イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2016年12月26日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:中潮 5:17満潮 10:34干潮
潮流:5:05 上り2.9ノット最強 9:00転流 11:30下り最強 2.0ノット
釣果:真鯛 50センチ 1匹 サバ46センチ 1匹 マアジ 40センチ 2匹

今日もお正月の真鯛を目指して出港だ。
しかしながら今日はあまり得意ではない下り潮だ。早く出ても潮は緩んでいくばかりだが少しでも上り潮で釣ろうと今日も夜明け前に出港。


ナカトには帝国軍が集結していて、今はあそこがポイントなのだと思うものの、さすがに近づけない。



ということでまずはテッパンポイントからスタート。わずかではあるが潮は動いている。
しかし、アタリはない。やっとアタリがあったと思ってもわずかにビニールをかじった跡があるだけだ。



ここで約1時間半、帝国軍も下り潮に合わせてポイントを移動し始めた。



僕もそれに呼応してコイズキに移動を決意。
移動する途中、以前にマーキングしておいた漁礁の周りで魚の反応があったので下り潮までは早いこともあって仕掛けを下してみた。
数回上げ下ろししたところでアタリが出た。潮流表で潮止まりの午前9時、真鯛が上がってきた。
大きい。50センチあった。
魚を生け簀に入れてすぐに仕掛けを下すとまたアタリ。今度は大きなマアジだ。40センチ。
さらにまたアタリが出てサバとマアジが上がってきた。

この間約30分。今日の時合はこの時だけであったのだが、今までの経験からするとまったく望みのない時間帯である。釣りとははやり奥深い。まだまだ知らなければならないことが山のようにありまだまだ検証しなければならないことが山のようにある。というか、まったくの経験不足だ。

そろそろ潮が動いてくる時刻なので本格的にコイズキに移動するもそこはすべて帝国軍に制圧されている。なんとか間合いを詰めてもここまで・・・。



それでも敵軍の示威行動は熾烈を極める。この艦船は僕の3メートルほど前を無言のまま通り過ぎていった。



これはたまらんと思い離れたところに移動。この時すでに午前11時を回っており、なんとか30分粘ってみたが降り始めた雨にも気力を削がれロスタイムを過ごさずに午前11時半に終了。
今朝の天気予報は高精度で、洲本市は朝から小雨、和歌山市は曇りとなっていたのだが、まったくその通りだ。多分10キロも離れていないが和歌山市方面は雨は降っていなようだ。

年末までの休みと天気と最後の休みの休日出勤を考えると今日が今年最後の釣行になりそうだ。
多分、実力で手にしたというよりも偶然が重なって恵んでもらえたという感じだ。

帰りの道中も穏やかそのもの。



まあ、獲物もあったことだし、今年の最後も、神は天にいまし、すべて世は事もなし。なんとなくいい感じで締めくくることができたようだ。

真鯛は大きかったので鯛めしは1/4ほどの身で十分ボリュームがあり、あら炊きの骨から取り出した鯛の鯛もなかなかの大きさだ。

 

今年最後の獲物も美味しくいただくことができた。



記録:




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加太沖釣行

2016年12月19日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:中潮 10:20満潮
潮流:6:45転流 10:50 上り3.0ノット最強
釣果:真鯛 49センチ1匹 ハマチ 3匹

今日はお昼前に上り潮で3ノット。今日は僕にとっては最高の潮廻り。天気も上々、今日釣れなければ本気で引退を考えなければならないほどの好条件だ。

満を持して転流時刻にポイントへ到着。まずはテッパンポイントからスタート。
まだまだ潮が動いていないのでアタリがない。帝国軍は潮の当たりが良いであろう中の瀬戸前に集結している。



今日はなんとしても釣らなければならないのでここをあきらめ第2テッパンポイントへ移動。午前9時ごろアタリが出た。大きく締め込みがあり完全に鉤に乗ったはずであったが仕掛けまでたぐり寄せ、あと3メートルほどというところでバラしてしまった。引きからすると推定全長30センチほど。お正月のにらみ鯛にうってつけのサイズであっただけにものすごく残念。そして最初のアタリを逃すとあとに響く。
しかし今日は何としても釣って帰らなければならない。気を取り直してリトリーブを続けるがなかなかアタリがない。再びテッパンポイントに移動して流してみるが帝国軍の艦船が中の瀬戸から下ってきて占拠しはじめた。
そしてまた第2テッパンポイントへ舞い戻る。あちこちウロウロしてしまうのは心が浮ついている証拠だ。その浮ついた心を落ち着かせてくれたのがこのウミネコだ。



彼が伴走してくれているときに2回目のアタリ。残念ながらフッキングには至らなかったがこのころからアタリが出だした。
次は引ったくるようなアタリでハマチが出た。これでなんとか帰れる。ウミネコ君、ありがとう。
2匹目もハマチ。このハマチはサイズは大したことはなかったが引きがすごい。何度も糸を出し、仕掛けを握ってからもどんどん糸を引き出してゆく。
3匹目は真鯛。にらみ鯛には大きすぎるがうれしいではないか。久々の真鯛だ。
4匹目は魚探に反応が出てからすぐにアタリ。まったく絵にかいたような釣れ方だ。

この間、約1時間。法則通り潮流の最強時刻を迎える直前にアタリが続いた。
ロスタイムをもう少し過ごしたかったが、今日は午後から病院でMRIの検査がある。
後ろ髪を引かれる思いで11時過ぎにポイントを離脱。
予約の30分前に受付に滑り込んだ。



記録:
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水軒沖釣行

2016年12月15日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 7:22満潮
釣果:コウイカ 6匹

今日はコウイカ。まだまだお正月のストックが足りない。

昨日の天気予報を見ていると風が強そうであったが港に着いてみると風も波もなくいい天気だ。
空気も澄んでいて満月がこのほかきれいだ。



ただ、寒い。ものすごく寒い。今日の最低気温は2.9度。そりゃ寒いはずだ。
しかし、いつもの場所からスタートすると開始5分ほどでアタリが出た。おぉ、今日はイケるかと思いきや後が続かない。はやり今年は厳しいようだ。
新々波止に沿って船を流してゆくと一番手前の波止の切れ目の跡の沖で2匹目。どこで釣れるかわからないのでそのまま沖へ流されるまま探り続けたがアタリはなく、またこのポイントに戻り残りの4匹を追加。

バッチ網の船にポイントを占拠されそれを機に今日は終了。



記録:

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加太沖釣行

2016年12月12日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:大潮 5:00満潮 10:42干潮
潮流:5:40 上り2.9ノット最強 9:30転流 12:00 下り2.1ノット最強
釣果:ボウズ

12月も半ばになってやっと真鯛狙いに行けた。お正月の真鯛を確保すべく、気合だけは十分だったが今日はまったくアタリなし。
ビニールには僅かに咬み跡を見ただけだった。

転流時刻まではいつものテッパンポイント。その後ナカトを越えてコマサキ、コイヅキと沖ノ島を一周回ってみたがまったくダメ。



コマサキにはたくさんの同盟軍が集まってはいたがみんな竿を曲げている様子はなかった。




帝国軍はナカト周辺に集結していたのを見ると、やはり同盟軍に解放されているような場所では釣れないのだろうか。
誰に聞いても今年は真鯛が少ないとのことだが、いよいよお正月の真鯛の連続記録が途切れそうな予感だ・・・。

唯一の救いは朝の風景。風がなく、気温が低いので海面が一面気嵐で埋めつくされていた。今日はこの冬一番の寒さだったそうだ。
朝焼けとともに幻想的な風景だった。



記録:

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水軒沖釣行

2016年12月02日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 8:10満潮
釣果:コウイカ 3匹

今日は元からの予定でイカ狙いと考えていたが、朝からは冬型の気圧配置だ。とりあえず午前5時に起きていつもの煙突を見てみても煙は真横に流れている。
これはダメともう一度寝なおして午前6時に起床。はやり煙は真横に流れている。しかし、予報を見る限り風は弱まってくるはずなので午前8時半に家を出発。
午前9時過ぎにポイントに到着してみると風も波もまったく無く、まさしく小春日和。インデアンサマーだ。今日も予報を見誤った。実際の天気図を見てみると予報よりも等圧線の込み具合が緩やかにかつ乱れてきていた。
そこを自分で予測したい。日本海の北にある爆弾低気圧に怖気づいてしまっていたのかもしれない。




いつもの新々波止と沖の一文字の交差点からスタート。



アタリは間もなく出た。サイズもまずまず。前回の釣行から少し大きくなっているようだ。
しかし、昨年のように怒涛の連発とはいかない。今シーズンはかなり苦戦しそうだ。お正月の食材のために今日からストックを開始しなければならない。

ここもアタリが少ないのでもうひとつ沖にある防波堤の元の切れ目の前に移動。ここでもすぐにアタリが出た。船の流される速度は速く、もとに戻って流し始めると同じような場所でまたアタリ。
数は少ないながらもこの辺りにイカが集まっているようだがもとよりすでに出遅れている、ほかの場所を探るためもうひとつ沖の元の切れ目、工事中の場所や波止の先端部分を回ってみたがそこではアタリがなく、また最初の場所に戻ったが明るくなりすぎてしまったかその他の理由があるのか、まったくアタリがなく午前11時に終了。


記録:今日の天気図



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洲本沖釣行

2016年11月25日 | 2016釣り
場所:洲本沖
条件:若潮 9:34干潮
潮流:6:55転流 10:00 下り2.0ノット最強
釣果:タチウオ 14匹

今日の天気は気温が低いながらも高気圧に覆われて波が小さそうだ。

時間が進むほど天気は安定するようなので朝はゆっくり出港。すっかり明るくなった工場街の煙も今日の天気の良さを物語っている。



中ノ瀬戸も難なくクリア。本線航路も最大戦速でポイントまで到着することができた。



潮廻りはタチウオにはちょうどよく、海も荒れていないのでかなりの数の船が出ている。



僕も戦線の中に突入して仕掛けを下してみたがアタリがない。よく見ると戦線の中では船が頻繁に移動をおこなっている。これはアタリがないということを物語っているのかもしれない。
約30分アタリがないまま過ごし、周りの風景を写真に収めているとやっとアタリが出た。
しかし、型が小さい。今日はほとんどの魚が小さかった。最少は本当にベルトサイズだ。水軒沖で釣っているのとまったく変わりがない。

最初のアタリからは最後まで途切れることなくアタリは続いたが、今日はエサが悪かった。
いつものスーパーで2割引きになっていたものを買ったのだがかなり痛んでいた。べつにエサ代をケチったわけではなく、その日はこれしか残っていなかったのだ。いつも在庫があるわけではないので店頭にあるときに買っておくとこんな時もある。
もう、フィンランドだかノルゥエーだかのものすごい臭いらしいニシンの缶詰か、もしくは散弾銃でボコボコにされたゾンビの肉みたいな状態になっている。
半分以上のアタリを逃したと思うが、最初のひと咬みでイワシがボロボロになって次のアタリが出なかったという感じだったのだろう。

そんな状況でエサが無くなり午後0時に終了。

今シーズンのタチウオ釣りは今日が最後だ。今年の洲本でのタチウオ釣りは散々な結果ばかりだったが最後に少しだけ一矢報いることができた。
しかしながら取引先とのトラブルがあり、帰港後は船上から電話で東京とやり取り。これではやりきった感がまったくわいてこない。
天気は上々だったが、こころはかなり曇り空の1日であった。

記録:


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すさみ漁港(小泊)釣行

2016年11月18日 | 2016釣り
場所:すさみ漁港(小泊)
条件:中潮 8:46満潮 14:20干潮
釣果:ヘダイ 5匹

今回の釣行はアクシデント続きだった。
まず、バッカンを置き場所から引っ張り出したら経年劣化でボロボロになってしまっていた。今年の春は普通に使えていたのに、半年余りで一気に劣化が進んだらしい。



自動車道は有田から紀伊田辺まで工事で夜間通行止め・・・。


バッカンは45センチサイズのものを使っていた。このサイズ、今では幻の大きさだ。蓋の付いた高級品はあるけれども蓋のない二流メーカーの安物というのはもう売っていない。今回も急いで釣具屋に行ったがこのサイズのものは売っていなかった。春までになんとかしなければならない。

自動車道は午前5時半に有田到着。開通は午前6時。手前で待つと言ってもこの寒さで車中の30分は厳しいので42号線に下りて水越峠を抜けて御坊インターを目指した。まだ暗い中、古いカーナビには御坊から南の自動車道がなく、乗り口がわからなくてウロウロ。御坊インターは北向きしか乗れないというのを初めて知った。
そんなことをしながら5年ぶりの小泊へ午前7時に到着。

改めて前回の釣行の記録を読むと満ち潮にアタリがあったという通り、今日は朝、少しだけエサ取りのアタリがあっただけでその後はまったくアタリなし。午前11時ごろからヘダイが少しだけ釣れただけだった。
ヒバリらしい鳥が飽きもせず僕の周りをうろついてくれていたが僕は暇で暇でしかたがなかった。きちんと前回のデータを見ておくべきだった。



午後2時にはヌカ団子が底を尽き、その3個前から2匹連続でボラが掛かったが卵を取り出せるほどの大きさではなかった。



帰り道、自動車道の乗り口には一面のコスモス。そしてくち熊野のサービスエリアのソフトクリームが徒労感を癒してくれた。

 

このソフトクリーム、300円と少々お高いが見老津の道の駅のソフトクリームより数段美味しいかった。(とれとれ市場のソフトクリームには負けるが・・・)


思えば、バッカンが劣化していたのは、神様が今日は止めておけというメッセージを発してくれていたのかもしれない。自動車道が通行止めというのは、高速代がもったいないから初島くらいで我慢をしておけというメッセージだったのかもしれない。
しかし、いい方に考えると、バッカンは乗っ込みの時期に慌てふためかないように事前に教えてくれたと思い、通行止めはこの冬のフカセ釣りは近場で済ませたいと思っているので大引きまで和歌山インターからちょうど1時間という距離感を確認するためであったと思うと、今日という日は色々なことをこの先のために認識するためだったのではないかというところだ。


劣化というと、長靴とカッパの劣化も甚だしい。
カッパは縫い目から大きく裂け、長靴もところどころが裂けている。リールもそうだ、今日使ったリールは紀州釣り専用に使っているものだが、砂やヌカ、塩水がギアに入り込んでいるのか、巻き取りの時の感覚がギザギザしている。最近のシマノやダイワのカタログで、「完全防水、塩咬み防止」みたいなコピーが目立っていて、そんなこと起こるはずがないだろうなんて思っていたが自分のリールにそんな症状が現れてきた。思うと、ここ数年、1年に1回使うかどうかという中での要因が大きいと思う。一応、バイオマスターというシマノの中の中の上くらいのグレードだからそこそこのギアが使われているはずで、過去2台のバイオマスターにはそんなことは1度もなかった。昔は年に10回近くの釣行だったから塩が固まる前に使っていたということだったのだろう。こんな高性能はほとんど釣りに行かない人が欲しる性能であるということも分かった1日であった。

 

しかし、カッパと長靴くらいは早く買い換えないといくらなんでもみすぼらしすぎるだろうな~。

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水軒沖釣行

2016年11月17日 | 2016釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 8:15満潮
釣果:コウイカ 6匹

夕べは仕事でもプライベートでも年に何回、いや、ほとんど行かない飲み会だった。同席の一人は同業他社の僕と同じような仕事をしている人、もう一人は商品のメーカーの役員さん、役員さんと言っても大きい会社ではなく職人さんがひとつひとつ手作りでバッグを作っているという、今の日本にはもう数少なくなってしまった会社だ。役員さんと、僕もその同業者の彼とは仕事上の取引はないのだが、彼が昔から懇意にしていて、僕もその役員さんとは以前に名刺交換をしたことがあるというので一度集まりましょうかということになった。

このメーカーは3年前に一度倒産した。この役員さんも当時からおられた方なので相当な苦労があったそうだ。まずは自分の先のことを考えず、ブランドのステイタスを守るため、取引先を回って商品を叩き売らないようにお願いをして回ったそうだ。この会社が消滅してしまうと日本からクラフトマンシップの火が消えてしまうという危機感だけで動いていたと教えてくれた。このメーカーの製品は確かに作りは丁寧で細部にわたって使い心地にこだわっている。たくさんのメーカーやファンドに救済も求めたそうだが幸運にも存続が決まり今に至っている。
自分の仕事に誇りを持つことのすばらしさと本当にいいものはこの世からは無くなってしまわないのだということを酔っ払いながらも認識した。
同業者の彼の話はほとんど僕と同じような悩みで日頃の愚痴ばかりということになるのだが、彼の話を聞きながら、給料は安いけど今年の流行語にもなりそうな「鬼十則」みたいなものがあるわけでもなく、僕の方がまだましだと酔っ払いながらも少しだけホッとした。


ということで朝は早く起きることができないと考えていたので少し時期は早いがコウイカの調査に出てみた。

朝はゆっくり完全に明るくなってから出港。思ったより風が強くとにかく寒い。ヒー〇テックは下しか履いていないので余計に寒い。破れがたくさんあるカッパの上着からも風が侵入してくる。



いつものポイントからスタートしたがやはり時期が早いのか全然アタリがない。やっとアタリが出たのは釣りを始めてから1時間もあとだった。あと30分アタリがなかったらやめようかと思った矢先だった。
活性が悪いのか、アタリと言ってもオモリが底をこすっているのか本当にアタっているのかよくわからないがそこは勘というかハッタリというか自分でもよく合わせられるのは大したものだと思ってしまう。
その後もアタリは少ないが何とか6匹を確保。

アタリが多かった場所は新々波止の元の切れ目の一番沖の辺りだったが底引き船は来るしバッチ網は追い回すしで、もう少しここでじっくり攻めることができればもう少し数は稼げたのではないだろうか。

 


スッテに乗ってもすぐにはずれたのは2回。去年はそんなことがなかったように思う。
去年は爆釣と言えるほどの釣果だったが今年はどうだろうか。今日の延長で終わってしまうのかそれとも月末頃には爆釣の時期を迎えるのか。
まだまだシーズンは始まったばかりだが後々のことが気にかかる。

夕食はイカづくしだが、今日はボージョレーヌーボーの解禁日。たまたま休みだったので酒のスーパーで買ってみた。何回かペットボトル入りというのを買ったことがあるがやはり味気ない。あまりにもワインを冒涜していると思ったので今年は瓶入りでコルク栓のものだ。思いっきり奮発したのだ。(と言っても税込み1,820だが・・・。)
味の方は・・、コクがない分、魚料理にもなんとか合う感じであった。





そして今年の新兵器、イカ締め用のピックだ。飾り職の秀の武器をイメージして作ってみたけれども、どうだろうか・・。



去年までナイフを使っていたがこれは我ながらなかなか使いやすい。目と目の間に差し込んでちょっとグリグリやるだけで簡単に締めることができる。
今年は何匹これで締めることができるだろうか・・・。

記録:今日の気圧配置

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加太沖釣行

2016年11月13日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:大潮 5:05満潮 11:02干潮
潮流:6:02 上り2.7ノット最強 9:35転流 12:15下り2.4ノット最強
釣果:カワハギ 2匹

カワハギは美味しい。薄く引いて肝を添えて食べるとこれは多分僕が釣ることができる魚の中では一番美味しいのではないかと思えるほどだ。
毎回ギリギリボウズを逃れる程度の釣果だが、今日も懲りずにアサリを持って挑んできた。

まずは行き掛けの駄賃に保険のタチウオ狙い。
今日はどうも仕掛けが沈まないと思っていたら潜航板が割れていた。



このせいで仕掛けがくるくる回って沈まないし枝素が幹糸に絡みついてこれでは魚がいても釣れるはずがない。
仕掛けはボロボロになり、これで今年のタチウオは終了だ。
保険が保険でなくなったので急いで加太へ移動。
前回何とか1匹ゲットした帝国軍神殿前(淡島神社のことです。)からスタート。




水深20メートル付近を行ったり来たりしてみるが、今日も刺身サイズは1匹だけ。
すべてカワハギではないのだろうが、アタリも感じずにエサだけなくなることが頻繁にある。これをきちんと合わせなければ釣果は上がらない。僕の仕掛けの枝素は10センチなのだが、長すぎるのだろうか。
それとも30年以上前の竿を中古で500円買ったからだろうか。竿の感度というものも大切なのだろうか。
奥さんは何とも高くつく魚だと嫌味っぽいことを言うが、それでも釣りたての薄造りを料理屋で食べたら燃料代ではきかないくらいの値段がするだろう!と心の中で反抗してみるのだ。

アサリがなくなったので残り時間は真鯛狙い。帝国軍奥深くまで侵攻しているので地の瀬戸の出口まで出張ってみた。
水路が狭くなっているところは海底の地形が複雑になっていて下り始めた潮がいろいろな方向に逆巻いている。なんだか釣れそうな雰囲気だがアタリはない。



潮にまかせて下ってくると水深がどんどん浅くなり、20メートルと少しくらいになってきた。イカナゴセというところになるのだろうか、ここにはたくさんの船が集まっている。



あまりにも浅いので釣れる気がしないが、ここでやっとアタリ。
下していう仕掛けに食ってきた。
しばらくしてバレてしまったがビニールが裂けてボロボロになっていたのでサゴシだろうか。それならチョクリで狙えばよかったのかもしれない。
潮が最強になるまで頑張ろうと思っていたが今日は先週と打って変わってポカポカ陽気と穏やか波で睡魔が襲ってくる。
午前11で終了。



釣りをしている途中、遠く南の方で大きな煙の塊が見えた。帰港の道中、その場所らしきところに海保の巡視艇と数隻の船が集まっていた。
何か事故でもあったのだろうか。

 

あれだけの煙だから機関から火が出たというところだろうか、僕も他人ごとではない。オイルや冷却水の点検はマメにやっているつもりだが、それ以上のことはわからない。
あとは船に対する愛情で乗り切るしかないような気がするのだ。

追申:夕方のニュースで簑島漁港の底引き網船が火災を起こしたらしい。異臭に気が付いた時には機関室に火が回っていたそうだ。



他山の石としなけばならない。
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洲本沖釣行

2016年11月06日 | 2016釣り
場所:洲本沖
条件:小潮 3:35干潮
潮流:7:55転流 12:00 上り2.9ノット最強
釣果:タチウオ 1匹

例えば、事務所を出たすぐの信号機が青で駅まで早く行けた。電車の中で呑む缶チュウハイが特売で95円で売っていた。帰りの電車はひとり用の席に座れた。なんていうことが重なると、きっと明日はいいことがおこると思ってしまう。
昨日はすこぶるいい天気だった。高気圧は西に移動してゆくものの、すぐには荒れてこないだろう。それに明日はきっといいことが起こるはずだったのだ。
そして今日はかねてはお声がけをしていた森に暮らすひまじんさんをお誘いしての釣行だからきっといいことが起こるはずだったのだ。


午前5時45分に出港。
田倉崎を越え、中ノ瀬戸までは順調な航海であったがそこからはかなりの北風と波に翻弄されてしまった。
予報では朝のうちは波は0.5メートルであったがすでに1メートル以上はありそうだ。



なんとかポイントまで到着し、仕掛けを投入。ひまじんさんにすぐにアタリがあったようだ。
指4本くらいのいい型のタチウオが上がってきた。波は高いもののいい感じだ。そして僕にもアタリ。指3本くらいだがほぼ同時にアタリがあって幸先はよかった。ひまじんさんは次の投入でもフッキングはならなかったもののエサをかじられていた。
魚は間違いなくいるのだが、どんどん波と風がひどくなってくる。もう危険と感じ、沖ノ島の陰に隠れて釣れる場所に移動したが、コイヅキも波が高い。スパンカーに後ろからまともに風が当たり、波の谷間に舳先がめり込んだ時、完全に舵が効かなくなった。もう無理だと判断し、せっかく遠いところお越しいただいたひまじんさんには申し訳なかったが帰港することにした。
帰りも潮を浴びながらの道中であったが港の中では沖の風波が想像できないほど穏やかだ。青い空を見ていてもなんとも残念だ。



いいことは起こらなかったが、無事に波を乗り切ってくれた愛艇には感謝だ。

釣った魚は持って帰ってもらったのでクーラーボックスの氷は必要なくなり港の駐車場に捨てて帰った。初雪の光景みたいと言えばきれいな感じだがこれは敗北の証だ・・・。



「他人の不幸は蜜の味」、これを見た水軒渡船の釣り客はきっと、「こいつはボウズに違いない。ざまあ見ろ。」と思っているだろうがそうはいかない。
魚は手にできなかったものの、ひまじんさんから秋の山の幸をいただいた。



ヒラタケ、ムキダケ、ムカゴ、銀杏。今夜は山の幸で晩酌だ。今日はこれで十分だ。


記録:

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