イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

タラノメ採り

2009年03月20日 | Weblog
今年1回目のタラノメ採り。
例年より気温が高いからもういけるかと思ったが。やっぱり早すぎた。
秘密の花園に向かったがまだまだ早かった。しかし、今のところ人の入った気配がない。来週あたりが楽しみだ。
帰りにダメもとで子供の母校のそばのスポットに寄ってみたら思いのほか大きなタラノメに出会った。ここもまだ誰も入っていなかったようだ。

と、いうことで今年もタラノメの天ぷらにありつける。
フキノトウを食べ、ワカメを食べ、タラノメを食べ、このあとはワラビが待っている。海に行けば貝とヒジキが待っている。

春はいい・・・。
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卒業式

2009年03月19日 | Weblog
今日は子供の卒業式。
どういうわけか卒業生代表で決意表明というのを読むことになったらしい。
成績が抜群ということはないようだがいろいろなことを総合して彼に白羽の矢が刺さったようだ。これは相当な栄誉のようで、そこそこ成績のよい同級生たちはみんなこの役を狙っていたようだ。
クラス全員にじゃんけんで負けて中学校の卒業証書をもらいに行く役をやらされた僕とは雲泥の違いだ。
堂々とした読みっぷりは親の欲目を差し引いても大したものだった。

親ばかだとは思うが、よくぞここまで成長してくれたものだと思う。
惜しむらくは魚釣りを好きになってくれなかったことだけが心残りだが・・・。

かれはまだ小学校を卒業したばかり。ペジミストの僕にとってはこのまま順風満帆とは行かないだろうと思っている。しかし、一方ではひょっとしたら彼なら自分の「夢」を見つけてくれるのではないかとも思う。

何の夢も持つ子ともできずに生きてきた僕が何ほどのことを言えるはずもないのだが、もし夢を追いそこなったとしてもそれはそれで挫折とは思わないでほしい。それも人生だ。
そのときは本格的に魚釣りを教えてあげよう。魚釣りは人生の「夢」と取り替えるに足るものだと思う。ついでに山菜採り、ワカメ採りも教えてあげよう。それが立派な手本にはなれなかった父親にできる最後のことなのかもしれない。

それまでは力いっぱいがんばってもらいたい。
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ああ、45歳・・・

2009年03月17日 | Weblog
今日は僕の45歳の誕生日だ。
もう、間違いなく人生の折り返し地点を過ぎてしまった。
最近、自分の声のトーンやしぐさに父親の面影を感じることがある。
そこで思うのは、父親はどんな思いで生きてきたのだろうかということだ。
大河ドラマで上杉謙信が、人が生きるためには「義」が必要だと言ていた。僕も父も人生に対して「義」を持って生きてきたのだろうか。

僕の印象では父親はどちらかというと会社で出世もできずに魚釣りばかりに行く自分自身を少し後ろめたく思っていたのではないだろうかと思う。だから、自分の孫には「魚釣りなんて覚えなくていい。」としきりに言っていたのではないだろうか。
社会の中で、また会社の中で成功することが「義」なら父親は多分、それを果たせていなかったとおもう。
しかし、僕は父親の人生はそう悪くはなかったのではないかとも思っている。
とりあえず、人に迷惑をかけず、家族に少しだけ心を払い、大きな成功もなかったが、夜討ち朝駆けで魚釣りをし、それほどの失敗もなく終わることができたのだから。

父親が死んだとき、そう感じていた僕は、仕事はさておき、自分が楽しいと思うことをしようと誓った。
しかし、2年前には会社の同期が亡くなり、ついこの前、同い年のいとこが亡くなり、自分の周りにも「死」というものが身近になってきたとき、自分にとっての「義」とは何なのだろうか、少なくとも自分の生活の糧をもらっている会社の中では責任を果たさなければならないのではないかと感じることがある。それとは裏腹に、自分の今の会社での立場はどうだろうか?責任を果たすどころかいてもいなくてもどっちでもいいのではないかと思ってしまう。
そこは自分で切り開いて行かなくてはならないところだろうが、能力と気力がまったくついていかない。終身雇用が保証されていた父親の時代と違い、それではマズイと思うのだがどうも歯車がうまく回っていないようだ。

45歳にもなって自分の道を見つけられない自分がものすごく情けないのだが、このまま家族が元気ですごせたら人生の「義」なんてどうでもいいのではないかとも思う3月17日でもあるのである。
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ワカメ採り

2009年03月15日 | Weblog
今年もワカメの季節がやってきた。
一歩ずつ春を楽しもう。
毎年、決まった時期に決まった自然の営みがある。
それを少しづつ自然からいただく。
それ以上、何を求めようというのか。
求めようとするからゆがみができてしまうのではないだろうか。
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数学の日

2009年03月14日 | Weblog
今日は数学の日というらしい。
3.14なので円周率から来ているらしい。
一時期、小学校の算数の授業では円周率を「3」で計算するなどといううわさが出ていたが、知り合いの先生に聞くとちゃんと3.14で計算するとのこと。
円周率の名誉は守られた。
そしてもうひとつの理由は、アルベルト・アインシュタインの誕生日でもあると言うことらしい。
だれも知らないと思うが、ラインハルト・フォン・ローエングラムの誕生日でもある。
僕の誕生日は3日後の17日。
あと3日生まれるのが早かったなら僕もノーベル賞をもらっているか銀河系を支配しているたかもしれなかったのに・・・。
3日の違いでただの人になってしまった。
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南部堺釣行

2009年03月07日 | Weblog
場所:南部堺 ウチミノ
条件:若潮 9:33干潮
釣果:グレ 40センチ以下3匹 チヌ 42センチ1匹

今日は今シーズン最初の紀州釣りだ。土、日が休みになってしまったので田辺はきつい。
おだんごクラブの土さん、岩さんのホームグラウンドの南部堺に連れて行ってもらった。両名はじめ、おだんごクラブのメンバーは年初からかなりの釣果を上げているので魅力のある釣り場だ。
場所はウチミノ、今日は潮が低いので足場低い南部堺でもゆっくり釣りができる。
しかし、天気はいまいちで北風が強い1日だった。
ポイントでは追い風なので何とか釣りになるがそれでもやりにくい。仕掛けも沖にどんどん流れていく。
水温も低くなったようで朝からはエサトリもない状態だ。
はじめての場所なので底をつかむのにも慎重になり、珍しくかなりの時間底をとる作業をしていたがあまり深くないのでそれもあまり難しくはなかったように感じた。
10時を過ぎた頃だろうか。それまではまったくあたりはないし、磯がわりをしてきた土さんは外道ながらも魚のアタリをつかんでいる中、焦りを感じていた。そんな時、逆光でウキがほとんど見えない状態だったがなんとなくウキの動きがおかしい感じがしたのであわせてみるとなにやら魚がひっついている。30センチほどのグレが掛ってきた。これでボウズはなくなりホッと一息つけた。
その後もなんの変化もない時間が過ぎ、12時を回ったので弁当を広げていると仕掛けを流したままにしていたウキが見えなくなっている。あわてて竿を手にアワセを入れると魚が掛っている。今度も30センチほどのグレが釣れた。今度は綺麗な魚体の尾長グレだ。
それから後はまた何のアタリもないまま時間だけが過ぎてゆく。
次のアタリは岩さんの予言どおり夕方にやってきた。
綺麗にウキが入りまたまたグレだ。40センチ。丸々と太ったボリュームのある魚体だ。
すぐそのあとにまたアタリ。今度はチヌだ。
はじめてにしては上出来の釣果になった。
今回も岩さん、土さんに感謝だ。
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