萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

酒呑みラン!第一回「浅草」

2008年04月14日 | 自転車関連

<桜と隅田川とアサヒビール社と愛車トランジット2016。“酒呑みラン”にふさわしい一枚?>


<ほとんどの桜は散ったが、まだ宴を張る人たち結構多し。好きだね~。>

 12日土曜日は新しい試みをしてみた。「都内まで自転車で行って、酒を呑んで帰ってくる」というものだ。自転車は「トランジット2016」というブリヂストンサイクル製の折り畳み車を使った。これだと、走るだけ走っておいて、帰りは電車で帰って来れる。行った道をただ戻ってくるというのは、面白くないものだ。また、自転車といえども飲酒運転はよろしくない。

この折り畳み車による「酒呑みラン」は数日前に記事にした「呑み屋徘徊シリーズ」と抱き合わせで、やっていこうと思う。記念すべき第一回は「銀座」をターゲットにした。

「荒川土手コースを辿って都内に入り、堀切のところから隅田川沿いに進み、両国から日本橋方面へ入って銀座まで行く。本に載っている昼間からやっている呑み屋で一杯やって、帰りは有楽町駅で輪行して帰ってくる。」

という予定だ。朝8時には出ようと思っていたのだが、ヤンキース対ボストン戦をTV観戦しだしたら、つい最後まで見てしまった。結局、出かけたのは11時過ぎ。若干の追い風で荒川の土手コースは快適だった。

だが、家を出たのが、中途半端な時間だったので、浅草に着いたのは2時過ぎ。朝から何も食べていなかったのでさすがに腹が減ったし、喉も渇いた。銀座までまだ7~8kmはあろうか。例の書籍に載っている浅草の“呑み屋”は二軒あるが、いずれも夕方からの開店だ。しかたないので今回は「呑み屋徘徊シリーズ」の方はあきらめた。

昼間から堂々と呑める店といえばやはり、蕎麦屋だ。浅草なら「並木藪」がある。さっそく、行ってみるが5~6人並んでいる。「駒形どぜふ」という手もあるが、一人で「ドジョウ」をつつくのもいかがなものかと思い、結局伝法院通りの辺りの蕎麦屋に上がり込む。生ビールに熱燗2合。肴は「鳥わさ」「なめこおろし」、〆は好物の「鴨せいろ」。まあまあ満足の昼食でした。

酔い覚ましに上野までぶらぶら歩いて、公園口のところで輪行した。「トランジット2016」は簡単にたためるのでいい。また、上野公園口は改札入るとすぐ左手に京浜東北線の下りホームに降りるエレベーターがあるので便利。

走ってみて思ったのだが、自転車で帰ることを考えなくいいのは気軽である。また、行きが追い風なら、帰りは向かい風になるのだが、追い風だけを満喫し、帰りは電車というのも、“風”に対して「してやったり」という感じがして気分がいい。

本日の走行距離は結局50キロほど。荒川の土手コースは信号もなく快適だが、休まず走ってしまって、結局くたびれてしまう。休憩場所を決めておいた方がいいと思った。また、もう少し遅く出て夕方に繁華街に着くようにすれば、開いている呑み屋も多いはず。「呑み屋徘徊シリーズ」と抱き合わせする時は、その方がいいと反省した。
コメント
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