イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2009年10月25日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:小潮4:17干潮
釣果:タチウオ 6匹 エソ1匹

今日の最初の天気予報は雨、夜の予報では曇りに変わっていた。波は2メートルということだったが、雨が降らないということは釣りに行かなければならない。
昨日は加太まで行ってきたので今日は簡単に済ませようとタチウオ釣りに出発。
昨日と同じ場所でスタート。今日もアタリが少ない。昨日と同じパターンだ。
釣れてくる魚も小さい。
何とか6匹を釣ったがこれではおもしろくない。試しにイカの道具も持って来ていたのでコウイカをやってみたがこれはまだまだ早いようだ。

回りの船はかなり遅くまでタチウオをやっていた。帰りに見ているとまだ釣り上げていた。かなり明るくなっても魚は連れるようなので次回はもっと根気よく頑張ってみよう。

2日連続で4時起き。普段の通勤でも午前5時に起床しているのでさすがに今日は疲れてしまった。気がつけば何の写真も撮らずに魚をさばいてしまっていた。
そんなに疲れているのなら釣りに行かなければいいのにね~。
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水軒沖、加太沖釣行

2009年10月24日 | Weblog
場所:水軒沖、加太沖
条件:小潮10:41満潮
釣果:タチウオ 5匹 真鯛33センチ以下2匹 アジ31センチ1匹

台風20号がフィリピンの近くにあるので波とうねりがありそうだ。
先週の二の舞はごめんなので保険にタチウオの仕掛けを持参した。

夜明け前に港を出てまずは築港の沖でタチウオ釣りを開始。
アタリも少なく型も小さい。アタリはともかく、この時期だからもっと型が大きくてもよさそうなものだが・・・。

天気のほうはというと、たいした波もなく、うねりもない。周りが明るくなってきたので加太へ針路をとることにした。
今日の本当の予定は船着場でアジを釣って、捨て竿で呑ませ釣をやりながら、オキアミをエサに五目釣りというのを考えていたが、加太までたどり着けるかどうかわからない中でエサを持っていくと無駄に捨ててしまうことになるので、疑似餌だけを持っていくことにした。1000円もしないのにもったいないと思う自分が悲しくなるがこれも性格だから仕方がない。もし、これが戦時下だったら、僕は自分の撃つ鉄砲の弾をケチって敵に撃ち殺される運命になっていただろう。今日も、エサがないからボウズの可能性があったはずなのに。

加太に着いてもいつ波が高くなるかわからないので田倉崎の回りで釣りを始めた。また、午前7時には潮流が南向きに変わるのでこのあたりがちょうどいいだろう。
最初の場所はまったくアタリがなく、田倉崎のすぐ西側に移動。ここで魚群探知機にいくつかの影が映りだした。それもいろいろな深さに現れてくる。このときに待望のアタリ。それもかなり引きが強い。前回は3号のハリスで一気に2本切られたが今日は4号の仕掛けだ。それでも慎重に時間をかけながら糸を巻き上げてゆく。
魚はなんだろうか。どんな魚でもこれだけ引きが強いとそこそこの大きさだろう。
水面近くに浮かんだ影は赤い・・・。真鯛だ。やったじゃないか。僕にも真鯛が釣れた。2年ほど前にも1匹釣ったことがあるがあれは本当のまぐれ当たり。今日は狙って釣れた記念すべき1匹だ。
魚をすくい上げ、クーラーに納めて仕掛けを整理しようと釣座に戻って残りの仕掛けを回収するとなにやら重い。なんと下の糸にもう1匹鯛がついていた。
最初の1匹で舞い上がってしまいその下の魚に気がつかなかった。

このあとすぐまたアタリがあったがこれは残念ながらばらしてしまった。
ここはかなり釣れるようだ。が、友ヶ島にかなり近づいてしまっていたようで隣の船の漁師に出て行けと威嚇されてしまった。どうりで釣れるわけだ。

次はどこに行こうかと回りを眺めるとかなり南の方に船が集まっている。
そこまで移動して数回仕掛けを上下させたところでまたまたアタリ。これも慎重に巻き上げると今度はアジが掛っていた。
1匹目を救い上げ下のほうを確認するともう1匹ついている。水面まで引き上げてきたが目の前で魚は逃げていってしまった。ここのアジは美味しいから残念、残念。

今日は港に戻って船の修理が残っているので午前10時に釣りを切り上げて帰途についた。最初の段取りとかなり違う仕掛けで臨んだのでどうなることかと思ったがとりあえず魚が釣れたのでこれで満足だ。

下の画像は今日の仕掛けの一部なのだが、こんなビニールの切れ端に魚が喰いついてくる。はじめて釣り方を知ったとき、「ウソだろう」と思っていたがやっぱり郷に入れば郷に従えで本当に釣れるもんだ。この前、うちの会社の社長が、「飛べないネズミ」という話をしていた。昔の経験に固執して冒険をしないネズミはおいしい餌にたどり着けないという話だったが、何でもチャレンジしてみないとわからないもんだ。
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水軒沖釣行、してない・・・

2009年10月18日 | Weblog
昨日は雨模様ということで釣行を見送ったので今日こそは釣りに行かなければならない。
しかし、何を釣りに行くかでおおいに迷っていた。
タチウオに行こうか、先週見たチョクリ釣りに行こうか、はたまた、加太に行こうか・・・。結局、寝る寸前まで迷ってチョクリ釣りに行くことに決めた。
風と波が心配だったので保険にタチウオの道具も持って行こうかと考えたが、家を出る時点では風はまったく感じられなかったのでチョクリの道具のみを持って家を出た。
しかし、これが裏目に出た。港を出るとものすごい北風とうねり。ヘタレの僕は沖の一文字を出たものの、すぐに引き返してきてしまった。何もするすべもなく、結局そのまま港に逆戻り。なんと情けないことか。日ごろから空気が読めない人間ではあるが、天気も読めないようだ・・・。
荷物になるわけでなし、タチウオの仕掛けも持って行っておけばよかった。

しかし、あの波と風の中、果敢にも沖に向かっていく船がたくさんあった。なかには僕の船より小さいのも沖に向かったが、怖くはないのだろうか。たとえ意気地がないと言われても、ぼくには絶対にまねができないと思ったのだ。
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「麦わら帽子の釣り本散歩」読了

2009年10月12日 | Weblog
大崎紀夫「麦わら帽子の釣り本散歩」読了

ふるい、古いつり関係の本の紹介を著者の感想を交えて書かれている本だ。
出てくる本のほとんどが明治から昭和の初期に書かれたものだ。
著者曰くには、古い釣り本を通して自らの子供の頃の原体験を思い出すことができるとのことである。
著者は昭和15年生まれということである。戦争、復興、高度経済成長と日本の風景がどんどん変わっていく中で、古い本の中にそれ以前の日本の原風景を求めている。

最後の方に、「私たちの生が幼少時代の原体験を強く内に抱え込んでいるという事実に目を向ければ、・・・釣りする己のイメージが、やがて己の仲で成熟していくとき、釣りがその人の生と不可分なものと悟るのは、多くの釣り人が知っていることである。」という著者の言葉が出てくる。
僕にも確かに鮮明に記憶の中にある釣りのシーンがいくつかある。
いままで数え切れないほど釣りに行っているが記憶に残っているのは小さな頃の記憶の方が多いのは不思議なものだ。

そんな体験を教えてくれた父親には感謝したい。
それに引き換え、僕の子供にはそんなものはあるのだろうか。釣りだけが特殊なものではないにしろ、なにか自然のなかでの体験が原体験となってくれたものはあるのだろうか。今にして思えば、もっといろいろなところに連れ出すべきであったはずだ。昨夜の大河ドラマで直江兼継が晩年の父親に、「父親から受けた教えに感謝する。」というせりふがあったが、父親がしてくれたことを僕は子供にはしてやれていないと思うと残念な限りだ。
数少ないアウトドアの体験のなかのひとかけらでも記憶にとどめていてくれればいいのだが・・・。
勉強ばかりが人生ではないのだぞ、君・・・。


古い本の中には含蓄に富んだ言葉がたくさん出てくる。
「河のほとりにいると、僕は決して立派なことも遠大な理想も考えはしなかった。ただ、ほとんど白痴のような状態に還っただけである。人間が或る種の美しい痴呆の状態になれるのは異性に対して頭をやられているときと、釣りをしているときくらいなものだろう。」
「釣りは、どうしても、一種の人生哲学に行きつかざるおえない。釣り自体が、遊びを超えて、その人の人生になり得るのである。本人がそれを意識しなくとも、事実がそうなっているのである。遊びが愉しみにあるのである。」
「・・・風こそが釣り人に、"お前は世界の内にあって人間(じんかん)に在るに非ず"と語りかけてくるささやかな声なのである。」
「釣れてもよし、釣れなくてもよし、只一竿釣りを楽しむという風流な境地は、釣禅一如、釣詩一体、非常に東洋的なものを感じる。」

ゴルフではこうはいくまい・・・。
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水軒沖釣行

2009年10月12日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:小潮6:30干潮
釣果:エソ 3匹

今日は早朝からタチウオへ。
台風以降一気に秋も深まり、朝は涼しさを通り越して寒くなってしまっている。
原チャリで走っていると手がかじかんでしまうのだ。

午前4時半過ぎに出船していつもの通り双子島の沖からはじめるがまったくアタリがない。やっとアタリが来てもエソ・・・。6時前にはかなり明るくなってきたのでタチウオの顔を見ることなく終了。
台風の影響で水中にはかなりのゴミが漂っていた。これではタチウオも水面まで浮上できないのではないだろうか。今日の言い訳はこれにしておこう。

タチウオは早くに終わってしまうのでためしにコウイカをやってみた。
こちらはまだまだ早いのか、まったくアタリなしで終了。

気温は低いが水温はまだまだ高いようで、沖を航行する船は光の屈折の影響で瀬が高く見える。これも秋の風景のひとつだ。
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田辺湾釣行

2009年10月10日 | Weblog
場所:田辺湾 カグラ
条件:小潮 3:12干潮
釣果:チヌ 39センチ以下3匹 ヘダイ33センチ

今日は久しぶりの田辺湾への釣行だ。前回は5月8日のことだったので実に5ヶ月ぶりのことになってしまった。
土、日は必ずすごい人が出ると思うと、つい敬遠してしまうがやっぱり行かなければならないのだ。
しかし、船が出る前の人数は15人ほど。これでは平日とほとんど変わりがない。ここにも不景気の波が押し寄せているのだろうか?
紀州釣りの人も3人だけ。ポイントの取り合いもこれでは起こりそうもない。
案ずるより産むが安し。来てみないことにはわからないのだ。

目指すはいつものカグラ島。僕ともうひとり渡礁したがどうやら目指すポイントが違うようですんなりいつものポイントに入ることができた。

午前4時半の出船だったので夜明けまではかなりの時間がある。仕掛けを作りヌカを練っている間に隣の釣り人を見るとタチウオを釣っている。聞くとよく釣れるとのこと。僕もエギのケースに忍ばせていたミノーを取り付けてやってみるとすんなり釣れてしまった。島の周りにはかなりのタチウオがいるようだ。少し周りが明るくなってタチウオがミノーを見やすくなってきたのか、頻繁にアタリがある。あっという間に4匹釣り上げることができた。タチウオは早々に切り上げ次はアオリイカ。こっちはアタリなし。エギにまでタチウオがヒットしてくるのでアオリイカもおびえているのだろう。それとも水潮でコンディションが悪いのだろうか。

おかずはゲットできたのでチヌ釣りの開始。風は北から強く吹いていてかなりやりにくい。おまけに砂の分量をすくなくしているので割れが遅く底が取りづらい。
程なく隣の釣り人がチヌ、ヘダイを釣り上げた。少しあせってくる。
僕にアタリがあったのは午前9時半ごろ。39センチのチヌだ。続いてヘダイ。
風は治まらず、潮の流れも右に左にとしょっちゅう変わる変なコンディションであったが終わってみると3匹のチヌを釣ることができた。
まあまあというところか。

隣の釣り人はかなりのベテランのようであれこれといろいろな手を打ってくる。荘司良明の弟子ということだ。
タチウオもそうだし、朝はカニで釣っていたらしい。そのほかにもいろいろ教えてもらうことができた。僕が帰ったあとにはヒラメも釣ったらしい。
ひとり孤独に釣るのもいいが、こんな人の隣で釣りをさせてもらうと引き出しが増えてうれしくなるのだ。
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加太沖釣行

2009年10月04日 | Weblog
場所:加太沖
条件:大潮6:02満潮
釣果:なし


今日は幸いにしていい天気だ。
タチウオもいいが先週にひきつづき加太へ挑戦してきた。
捨て竿で呑ませをやろうと思い、新々波止の沖でザビキでアジを狙ったが風が強く、搭載している碇では船が止まらない。残念ながらアジは1匹も釣れなかった。

今日の潮の転流時刻は10時半。この時間から潮は南向きになるようだ。
8時過ぎに田倉崎の沖に到着。潮が南向きに変わると友ヶ島の北側がいいということを聞いたのでそれまでは先週と同じ場所と思われるところから釣りをスタートした。大潮だが流れはそれほど速くなく底もわかる状態だ。

9時ごろにアタリ。魚群探知機になにやら影が出たと思ったらすぐにアタッてきた。しかし、ここで焦りが出てしまった。この釣りはアタリがあってもひたすら仕掛けを巻き続けなければならないのだがアタリを感じたとたんに巻くのをストップしてしまったのですぐに魚が逃げてしまった。数少ない貴重なアタリだけに残念なことをしてしまった。

10時が近くなった頃に友ヶ島の西側に移動。この辺は鯉突(コイズキ)というポイントらしい。釣り始めてまもなくアタリのような・・・感じがあった。仕掛けを上げてみるとエサ代わりのビニール片が2本食いちぎられていた。やっぱりアタリだったようだ。
しかし、これ以降は何の反応もなく11時半に終了。

獲物がなかったとはいえ、先週に続いてアタリを見ることができたことは大きかった。今度こそはなんとか獲物を手にしたいものだ。
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お月見

2009年10月03日 | Weblog
今日は中秋の名月。
明日は大潮。
果たして釣果は?
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