イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2014年06月27日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:38満潮
釣果:サバ2匹 エソ2匹 クチ1匹

今日の朝の風景。
24時間営業のスーパーの駐車場に救急車が1台。



買い物をしていると店舗のトイレから担架に乗せられて若い女性が運び出されていく。付き添いをしているのも同じような世代の若い女性だ。
今は午前4時前。
この女性達はこんな時間に一体なにをしているのか?心配する家族はいないのだろうか?

真夜中に営業している店舗というのは確かに便利ではあるがこんな輩をやたらと集めてしまう。
サービスが行き過ぎると人間がおかしくなる。ヨーロッパではこういうことに対しては国がきちんと規制をしているそうだ。成熟した民族というのは自らを制御するすべを会得したこういう国々の人々のことをいうのだろう。


昨日の予報では曇りであったが夜のうちに雨が降ったようだ。家を出た時は雨が降っていなかったが出港のときには少し降り出した。
どうしたものかと思ったが波がないのでとりあえず出発。
あまり沖へ出るのも嫌なので水深35メートル付近で仕掛けを下ろしてみた。
魚探の反応は時々あるが釣れてくるのはいつもの小さなマルアジだけ。
そんな中、なぜかサバが2匹。神様が休日出勤を憂いてお恵み?、お目こぼし?、おこぼれ?、いやいやお情けを与えてくれたのだろうか?

沖から近寄ってきた船のおじさんはまだ釣れていないそうだ。



僕も2匹だけですと告げたら北のほうに向かって移動していった。

その後は五目釣りのような状態。エソが2匹とクチまで釣れてしまった。
サバが釣れたのはなんとか次につながる結果だがよほど数が少ないようだ。
また雨が降り出した。こんなに陸に近いのにかろうじて双子島だけが霞んで見えるような状態になってしまった。出勤時間も迫ってきたので午前6時に終了。

どうしても出勤しなければならないわけではないが今日は夏のバーゲンの立ち上がり日。なぜか気になるので出勤とした。しかし、ぼくはこんなに会社に忠誠心を持っていたのだろうか?


エソとクチはカマボコに加工してみた。
適当な裏ごし器がなかったので小骨が気になるがプリプリのカマボコが出来上がった。



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水軒沖釣行

2014年06月20日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:小潮7:40干潮
釣果:マルアジ 3匹

明日は夏至だ。
太陽はこんなに北よりの場所から昇ってくる。



このところ休みのたびに天気がいいので釣りに出てしまう。
これはかなり疲れるのだ。おまけに休日なのだが出勤しなければならない。
なので勝負が早いチョクリに出発。

紀ノ川河口を越えて北に向かった。

世間はワールドカップのギリシャ戦でテレビに釘付けだろうが僕はそれに背を向けて沖に向かうのだ。(ルールがほとんどわからないので観ていても面白くないのだ。)
しかし、やっぱり釣れない。たまにアタリがあっても小さな小さなマルアジだ。おかずにならない。
仕方がないので南下。
必然を装った偶然が僕を迷わせる。
この船団も釣れているのかどうかわからない。僕ともう1艘だけしか見えなかったが知らない間に5艘ほどの船団になっていた。
ここで本当に釣れるのか・・・。



午前6時までに釣れなければワールドカップを観るべく(やっぱり僕はミーハーだ。)帰路に着こうと思っていたが、運がいいのか悪いのか、マルアジが釣れてしまった。
仕方がないのでロスタイムに突入。結局午前6時半まで粘ったが、ここでタイムアップ。これ以上釣りを続けると出勤時間に間に合わない。
魚の撮影も行わずに帰途についた。

拾うような釣りを続けるともう少し数を稼げたかもしれないが、チョクリ釣りとはこんなイメージではない。
なんとか魚を見て次につなげることはできたが、今年は寂しい釣果に終わりそうなことには変わりはなさそうだ。



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紀ノ川河口釣行

2014年06月17日 | 釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮8:42満潮
釣果:エソ 1匹

キスも釣れないしチョクリもダメで今日はどうしよう?という感じだ。
小船も半月以上動かしていないのでエンジンを回すという目的のためだけに紀ノ川へ釣行。



思っていたよりも東からの風が強く、スズキのライズはまったく見られない。
いろいろルアーをとっかえひっかえ投げてみるがまったく反応がない。場所を変えてみてもダメ。



沖のほうを眺めてみるとヒコーキを引っ張っている船がある。



一体何を釣っているんだろう?今日の僕の装備でもミノーを引っ張ってトローリングらしきことはできるので同じ場所を流してみると、エソが1匹。
アタリは合計3回。それなりに魚はたくさんいるらしい。と、なるとあの人たちはエソを釣っているのだろうか?う~ん、確かに美味しい魚ではあるが今どき専門に狙う人がいるのだろうか。
真相はわからないがとにかく今日はエソしか釣れなかった。なにやら袋小路に迷い込んでしまった。
ブレイクスルーはいつ訪れるだろうか。それまでは無駄な日々になるのかもしれない。


僕はそんな袋小路に迷い込んでいるがどこかで何かが釣れているらしく、小船の隣2艘はどこかに出撃していた。
ぽっかりスペースが空いていて小船の全景が見えたので記念写真を撮ってみた。
これが僕のもうひとつの愛艇の雄姿?なのだ。




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「空想科学生活読本」読了

2014年06月16日 | 読書
柳田理科雄 「空想科学生活読本」読了

本書は、生活上の問題点を提示し、企業や研究室で現在の最先端を学び、それを土台に空想科学的解決策を練る。という構成でさまざまな実生活で使われているものを分析している。
漫画やテレビ番組のネタがなくなってもまだこんな切り口が残っていたんだな~。と息の長さを感じる。

解決策はさすがに空想の域を出ないので、それはないだろうという提案もるけれども、2007年までに書かれたこの本のネタのなかでは、虫歯治療でES細胞を歯茎に埋め込んで新しい歯を生やそうという策を披露していたが、2012年に本当に歯茎の再生に成功しているらしい。



車椅子の変わりにロボットの足を使おうというネタは車椅子ではないものの、歩行を助けるロボットなんてもうすぐ売りだされそうな勢いだ。



ひとは何かを知りたい、見たいという本能を持っているから世界中にはびこっていったのだろうが、空想がなければ現実はないということを如実に表している。

そうなってくると未来にはロボットに乗って戦ったり、銀河の中心に向かって新しい移住先を求めて宇宙を旅する人々が現れるのだろうか・・・。


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水軒沖釣行

2014年06月14日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:大潮6:18満潮
釣果:サバ3匹 マルアジ1匹

この前買った板昆布を無駄にしないためにもなんとかサバを釣らなければならない。ローテーションからいくとキスだが、それも前回大した釣果がなかったので今日はもう一度サバ狙いだ。

紀ノ川沖がダメだったので双子島沖を目指した。
朝はものすごく早く出た。
空には満月。




魚探を眺めていても魚が映らない。このままではどこまでも沖に出てしまいそうなので水深42メートル付近に停泊。
釣りを開始するもやっぱりアタリはない。
30分くらいしてからだろうか少し群れが映ったら置き竿と手持ちの竿にアタリが出た。
手持ちのほうはバレてしまったが置き竿にマルアジが付いていた。持って帰れるサイズだ。

その後はまた沈黙・・。
もう少し沖を目指して移動。アタリなし。
置き竿に小さなサバが掛かった。これだけ。

北のほうを見ると船団ができている。疑心暗鬼だが北上して再開。



しかし、この船団、僕が考えるに、こんなときはきっと釣れていなんだ。
なぜなら、みんな釣れないから何かの頼りを探す。その頼りはほかの船だ。視界に船が見えると、向こうは釣れているかもしれない。行ってみよう。他の船はあそこに2艘集まっている。やっぱり釣れているのに違いな。行ってみよう。
こんなロジックでどんどん船が集まる。実は誰も釣れていない。
絶対そうなんだ。この船団は偶発的に出現するんだ。

大体、群れが大きくてすばやく移動している活性の高い時はどこでも釣れるものなんだ。

それでもやっぱり何かを頼りにしたい。僕も近づく。

今日の奇跡はそんな中で釣り上げた2匹のサバだ。
なぜかこの2匹だけ釣れてしまった。
これでバッテラを作れる。

遠く南にある前線の影響か少しだけうねりがある。アタリがないと気持ちが悪くなってくる。少し酔ったようだ。
眠気もやってくる。午前7時前後には間違いなく竿を持ちながら意識を失っていた。
もうダメ。やめちゃった。



獲物が少ないのでおみやげを探しに雑賀崎へ。
以前にNHKで紹介されていた「おおやさ」を作っているおばあさんのお店へ。



テレビで紹介されれてからものすごく忙しいそうだ。19日にもどこかのテレビで紹介されるらしい。みのもんたの番組からも依頼があったそうだ。
昨日は50本買いに来たひとがいたらしい。
今日も注文が多くて朝早くから仕事をしているらしい。いいことじゃないか。



出来立てを食べさせてもらったが、これがウマイ!!!!
おばあさんが自慢するだけはある。





地方の復活策の糸口を見たような気がした。
三越伊勢丹の大西社長の言葉を借りると、「わざわざ来てもらわなければならないんだ。」をそのまま実践しているんだ。このおばあさんのおおやさはここでしか買えない。だからみんなわざわざここに来るんだ。
そういえば、ユイちゃんも、「私はここを動かない。私を見たければここまで来ればいいんだ。」と言っていた。
これの連鎖が地方をよみがえらせるんだ。きっとそうだ。
僕にもこんなマーケティングの才があったらなと、だんごの出来上がりを待ちながらたじたじとなってしまった。



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「隠された十字架 法隆寺論」読了

2014年06月09日 | 読書
梅原猛 「隠された十字架 法隆寺論」読了

法隆寺のホームページを見てみると、用明天皇(聖徳太子の父親)の病気平癒の祈願として建設が進められたが崩御してしまったので推古天皇と聖徳太子が後を継いで建設を進めたので聖徳太子ゆかりの寺であると紹介されているが、著者はその定説に異論を唱えている。
法隆寺というのは、聖徳太子の怨念を押さえ込むための鎮魂の寺であるといのうだ。
さまざまな実例をあげてそれを実証しようとしている。
そして、当時の人々(為政者)はどうして太子をそれほど恐れなければならなかったか。それにも言及している。
それは太子の死から大化の改新まで続く、僕達が歴史の時間に習ったこととは程遠いドロドロしたドロドロ以上の人間劇のせいなのだと論じている。

聖徳太子は蘇我氏系の皇族だが、その息子の山背大兄高皇子は同じ一族の蘇我入鹿の殺される。歴史の教科書では入鹿を殺した中大兄皇子と中臣鎌足はクーデターの首謀者でありながら正しいことをしたのだとされるが、その背景には神道と仏教の勢力争いがあった。
あまりにも猜疑心の強い二人特は仏教を日本に広めようとした最有力者一族を滅ぼしてしまったことに対しての恐れが強く、その後自分達の廻りに起こる不幸な出来事をすべて聖徳太子の怨念だと思いそれを封じ込めるためにこの寺を建て、怨霊が外に出ないような造りをしたのだということだ。
圧巻は、夢殿に安置されている救世観音は光背が仏像の後頭部から飛び出たクギで支えられているそうだが、これは太子の霊をここに釘付けにしておくためにこんなに恐ろしい造り方をされたのだと解説していることだ。
仏像の頭にクギを打ち付けるとはたしかに恐ろしい。しかもこの仏像は明治まで秘仏とされ白い帛でぐるぐる巻きにされて誰の目にも触れないようにされていたそうだ。どこまでも霊魂を押さえ込みたいという意思の表れだ。


と、わかったような書き方をしているが、僕にはこの本の中身がほとんどわからなかった。大の歴史嫌いであることと、情報量が多すぎるということで完全に消化不良になってしまった。
しかし、断片的にだがこの時代の歴史は面白いと感じた。もっと時間をかけて勉強する価値はあると思う。
弥生時代、奈良時代なんていうと、すごく牧歌的なイメージがあって、一生懸命外国から文化を取り入れてみんな一緒に発展していきましょうという時代だと思っていたが、こう見てみるとすさまじいほどの人間同士の争いとその犠牲になったひとが山ほどいたような時代だったのかもしれない。
もちろん、この著書の内容も正しいのかどうかわからないしむしろ歴史の教科書も載っていないはずだからただの妄想といわれればそれまでだ。
ただ、だれがどんな想像をしても1300年昔のことが今の時代に悪い影響を与えるわけではなく(どこかの国の人々は歴史認識がどうのこうと言うのかもしれないが・・)、想像をたくましくしていろいろ考えるのがいちばん平和的なようだ。
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水軒沖釣行

2014年06月09日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:中潮9:35干潮
釣果:サバ2匹

夏のローテーション。キスに行って次はチョクリだ。

今日は迷わず紀ノ川河口を目指した。
水深32メートル付近で大きな反応が出てきたのでちょっと浅いかと思ったがここで釣りをスタート。
置き竿を準備するとすぐにアタリがあった。今日は調子がいいと思ったがすぐにバレてしまった。
手持ちの竿を準備したらこちらにもすぐにアタリ。しかしすぐにバレる。
犯人はこんな小さなマルアジだ。



その後もこれしか食ってこない。
魚探の反応はすごいが多分こればっかりだ。海面にも押し出してきているようだからこの海域にはこんなサイズしかいないらしい。



仕方がないので少しずつ南下して探ってみるが、どこでも同じ状況だ。
これはダメだと早々とギブアップ。
合流してくれたちからさんに後を託して港へ帰還。



本格的なバッテラを食べるぞと、板昆布を買ってきているので、サバが釣れてくれないと困るのだ。



勤務先で売っていたこの昆布は赤札奉仕品で少しだけ安かったのはありがたいが、賞味期限が9月まで。
(大阪の本店には扱いがなかったがさすがに魚の多い土地柄のせいなのか、ここには置いていた。しかしやっぱり売れないようでこの商品だけ赤札になっていたのだ。)
この夏の間に使ってしまわなければならない。
去年もこのくらいでサバが釣れなくなってしまったのでどうなることやら・・・。


今日も午後から出勤だ。
よく考えたら、異動してから今日で4回目の休日出勤だ。
勤務先が近くなると気軽に出勤してしまうが、これでいいのだろうか?そんなにまじめに仕事をしたくはないのだが・・。

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下津沖釣行

2014年06月03日 | 釣り
場所:下津沖
条件:中潮 8:47満潮
釣果:キス21匹 カワハギ4匹

チョクリは相変わらず釣れているようだが、もう6月だ。キスにも行かなければと思い、シーズン最初に行く下津ピアーランドの東のポイントへ向かった。

ゲップをすると昨日の夜の紹興酒の臭いがこみ上げてくるが、朝は気合を入れて午前4時過ぎに出港。



せっかく朝早くやってきたがアタリはまばらだ。
アタリが遠のいて移動をしようかと思うとまたアタリがくるという感じだ。
それでも移動を決断。
今日は一度試してみたいポイントがある。
異動先の職場で教えてもらったポイントだ。なぜか事務所に釣り好きの人が大勢訪ねてくる。どうも相当な釣り好きだというのが流布されているらしい。
かなり長閑な職場だ。

その中のひとりが教えてくれたのが、冷水港への入り口の大きな鉄塔の沖だ。



発電所に向かって伸びている電線の真下がいいそうだ。魚探を見てみるとここだけ水深が13メートルほどある。きっとここに魚が集まるのだろうが、今日はまったくアタリがない。
これは失敗したと思い再び下津ピアーランドの沖へもどった。
西側にも砂地の場所があると教えてもらっていたのでダメ元でそこへ入ってみた。
ここは砂地がかなり狭いようだ。砂浜の真ん前に投げないとキス以外の魚が掛かってくる。



五目釣りになってしまうのだ。砂浜の両端にはけっこうな数の根が入っているようだ。



潮も流れなはじめたのか、アタリはよく出だしたがクサフグの攻撃で仕掛けもエサも底をついてしまった。
ちょうど西風が吹いてきたのでいいタイミングで終わることができた。午前10時終了。

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