気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「負けない自分になりなさい」を読んで

2008-09-25 | 読書


著者は、田中 澄江さん。


田中 澄江さんの書かれた本を読むのは、これで2冊目でした。


書かれている心に残る文章を、読むことで、
気づかされることも、反省することも多くの、私でした。



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文中より。


 昔のひとはよく、「ありがたいことです」、と言った。


ありがたいと感謝できるのは、眼に見えぬ大きなものに生かされ、
また社会やひとに、与えられて生きていることを、知っている人間である。


 人生は、生きる工夫の仕方によって、
辛くも楽しくも、なるものではないかと思う。


・ 相手の態度は、自分の態度を、映しているのかもしれない。


他人を非難することは、やさしいけれど、自分が同じことを
行うことには、人間は無神経である。



 障害者は、体に障害はあっても、心は健康である。


少なくとも、理解のない周囲の冷たい視線に耐え、あるいは、
無視していけるだけの意志の強さと、誇りの高さは、五体満足の
人間に勝るものがあると思う。



 人が生きることは、まず他人との、つきあいかたを学ぶことです。


約束はまもる。借りたものは返す。
相手を傷つけたり、相手に不快な思いをさせたらあやまる。


これは家族でも、他人でも同じことで、これを全然やらない人は、
変わりものどころではなく、人に無視され、疎外されてしまう。



 自分の意見ははっきり言う。


同時に相手の意見も聞く。そして、くれぐれも注意すべきは、
他人の悪口は言わないこと。
悪口は、かならず相手に伝わるものですから。



 顔はその人の履歴書といわれます。


心がいらつき、ひがみ、ねじれていれば、どんな化粧品を使っても、
その顔は決して美しくならないと思う。


逆に厚化粧すればするほど、心の醜さが、目立つのではないでしょうか。


 

   


病院駐車場・花壇にて