホ猫、降り続く雨を見てしばし考えております。飼い主に「クルミの脳味噌」と馬鹿にされてもくじける気配もなく、獲物を捕らえては性懲りもなく見せに来るのです。先日は、防鳥ネットに引っかかりそうになり、低空飛行をしていたスズメを、ジャンプ一番捕まえてしまいました。すごいものです。そのくせ、「ニャー」と甘えた声を出してすり寄って来ます。この表の顔と裏の顔の落差が、実はネコの正体なのですね(^o^)/
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クラシック音楽CD棚の並べ方について

2007年06月21日 05時29分28秒 | クラシック音楽
クラシック音楽CDのコレクションが増加してくると、購入順にただ積み上げて行くやり方は別として、なんらかの並べ方の原則が必要になります。数十枚から百枚程度なら、まだ記憶もできますが、数百枚を超えると、記憶力減退の問題が顕在化してきます(^o^;)>poripori

(1) 私の場合、最初は、好きな作曲家別に並べていました。これは、カップリングの問題が生じます。メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」とチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」の場合は、どちらに区分すればよいのでしょう。
(2) 次に、大きな時代順にしてみました。バロック時代、古典派の時代、ロマン派の時代、近・現代、といった区分です。でも、これもカップリングの問題を免れることはできません。シューマンの「幻想曲」とベートーヴェンの「ピアノソナタ」の組合せの場合、どちらに区分すればよいのでしょう。
(3) 演奏家別、という区分も可能ではあります。しかし、これも同様の問題があります。協奏曲の場合、指揮者で区分すればよいのか、ソリストで区分すればよいのか。はたまた三重協奏曲などでは、どうしましょう。

で、結局、現在はこんなふうにしています。

(1) ジョージ・セルの関わったCDは、指揮もピアノもすべて「セルもの」という区分にします。
(2) それ以外は、レーベル別に区分します。CBS、DENON、デッカ、EMI、グラモフォン、ナクソス、フィリップス、などです。同一区分内では、適当に番号順だったり大きな時代順だったり。今のところ、一区分がそれほどの枚数にはなりませんので、なんとか機能しているようです。
(3) レーベルが不明の付録CDなどは、便利な「その他」区分。

棚の並べ方については、絶対数によっても異なる面もあるかと思います。この件について皆様の流儀をお聞きしたいところです。
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ナクソスの「ザ・ベスト・オブ・オペレッタ第2集」を聴く

2007年06月20日 06時43分30秒 | -オペラ・声楽
単身赴任時代に好んで聴いていた、ナクソスのオペレッタ集の2枚目(8.550942)です。1枚目を聴いた後(*)には、やっぱり続けて聴きたくなります。

第1曲、シュトラウスII世の序曲「ヴェネツィアの一夜」。オペレッタ本編に期待を持たせます。第1集と同様に、これだけはA.ヴァルター指揮チェコスロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。
第2曲、カールマンの「サーカスの女王」より、ヤーノシュ・ペルケシュのテノールで「2つのおとぎ話の眼」。いかにもオペレッタらしい、魅惑的で感傷的な歌です。
第3曲、おなじみのレハール「メリー・ウィドウ」より、同じくヤーノシュ・ペルケシュのテノールで「おお祖国よ」。
第4曲、「メリー・ウィドウ」から「昔ヴィリアがいた」。やっぱり好きですねぇ、「メリー・ウィドウ・ワルツ」。声そのものの魅力を聴かせてくれるイングリド・ケルテシの魅力的なソプラノの歌声に、ダニロならずとも思わずぽーっとなりそうです(^_^)/
第5曲、レハール「パガニーニ」より「女たちにキスするのが好きだった」。第6曲、「だれも私ほどお前を愛した者はいない」。ヤーノシュ・ペルケシュ、第6曲ではイングリド・ケルテシとのデュエットです。よくもまぁ、臆面もなく言うよ、とは思いますが、そこはそれ、オペレッタですから(^_^;)。ケルテシさんが入ると、とたんにつややかに華やかになりますなぁ。
第7曲、レハール「ロシアの皇太子」より「だれかが来るでしょう」、第8曲「ボルガの歌」。こんどは逆に、第7曲がソプラノ、第8曲がテノールの歌と、対にしての収録になっています。
第9曲、レハール「ジプシーの恋」より「ツィンバロンの響きを聴けば」。この1曲だけは、シューシャ・チョンカのやや暗めのドラマティック・ソプラノで。出だしのジプシー・ヴァイオリン風の旋律からして、思わず耳をそばだてる魅力があります。しかも、スローに始まり次第に速度を増していくこのソプラノの歌が、いかにも魅惑的です。
第10曲、レハール「ルクセンブルク伯爵」より「私の先祖は」。ヤーノシュ・ペルケシュ。いかにも能天気で楽しいテノールの歌。
第11曲、カールマン「チャールダーシュ侯爵夫人」より「ハイア、ハイア、山こそわが故郷」。イングリド・ケルテシのソプラノで。なんだか巫女の祈りみたいな歌。第12曲も「チャールダーシュ侯爵夫人」より「ご婦人なしでは」、こちらはテノールの曲です。第13曲も「チャールダーシュ侯爵夫人」より「つばめをまねよう」。そして第14曲もチャールダーシュ侯爵夫人」より「踊りたい」。いずれもソプラノとテノールのかけあいです。楽しい音楽です。
第15曲、シュトルツ「白馬亭」より「私の恋の歌はワルツにかぎる」。テノールの歌。
第16曲、同じくシュトルツの「全てのご婦人を愛す」より「ブロンドであれブルネットであれ」。陽気な天然テノール男のサービス満点の行進曲。脳ミソが破壊されてるんじゃないかと疑われるふしもあり、私にはとてもできない芸当です(^o^;)/

ラースロー・コヴァーチュ指揮ハンガリー・オペレッタ管弦楽団の演奏、1995年1月に、ブダペストのアルファーライン・スタジオでデジタル録音されています。録音も良好で、機会を見てDVDで探して見たいと思わせる、オペレッタの魅力にあふれた、とにかく楽しい一枚です。

(*):「ザ・ベスト・オブ・オペレッタ第1集」を聴く
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ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第4番」を聴く

2007年06月19日 06時40分29秒 | -室内楽
先日購入したヨゼフ・スークとヤン・パネンカによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集(DENON COCQ-83953-6)の中から、一枚ずつ取り出しては、少しずつ聴いています。全部を一気には聴けませんが、なかなかおもしろいものです。昨晩は、ヴァイオリン・ソナタの第4番、「スプリング・ソナタ」の1つ前の作品番号23を持つ、イ短調の魅力的な作品を聴きました。今朝も早起きして、同じCDを聴いております。

第1楽章、プレスト。古いピアノのような音で始まります。でも、低音部はしっかりしている。楽器が古いのではなくて、意図的にそういう音で表現しているのでしょう。ヴァイオリンとピアノが、けっこう激しい曲想でぶつかりあうような音楽です。
第2楽章、アンダンテ・スケルツォーソ・ピウ・アレグレット。ヴァイオリンの愛らしさが印象的です。この楽章はあたたかい雰囲気の音楽で、いかにも室内楽らしいです。
第3楽章、アレグロ・モルト。再び速いテンポで、ヴァイオリンとピアノがときに激しくぶつかりあうような、互いに主張のある対話でしょうか。ピアノが終始リードするようであるばかりか、ヴァイオリンの表現自体が、モーツァルトの歌うような優美さではなくて、時に切れ切れに、鍵盤楽器のような表現を見せるのが面白いです。30歳を過ぎた頃の、颯爽としたピアニストとしてのベートーヴェンの面目躍如たるヴァイオリン・ソナタ、と言ってよいのでしょう。

当方、「スプリング/クロイツェル」以外のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを体系的に聴こうとするのは初めての経験です。イ短調という調性のこの作品、若い時代の可愛らしい作品では決してありません。作品24の「春」のソナタと対にして聴くとき、スプリング・ソナタの旋律の魅力をあらためて感じるとともに、力の入ったイ短調の本作品の魅力を理解できるような気がします。

演奏は、ヨゼフ・スークのヴァイオリン、ヤン・パネンカのピアノ。1966年10月に、プラハのドモヴィナ・スタジオで録音されています。立派な日本語リーフレットが添付されており、解説は渡辺和彦氏です。この解説がたいへん丁寧で緻密なものです。労作と言ってよいと思います。このパンフレットだけでも、輸入盤でなく国内盤を購入した意味がありました。

しかし、スークのヴァイオリンはもちろんだけれど、ヤン・パネンカさんのピアノはほんとにいいですね。大げさな音はないのだけれど、素晴らしいピアニストだと思います。
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ドビュッシー「夜想曲」を聴く

2007年06月18日 05時43分23秒 | -オーケストラ
日中は気温が上がりますが朝晩はさすがに涼しく、東北地方の入梅には少々間があるのか、晴れた日には過ごしやすい気候です。いつも今の時分には、ドビュッシーの透明な響きを聴きたくなります。

ドビュッシー35~37歳頃に作曲された「夜想曲」は、第1曲「雲」、第2曲「祭」、第3曲「シレーヌ」という3つの曲からなります。近代フランス音楽の中でも、オーケストラから独特の響きを引き出すドビュッシーの代表的な曲です。

空の雲がゆっくりと流れる「雲」では、トランペットやトロンボーン、チューバといった、おなじみのラッパ族・金管楽器を大部分休ませて、フルート、オーボエ、イングリッシュホルン、クラリネット、バスーンという笛族にホルンだけが参加、ハープと弦楽器群にティンパニが締める、という編成になっているようです。なるほど、この響きは、フル編成の多数の音を混ぜて作り出したのではなくて、近代管弦楽から相当の音を引き算して、というか、楽器の要素を注意深く組み合わせて作り出したものなのですね。

祭の盛り上がりと祭の後の静けさを描いたという第2曲「祭」では、トランペット、トロンボーン、チューバといったラッパ族総出演で、しかもシンバルにスネアドラムにハープまで入るという「大騒ぎ可能」な楽器編成。なるほど、それでこういう響きですか。ずしんとお腹にひびく迫力です。

海の魔女とも海の精の神秘とも言われる「シレーヌ」は、歌詞のない女声合唱つきの音楽。歌詞のない女声合唱つきの音楽で終わる曲というと、ホルストの「惑星」を思い出しますが、あちらも「海王星」でした。海というと、西欧では女性のイメージなのでしょうか。そういえば、もうおぼろげな記憶では、ドイツ語で「海」は女性名詞でした。

珍しく楽器編成を調べてみたら、ドビュッシーの響きの秘密がちょっとだけわかった気がします。素人音楽愛好家のささやかな楽しみです。

演奏は、ポール・パレー指揮デトロイト交響楽団、1961年3月、マーキュリーによるステレオ初期の名録音CD(フィリップスのスーパー・ベスト1000シリーズより、UCCP-7077)です。
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サクランボ狩に集合!

2007年06月17日 18時54分03秒 | 週末農業
毎年恒例のサクランボ狩の行事に、関西・関東在住の三夫婦と、わが家の子どもと孫たちも集合。この日ばかりは雇人もお休みとし、おおぜいでにぎやかにサクランボ狩を楽しみました。今年は主力品種の佐藤錦が例年にない不作で、別所の露地物の収量は一割程度の出来とのこと。宅地に続く裏の畑のハウス物は、例年の三~四割程度の収量です。実のつき方が、例年にくらべていかにもまばらです。



それでも、若木を含めて三本を割当て、老父が全部もいでいいよ、と許可すると、もうたいへん!昨年秋に結婚したばかりの甥のお嫁さんは初体験ですが、他はすでに何度も経験済み。なにせおおぜいですので、高低さまざまの脚立を並べて、数時間であらかたもいでしまいました。



収穫したサクランボを作業場に運び込み、こんどは箱詰め作業です。普通の観光果樹園では、こんな体験はできませんが、なにせ皆が実家での作業です。老母の指導で、せっせと箱詰め作業をしました。パックの底の下段は、最初はばらばらと入れるだけで、ちゃんと軸が見えないように斜め上向きに並びます。中段は、軸が中央を向くように並べます。そして上段は軸が下になるように、また日当たりの良い表側が赤くなっていますので、表を上にして並べます。




そんな調子で、収穫したサクランボを箱詰め完了。空路の組はすぐに宅配便を手配し、陸路の組は車に積み込みます。空港では、1kgあたり単価が3,500円だったそうで、市価に直すと一組の夫婦で何万円に相当したのでしょうか。ジイちゃんの大盤振る舞いに、大満足で帰路につきました。晩には、「楽しかったね~」と話に花が咲くことでしょう。農業をやめてしまえば、田舎に家族大集合の楽しみも失われます。可能ならば来年も大家族のサクランボ狩を実施したいものですが、勤め人の農業後継者は、定年退職にはまだ少々間があります。80代老夫婦のジジババ農業もそろそろ限界かも。いよいよ待ったなしです。さてここが思案のしどころです。
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贈答に演奏会のチケットを

2007年06月16日 08時51分21秒 | クラシック音楽
御中元の時期は7月上旬ですから、ちょいと間があるのですが、親戚の贈答用として、山形交響楽団の6月23日(土)東京演奏会のチケットを申込みました。電話で確かめたところ、贈り先では夜の予定は入っていないので、ぜひ行ってみたいとのこと。

曲目は先の第181回定期演奏会(*)と同じです。
(1)千住明、映像音楽による組曲「白神山地~命そだてる森」横笛とオーケストラのための
(2)グリーグ、ピアノ協奏曲 イ短調、作品16。ピアノ:コルネリア・ヘルマン
(3)ムソルグスキー(ラヴェル編曲)、組曲「展覧会の絵」

東京オペラシティ・ホールのS席を2枚、ふだんはクラシックの演奏会など縁のない生活ですが、先年定年退職した夫婦で楽しみにしているとのことです。

東京にはたくさんのオーケストラがあり、演奏会の機会もたくさんありますが、郷里を離れて40年、仕事一筋の生活の中では、クラシック音楽に触れる機会は少なかったことでしょう。郷里にゆかりのオーケストラの東京演奏会が、定年退職後の生活に潤いをもたらしてくれることを祈ります。

(*):山形交響楽団第181回定期演奏会を聴く~「電網郊外散歩道」
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