イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2015年10月30日 | 2015釣り
場所:加太沖
条件:中潮 8:06満潮
潮流:8:41上り3.0ノット最強 12:26転流
釣果:マルアジ 3匹

今日は天気がいいし波も穏やか、潮も朝のうちは上り潮でいい感じだ。潮流の最強時刻が早いので後半は青イソメでアジを狙おうというプランで出撃した。

朝はもうかなり寒くなってきた。カッパの上下を着ているが指先まで冷たい。次の釣行は手袋が必要なのかもしれない。



第2テッパンポイントとそこから南に向かってかなりの船が出ている。まずは真鯛を釣りたいと考えているのであまり沖に出ずにスタート。



すぐにはアタリはないだろう。たぶん7時半を回ってからだと思うので焦らずに仕掛けを流してゆく。
午前8時を回っても真鯛らしきアタリはない。
沖の船が気になってきた。あっちはアジが釣れているのだろうか?
それと、大型漁礁にも密集している船団があり、これも気になる。
まったくの勘で大型漁礁に行ってみた。ここは船と船がぶつかりそうなほどの距離で釣りをしている。そこまで入り込める自信がないので少し離れたところで青イソメをつけた仕掛けを下してみた。
こっちはアタリがないが周りの船はかなり魚を上げている。遠くからでは何を釣っているのかわからない。徐々に間合いを詰めてゆくと、はやりアジを上げている。しかし、どうしてこんなに釣れるスピードが違うのだ。というか、こっちは全くアタリさえもないのだ。一応、エサをつけているのだからいくらかアタリがあってもよさそうなものだ。やっと2匹を釣り上げたが、あの人たちはどんな釣り方をしているのか知りたくてもっと間合いを詰めて観察してみる。エサを付けている気配がなくて、かなり底の方を狙っていることがわかった。ならば僕もチョクリの仕掛けに変更してみたが、アタリは2回だけで獲れたのは1匹だけ。潮が止まり忍耐力も切れてしまって午前11時に終了。



この海域にいた船は全部漁師の船だったが、そこまで差が出ると完全にヘコんでしまう。加太の釣り船のホームページを見たらかなりの数の真鯛があがっていた。同じ海域で同じ時刻に釣りをしていた船もあっただろう。
はやりヘコんでしまう・・・。今まで何をしてきたのか・・・。
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波の数だけ抱きしめて・・・

2015年10月26日 | Weblog
1991年公開の、「波の数だけ抱きしめて」という映画を見ていた。

物語の舞台は1982年。18歳だった。
サーフィンも音楽も恋愛にもまったく縁がなかったが、この頃の文化の匂いは今でも体に染みついている。というか今でもこの時代の価値観にそのまま影響されているのではないだろうか。
黒いウレタンベルトのダイバーズウオッチ、赤いマツダ、ダットサントラック・・・。あの頃を笑うのではなくあの頃が良かったと思いながら見ていた。


人は変わり続けなければ生き残れないというが、僕は、“変わっているけど変われない”とあらためて思い知らされた・・・。

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水軒沖釣行

2015年10月26日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:01満潮
釣果:ボウズ

昨日は木枯らし1号が吹いた。朝の気温はグッと下がり北風も強くなった。
早朝は風が残りそうなので今日は小船を駆ってアオリイカとクチを狙いに出てみた。前回採りに行った自然薯を使ってクチでハンペンを作ってやろうという魂胆だったのだがどちらもまったくダメだった。

気温は低いが水温はまだまだ高いので島や船、水際の構造物が浮き上がって見えている。この時期独特の光景だ。

 

双子島周りでエギを投げるもまったくの不発。雑賀崎の沖でクチを狙うも今日はバッチ網の船が大量に出ていて邪魔者のようにあしらわれてしまう。



水軒一文字沖に移動するもやはりアタリはない。

海水にはスラッジが多くこれが原因か、それとも昨日の木枯らし1号の影響か・・・。



情報では雑賀崎の底引き網もこの海域で跋扈しているそうで、まったくいい釣果には恵まれていないそうだ。


泣きっ面に蜂で、帰港する途中大きな音がして急に速度が出なくなってしまった。エンジンは回るものの推進力が出ない。ギアが滑っているようだ。
まったく修理のあてがない。
移動しようにも動くことはできないし元々なんとかお金をかけず維持をしなければならないのがこの船の宿命だ。これはこまったことになってしまった。
前回のビニールの巻き込みといい、どうも調子が悪い。これが最後ということにしてほしいものだ・・・。

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生石山へ・・・

2015年10月23日 | Weblog
今日は当初の予定では森に暮らすひまじんさんをお誘いしてタチウオ狙いだったのだが、台風25号がゆっくり移動していて波は2メートル、うねりを伴うという予報だったのであえなく断念。代わりにこちらがお誘いただいて自然薯堀りとあいなった。春の山菜採りの時に秋は自然薯が掘れるんですよと聞いた時からこれはもう教えていただかなくてはと機会をうかがっていたのがこんな感じで実現した。

少し早い目に家を出てまずはススキの高原を散策。これはこれできれいな景色だが頭の中は食材のことでいっぱいになっている。所詮僕の頭の中は釣りのことと食べることだけなのだ。
しかし、朝日に輝くススキはきれいなものだ。

 

まずはひまじんさんのお宅におうかがいして薪ストーブで暖を取らせていただきいざ自然薯ポイントへ。そのポイントは意外や意外、道端だ。灯台基暗し、こんなところにお宝が眠っているらしい。
芋の蔓を伝いながら獲物の場所を特定するのだがこれがなかな難しい。葉っぱはなんとか見分けることができそうなのだがこの蔓にはたして芋が出きているのか・・・。結果的には僕が特定できた蔓はひとつだけ。あとはひまじんさんの指南で僕はひたすら掘るだけ。しかしこれも難しい。広範囲に土を掘って土に自然薯を固定したままで堀進まなくては折れてしまうと教えてもらっているのだが焦りと体力のバランスのせいでポキポキと貴重な芋を折ってしまう。
記念すべき最初の芋も3分割での掘り出しとなってしまった。



掘っている途中はこんな感じ。



ほとんど遺跡の発掘のようだ。発掘したことはないけれども・・・。

最終的な収穫は二人分でこんなにも採れてしまった。



バブルの頃だったら相当な価値だっただろうという感じだ。


家に帰って早速料理に取りかっかた。
お土産にいただいたキノコと自然薯、ムカゴのフルコースだ。

トロロは2種類。息子の希望で醤油出汁、ひまじんさんのおすすめ大根おろしでのばしたもの。どちらもすごい粘りでことのほか美味しい。

 

ムカゴはオリーブオイルとガーリックでソテー。これも普通に美味しい。



頂いたキノコはグラタンと中華風の炒め物。味が濃厚なので今夜のお酒は赤ワインを1本いってしまった。

 

今夜の食事はすべて山の恵みだ。なんとも贅沢、なんとも贅沢。ひまんじんさん、ありがとうございました!




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洲本沖釣行

2015年10月19日 | 2015釣り
場所:洲本沖
条件:小潮 10:23満潮
釣果:タチウオ 5匹

今日も小潮回りなので洲本沖へタチウオ狙いだ。前回はパッとしなかったので今日こそはと意気込んでこの日を待っていたが、午後1時までに出勤しなければならなくなってしまった。洲本沖に滞在できるのは午前10までだ。
会社の同僚も同乗するので少しでも長い時間釣りをしたいと思い午前5時15分に出港。しかしながら船の調子がどうもおかしい。スロットルを上げると船体が異常に振動する。
同僚が持っていたヘッドライトでスクリューを見てみるとどうもなにかが絡まっている。暗くて確かなことがわからないが、エンジンの不調でなければ大丈夫だろうと微速で洲本沖を目指す。北港釣り公園に差しかかったころにようやく水面下が見えるくらいになったので改めて見てみるとやはり何かが絡まっている。こんな時のためにと作ってあった鎌で探ると大量のビニールが引っかかってきた。ナイロン袋にしては大きすぎるし、養生シートのようなものではなく、一体何に使われていたものだろうか、困ったものだ。たぶん離岸した時にはすでに絡まっていたのだろう。大事なくてよかった。それからは全速で洲本沖へ。



ことのほか波が高く、本線航路を慎重に抜けて午前6時半頃にポイントに到着。
早速同僚が1匹釣り上げた。もう一人の同僚もヒットさせた。こちらにはアタリがない。こんな展開はどうもまずい。焦りだけが先行する。アタリはあるもののうまくフッキングさせられない。
焦りが焦りを呼んでまったくどうにもならない。リミットもあるので余計に焦ってしまう。
せっかく考案したアシストフックもうまく働かない。大きく合わせるとワイヤーに絡まってしまう。まあ、いままで幾多の人々がいろいろな策を講じてきたのだからこんな方法もすでに試されているだろう。世間に知れ渡っていないということはやはり意味がないということだろう。下手な考え休むに似たりだ。



午前9時頃まではそれなりにアタリはあったがその後は潮止まりに差しかかったのかアタリがまったくなくなった。リミット時刻に僕と同僚のひとりが連続でヒット。
ロスタイム15分までがんばったがあえなく終了。多分、また、このくらいの時刻からアタリが出始めるのかもしれないと思うと残念でならない。しかし、僕も悲しいかなサラリーマンだ。気持ちは別として体はそこにいなければならない。

顔を洗ってひげも剃って身だしなみを整えたつもりだが、顔が塩辛い。まったくこんな場所には似つかわしくない人間だ。



男は仕事を選び間違えると不幸極まりないというが、僕もその一人なのかもしれない。



そして、今日一番釣った同僚はエサの調達に非常に努力したらしい。コネを駆使して、刺身にできるほどのイワシを店頭で塩して冷凍までさせてもってきたらしい。それも大きな型ぞろいだ。
食いが渋っているときはエサの鮮度でも差が出てしまうのかもしれない。
コネがほしい・・。





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「弁顕密二教論」読了

2015年10月15日 | 読書
空海/著 加藤 精一訳 「弁顕密二教論」読了

顕教と密教の違い、そして密教の方が優れているのだということを空海が解説した著作だ。
顕教とは密教以外の仏教思想を指す。

しかし、この本、空海の著作を現代語に訳しているだけで解説がない。これでは僕のようなような凡人にはほとんど理解できない。おまけに真言宗の経典のいくつかには“不読断”といって余計な注釈を加えてはならないというしきたりがあって口語訳にさえなっていない部分もある。

ほんの少し、ほんの少しだけこんなことではなかろうかと解釈できたことはこんなことだ。
顕教の教えというのは、如来様がそのひとの能力に合わせて説いてくれるので人によってその理解度と到達点が違ってくる。そして理解するのに非常に時間がかかる。対して密教の教えは絶対的な如来様である大日如来が絶対的な教えを説くというものでしかも瞬時に理解できるらしいということだ。
確かに空海は中国に渡ってわずかの間に灌頂を受け真言密教の継承者になったということだから密教とはそういうものなのだろう。

いずれにしても“理解しろ”というよりも“感じろ”ということのようだ。これはまったくスターウォーズに出てくるジェダイがフォースを体得するということと同じようである。
そういえば、大日如来は宇宙そのもので我々人間もその一部でありかつ宇宙そのものであるという考えもフォースに似ているぞ。
ヨーダは空海だったのであろうか・・・。

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水軒沖釣行

2015年10月12日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:49満潮
釣果:ボウズ

さて、今日はどこへ行こうかと思案。少しだけ会社に顔を出さなければならないので加太は無理だ。できれば大きいほうの船で行きたい。タチウオはどうかと思ったがあまり釣れる感じがしない。
情報では水軒沖でまたマルアジが釣れているらしいというのでそこを目指してみようと考えた。

天気はすこぶる良いが寒い、そして波が高い。



仕掛けを下してみたがアタリがない。一度だけ食いあげるアタリがあったがハリを取られたのでマルアジではなくてタチウオかサゴシだったのだろう。
もともと出勤前のひととき、海の上でゆっくりプカプカ浮いていたいというノープランに近い釣行だったので午前7時を待たずに忍耐力がなくなってしまった。
プカプカ浮いていようにも波が荒くて落ち着かない・・・。

今日のミッションはもうひとつ。
前の休みに沈めておいたカニのカゴの回収だ。
3個仕掛けていたはずなのだが1個足りない。   盗まれた・・・。
一番目立つウキのカゴが盗まれていた。
悔しい・・・。
このカゴを買ったとき、もう作る人がいないから手に入らないよと言われていたほど貴重なカゴだったのに。
せめて盗むのは中身だけにしておけよ。


最近はボートパークができたり大浦の係留場所も外部から人が入ってきたりで治安が悪くなってきたようだ。知り合いばかりだと顔が差すのでこんなことはできないはずだ。
そしてまったく気にしていなかったが、3連休だったものだから船の往来も多かったに違いない。
しかし、普通ならあんな場所を経由して沖に出る奴はいないはずだ。よほどたちの悪いやつに違いない。
やはりこの国には道徳がなくなってしまったようだ。
僕のカゴを盗んだ奴よ、このブログを読んでいたら頼むから遭難してくれ。報いを受けてくれ。そうでないとこの国の道徳は復活しない。

僕はカニがどうも苦手なのだが、母親は早速茹でてむしゃむしゃ食っていた。久々のトビツキは美味しかったらしい。





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燻製を作る。

2015年10月09日 | Weblog
今日は釣りに行かない。さすがに休日3連続魚釣りのあとはしんどい。
中二日の休みだったので燻製を作るべく準備をしていたので今日は燻煙作業だ。

休みなら朝はゆっくり寝ることができればいいのだが歳のせいか会社に行く日よりも早く目が覚めてしまう。
今日は中潮、三日月の上に金星が見える。
こんな暗がりから目が覚めなくてもいいのに・・・。
せっかくなので今日の素材を冷蔵庫から取り出して干物かごに移し替えてもう一度布団の中へ。



それでも午前5時には完全に目が覚めてしまった。
清々しい秋の朝、ぼ~っとしているのももったいないので自転車に乗ってポタリング。

刈り取られた田んぼは霞がかかり正しい田園風景が広がっている。



神社もひっそりして凛として気持ちがいい。

 

新しくできた道も車が走っていないと別世界にいるようだ。




そして世の中、便利といえば便利で、釣具屋は24時間営業で、ホームセンターも早朝から営業している。




午前8時に帰宅して燻煙作業。



回数を重ねるごとに手慣れてくるもので、温度調整もばちっりだ。

出来上がった燻製はわれながらいい出来栄えだ。

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「梅原猛の授業 道徳」読了

2015年10月09日 | 読書


前回読んだ「梅原毅の授業 仏教」同様、筆者による中学生に対しておこなわれた授業を書籍化したものだ。
「道徳」という授業、小学生、中学生のころにあったような記憶があるが、なにか同和問題の話がほとんどであったような気がする。

筆者は、道徳の基本は①人殺しをしない。②嘘をつかない。③盗んではいけない。であると教えている。これを突き詰めてゆくと宗教の授業になってゆくわけで、それを守りながら自分らしく生きてゆく術を考えるとなるとますます宗教や思想的なものがからんでくる。まったく宗教色のない学校ではなかなか教えるのが難しいだろう。
もうすぐ小学校や中学校で道徳の授業が科目として始まるらしいが、そんななかでどうやって教えてゆくのだろうか。教える先生の宗教観や思想でも内容ががらっと変わるだろうし、子供たちも子供なりにさまざまな価値観を持っているはずだからなおさらだ。

大体、こんなことは先生が教えなくても、親が家で教えれば十分じゃないだろうか。かしこまって教えなくても親の生き方をみていればなんとなくやってはダメなことくらいわかってくるだろう。
そして、宗教観、生きてゆくことに対する価値観・・・偏っていようがなんであろうが、親が教えるのだからだれにも文句は言われまい。それができなくなっているから、ややこしい事件がおきているのだから、じゃあ学校で教えなくてはとなるというのはこの国の先も見えているというものだ。軍国主義に逆戻りだとか教育勅語は国家に忠誠を誓わせて国民の自由を奪うものだとか、そんなことを忙しく言っている人たちは自分の子供の教育をちゃんとやっているのだろうか時代も変わっているののに。こんな反対運動に没頭するあまり子供にご飯を作ってやっていないのではないだろうか。

僕は、コンビニで飯を買うという行為がすべての悪の根源だと思っている。動物はおしなべて飯を食わせてくれる相手には絶対に刃向かわないし、言うことを聞くものだ。親が飯を作ってやらないから子供は親の言うことを聞かなくなる。人間なんもともと残酷な動物だ。それになんとか折り合いをつけるために宗教が生まれ、それでも何千年と殺し合いをしてきたのだから、飯を食わせてくれる相手が誰だかわからないとなってしまうと、本性が表れて暴走をする。これは当然の結末だ。
それに輪をかけて男女同権とかなんとかで男の役割、女の役割を決めてはいけないと叫ばれるとよけいにわからなくなってしまうのも無理はない。
男は男の役割をして女は女の役割をすればいい。その役割はなんであるかということも自分で決めればいいのだ。人に迷惑をかけなければいいではないか。それを1億人総活躍などと国が押し付けようというか、走り続けていない人は人ではないと決めつけてしまうのはおかしい。活躍したくないので生きてゆけるだけの最低限の仕事をしてゆっくり生きるのも生き方だろう。会社の寄生虫でもいいじゃないか。寄生虫も宿主が死なれては困るからそれなりに役に立っているのだ。

活躍しすぎてご飯を作る暇がなくなって、コンビニで飯を買う子供の道徳が失われるというのは本末転倒なのではないだろうか。
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洲本沖釣行

2015年10月06日 | 2015釣り
場所:洲本沖
条件:小潮7:06干潮
潮流:6:33下り2.2ノット最強 9:55転流
釣果:タチウオ 9匹


いやはや疲れた。よく考えたら、3日連続で休日加太方面への釣行だ。本当はあまり行きたくなかったのだが月末に調子に乗って同僚に10月の休みを教えてしまいおまけに前回の好釣果を自慢しまくったものだから行かないわけには行かなくなったのだ。
本当は会社に行ってちょとだけ仕事をしなければならなっかのだが・・・。明日の出勤が気が重い。
そして同僚のひとりはものすごくアグレッシブでタチウオを釣ってから真鯛をやりたいと言うのだ。嫌ですというと相手の気を悪くするが、経験上あれこれを狙ってまともな釣りをしたことがない。それに家に帰ってお昼ご飯を食べる主義の僕には無理なスケジュールだ。なんとかこれを回避するすべはないものかと思案をしながら今日を迎えてしまった。

朝3:50に目覚まし時計は確かに鳴ったのだが無意識に止めてしまってそのまま寝入ってしまった。ハッと意識を取り戻したのは午前4時20分。午前5時には港に行って同僚を待っていてあげなければならないので今日もウ○コを出せずに出発。

中の瀬戸を越えるころまでは予報に反して非常に順調な航海だったが、



本線航路に差しかかったころには予報通りに北風が強い。速度を落としながらポイントにやっと到着。波も高くて船はかなり揺れている。

前回と同じ場所からのスタート。
アタリはすぐにやってきた。たしかにハリには掛かっていたがが途中でバラシ。バラしたとはいえ、幸先がいいではないか・・・。
しかし、そのあとは泣かず飛ばず。アタリはあるもののなかなかハリに乗らない。アタリはかなりあるのだがことごとく外れる。その間、同僚たちは順調にタチウオを釣り上げている。完全に負けている。
よく見ると巻き上げながら誘っているのではなくて完全にテンヤを止めて待っている。こんな渋い日は誘うより待っているほうがいいのかもしれない。僕も真似をしてみると2匹連続でヒット。これもひとつのメソッドか。
潮止まりに近づくにつれてもっとアタリが遠のく。普通ならこれで諦めてさっさと退散するのだが、せっかく同僚が乗ってくれているので潮が動き始めるまで延長戦だ。
午前11頃に少し浅い場所に移動。そこで再びアタリのラッシュだ。しかしこれもすぐにおさまってしまって正午に終了。
同僚はこれから真鯛行きますかと言うが、こっちはもうヘトヘトだ。勘弁してもらって帰港。

今日は大漁かもと思い新しいクーラーを持ってきたが、イマイチのデビュー戦になってしまった。敗因の第1はこのうぬぼれにあったのかもしれない。


帰り道、本線航路に豪華客船。調べてみると飛鳥Ⅱらしい。最近この船をよく見る。きっと繁盛しているんだろう。外国人観光客か、はたまた日本人のお金持ちが乗っているのか、この国は平和だ。



ボロ船とのコントラストがいい感じだろう。

いつもの航行ルートの途中にある一文字の新々波止の先っちょに灯台が設置されていた。ここの景色も少しずつ変わってきたが工事ももうすぐ終了のようだ。



帰りにはいつものスーパーでアイスクリームを調達。この季節になるといつも探すのが生の筋子だ。出来上がりの醤油漬けを買うより自分で作るほうが何倍も美味しい。あのサラサラ感とプチプチ感は売っているものでは味わえない。
大きい筋子を買って1/3はすぐに食べ、残りはお正月まで冷凍保存する。



我が家のお正月の準備はイクラの醤油漬け作りから始まるのだ。



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