イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2020年05月12日 | 2020釣り
場所:加太沖
条件:中潮 8:34満潮
潮流: 4:23下り1.6ノット最強 7:49転流 9:41 上り0.3ノット最強
釣果:真鯛1匹

今日はもともと今年初めてのチョクリの釣りに出てみようと思っていた。前回、初島で見たチョクリの船を見ているとものすごく気になる。確かに、2016年には早くも5月8日にはそこそこの釣果を上げているのでまだ時期が早いというのでもないのだろう。
ところが昨日、明日の天気を確認しながらついでにSNSを眺めていると、加太で真鯛が爆釣でおまけに大きなサバも釣れたと画像をアップしている人がいた。う~ん、こんなに釣れるのなら加太に行ったほうがいいのじゃないだろうかと準備した道具をすべて入れ替えて加太に向かった。
午前中早くには風が強くなってくるという予報だが、出港直後は無風。船底を塗りたての僕の船は鏡の上をすべっていくような感覚だ。午前4時半にはすっかり辺りは明るくなっている。



早朝は下り潮。昨日の朝一はジノセトで釣れたそうだが僕は行き先をいろいろ考えてラピュタ前を目指した。しかし、田倉崎を越えてジノセトを目視できるようになると大船団ができている。



きっと今はあそこがいいのだろう。あれだけの船団なら同盟軍の船も混ざっているかもしれない。それなら紛れ込んでもロックオンされずに釣りをできるだろうと針路を変更。
ポイントに到着して船団から少し離れたところから釣りを開始。やっぱり海域はほぼ帝国軍で制圧されており、さすがにあそこに突入する気にはなれない。

少し反応はあるものの、アタリはない。潮流表では最強時刻でも1.6ノットとなっているけれども今の時間でも2ノットを超える潮が流れている。多分釣れるとしてももう少し後だろうとその間に間合いを詰めながら船団の中に紛れ込んでいく。



最初のアタリは午前6時を過ぎたころ。
かなり上まで上がってきたけれども、途中でバラしてしまった。今日が今シーズン最後だと思っていたので長く使っていた仕掛けを交換していなかったことで鉤先が甘くなっていたのかもしれない。もしくは、あの帝国軍がひしめいている中で魚とのやり取りをしていると、いつロックオンされてもおかしくないと焦ってしまったのが原因かもしれない。せっかくボウズを免れたと思ったのに残念だ。

時刻は刻々と一番いいときに近づいている。もっと魚探の反応のいいところはないかと回廊の最狭部を越えて帝国軍の真っただ中へ入り込んでみた。



ここにはかなりの反応がある。最初からここに来ておけばと悔やまれるほどの反応だ。確かに朝から船が混みあっていたはずだ。そして、仕掛けを下すとすぐにアタリがあった。今度はダメもとで竿が絞り込まれたタイミングで合わせを入れてみた。
これが奏功してか、うまく取り込めた。45センチほどの乗っ込みの真鯛だ。
この頃には潮の速度が0.5ノットほどまで落ちていたので、昨日のSNSの情報を頼りにラピュタ前(コマサキ)へ移動。ここはまだ潮がよく流れていたけれども、小さなアタリがあっただけで獲物はなく、少し風も出てきたので午前9時に終了。

一度家に帰って貧乏人のキャプテンシートを壊すために港へ戻った。あまり使わなくなってしまったことと、長らく雨や日差しに晒され、外側の木材がかなり腐食してしまっていたのでそろそろ引退時かと考えていた。これがなければデッキもけっこう広く使える。
残念だがこれもひとつの区切りだろう。レガシーにと鉛を吊るしてした部分だけでも再利用したかったが、ダニが湧いて使い物にならなかった・・。
変わることを嫌う性格だけれども、少しだけ変わってみようと思うのだ。
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