萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

政治とオリンピックは無縁ではない

2008年04月22日 | 日々の記録

<紅葉もこの時期は新緑だ>

長野の聖火リレーが近づいてきている。善光寺の聖火リレー拒否でどういう展開になるか注目を集めている。そんな中、善光寺側の警備をすり抜け「スプレーによる落書き事件」なども発生した。週末、無事に終わってくれればいいが。

オリンピックは政治と無縁ではない。そのことを思い知らされたのが、1980年のモスクワ五輪出場辞退だった。確かソ連のアフガニスタン進攻に反対した米国が出場辞退したのに続いて西側諸国が辞退。日本もその中にいた。その頃、メダルが有力視されていたマラソンの瀬古や柔道の山下らの活躍が観られないことへの憤りが、まだ学生だった小生にはあった。

しかしながら、今の見解は違う。政治と民族の祭典「オリンピック」は切り離して考えられないものだ。ソ連のアフガン進攻に反対した米国が今はアフガンに駐留軍を置き、“ソ連”は消滅している。世界はめまぐるしく変化しており、戦争、紛争は絶えない。いわば、その合間に四年に一度、スポーツの祭典「オリンピック」は開かれる。なんのしがらみも無く、無事に開催できる方が珍しいと考えた方がいい、と思っている。
コメント
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