萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

巨人、5連敗脱出!

2008年04月04日 | 野球

<やっと、巨人も満開だ!>

 昨晩はいつもの居酒屋で“呑み同志”のS二郎氏と呑んだ。ここのマスターは開幕以来、目下5連敗中の巨人ファンである。8時に店に入ったのだが、その時点ではTVのスイッチはオフであった。(一応?)巨人ファンの小生を見て、マスターが

「TVつけます?」

と聞いてきた。表情から察するに今日も負けているな、と思った。不安ではあったが、

「どうせなら、つけましょう。」

というとスイッチを入れてくれた。

出てきた画面を見てガックリ。6回で1-5で中日に負けている。しかも、マウンドには川上憲伸がいる。こりゃだめだわ。6連敗だ。マスターがTVを消していたわけがわかった。他のお客さんが言う。

「マスター、元気ないよ。消しちゃえよ。」

「いや、逆転するかもわからんから、つけておく。」とマスター。

ということで、負け試合をチラチラ眺めながら呑んでいた。7回裏。阿部、坂本の連打で無死一、二塁のチャンスを作りながら、脇谷、代打木村が凡退。あーあ、この回もだめか。と思っていたら由伸がやってくれました。一点差に迫る見事なスリーラン。

やったぁー。店内もどよめく。

「マスターなんかおごれぇー」

と先ほど「消してしまえ」と言っていた客が叫ぶ。次打者の亀井も打った瞬間に判る特大ホームランを放つ。同点だ。再び、

やったぁー!おごれー!

の合唱だ。ふと、1985年の槙原が阪神にやられたバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発が脳裏をよぎる。まさかな~。でも小笠原なら、やるかも。と思ってみていると小笠原の一閃が弾き飛ばした打球がライトポール際へ吸い込まれる。

やったぁー!3連発だ!逆転だぁ!
なんかおごれー!

三度目の大合唱が店内を揺らす。

8回豊田、9回クルーンがキッチリ押さえ、6-5で逃げ切る。5連敗からの抜け出し方としてはこれ以上ない、最高の勝ち方でした。

嬉しさあまって、呑みすぎた。S二郎氏と何を話したか?最後の方はあまり覚えていない。マスター、なんかおごってくれたのかなぁ?

追伸・・・調べたら85年の“3連発”も七回裏の出来事で、一挙に5点取って阪神が逆転した。最終のスコアも6-5で同じだ。その年、阪神はペナントと日本シリーズを制している。これも“同じ”だといいが。
コメント
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