気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「食文化亡国論」のなかに・・・

2007-02-08 | 言葉の意味は


          郵便局の片隅に小さな図書コーナーが有り、ここで、本を借りるよう
         になってから、色々なジャンルの本を、読むことが多くなっています。
          自分で買っていたときは、おもに小説、好きな作家とか、受賞作な
         どとかに片寄っていましたが、郵便局で借りるようになって、文学の
         ジャンルが、広がっています。

          「食文化亡国論」は
             「老うほどに知恵あり」 という表題の本のなかに
                 ( 板坂 元著
                    現在 創価女子短期大学教授、副学長 )
         書かれているものです。


         日本人の食生活を、荒廃させた戦犯は、
                   何種類かに分離することができる。

         ・ A級戦犯は、高級料亭だ。
         ・ B級戦犯は、テレビに登場する、タレントたちと料理人。
              A、B級戦犯の内容は、省略します         

         ・ C級戦犯は、家庭の主婦だ。
             ロクに包丁さばきもできない、カレーライス、スパゲッテイ、
            ハンバークに牛丼といったレベルのものを、子供に食べさ
            せて、親面をする。
             人間の味覚は、十才くらいまでに、出来上がるものなのに
            子供たちに、ちゃんとした味のものを、食べさせていない。
            マナーも教えることができない。
             私など、大学生に箸の取り上げ方まで、教えねばならない
            のは、母親族がまともに、子育てしていないからだ。

                          **** 文中より ***  


          なかなか、手厳しい文章ですが、子育ては、母親だけではないと
         不満も出そうですが、反省することも、多いと思います。
         家族揃っての食事と、食生活の大切ななかから、マナーの大切さも
         学んで、教えられています。
          いまは、コンビニに行けば、お金を出せば、手に入る便利さに、
         慣れきっているようです。
         手をかけて作った、家庭の味は、大人になっても、なつかしく思える
         ものだと思います。


    
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                ウオーキング~お休みしました。