汗をかきますと、汗のにおいが気になるものです。
自分では分からなくても、側の人には分かる場合もあります。
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汗について
汗の出どころは、体の表面ほぼすべてにある「エクリン腺」と、
わきなどの「アポクリ腺」の、二つの汗腺です。
暑い時や運動したときの汗は、エクリン腺から出る。
汗を皮膚で蒸発させることによって、体の表面の熱を外に逃がし、
体温を調節している。
「汗くさい」という言葉があるが、
汗には、それ自体ににおいがあるという、イメージがある。
でも、「出たての汗は無臭です」
と、愛知医科大の菅屋(すげのや)潤壱教授(発汗生理学)
汗の成分は、ほとんどが水で、本来におわない。
汗に含まれるわずかな分泌物が、皮膚にある雑菌と結びつくと、
においが発生する。
夏場ににおいが気になるのは、汗の量が増えるのに加え、温度と
湿度の上昇が重なり、菌が活動しやすい環境になるからです。
汗をにおいにしないコツは?
・ ぬれタオルで汗をぬぐう。
・ 衣服は、通風を心がける。
着替えや洗濯をこまめにして、皮膚の菌を増やさないようにし、
「常に清潔に」を心がけること。
ただし、「においの気にしすぎはよくない」とも。
「体のにおいは個性だし、生きていることの証。
体臭に敏感になりすぎる社会は、生きづらいですよ」
と、汗と体臭に詳しい、五味クリニック(東京都新宿区)・五味常明院長。
*** 朝日新聞・あなたの安心より抜粋にて ***
公園の大きな木に・・・花と実でしょうか