1 月下氷人(げっかひょうじん)って、どんな人のこと?
2 羹(あつもの)に懲りて、膾(なます)を吹く
羹と、膾って、なに?
私には、全然分りませんでした。
1の月下氷人は、男女の縁を取り結ぶ人。仲人・媒酌人のこと。
2の 羹とは、野菜や肉を入れて作った、熱いスープのこと。
膾とは、細かく刻んだ肉のこと。
2の言葉の意味は、失敗にこりて、必要以上に用心すること。
・ 梲(うだつ)が上がらぬ =いつも人の下積みで、パッとしない人。
梲は屋根裏と、梁(はり)の間に立って、棟木(むなぎ)を
支える短い柱をいう。
・ 埒(らち)が明かない =物事がなかなかはかどらないこと。
埒とは競馬場の周囲の柵、仕切り囲い、低い垣を意味する。
・ 逆鱗(げきりん)に触れる =偉い人、目上の人の弱点に触れて
激しい怒りをかうこと。
逆鱗とは、竜のあごの下に、1枚だけあるとされる逆さに
生えた鱗(うろこ)のこと。
・ とどの詰まり =行き着くところ
とどは、魚の一種で出世魚(成長するにつれて、名前を
変えていくこと)
げんぷく→おばこ→いなっこ→いな→ぼら→とど。
・ 二の足を踏む=物事をやろうとしては、どうしょうかと考えること。
二の足というのは、二歩目に踏み出す足のこと。
一歩目を出して、二歩目を出そうか、どうしようかと、その場
で進むのを、ためらい、足ぶみするそんな様子から、思い切
ったことが出来ないことを、指すようになった。
・ 手を拱(こまね)く =何もしないで、見ていること。または、
何も手出しができないでいること。
拱(こまね)くとは、腕を組むことである。
*** 日向 茂男・東京学芸大学教授
「この常識ことばわかる?」より ***
言葉って、知らないことのほうが、多いと感じました。
なにげなく使っている、常識的な言葉も、奥に入れば、うだつ、らち、
とどなど、どんな意味のものか、と考えてみたこともなく、私は使って
いただけの、言葉のように思えます。
↑ 偕楽園内の、ボケの花です
↑ 千波湖のコハクチョウたちです
鳩も人馴れしていて、餌をあげましたら、
後をついてくる可愛さでした。
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ウオーキング~40分=5,100歩