イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

ミニギャフ作成

2009年01月31日 | Weblog
今日は朝から大荒れの天気。
やることがないのでこんなものを作ってみた。
あれば便利と思って作ってみたが、役に立つ日は来るだろうか・・・。
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見老津釣行

2009年01月24日 | Weblog
場所:見老津 ゲタ
条件:大潮 5:58満潮 水温 18.4度
釣果:グレ 35センチ 1匹 イガミ 1匹

今日はかなり天気が悪そうだ。
だが、温泉で1泊と思い旅館を予約してしまっている。温泉だけではもったいないので強行軍で出発。
道中は風で車が揺れている。仮眠所では外の風が轟々とうなっている。船が出るのかも心配だ。
乗った磯は東向きでまだ釣りはしやすそうだ。
朝からまったくエサトリがない。えさは原型のまま戻ってくる。こんな日は今まで経験をしたことがないのではないだろうか。潮の流れもほとんどというか、まったくない。すぐに小さなタカノハダイが釣れてしまったのもショックだ。それもむちゃくちゃ小さい。
それでも午前9時半ごろ、右側のシモリに仕掛けがゆっくりと流れていたとき初めてのアタリがあった。ウキがゆっくりシモっていった。そこそこの型だ。なんとグレだった。これでボウズは免れた。今日から新しいウキを使っているのだが、今までのすぐに沈むウキではアタリを取れなかっただろう。
その後も昼前にイガミが釣れただけでそれ以外はまったくえさも取られなかった。

温泉は一人で入ったがなんだか出張に来ているみたいで余計に落ち着かなかった。
温泉はいいが宿泊はもういらないな。


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ウキ作り。完成

2009年01月22日 | Weblog
最後のコーティング作業。
お尻をペグでふさいで、頭に爪楊枝を刺してどぶ漬けの準備。
どぶ漬けのあとは少し吊り下げて乾燥。

その後ペグを抜いて乾燥専用の台の上へ差し込んで頭の爪楊枝を抜く。
専用の台は2ミリのピアノ線の先をグラインダーで削ったものを木の板に打ち込んで剣山のように作ったものである。

そのままでは乾燥台の上で針と固着してしまうのでもう一度頭に爪楊枝をさして抜き取る。
たこ焼を作る要領というか、ガラス工芸で心棒を前後ろに付け替えるというか、そんな感じである。
とにかく穴の周りと乾燥に使っている爪楊枝やピアノ線と本体を固着してしまわないように注意する。

これを上下を交互に10回繰り返して皮膜を厚くしてゆく。
爪楊枝とペグの刺し加減が難しい。強く刺しすぎるとあとで抜けなくなるし、ゆるくしすぎるとどぶ漬けの途中でコーティング材の中へ落ちてしまう。
また、気を使っていてもパイプの中にコーティング材が流れ込んでしまうので毎回細いステンレス線で穴の掃除もしなければならない。
今回購入したコーティング材はかなり古かったようで粘度が高く余計にパイプの詰まりがひどかったように感じた。

2回コーティングしたところでオモリの負荷と作成モデル名、作成日(正確にはこの字を書き込んだ日)を記入する。
オモリ負荷は5G、4回目のデザイン変更なのでⅣ、浮力の調整も変更したのでバージョンが2.0、字を書き込んだ日が2009年1月3日ということになる。
正月早々僕も暇なもんだ。

10回目のコーティングが終わって完成。
去年の12月14日に作り始めて今年の1月18日に完成した。
作成期間約1ヶ月。楽しくあそばせてもらった。
あとはこれで魚が釣れれば万々歳なのだが・・・。
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ウキ作り5

2009年01月19日 | Weblog
浮力調整が終わったら塗装に入る。
旋盤を利用するためにパイプの中にステンレスの針金を通す。
穴の回りギリギリまで塗装したいので穴より少し細い0.6ミリの針金にミシン糸を巻いてパイプの真ん中で固定し、穴の回りは浮いた状態にする。
塗装のノリがいいようにペーパーで表面を削っておく。

旋盤に固定し塗装を開始。まずは下地に白のマット塗装をし、次に蛍光塗料を塗装。それぞれ2回繰り返す。

黒の塗料でけがき線とおしりの部分を塗って塗装は完了。
油性のコーティング材を使っているので水性のラッカーを使用している。
画像は黒の塗装をする前のものです。

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ウキ作り4

2009年01月18日 | Weblog
防水用のコーティングが終わったら今度は浮力の調整。
今回は5Gのウキを作成するので5Gのガン玉と針、ハリスの重さを考慮して18号のより戻しを足したウエイトで浮力を調整。
仕込んだ鉛が大きすぎたのでドリルで少しづつ削りながら浮力を調節する。

穴をふさぐために爪楊枝で穴を埋めて瞬間接着剤で防水処理をする。
これを繰り返しながらちょうどよい浮き加減に調整する。

前回作ったときは浮力がなさ過ぎたので今回は少し浮き気味に調整。
しかし、こればかりは実際に使ってみないと本当に使いやすいかどうかはわからない。

浮力の調整が終わったら塗装のためのコーティングをおこなう。
オモリを削った穴の回りをきれいにするためにパテを盛り、穴の回りを滑らかにするためパイプを切り離し、代わりに爪楊枝で作ったペグで穴をふさぐ。反対側は爪楊枝で固定する。両方ともコーティングが乾く前にはずしてしまいコーティング材の表面張力を利用してあなの回りギリギリまで綺麗にコートする。(はずした後の処理は仕上げ塗装のところで紹介することにする。)
この塗装の仕方は最後の仕上げまで計12回繰り返すのでペグが合計120個必要になる。これを作るだけでも大変だ。

2回繰り返すとこんな感じになる。
合計4回の塗装でつやと滑らかさがかなり出てきた。
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水軒沖釣行

2009年01月17日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:小潮 10:19満潮
釣果:コウイカ 5匹

今日はいい天気であったが、朝、起きることができなかった。正確には5時前に目を覚まして外の様子を見たのだが出発する気力が出なかったのでそのまま再び寝てしまった。
本当はこれほどの天気なら加太に向かいたいところだがここ数日の気温の低下で水温が下がっているかもしれないという不安と昨日の疲れでふんぎりがつかなかったのだ。

シーズンも終盤に差しかかっているイカ釣りにも行っておかないとととも思っていたのでゆっくり家を出た。
子供は訳があって中学の受験に出かけたのだがお父さんはのんきに魚釣りなのだ。

散り始めは午前9時ごろ。沖の新新波止の南側からスタート。
一流し目に早速アタリ。引きは小さいが上がってきたのはびっくりするほど大きなイカだ。シーズンの終盤を象徴するような大きさだ。
それからはアタリがなかなか出ない。2匹目を釣り上げて場所を移動。紀ノ川右岸まで行ってみたがこちらではアタリはまったくなし。
元のところに移動して3匹を追加したところで止めてしまった。
この時期で2時間ほどでこれだけ釣れればまずまずと言うことにしておこう。
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東京出張

2009年01月16日 | Weblog
昨日、今日と東京に出張していた。
東京に来るといつも思うのだが、これだけ大地を傷つけ、深く切り刻んで何の報いもないはずがない。
人はひとつの方向に進むと際限なく止まらなくなるようだ。それがどんどんひずみになってゆくのだ。
行くやつはどんどん行き、それに乗れなければ落ちこぼれなければならない。地面を傷つけるだけ傷つけてしまったからそこから恵みをもらうことができない環境になり、またできない人間になってしまったのだ。
昔も落ちこぼれてゆく人はいたはずだがそんな人でもなんとか生きてゆくだけの糧はどこかで得られていたはずだ。餓死をしなければならないひとはどれだけもいなかったはずだ。
人が地面から縁を切った報いなのだろう。

僕の会社でも大きなリストラが行われるらしい。
僕はリストラをされてもちゃんと生きていける人間だろうか?
それとも地面と縁を切られた人間になり下がってしまっているのだろうか。
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ウキ作り3

2009年01月12日 | Weblog
いよいよ削り出し。
旋盤にボディをセット、くびれの部分に印を入れてスタート。

まずはくびれの部分とおしりの部分を削り出す。

大体、こんな感じで完成。
僕のウキのデザインは潮乗りをよくすることと水面上に出ている部分を少なくすることによって感度を上げた(上がっているのかは疑問だが・・・)オタフク型である。

削る作業がおもしろいのでついつい削りすぎてしまうのが玉に瑕である。

全部削り上がった状態。

2.2ミリのパイプを通すためピアノ線を抜いてドリルで少し穴を広げる。

パイプの両端を爪楊枝でふさいでコーティングをスタート。
僕が使っているコーティング材はルアー用のコーティング材。
本当は最初はセルロースセメントを使って硬い皮膜を作るべきなのだろうがコストのことを考えて同じものを使っている。それでも普通の仕様には支障はないようだ。

こんな感じで乾燥。

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出雲崎釣行

2009年01月10日 | Weblog
場所:出雲 地のカンゴメ
条件:大潮5:54満潮 水温18.5℃
釣果:グレ 30~40センチ 2匹 カワハギ 10匹

磯には行きたいけれども今日はかなりの荒れ模様。枯木灘は多分大波だろうと思いながらおだんごクラブの土さんの日記を見ていると出雲崎へ釣行するとのこと、もしや、一緒につれて行ってはもらえないだろうかと急いでメールを送ってみたら快く快諾のお返事をいただけた。
ということで、約2年ぶりの出雲崎の釣行とあいなった。
土さん、岩さんと同行させていただくのは3年ぶりとなる。
磯の予約の手配やエサの準備まで何から何までお世話になってしまった。

土さん、岩さんのおふたりは紀州釣りをされるとのことなので僕は別の磯を予約してくれていた。地のカンゴメという磯だ。
小さい島だが足元からドン深でかなり期待が持てそうな磯だ。風は強いがポイントになりそうなところが追い風なので十分やれそうだ。
まずは様子を探るため撒き餌なしでスタート。潮の流れはほとんどなく、風のせいで水が動いているという感じだ。しかし、数投目で木っ端グレが釣れた。
撒き餌を開始するとものすごいエサトリだ。一瞬で刺しえさがなくなってしまう。
それから約2時間後、少し仕掛けが斜めに張り始めたとき竿の先に小さなアタリ。聞き合わせをしてみるとドスンっと魚の重みが竿に乗りかかってきた。
足元にシモリが張り出しているところで当たったので糸は出せない。頑張って耐えていると携帯電話のコール。多分土さんからの電話だが両手がふさがっているので出ることができない。
何とか取り込みを済ませ、土さんにうれしい報告をした。40センチほどのグレを釣ることができた。40センチを越えるグレは何年ぶりかと思うほどご無沙汰している。ブログを書き始めて5年になるがこの間にも当然そんな記録は書いていない。
連れてきてもらって感謝、感謝、の瞬間だ。

エサトリは相変わらずで、様子を見ていると正体はカワハギのようだ。フカセを中断して仕掛けを胴突きに変えてカワハギを狙ってみた。
これが当たって30分ほどの間に8匹を釣り上げることができた。いいおかずになった。(これの胆合えは絶品であった。)
それからはまたエサがすぐになくなる状態が続いたがお昼を過ぎて風がものすごく強くなってきた。それと同時にエサトリの姿がほとんど消えてしまっていた。残ったのはトウゴロウイワシぐらいである。それではとウキ下をドンと5ヒロまで落とし流せるだけ仕掛けを流して行くことにした。2時を過ぎてベラがヒット。また魚が口を使い出したのかもしれない。その後また竿先にアタリが出た。今度は少しましな大きさだ。釣り上げてみると30センチほどのグレ。2匹釣れば御の字だ。風でハリスがもつれてしまったのを期に納竿とした。

帰りの高速は猛吹雪。去年の日高川の悪夢が思い起こされたが、岩さんが頑張って運転を続けてくださった。ずっと単独釣行ばかりだがやっぱり同行してくれる人がいると楽しくて心強いものだとあらためて感じた1日であった。
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ウキ作り2

2009年01月08日 | Weblog
ウキに仕込む鉛の準備。
市販のウキ用のオモリは値段が高い上に小さいので1.5号の中通しオモリを半分に切って作成。G5サイズだとちょうどこのくらいがいい大きさである。
中心のパイプが通るようにできるだけ穴の大きいものを選んだ。

旋盤で桐材を削りだすので2ミリのピアノ線を心棒にしてグルーガンで鉛を固定。穴の回りをプラモデル用のパテで埋めてしまう。
グルーガンを使うのはピアノ線を抜くときに接着剤を使ってしまうと抜けなくなってしまうため。削りだすくらいならこのぐらいの接着力でも十分耐えることができる。
またピアノ線は真ん中あたりをグラインダーで細くしてグルーが効きやすく加工したものを使っている。
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