電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

平成23年、今年の十大ニュースは

2011年12月31日 09時13分09秒 | Weblog


当ブログにおける今年の十大ニュースを選定(*)してみましたが、その結果は次のようになりました。

第1位 東日本大震災と福島原発事故(3月)
第2位 またもや転勤(4月)
第3位 大きな余震と停電等への対応(4月)
第4位 老母、胃ポリープ手術(3月)と転倒して右腕骨折(12月)
第5位 10年使ったPHSをようやく更新(1月)
第6位 地デジ化にようやく対応し液晶テレビを購入(7月)
第7位 父の広島における被爆と闘病について初めて話す(11月)
第8位 TVドラマ「JIN~仁~」を観て原作の漫画も(^o^;)購入
第9位 30年来のテーマをまとめ、某誌に発表(1月)
第10位 大学を卒業し一人暮らしを始めた息子の生活に唖然(^o^;)

今年、読んだ本の中で、とくに印象に残ったものは、次のとおりです。
(1) 角田房子『碧素・日本ペニシリン物語』
(2) 那須田務『音楽ってすばらしい~古楽演奏による音楽の魅力の発見』
(3) 大島真寿美著『ピエタ』
(4) 村岡恵理『アンのゆりかご~村岡花子の生涯』

今年、聴いた音楽の中で、とくに印象に残ったものは、次のとおりでした。
(1) プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」シュロモ・ミンツ(Vn)、飯森範親指揮山形交響楽団、第213回定期演奏会(5月)
(2) モーツァルト「魔笛」ハイライト、飯森範親指揮山形交響楽団、モーツァルト定期(2月)
(3) 壺井一歩「弦楽四重奏曲第1番」、山形弦楽四重奏団第41回定期演奏会(10月)
(4) ドヴォルザーク「弦楽四重奏曲第10番」、山形弦楽四重奏団第38回定期演奏会(1月)
(5) フランク、ドビュッシー、ラヴェル「ヴァイオリン・ソナタ」(CD)、シュロモ・ミンツ(Vn)、ブロンフマン(Pf)
(6) ハイドン「交響曲第93~98番」(CD)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管

かつてのステレオ録音による名盤が続々と公共の財産になると同時に、クラシック音楽CDの退潮傾向が鮮明になった一年ではなかったかと思います。

写真は、先日の浦安方面の夜景。雪などは気配もありません。山形に帰ってきたとたん、降り積もった雪にうんざりしたことはもちろんですが、それでもやっぱり住み慣れた我が家が一番落ち着きます。

(*):「電網郊外散歩道」今年の十大ニュースを選定中~2011年12月

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先日、8万キロを超えました

2011年12月30日 06時02分03秒 | 散歩・外出・旅行
毎日、長距離通勤で使っている愛車、ニッサン TIIDA Latio が、走行距離8万キロを超えました。地球を二回りしたことになります。今年になってから、とくに異動で通勤距離が大幅に長くなった4月以降の距離の伸びが大きかったと感じています。



もっとも、山響の某団員さんの車の場合は、半端でないキロ数に達していることが多く、足元にも及ばないのですが(^o^)/
それでも、無事故・無違反の記録を更新し続けている優良ドライバーですので、当面は十万キロ超えを目指したいと思います。

写真は、自宅に到着して、カーポートにて撮影したものです。ライトを消して、宵闇の仲に浮かび上がるメーター類を撮影しましたが、予想以上にきれいなものだなと感じました。

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WEBブラウザChromeを導入する

2011年12月29日 06時05分19秒 | コンピュータ
Netscape 時代から愛用してきた Mozzila/Firefox でしたが、最近はいろいろと不都合が目立っていました。例えば、

(1) 動作が遅くなった。goo ブログの編集画面を切り替えるときに、タイムアウトになることさえある。
(2) 終了がうまくいかない。例の Firefox is already running メッセージ(*)の頻発。

などです。
ソフトウェアには賞味期限があるのかもしれません。開発スタッフも顔ぶれが変わり、当初のシンプル高速という理念を忘れてしまったのかも。
そこで、Google のブラウザ Chrome を導入してみました。Ubuntu ソフトウェアセンターから Linux 版をインストールし、Firefox のブックマーク等も自動的に引き継ぎます。アプリケーション・メニューからランチャーの一番いい場所にアイコンを設定。作業はあっという間に終わりました。

Chrome 自体は、数年前にいちど試したことがありましたので、使い勝手はわかっています。日本語の禁則処理などには関知せず、句読点が行頭に来ることも平気という割り切りは、あまり感心したものではなく、このあたりが Firefox を使い続けてきた理由でした。Firefox の場合は、行頭に句読点がくるなどということはなかったように思います。にもかかわらず、不都合の方が目立ってきたのでした。



Chrome の動作は、たいへん快調で、しばらく使ってみようと思います。ただし、日本語の禁則処理をせず、句読点が行頭に来てもお構いなしという仕様が、どうも承服できかねるのですが。

(*):Firefox is already running ~「電網郊外散歩道」2011年10月
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雪のようす

2011年12月28日 06時03分01秒 | 季節と行事
全国的な寒波で、あちこちで雪の話題が出ています。雪国では毎度のことですが、都会では交通機関等に大きな影響が出たことでしょう。被災地の皆様が感じる寒さもさぞかしと思います。当地も連日の雪降りで、写真のようにだいぶ積もりました。日中は少し雲の切れ間がのぞいたりもしましたが、しばらくすると再び厚い雲におおわれてしまいました。なんだか、気分もどんよりとしてきます。

積もった雪は除雪機で吹き飛ばし、屋根から落ちる雪をスノーダンプで片付けていると、けっこうな運動量です。汗もかきますし、ふだん使わない筋肉が痛くなります。これからしばらくは雪とのたたかいになりますので、気持ちを強く持って、辛抱強く対応していくことが大事なのですが、

ハァ~。

楽しみにしていた山響の「第九」も、急によんどころない事情で行けなくなってしまい、またもや涙を飲みました。

ハァ~…。

思わずついた大きなため息が、聞こえましたでしょうか(^o^;)>poripori

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今年一年、最も愛用した文房具

2011年12月27日 06時09分33秒 | 手帳文具書斎
今年一年、最も愛用した文房具は、写真の三本、ジェットストリーム・ボールペンでした。
写真のうち、いちばん上のものは、職場で愛用している Jetstream 4+1 です。真ん中が、自宅で使っている、ウィスキーの樽材を用いた ピュアモルト Jetstream インサイドの 4+1 タイプです。そして一番下が、ふだん上着の内ポケットにしのばせている、同 Jetstream インサイドの 2+1 タイプです。見事に Jetstream ばかりです。替え芯が共通なところがミソで、使用頻度の高い黒色インクは箱で購入し、他の色は数本ずつ予備にストックしています。

備忘録ノートは、はじめはA5判のキャンパス・ハイグレード澪(80枚)を使っていたのでしたが、後にSystemic(A5)ノートカバーに普通のキャンパスノートを2冊セットして、分冊併行記入を試みました。結果的には、音楽に関する記事をハイペースで書けるほどの力量もなく、読書記録や身辺雑録の内容が多くなりました。これなら一冊にしたほうが、時系列が明確で良いと感じました。来年は、分冊はやめて、キャンパス・ハイグレード澪に戻そうと考えています。

さて、本日は休みを取っていますので、朝から積もった雪の片付けに精を出し、夕方からは山形交響楽団の「第九」を聴く予定です。山形テルサホールにて、日頃の屈託を一時忘れて、妻と一緒に、ベートーヴェンの音楽に浸ってきたいと思います。楽しみです。

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高橋義夫『眠る鬼~鬼悠市風信帖』を読む

2011年12月26日 06時03分37秒 | 読書
以前、高橋義夫著『かげろう飛脚』という時代小説を面白く読みましたが、これと同じ「鬼悠市風信帖」シリーズの『眠る鬼』を読みました。どうやらこちらの方がシリーズの始まりらしく、北国の松ヶ岡藩の藩主の菩提寺の竹林に住む足軽目付、実は竹籠を編んでは当代一流の名人であるだけでなく、戦国時代より伝わる古流奥山流を受け継ぐ六尺豊かな大男、鬼悠市の説明もかなりていねいです。

中公文庫版『眠る鬼』は、九編の連作短篇からなる体裁を取っています。
第1話:「鬼の鳥籠」。いきなり暗殺の話です。松ヶ岡藩も、海坂藩と同様に、お家騒動や内紛の火種が尽きないところらしいです(^o^)/
第2話:「笛を吹く鬼」。組頭の竹熊与一郎は、とかく殺伐としがちな話の中で、ユーモラスな味わいを出す役割でしょうか。鬼に直々に命令する奏者番の加納正右衛門は、どうやら忍びの者たちからなる「黒鍬組」を動かす立場らしい。
第3話:「鬼の化粧」。竹林に尼さんが鬼を迎えにやってきます。これだけで、もう作者の年配者らしいユーモアが見え隠れしますが、元藩主の側室だったお由良が招いたものでした。鬼が女装して尼さんを守る図はユーモラスなものですが、実際には命を狙ってくる相手がわからない不安と緊張感が漂います。
第4話:「闇を走る鬼」。組頭の竹熊と奏者番の加納が二人とも出番があり、江戸からの刺客との争闘が闇の中で展開されます。鬼の強さを初めて知った組頭の竹熊さんは、さぞや驚いたことでしょう。
第5話:「鬼の相場」。ろうそく作りの茂兵衛が米相場に手を出したあげく、多額の借金を抱えてしまいます。なんだか最近もどこかで聞いたような話ですが、算法に弱いはずの鬼が差金の使い道というカラクリを見抜くことができたのは、やっぱり鬼の眼力でしょうか。でも、二百両で笛を買うと言われても、相場という言葉に反発してつむじを曲げるとは、鬼さんの器量もあまり大きくはなさそうなのですが(^o^)/
第6話:「子を誉める鬼」。柿太郎クン、偉い!鬼でなくても、思わず賞賛してしまいます。浜田ひろすけの「泣いた赤鬼」を思わず連想してしまいました。
第7話:「迷い鬼」。元藩主の側室のお由良さん、必死の色仕掛けです。子を思う母は強いと言うべきでしょう。でも、お子はそのまま育てられたほうが幸せでしょうなあ。
第8話:「鬼の檻」。鬼悠市も思わず不覚を取ることもある。そんな章でしょう。槍の岡崎。でもたしかにリベンジを果たしました。ところで、三昧堂とは、鶴岡市の致道博物館のわきにあった三昧庵から取った名前ではなかろうか。あそこの麦切りはうまかった(^o^)/
第9話:「鬼の見る夢」。藩主の養子縁組はととのいますが、残党の動きは残ります。奏者番の加納正右衛門の制止は、後に禍根を残さないのか。それはともかく、鬼さんも近頃は悪い夢を見ないそうで、やっぱり平和がなによりです。

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「電網郊外散歩道」今年の十大ニュースを選定中

2011年12月25日 06時05分18秒 | 手帳文具書斎
師走も残り少なくなってきました。クリスマス三連休とはいっても、老母の通院の送迎のほか、私自身が風邪をひいてしまい、医者に通って日が暮れました。右手を骨折した老母は、本日ようやくギブスが取れました。まだ完治ではないので、副木を当てていますが、なんとか右手も使えるようになり、当人はたいへん喜んでいます。

ところで、当ブログ「電網郊外散歩道」が選定する「今年の十大ニュース」はどうなるのだろう?毎度代わり映えせず運営更新に努めてきましたが、さしさわりのないところで、手帳や自分の備忘録等の中から拾ってみようと思います。振り返りの材料としては、

ア. 手帳のダイアリー及びメモ
イ. テキストファイル備忘録
ウ. このブログ記事
エ. その他

などがあります。妻と一年を振り返りながら、「あれはいつだっけ」などと話題にするのも楽しいものです。もっとも、今年は楽しい話題よりも大きな災害や事件事故が多かったような気がしますが。

写真は、信号待ちで撮影した過日の某国道の夜景です。この時は、幸いにまだそれほど雪も積もっておりませんでした。もたもたしていたら赤信号が青に変わり、ちょいとあわててしまいました(^o^;)>poripori
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ブラームス「チェロソナタ第1番」を聴く

2011年12月24日 06時06分35秒 | -室内楽
ロストロポーヴィチとルドルフ・ゼルキンという往年のビッグネームの組み合わせで、ブラームスのチェロソナタを聴きました。CDは UCCG-5129 という型番で「The Best 1000」シリーズ中の一枚です。

チェロの音が好きだとはいうものの、まことに地味なこの曲を、私が初めて意識したのは、ずっと昔、まだ若い頃の、某大学の音楽専攻の学生たちの発表会の場でした。プログラムが次々に進む中で、この曲を演奏する予定の学生がチェロを持って登場します。ところが、傍目で見てもわかるほどに、カチンカチンに上がってしまっており、演奏を始めたところで弓をパタッと取り落としてしまったのです。場内はシーンと静まり返ります。でも演奏者ははじめからやり直して、とにかく曲を演奏し終えたのでした。この曲の出だしを聴く度に、あの、パタッと弓を取り落とした音が聞こえるような気がして、ドキッとします。あの学生は、その後どんな生活を送っているだろうかと、想像してしまいます。なかなか思うようにいかないのが人生。躓いても失敗をしても、投げ出さずに辛抱していると、やがて糸口は見えてくるものなのですけれど。

曲は、第1楽章のみ、ウィーンに居を構えた1862年に完成していたけれど、残る2つの楽章を加えて全部が完成したのは、母親が没した年である1865年の夏でした。1832年生まれの作曲者が33歳のとき、ということになります。

第1楽章:アレグロ・ノン・トロッポ、ホ短調、4分の4拍子、ソナタ形式。全体に、熊のような大男のチェロの独白を、ピアノがなだめて言い含めるような風情です。雄弁な主題が奏され、展開されていきますが、ピアノもどこか悲しげな気分を持っています。満たされない憧れの音楽とでも言いましょうか。最後は、嘆きはなだめられ、呟くように静かに終わります。
第2楽章:添付のリーフレットには、アレグレット・クワジ・メヌエット、イ短調、4分の3拍子、三部形式と表記されていますが、「クアジ・メヌエット」かな。メヌエットのように、という意味でしょうか。確かに、三拍子の舞曲のような要素もあります。
第3楽章:いきなりフーガが始まります。なんだかバッハのようだと思ったら、実際にバッハの「フーガの技法」から「コントラプンクトゥスXIII」を引用している(*)のだとか。な~るほど、それでこういう音楽になるのですね。複雑ですが、男性的な力感や頑固さを感じさせるもので、ブラームスを聴いた~!という満足感があります。

身内を失い、親しい家族のいない男の、孤独の影と哀愁を漂わせるけれど、音楽的な深まりと充実を示す、見事な作品であり、堂々たる演奏だと思います。1982年の7月に、ワシントンで収録されたデジタル録音で、チェロの音もピアノの音も、鮮明にとらえられています。

■ロストロポーヴィチ、ゼルキン盤
I=15'01" II=5'34" III=6'33" total=27'08"

(*):チェロソナタ第1番(ブラームス)~Wikipedia
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百円ショップよりすごいキャンパスノート

2011年12月23日 06時02分12秒 | 手帳文具書斎
国産の定番文房具の品質の高さについては、多くの人が感じておられることと思いますが、同じ百円で比較してみると、その特徴がよくわかります。
例えば、コクヨのB6判キャンパスノート(40枚)の希望小売価格が、ちょうど百円になっています。このノートは、鉛筆でもシャープペンシルでも、ボールペンでも万年筆でも、わりに書きやすいものになっています。万年筆の場合でも、激賞される高級ノートには及びませんが、あまり裏抜け、裏写りといった現象は少なく、大量に継続使用するのに適した品質と価格で、実用的な価値は高いと思います。
これを、百円ショップのノートの紙質や、海外の普及タイプのノートの品質と比べると、さすがに made in Japan と感心してしまいます。
ちなみに、先ごろ購入したB6判キャンパスノートのお値段は、当方行きつけの文具店では@79円でしたので、5冊で395円。当面、いくら使っても心配はありません。近頃久々の新顔も発表されたそうですが、まだお目にかかっておりませんが、メモ魔にはたいへんありがたい製品です。

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松井洋子『ケンペルとシーボルト~「鎖国」日本を語った異国人たち』を読む

2011年12月22日 06時02分12秒 | -ノンフィクション
山川出版社の日本史リブレットシリーズから、松井洋子著『ケンペルとシーボルト~「鎖国」日本を語った異国人たち』を読みました。長崎の出島は、1周400mほどのトラックを有するグラウンド並の広さであったようで、この中のオランダ商館にやって来た人々を通じて、江戸時代の日本は、辛うじてヨーロッパ諸国とのつながりを保っていたことになります。1690年に来日したケンペルから、1775年のツュンベリー、1779年のティツィング、1823年のシーボルトまで、主な人々の日本との関わりと交流、業績についてまとめている本です。

ケンペルの時代には、あまり理解度の高くなかったオランダ通詞でしたが、ケンペル自身が特別に目を掛けて仕込んだ少年、今村源右衛門英生によって格段にレベルアップし、およそ百年の時を費やして、蘭学という学問の潮流になっていったことを感じます。優秀な若者にありがちな利己主義を典型的に示しているシーボルトの動きも、その流れの中で見れば、やはり大きな役割を果たしたと言わざるを得ません。

中川淳庵や桂川甫周とツュンベリーの交流といえば、『居眠り磐音江戸双紙』シリーズに登場するような軽めの描かれ方がありますし、『JIN~仁~』や吉村昭『ふぉん・しいほるとの娘』に登場するオランダおイネこと楠本イネ、あるいは『長英逃亡』などに見るシーボルト事件や蛮社の獄などの硬派の事件まで、その背景を知る上でたいへん有益な小著でした。

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雑誌「GoodsPress」付録の万年筆で標準インクカートリッジが使えるか

2011年12月21日 06時01分19秒 | 手帳文具書斎
先日、購入した雑誌「Goods Press」に付録として付いていたオレンジ色の万年筆には、ショートタイプのインクが二本付いていました。
さて、ではロングタイプの標準インクカートリッジは使えるのか?

試しに、ウォーターマンのインクカートリッジを差し込むと、適合するようです。



そこで、おそるおそる胴軸をセットしてみると、こちらもなんとかネジ山の最後まで回ります。しめた!と喜んで、キャップをしてしばらく使っておりました。

どれどれ、インクの残量を見てみようと、胴軸を外してみたら、なんとカートリッジまで首から外れて胴の中にすっぽり残ってしまいました(^o^)/

これは大変と、先細ピンセットで引っ張り出しましたが、ネジ山の最後のところで、しっぽの太さと胴の内部のサイズが合わないようなのです。やっぱりこれは実用的とは言いかねますね~。ショートタイプのインクカートリッジの使用にとどめておくほうが無難なようです。ショートタイプのインクが二本付いてきたのには、ちゃんとわけがありました。おそらく、二本目のカートリッジを予備に入れておくためのスペースとして想定された胴軸の長さなのでしょう。

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四谷写真塾『はじめてのデジタルカメラ』を読む

2011年12月20日 06時03分25秒 | 手帳文具書斎
過日、図書館で借りてきた実用書で、日本文芸社刊の四谷写真塾編『はじめてのデジタルカメラ』を読みました。なにをいまさらデジタルカメラの入門書など読もうとしたかといいますと、昔の一眼レフの時代の常識が、プラスになっている面と、逆に誤解のもとになっている(*)面と、両方あるように思えて、基本のところをもう一度確認しておきたいと思ったからです。

おおよそ既に承知の内容でしたが、カメラのデジタルズームを使うよりも、パソコン上で拡大編集して使った方が、よい結果が得られるという指摘は、本書で初めて気がつきました。そうか、なるほど。こんど、試してみましょう。

(*):デジカメ講座で接写を覚える~「電網郊外散歩道」2007年7月



季節は一気に真冬に突入。一面の銀世界で、ハンドルを持つ手も慎重にしなければなりません。通勤時間も、いつもよりもずいぶん長めに見込む必要があります。やれやれ、です。

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思い立ったが吉日~物事の始め方

2011年12月19日 06時05分58秒 | Weblog
思い立ったが吉日という言葉があります。物事を始めるときは、思い立ったその時に始めるのが良い、という意味でしょう。正月元旦に始めたはずの日記は長続きせず、前年の11月頃から準備するほうが、新しい手帳に円滑に移行できる。そういえば、このブログも、2004年の12月19日という半端な時に始まっています。これは、何も特別な意味はなくて、たまたま

多くの人々のすなるブログといふものを我もせむとて

始めただけのことです。たぶん、吉日を待って区切りとし、物事を始めようとすると、日常に紛れて忘れてしまったり、意欲が減退してしまうことでしょう。

備忘録も同じことです。思い立ったときに始め、日常の出来事があれば記録し、なければしない。それだけのことです。毎日書かなければいけないという義務もなければ、網羅する必要もありません。自分自身の日常生活のほぼ完全な射影を電網(電脳)空間に生成する必要はないし、できることでもありません。

ただ、備忘録の記載も、一定の分量に達しないと、検索も意味をなしません。とにかく思い立ったときに記録を始め、折々に記録し、それを続ける。それが、パーソナルな検索の有効性の基底にあります。

さて、今日は当ブログ「電網郊外散歩道」の誕生日です。2011ー2004=7年 を過ぎて、今日から8年目に入ります。いつまで続くかわかりませんが、Weblog というシステムの賞味期限が来るのが早いか、当方の記事ネタ切れ・息切れ・ギブアップが早いか、見ものです(^o^)/

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山響第217回定期演奏会でマーラー編「死と乙女」と「少年の魔法の角笛」を聴く

2011年12月18日 20時06分40秒 | -オーケストラ
12月17日(土)午後4時15分から、山形テルサホールにて、飯森範親指揮山形交響楽団の第217回定期演奏会を聴きました。グスタフ・マーラーの没後100年「思索と抒情の果てに」と題し、曲目はシューベルトの弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」をマーラーが弦楽合奏に編曲したものと、歌曲集「少年の魔法の角笛」から7曲を、バリトンの萩原潤さんが歌う、というものです。

当日は、ホールの駐車場がかなり混雑しており、ようやく到着したときには、すでに飯森さんのプレトークが始まっておりました。今回、当方の座席は一階の後方でしたが、いつもは空いてしまうことが多い最前列にも若干のお客さんが座っており、満席に近い状態だったのではと思います。このプログラムでこの混雑ですので、山形市周辺のクラシック音楽愛好者の層も、かなりまとまった数になってきているようです。

さて、ステージ上には、弦楽合奏のためのメンバーが並びます。第1ヴァイオリン(10)と第2ヴァイオリン(8)が対向配置、その奥にチェロ(6)、ヴィオラ(6)、さらにその奥にコントラバス(4)です。コンサートマスターは高木和弘さん。

シューベルトの「死と乙女」が始まります。
第1楽章:アレグロ。オリジナルな弦楽四重奏とは違い、編成が大きくなった分だけ、響きに迫力があります。親密さは後退しますが、低音の力強さが印象的です。その分、重く感じられるかなと予想したのですが、ピリオド奏法の美質がプラスに作用したようで、懸念は杞憂に終わりました。第2楽章:アンダンテ・コン・モート。繊細で、実に美しい音楽です。聴衆もじっと音楽へ集中する様子が感じられ、文字通り音楽にひたりました。第3楽章:スケルツォ、アレグロ・モルト。この楽章でも、規模の拡大が、迫力というのか圧力というべきか、マーラー流に訴える力を増しています。第4楽章:プレスト。楽員の皆さんの真剣な表情が印象的です。本来はカルテットの曲を、10-8-6-6-4 という編成の弦楽合奏で、しかも「死と乙女」の疾走するフィナーレです。たぶん、才人マーラーが精力を注ぎ込んだ労作なのでしょう。山形交響楽団の弦楽合奏の能力の高さを、今更ながらに感じることができました。

ここで、15分の休憩です。

後半は、マーラーの歌曲集「少年の魔法の角笛」から、バリトンの萩原潤さんが、もともと何曲もある中から7曲を選んで歌います。もともとはソプラノとバリトンで歌われるものですが、1人で二役を演じる(歌う)のだとか。なるほど、それでチラシには萩原さんの名前だけが載っていたわけですね。飯森さんは、一人で何役も演じる落語のようなものです、と説明しましたが、なるほどです。
始まりは第2曲:「むだな努力」から。萩原さん、女声のところでは両手の指を組んで、男声の箇所では斜めに向いてつれなさを表しながら、です。
続いて第4曲:「この歌をつくったのは誰?」は、ユーモラスな歌です。
第6曲:「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」。ファゴットがおもしろい。トライアングルも。クラリネットが剽軽な音を出します。声との対比、バランスも、山形テルサホールのような800席規模のホールにはちょうどよいくらいです。歌詞が脚韻を踏んでいます。
第7曲:「ラインの伝説」。トランペットのロングトーンとふんわりした弦の音にのって、かわいらしい音楽。
第8曲:「塔の中の囚人」。政治犯か思想犯でしょうか。女性は空想の中で生まれたものという解釈のようです。弦楽のきゅーっという音は子供たちの叫び声を表し、ミュートを付けた金管とともに、屈折した男の心情を表すのでしょう。
第9曲:「美しいラッパが鳴り響くところ」。弱音器を付けた金管と鄙びた音の木管にヴィオラが寄り添う中に悲しげに歌い出されます。素晴らしいバリトンは、ごく自然で、よく響きます。
第13曲「死んだ鼓手」。出だしの響きとリズムが、勇ましい連打ではない、少年鼓手の断続的な小太鼓を導きます。中部ヨーロッパの戦争や疫病等の恐怖が、歌に圧迫を加えるのでしょうか。コル・レーニョが骸骨か死神の動きを表し、ゴーストの世界です。ああ、この音は、こうやって出しているのかと、実演ならではの発見です。

今回のパンフレットを読んで、「少年の魔法の角笛」の曲順は固定したものではないことを知りました。いつも聴いているCD(*2)では、「死んだ鼓手」から始まり、「美しいラッパが鳴り響くところ」で終わります。このあたりも、様々な解釈や工夫があり得る、音楽表現の多様性といえましょう。

(*1):シューベルトの弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」を聴く~「電網郊外散歩道」2007年4月
(*2):マーラー「子供の魔法の角笛」を聴く~「電網郊外散歩道」2008年4月

終演後は、ファン交流会には参加せず、職場の有志の忘年会に参加すべく某温泉ホテルに直行しましたが、すでに宴会は佳境に入っておりました。宴のあと、降る雪を眺めながら露天風呂を堪能し、あとはひたすら爆睡しました。そんなわけで、恒例の早朝更新はできずに、夜の更新とあいなった次第です。外せない酒席はあと一回、なんとか無事に乗り切りたいものです(^o^)/

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歯科通院の後の酒席が

2011年12月17日 06時05分21秒 | Weblog
先日、奥歯の詰め物が取れてしまいました。たしか、数年前(*1)に一度取れて、そのままかぶせて接着してもらった箇所です。幸いに、飲み込んだりもせずに、電話で歯科通院の予約を入れましたところ、翌日の17時30分なら空いているとのこと。実は18時に酒席に付き合うことになっていたのですが、幹事さんに「歯医者でちょいと遅れるかも」とお断りして、某ビジネスホテルにチェックイン、そのままタクシーで某歯科医院へ直行し、すぐに対応してもらいました。

そこで、安心して約束の酒席へ急いだら、なんて間がいいんでしょ!場所は歩いて五分のところでした!おかげで時間にも間に合い、楽しく日本酒を呑み、ご馳走をいただき、ほろ酔い加減でホテルに戻り、爆睡しました。日頃の行いが良いと(^o^)、こんな偶然もあるのかもしれません(^o^)/

さて、今日は山形交響楽団第217回定期演奏会です。16時から、山形テルサホールにて、「マーラー没後100年~思索と抒情の果てに」と題して、シューベルトの弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」の弦楽合奏版(マーラー編曲)と、マーラーの「少年の魔法の角笛」です。楽しみです。あまり雪が降らないといいのだけれど。

(*1):キアゲハに夏を感じる~「電網郊外散歩道」2008年6月
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