電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

孫たちと温泉に行き、「雛膳弁当」を食べる

2016年03月31日 06時01分05秒 | 散歩・外出・旅行
お嫁に行った娘と孫たちが、春休みを利用してやってきましたので、休みを取ってお相手をしました。スーパーハイテンション・エネルギッシュ・ジャリンコな孫たちも、少しずつ成長しているのが感じられます。今回は、一家で東根温泉「のゝか本郷館」に「雛膳弁当」を予約し、温泉に入ってお弁当を食べ、ごろりと横になって休んで来ました。





御弁当はとてもきれいで、お雛様も器になっており、山海漬などが入っています。デザートは「ひな餅」でした。美味しかった~(^o^)/





平日とあってお客様はごく少なく、お風呂も貸切状態で、ゆったりと入れました。抜けるような青空の下の露天風呂は、外気はまだひんやり冷たく感じますが、熱めのお湯につかると実に気持ちが良い。老母も孫たちも大喜びでした。

孫というのは、迎えて良し、帰って良し、という存在だそうですが、まったくその通りですね。「山響オーケストラの日」を忘れさせてしまうパワーがありました(^o^;)>poripori

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4月から新しい備忘録ノートに変えよう

2016年03月30日 06時02分36秒 | 手帳文具書斎
A5判100枚200頁という厚さを誇るツバメノートの備忘録は、終わりに近くなって残り枚数が少なくなると、やけに書きにくく感じます。左側ページが分厚くて右側ページが心許ない状態になると、さすがの糸綴じノートでも開きが悪くなります。製本上の問題というよりも、厚手のノートの宿命なのかもしれません。

もう一つの要因として、スクラップが必要以上に多いと厚みが増してしまい、書きにくさも増大するという面もありそうです。もともと薄いノートなら、多少スクラップが増えても大して気になりませんが、厚手のノートはページ数が多いだけに、スクラップの厚みが気になります。

2015年の3冊目を引き続き2016年の1冊目として使いつづけて三ヶ月、備忘録ノートがようやく残り少なくなりました。今のうちに、同じA5判ツバメノートの100枚のものを、2016年の2冊目の備忘録ノートとして準備しておくことにしましょう。

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筆記具が書くことを誘発する面もある

2016年03月29日 06時07分43秒 | 手帳文具書斎
万年筆のキャップを取り、胴軸の後ろにポストして、書き始めた時のインクの色の鮮明さが、書くことを誘発する面があるようです。また、新しいボールペンを入手して書き始めた時に、スラスラと書いていくときなど、やはり筆記具が書くという行為を誘発する面があると感じます。

思いつくままに、最近の筆記具関係の出来事を整理してみます。

  • 母屋の整理をしていたとき、棚の引き出しの中からパイロットのV-ボール(0.7mm:黒)を見つけました。どうやら水性染料インクらしく、G-knockと似た書き味です。黒はくっきりしており、盛り上がるようなテカリがあって、やがて乾いて沈んでいきます。書き味はサリサリ感あり。

  • 三菱のスタイルフィット・マイスターの回転式3色ホルダーを入手、黒・赤・青のJetstream替芯をセットして使い始めたら、どの位置が何色に相当するかが全くわからない。中央の覗き窓からは、Jetstream芯のインク色が判別できませんでした。書き味は文句なしなんだけど、なんだかなぁ…
  • 珍しく名入れボールペンをもらいました。これが、0.7mmのJetstreamの黒でしたので、先日お風呂に入りに行って落っことしたペンの代替になりました。捨てる神あれば拾う神あり(^o^;)>poripori

画期的な製品というのはそうあるものではないとは思いながら、新しい製品を見つけると、つい手が出ます。

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農作業の充実感

2016年03月28日 06時04分58秒 | 週末農業


専業農家だった父が亡くなってから、余儀なく始めた週末農業でしたが、最近はこれが楽しみになっています。とくに、気候の良い春の季節は、雪に閉ざされた冬の鬱憤を晴らすように、畑で動くこと自体が気持ちが良い。くたびれて腰をおろし、作業の進行状況や周囲の風景を眺めるとき、なんというか、充実感があります。コンピュータや事務作業では、なんとはなしに無用感というかほんとは無益なことをしている(^o^:)のではないかと感じられることがありますが、畑仕事は直接に食べるものを作っているわけですので、生きる上での有用感というか、無駄な努力という感じはありません。



経営規模はもちろんのこと、自然が相手の仕事ですのでお天気次第という面もあり、農業だけで生活するのは辛いものがありますが、幸いに定年帰農あるいは定年後の兼業農家ならやっていけそうです。健康で体が続く限り畑仕事を楽しみ、新鮮な作物をあちこちにお届けして喜ばれるのは、給料をもらって働くのとは違った充実感があります。それも、先祖代々の畑があるからできることではありますが。多すぎる畑は? うーむ、それはちと考えものですけれど(^o^;)>poripori



剪定枝の焼却は、自宅裏の分はなんとか完了しました。お天気が良いのが助かります。写真は、PHS のカメラで撮影したものです。実は、愛用のデジタルカメラを職場に忘れてきてしまいまして(^o^;)>poripori

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田村喜子『京都インクライン物語』を読む

2016年03月27日 06時00分52秒 | -ノンフィクション
中公文庫の田村喜子著『京都インクライン物語』は、私の愛読書の一つで、京都・南禅寺の水路閣や蹴上の水力発電所界隈と共に、京都のお気に入りスポットの一つです。以前にも「『京都インクライン物語』と『日本の川を読みがえさせた技師デ・レイケ』」という記事(*1)を書いていますが、このたびふとしたことから再読してみて、田辺朔郎の前半生において工部大学校が果たした役割の大きさをあらためて感じました。

幕臣の子として生まれ、早く父を病で失った田辺朔郎は、明治維新の後に叔父・田辺太一の援助で工部大学校に入学します。ここで二年間の基礎教育と二年間の応用教育、そしてさらに二年間の実地訓練と経験を積んでいくわけですが、最後の実地のテーマが、琵琶湖疏水の計画というわけです。卒業論文として完成させた琵琶湖疏水の計画は、当時の京都府知事・北垣国道の注目するところとなり、北垣によって府の事業の中心となる技術者として招かれることとなります。

本書は、後半の疏水に伴うトンネル工事や水力発電の導入、インクライン等、琵琶湖疏水に連なる様々な課題を解決していく姿が中心となるのでしょうが、この大きな事業を成し遂げた背景にあるのが、工部大学校における六年間の教育であったことは間違いないところでしょう。

(*1):『京都インクライン物語』と『日本の川を読みがえさせた技師デ・レイケ』~「電網郊外散歩道」2005年6月

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講談社文庫には新装版よりもさらに大きな文字の版があった

2016年03月26日 06時03分41秒 | 読書
愛車マツダ・デミオXDの12ヶ月定期点検と冬タイヤの交換等の作業の間、近くの書店をふらっと覗いてきました。とくに講談社文庫で、藤沢周平『義民が駆ける』が、新装版よりもさらに一回り大きな、単行本なみの文字サイズのものがあり、老眼の読者には実にありがたい魅力的なものでした。へえ、こんな版があるんだな、と嬉しくなりました(^o^)/



ちなみに、写真は同じ講談社文庫で、藤沢周平『獄医立花登手控え』シリーズの四冊です。第2巻と第3巻は新装版ですが、第1巻と第4巻は文字が小さい昔の版のままです。購入して読んだ時期が、ちょうど新装版に切り替わる時期だったようで、不統一になってしまいました。まあ、老眼鏡を使えば、読めないことはないのですが(^o^;)>poripori 表紙のデザインは、初版のほうが好みではあります。

ところで、『獄医立花登手控え』のシリーズをテレビ化した番組『立花登青春手控え』は、どうやらテレビでリメイクされるのだそうです(*1,2)。昔の中井貴一と宮崎美子のコンビは、実にフレッシュで良かったという記憶がありますが、才媛・宮崎美子さんは再び出演するとのこと。とするとおちえの口うるさい母親役でしょうか。それは楽しみです。

(*1):藤沢周平「本所しぐれ町物語」~読書と映画とガーデニング
(*2):BS時代劇・藤沢周平原作「立花登青春手控え」~NHKオンラインより

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マツダ・デミオXDの定期点検とマッドフラップ装着、燃費データなど

2016年03月25日 06時02分33秒 | 散歩・外出・旅行
クリーン・ディーゼルの排ガス実測値の良好さを知り、安心して乗っている愛車マツダ・デミオXDですが、12ヶ月定期点検の時期がやってきました。今回、ディーラーに依頼したのは、

  • 通常の12ヶ月点検とリコール箇所の点検
  • 前回のオイル交換から8,000kmほど走行しているので、オイル交換とオイル・フィルター交換
  • 冬タイヤを夏タイヤに交換
  • 泥はね防止用のマッドフラップを前後に装着

というものです。

新車での点検ですので、エンジンやブレーキ系統はもちろん問題なしです。あとはディーゼル・エンジンには必須のオイル交換をしましたので、またしばらくは安心して走れます。前車ティーダ・ラティオでは、泥はね防止用のマッドガードが雪を噛み、ずいぶん難儀をしましたので、マツダ社のマッドフラップの構造を他人の車で確かめてからの注文となりました。今回は、大丈夫のようです。

ちなみに、購入後一年間の燃費データを整理してみました。



燃料消費率(km/L)の2015年3月から2016年3月まで、年間平均は、22.1km/L となりました。過去に乗った経験のあるディーゼルエンジン車で、日産パルサーJ1(1700diesel)のデータがありますが、1500と1700と、約200cc分のハンデはあるものの、パルサーの通算燃料消費率19.0km/Lを明らかに上回っています。排気ガス浄化の技術だけでなく、燃費経済性の点でもデミオの改善が顕著です。デミオがパルサーに負けているのは、荷室(トランク)の容量と後席のゆとりでしょうか。



一部に渋滞区間を含む郊外路中心の通勤用途を主体とし、日常の移動や運搬にも使うといった用途に、新型デミオXDクリーン・ディーゼルという選択は正解だったようです。



せっかく冬タイヤを夏タイヤに交換したのに、なんと、今朝はうっすらと雪景色です。幸いに、道路に積もるほどではありませんが、ちょいとタイヤ交換時期が早かったかな(^o^;)>poripori

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モンブランの「ロイヤルブルー」インクについて

2016年03月24日 06時01分18秒 | 手帳文具書斎
しばらく前になりますが、娘が大阪出張の際に、モンブラン社の「ロイヤルブルー」インクを土産に買ってきてくれました。当方がモンブランの万年筆マイスターシュテュック149 を使い始めたのを見て、文具店だかロフトだかで探してくれたらしい。嬉しく、感謝です。




瓶の形がなんともおもしろい。でも、この副室を持つような形状は、大ぶりのペン先を持つ何年筆でインクを補給するためには、どうしても必要な構造なのでしょう。



さっそく使って見ましたが、色の傾向としては紫色の方にシフトした青インクと言って良いでしょう。手持ちの青系インクの中では、パイロット社の色彩雫「朝顔」が方向性が似ているほうかも。

なぜこの色がロイヤルなのか? 昔は、貝紫のように、紫色が高価で貴重だったために、紫色の方に振れた青色というのは、もしかしたら高級品だったのかもしれません。

事実、Wikipedia で「紫」を調べて見ると、

  • ムラサキ……紫草という植物の根を染料にした。群生して咲くことから「ムラ・サキ」とされる。紫草の栽培が当時の技術では困難であったために、衣を紫に染めた衣服は高位の者のシンボルとされた。
  • 古代イスラエル~レバノン地域……巻貝の一種 purpura の出す分泌液で染めるため、貴重。ローマ帝国では高貴な身分を表す。貝紫 purple とは、赤みがかった紫を意味する。

とのことで、紫色は貴重だったようです。それで、紫の方向に振れた青色のことを、ロイヤルブルーと呼んだのでしょう。

モンブランは、今のところプラチナ社の古典ブルーブラックで使っていますので、ウォーターマンの「ロレア」に吸入して使っていますが、インクの書き味はなかなか良いようです。

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週末農業で剪定枝の焼却

2016年03月23日 06時04分30秒 | 週末農業
お彼岸を過ぎると例年あたたかくなり、畑仕事に適した気候となります。先の週末連休は、妻と二人でサクランボの剪定枝を集め、焼却する作業に追われました。今年は母屋のリフォーム工事中ですので、焚き付け用の木片には不自由しません。風のない朝方に、スコップで防火線として溝を掘り、中央に積み上げた剪定枝の下に新聞紙と焚き付けの木片をセットし、油を染み込ませた新聞紙で点火すると、比較的すんなりと着火しました。




あとは、燃え方をコントロールしながら剪定枝の束を投入、この日の分ぜんぶを燃やしました。まだまだ剪定枝は出ますが、あとはおいおいに処理していきましょう。





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ハイドンのオラトリオ「四季」から、「春」を聴く

2016年03月22日 06時03分06秒 | -オペラ・声楽
当地・山形への春の到来にあわせて、このところ春の音楽を選んで聴いております。ここしばらくは、ハイドンのオラトリオ「四季」から、カラヤン指揮ベルリンフィルの演奏で、「春」。以前、「夏」を取り上げたことがあります(*1)が、まとまって聴くのはあのとき以来です。

この曲は1799年~1800年に作曲が進められ、1801年に全曲が完成したとのこと。それは、若いベートーヴェンが、交響曲第1番とピアノ協奏曲第1番などを引っさげてウィーン・デビューを果たす頃ではなかろうか。ハイドンとベートーヴェンと言うと、なんだかハイドンの方がずっと古いような印象を持ってしまいがちですが、どうしてどうして、まさに同時代なのですね。

第1曲、序奏とレチタティーヴォ「見よ、厳しい冬も」。このダイナミックな始まりは、若いベートーヴェンと同時代であることを強烈に印象づけます。
第2曲、合唱「来い、のどかな春よ」。この曲ののどけさが、いかにも春の訪れらしくて好きなんですよ~(^o^)/
第3曲 ごく短いレチタティーヴォ「天の牡羊座から、今」。第4曲、アリア「農夫は今、喜び勇んで」は、思わずスキップするような陽気で軽やかな音楽。さりげない転調も効果的です。第5曲、こちらもごく短いレチタティーヴォ「農夫は今、骨惜しみをせず」。
第6曲、三重唱と合唱「慈悲深い天よ、恵みを与えてください」。素朴で敬虔な祈りの音楽ですが、どことなくオペラ的な要素も感じられます。
第7曲、レチタティーヴォ「私たちの願いは聞き届けられました」。第8曲、三重唱と合唱「おお、今や何と素晴らしい」(喜びの歌)。第9曲、合唱「永遠にして、全能の、恵み深い神よ」。ここでは、とくにベルリン・ドイツ・オペラ合唱団による合唱の素晴らしさにうたれます。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
シモン:ワルター・ベリー(Bass)
ハンネ:グンドゥラ・ヤノヴィッツ(Sop.)
ルーカス:ベルナー・ホルヴェーク(Ten.)
CD:EMI CMS 7 69224 2
録音:1972年、ベルリン、イエス・キリスト教会

演奏は、強弱のメリハリをはっきりと付けたダイナミックなものです。農夫と娘と恋人の会話にしては、ずいぶん立派過ぎるような印象もありますが、それでもこの演奏を聴くと、納得してしまいます(^o^)/

(*1):ハイドンのオラトリオ「四季」から「夏」を聴く~「電網郊外散歩道」2015年7月

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母屋のリフォームの進行状況~床下に歴史あり

2016年03月21日 06時07分07秒 | 料理・住まい
母屋のリフォームの進行状況は、内部の解体が終わり、床下が見える状態になりました。おもしろいもので、ふだんは目にすることができなかった床下の構造を見ることができます。



写真は、客間にあったらしい客用の囲炉裏の跡です。撤去するのにだいぶ難儀をしていたようで、写真だけでは切石かコンクリートか判別できませんが、そうとうに丈夫なものだったらしいです。コンクリートであればおそらくは大正期~明治のものでしょうし、切石だとすれば江戸時代後期まで遡る可能性があります。



また、居間の掘りコタツの跡もはっきりとありました。穴の中には灰が入っており、ここに炭を入れます。足を下ろすところは木製で、木枠の上に布団をかぶせ、その上にコタツ板を置いてテーブル代わりに使うのでした。家族が一つのコタツに足を入れると、暖かさが感じられて良いものでした。



床下の遺構の中で私が特に注目したのは、子供の頃に記憶がある、高畠石という耐熱性凝灰岩でできたかまどの跡です。二基あるかまどは、薪や藁などを燃やして燃料にしますが、燃焼をコントロールするには、その前に座って火の番をする必要があり、その役目はたいていは小学生くらいの子供のものでした。そのそばには、後から付設したと思われる籾殻を燃料にする鉄製のかまどもあり、こちらはいったん着火してしまえば火の番は不要で、子どもながらにありがたいと思えた、作業効率のよいものでした。灯油やガスなどの恩恵を受けられるようになったのは、たしか昭和30年代後半から昭和40年前後で、それまでの熱源の苦労がまるでうそのようでした。



一方、水に関しては、嫁(母)が手押しポンプで水汲みをする苦労を察して、昭和30年代に大叔父が日立製の電動モーターポンプを送ってくれたため、我が家では井戸水を利用した自家水道の設備を設けることができました。たしか地区内で一番早かったのではなかったかと思います。



台所と居間と客間とをぶちぬいて、基礎を増設しています。母屋の骨組みを生かしたままのリフォームですので、耐震補強の点からも、柱と床を受け止める石にあたる構造がずいぶんたくさん増えました。これから床下が組み上がるところです。









床下に断熱材が貼られ、その上に床ができつつあります。もう床下の遺構を見ることはできません。

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最近の講談社文庫は

2016年03月20日 06時02分12秒 | 読書
1971年に講談社文庫が初めて発表され、実際に手に取ってみた時の印象は、大々的な前宣伝にもかかわらず、あまり良いものではありませんでした(*1)。活字を組まず、オフセット印刷を全面的に採用したというふれこみでしたが、文字のポイントはやけに小さいのに行間は妙に空いており、紙面はあまり美しくない。増加している若者世代に合わせて、文字を詰め込んでページ数を節約し、価格を抑えるという方針だったのでしょうが、最初の印象がよほど強かったのか、近年までできるだけ避けるようにしていました。意識して探して購入したのは、藤沢周平『○○の檻~獄医立花登手控』シリーズや宮城谷昌光『孟嘗君』、吉村昭『白い航跡』『時の旅人』などでしょうか。

ところが最近は、書店に行ったときに講談社文庫の棚も定期的にチェックするようになりました。宮城谷昌光『呉越春秋・湖底の城』や山本一力『ジョン・マン』などのシリーズが理由ですが、最近は昔の本でも新装版ということで文字のポイントが普通に大きめになり、行間も自然になってきましたので、紙面の妙なスカスカ感は改善されてきています。老眼にも優しい文庫になってきた、という感じがします(^o^)/



とはいうものの、明らかに読者層が違う、若者向けのものと思われるタイトルが並んだ「講談社××文庫」などは、恐れをなして手を出してはおりませんが(^o^)/



その点、単行本の多くは見事なほどのバランスであると感じます。当方は、コンピュータ組版システム TeX/LaTeX などに日常的に触れているため、組版に対する要求水準が高くなっているのかもしれませんが、単行本の紙面を見ると、いかにもプロの仕事という感じがして好感を持ちます。宮城谷昌光『太公望』や『孟嘗君』などは、わざわざ単行本で買い直しているほどです。もっとも、実際には判型が手軽なために、寝床わきの本棚から文庫本を取り出して読むことのほうが多いのですけれど(^o^;)>poripori

(*1):それでも、高見順『詩集・死の淵より』などは、その内容に強い印象を受けました。

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温泉に行き、愛用のボールペンを落っことす

2016年03月19日 06時05分24秒 | 散歩・外出・旅行
母屋の水回りを中心とするリフォームで、台所は仮設の台所で、トイレは蔵の前の水洗でなんとかなっていますが、このような在宅型のリフォームで困るのは、お風呂です。さすがに、お風呂場は二ヶ所はありませんし(^o^)/

幸いに、当地・山形県は、全市町村に温泉があるという「食と温泉の国」ですので、ちょいと車で温泉に行くことが可能です。山響および山形弦楽四重奏団員の「らびお」さん(*1)も大の温泉好きで、奥大江の柳川温泉のファンのようですが、当方は近隣の温泉地を巡回する生活です。多くの温泉旅館で、入浴だけの利用もできますが、宿泊のお客さんが優先ですので、利用時間に制限がある場合もあります。

老母にとっては、自宅から温泉までの車の走行距離よりも、入り口の段差の低さと入り口からお風呂場までの歩行距離が問題のようで、どうやら河北町の「ひなの湯」がお気に入りのようです。混雑を避けるには食事時をめがけて行くのがコツのようで、比較的空いた状態で温泉にゆったりとつかることができます。

先日も、河北町の「ひなの湯」に行き、温まって来ましたが、帰りにメモ帳にはさんだつもりのボールペンを落っことしてきたことに気づきました。愛用の Jetstream 単色ボールペンの黒:0.7mm。実は、最初期に購入して本製品の魅力を知ったものでしたので、なんとも残念無念。でも、実用的には単色ラバー軸や多機能タイプなど、0.7mm のJetstreamなら手許にいくらでもありますので、仕方ない、まあいいか~(^o^)/

(*1):ブログ「らびおがゆく Vol.3」

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母屋を片付けているうちに見つけたもの

2016年03月18日 06時02分50秒 | 料理・住まい
水回りを中心としたリフォームのために母屋を片付けていたとき、古いものがいろいろと出てきましたが、その一つが辞書類でした。斎藤秀三郎の英和中辞典なんてのもありましたが、とくに目についたのが、写真の和独辞典。



富山房刊の『新譯・注解和独辞典』です。第四高等学校教授で文学士の小田切良太郎、同じく第四高等学校教師のエルンスト・ウォールファールトの共編になるもので、











初版は明治45年で大正9年に刊行されていますが、年代的にみて古書で入手したものと思われます。

ど田舎の専業農家であった我が家に、なぜこんな辞書があるのか? おそらくは、祖父の弟の一人(明治後期~末期生まれ)が旧制山形高等学校の学生であった頃に使ったものと思われます。私から見れば大叔父にあたりますが、この人の晩年の記憶は私にも明瞭にあります。京都帝国大学の工学部で電気工学を専攻し、某強電関係メーカーの重役になった人というよりも、穏やかな紳士で、全盲の祖母や実家の嫁に来た母に、さりげなく思いやりを示してくれた人。今から九十年以上も前に、この屋根の下でドイツ語の辞書を引きながら勉強していた人がいたのかと思うと、思わず厳粛な気分になります。

と同時に、明治維新から60年ほどで、山形の田舎にも和独辞典が普及していたことを示すわけで、当ブログの「歴史技術科学」カテゴリ的な観点からも興味深いものです。

【追記】
一部を補筆訂正しました。

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春が来た!

2016年03月17日 06時02分10秒 | 季節と行事
我が家の春告げ花、クロッカスが咲きました。今年は、やけに春が来るのが早かったような気がしていましたが、クロッカスが咲くのはどうも例年より少しだけ早い程度みたいです。

実際、ヒマラヤユキノシタはまだこんな状態。




残雪の量は、今年は圧倒的に少ないですね。



と思ったら、某さんからゆうパックが届きました。関西、とくに神戸方面に春を告げる家庭料理「いかなごの釘煮」だそうです。




わーお、美味しい! イカナゴという小魚に、お醤油とザラメとショウガで味付けをしたものらしく、もしかしたら山椒も入っているのでしょうか、思わず御飯がすすみます(^o^)/
感謝、感謝です。どうやら、当地にも本格的に春がやってきたみたいです。

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