イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

片男波沖釣行

2011年07月29日 | Weblog
場所:片男波沖
条件:大潮4:27満潮
釣果:キス14匹

前回はサバがさっぱりだったので今日はキス釣りだ。台風からは1週間過ぎているのだからもう大丈夫だろう。
しかし、一文字を抜けると海はゴミだらけだ。あれれ、まだ台風の影響が残っているのかなと不安になりつつ片男波を目指した。
到着してみると今度はバッチ網の漁船が浜の宮の海岸ぎりぎりで操業している。仕方がないので片男波の海水浴場の沖からスタートした。大潮だというのに全然潮が動かない。道糸が張らないと絶対に釣れないからこれはきつい。ず~っと釣れない。まったく釣れない。場所を転々としながら少しずつほんの少しずつやっと釣り上げているという状況だ。
最後は禁断の番所の鼻の浅場まで行ってみたがここもダメ。ゴミが溜まって釣りにならなない。
もうたまらなくなって午前9時に終了。帰って智弁和歌山の試合を見るのだ。

帰り道、廃業した造船所の工場におじさんたちが集まっていたので今日の状況を報告したら、「そらそうや、紀ノ川の上流でものすごい雨が降ってたからどんどん真水が出てるで。当分釣りにはならんわ。」とのこと。そうっだたのか、あのゴミは紀ノ川からなのか・・・。
そこまで気配りをしておかないとまともな釣果にはありつけないのだ。
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「武器よさらば」読了

2011年07月26日 | Weblog
ヘミングウェイ/大久保康雄 訳 「武器よさらば」読了

いつもの古本屋さんで100円で売っていたので買ってみた。ヘミングウェイは短編はいくつか読んだが長編は初めてだ。戦争を題材にしたのも当然初めてだ。
こういう本というのはもっと若いときに読んでおくべきはずのものだからこの歳になってやっと読んでいるというのはなかなか恥ずかしいことだ。

ハードボイルドの真骨頂のような文体は開高健とはまったく違った趣の戦争文学で淡々と出来事だけが語られてゆく。登場人物の心情などはまず描写されない。両者ともだが、「あとは自分で考えなさい。」ということだろうか。

第1次大戦時代、アメリカ人がどうしてイタリア軍に従軍しているのかというような時代背景がわからないのですべてを理解できないのが残念だ。
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台風6号接近中。

2011年07月19日 | Weblog
台風6号が接近中。
港はいったいどうなっているのかと私設パトロール員として行ってきた。
時刻はちょうど満潮時刻。中潮とはいえかなりの潮位だ。
まずはいつもの定点観測場所へ行ってみた。想像以上の波だ。うねりも大きく海面が相当な高さで盛り上がって近づいてくるのがよくわかる。
番所の鼻にぶち当たって砕ける波は岬の高さよりも大きいのではないだろうか。
余りの怖さに最前線までは足を踏み出せない。



続いて地の一文字の先端へ移動。
こっちは完全に波が防波堤を乗り越えている。お~。



紀ノ川河口もパトロールしてきたがあんな巨大な三角波を見たのは初めてだ。本当にクサビのような形の波が上流に向かって進んでいた。

港の船も大きく右左とゆれている。満潮時刻ということが余計に凄みを効かせている。



一応、現状把握と対策をと考えて見に行ってみたのだが、現状把握はできても対策はただ見ているだけで何もできない状況であった。
荒ぶれる大自然の前では人間はなす術が何もないということを改めて思い知らされた。
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水軒沖釣行

2011年07月15日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:大潮 5:33満潮
釣果:マルアジ 4匹

前回はキス釣りだったので今日はサバ釣りだ。今夜はサバカレーを作ってやろう。

午前4時半に出港。さすがに少しずつ夜明けが遅くなってきた。
まずは35メートルラインからスタート。アタリがない。今日は大潮なので潮の流れが速いのか、仕掛けがかなり斜めに入っていく。こんな時はあまり釣れないのだが、まったくそのとおりだ。一番最初に1匹だけマルアジがきてそれっきりだ。仕方がないので沖へ移動。一気に50メートルラインまで行ってみた。少し沖ではかなりの数の船が出ているのでこれは期待できる、はずが、まったく、アタリがない。やっと釣れたのがマルアジが3匹だけ。これ以上ねばっても大したことがなかろうと思い午前7時に終了。
獲らぬタヌキの皮算用。今日は野心が強すぎた。

僕はシーアンカーを使わないのでこんな日はかなり難しい釣りになってしまう。しかたがないか・・・。

帰りの道中、軍艦が停泊していた。舷側の番号で調べてみたら、海上自衛隊の護衛艦 「やまゆき」というらしい。護衛艦なのに護衛する相手がいなくて1隻だけだった。



東北での被災地の救援活動。この人々の貢献には頭が下がる思いだ。国の指導者たちの一部からは憲法違反だとか、日本には必要ないだとかある意味、蔑まれてはいるが、こんな大災害の時にはそんなことには文句を何一つ言わずに行方不明の人を探し、瓦礫を片付け、お風呂を沸かしている。お世話をしてあげた人たちの中には自衛隊はいらないと考えている人もいたはずだが、別にそんな人たちにもいけずすることなく公平に相手をしているのだから大したものだ。これこそ、本当に国を守っている姿だ。

僕は国粋主義者でも右翼でも軍国主義者でもないが、自衛隊というのはもっと権限を持つべきではないだろうかと思う。
この時代に、日本で、軍事力を持つと戦争が始まると考えている人の脳みそというのはいったいどうなっているのだろうかと思ってしまう。ナイフは危ないから売ってはいけない。野鳥は暴力団の資金になるから飼ってはいけない。同じような論理だが、この国の人たちはこんなに規制されないと暴走してしまう人たちばかりなのだろうか?こうしなさいと叫んでいる人たちこそ暴走する人たちだ。そんな人だけ退場すればこの国はもっと平和になると思うのは僕だけだろうか?
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片男波沖釣行

2011年07月10日 | Weblog
場所:片男波沖
条件:長潮7:59干潮
釣果:キス51匹 マダコ1匹

今日は日曜日なのでバッチ網は出ない。
無条件でキス釣りだ。冬至は十日経ったらアホでもわかるというが、夏至を二十日も過ぎたが相変わらず夜明けは早い。
今日も4時半ではかなり明るくなってしまっていた。

海水浴場の少し南からスタートするが今日はいきなりのアタリがない。こんな日はちょっと不安になる。2本の竿をセットして、朝食代わりのキャベツマヨつき海老カツをゆっくり食べる余裕があったりしてしまう。しかし、3個目を食べようとしたときになにやら竿がしなっている。底に引っかかったかと思いきやタコがくっ付いていた。それも頭(というか胴だな)にハリが引っかかっている。運のないやつだ。直ちに内臓を抜かれてクーラーボックスへ納まってしまった。

それからはポツポツとアタリはあるがどうも煮え切らない。魚が少ないのか、潮が悪いのか。キスを釣るときは2本の竿が自転車操業状態にならないとどうも満足がいかない。この時点で今日は中潮だと思っていたので、こんなはずはない、こんなはずはない。場所が悪いのかとも考えたが、前回の釣行からエンジンの冷却水水位低下という警告灯がたびたび光るのであまりエンジンを動かしたくはないのでひたすら我慢をしながら同じ場所で風まかせで釣りを続けた。
それなら行かなきゃいいのにとなるのだが、クーラントの水位も、海水の出も普通だから心の中で、「これは誤作動だ。」と決め込んで今日もここに来てしまったのだ。あと、1ヶ月半エンジンがもってくれたらドックに入れるのでなんとか持ちこたえてくれと祈る気持ちだ。

しかし、エサトリも混じりながらも魚の数は増えてゆき、終わってみれば51匹。エサを使い切った時刻も午前7時半ではいつもペースと変わりはなかった。しかし、どうもやっぱり煮え切らない。家に帰って潮時を見ると今日は長潮。そういえば夕べは半月だった。どおりでアタリが渋いはずだ。たかがキス。されどキス。やっぱり潮には敏感なようだ。

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銀座百点

2011年07月08日 | Weblog
僕の職場に「銀座百点」を配っているショップがある。東京への出張が多かった頃はよくもらってきて読んだものだ。
東京ではいろいろな街をうろついたが、銀座という街が一番、「東京に来たぞ。」という気分になれる街のような気がする。
渋谷には釣具屋さんが密集している地帯があるので、僕の大好きな東京の街は渋谷と銀座だ。
ちなみに銀座にも有名な東作釣具店というのがある。銀座というよりも有楽町に近いところだが・・。
奥のほうには江戸前の漆塗りの和竿がずらっとガラスケースに並んでいるかと思えば、入り口にはどこかの地方の港町の片隅の釣具屋さんで売れ残っているようなものが無造作に置かれている。このギャップが東京なのだとうなってしまう。

話はもとに戻るが、この冊子のなかの文章を書いている人たちは気負うことなく本当の一流品、本当の粋な生活を楽しんでいる。よのなかのぎすぎすしたこととは無縁の世界に棲んでいる。

俗人の下段に位置する僕にそんな生活ができるわけはないが、読んでいる1時間あまりはちょっとだけ違う時間をすごせるのだ。
人生、1回でいいから銀座でお酒を飲みたいものだ。自分のお金で・・・。
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プチ帰宅難民

2011年07月06日 | Weblog
和歌山県北部で震度5弱の地震発生。午後7時18分。
仕事場では店内で地震発生の館内放送。揺れはまったく感じないので誤報かと思ったが、同僚が和歌山県で地震があったとのこと。それも震度5弱。急いで自宅に電話を入れたが固定電話も携帯電話も不通だ。公衆電話からもかからない。
ためしに携帯でメールを送ると返信があった。家族も自宅も無事らしい。
4ヶ月ほどまえまでは他人事のように思っていたが、家族と連絡がとれないというのはこんなに不安になるのかと思い知った。

JRは案の定和歌山方面は運転見合わせ。南海は動いているのにどういうことだ?
天王寺の駅は電車待ちで人がいっぱいだ。普通ならここで遅れている電車を待つところだが、今日は線路の点検で相当時間がかかると思い南海の振り替え輸送を利用。和歌山市駅からは乗り継ぎができるかどうかはわからないがとりあえず和歌山でたどり着くのが先決だ。
和歌山市駅につくと、乗り継ぎの電車は1時間待ち。これは家まで歩いて帰るのが最良かと思い、改札へ。念のため改札で、和歌山駅まで一番早いのはどの方法?と聞くと、突然、タクシーを使ってくれ、代金は駅で請求してくれとのこと。ほかの駅員もいいんですか?と言っていたので、本当?と思いながらタクシー乗り場へ。順番が来てタクシーの運ちゃんに事情を話すと、そんなことは聞いていない。とのこと、10分も待っていたし、僕のほかにも聞いていた人はいるはずだから、駅でトラブルになったらごねてやろうとタクシーに乗り込んだ。僕も仕事柄、ごね方はよく知っているつもりだ。
駅に着いたらとりあえず代金はもらうことができたが、きのくに線はあいかわらず運転見合わせ中。仕方がないのでここからは徒歩で帰宅。11時半ごろにやっと家にたどり着いた。ぼくはたかが一駅だが、もっと南に向かって帰る人はどうするのだろう?
0:10現在、まだ運転見合わせ中だ。JR西日本はきのくに線の乗客をお客様だと思っていないのだろうか。普通ならバスを準備して駅ごとに経由して運行させるべきだろう。ひとりずつにタクシー代を支払うくらいならその経費でバスをチャーターできるのではないか?事前に危機管理マニュアルがしっかりしていたらそんな対応はすぐにできるのではないか。

しかし、JR西日本のこの危機管理のなさはどういうことだろう。ちょっとしたことですぐにダイヤを乱してあとは知りませんという態度には本当に腹が立つ。ダイヤ編成に無理があるから京都でダイヤが乱れても阪和線まで影響が出る。大和路線でもそうだ。トラブルが発生したときにどのように対処するかというマニュアルがまったくないのだろう。現場任せで上層部は知らん顔というのは東電と同じだ。我社にも危機管理という言葉がまったく存在しないと思うが、JR西日本も同じだ。日本の会社というのはどこもそうなのだろうか?
あの、月に1回の特売でほとんどの入り口に鍵をかけて大量の客を入れ込んでいるが、あのときに本当に地震がおきてパニックになれば一体どんなことが起こるのだろう。まあ、防災の専門家が考えたことだから問題はないのだろう。と思っておこう。長いものには巻かれておかないとサラリーマン生活をまっとうできないのだ。

今日のタクシー利用の一件もマニュアルに沿ったものではなく、現場の駅長か助役の判断だったようだ。でなければ、ほかの駅員が、いいんですか?などという言葉を乗客の前では吐かないだろう。乗客のためを思うと賢明な判断をしてくれたと思うが、福島第一原発の吉田所長のように理不尽な処分を受けないことを祈るばかりだ。

一駅歩いたおかげで100キロカロリーは消費できたはずだ。今日は暑かったかもう少しカロリーを消費できただろうということで遅い夕食は缶ビールを2本。それでも、体重は昨日よりも300グラム減。これについてはJR西日本に感謝なのだ。
おかげで明日の釣行は中止になってしまったが・・・。


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「アラスカ物語」読了

2011年07月04日 | Weblog
新田次郎 「アラスカ物語」読了
この歳になるまで新田次郎の小説は読んだことがなかった。
文体はまさしく、ハードボイルドだ。淡々と物語が綴られていく。気持ちがいいほどだ。

物語はフランク安田という日本人が麻疹と食料難で壊滅しそうになったエスキモーの村人を移住させるというものだ。
作り話ではなく、実話だそうで、野田知佑をはじめ、アラスカのユーコン川を下る人の書いた文章によく出てくる“ビーバー”という村はこの人が拓いたところらしい。エスキモーの人々からは日本人(ジャパン)モーゼと呼ばれたそうだ。
僕は今のいままで知らなかった。日本人はもっと、こんな人について学ぶべきではないだろうか。

どうしてこの人は日本人であるのもかかわらず、異国の人を救うために人生を賭けることができたのかがわからない。作家もそれについてはあえて触れていないが、それは自分で考えなさいということだろうか。
やっぱり、明治の人の心意気なんだろうな。

今のこの時代、モーゼはいるのだろうか。
僕をはじめ、自分のことしか考えていないやつばっかりだからな。
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水軒沖、片男波沖釣行

2011年07月02日 | Weblog
場所:水軒沖、片男波沖
条件:大潮 6:09満潮
釣果:サバ、キス

今日はとある人をお誘いしての釣行だ。この船に家族以外で乗船する記念すべき最初の人なのだ。
天気は怪しいが、せっかく遠路お越しなので雨を覚悟で出港した。まあ、雨が降っているということは風が出にくいということなので船に弱い人には都合がいいかもしれない。

今日の予定はサバを釣ってその後にキスを釣る算段だ。本当なら双子島沖から片男波へ向かう予定にしていたが、北西の風が強くなってきてはまずいと思い、今日は紀ノ川沖から河口で釣りをする計画でスタートした。

まずは35メートルラインでチョクリを開始。真水が出ているのか、小アジは釣れるがサバは来ない。そのうちにと客人がなにやら大きな魚を掛けた。サバですか?結構引くんですけど。沖でジャンプしてます。エッ。シイラでした。釣りあげてみればなんと1メートル。20年以上前に1匹釣ったことがあるが、実物を見たのはそれ以来だ。それもこんなに大きいとは・・・。

尻尾を切り取っても客人のそこそこ大き目のクーラーボックスへは頭をぐっと曲げてやっと収納できるほどだ。
しかし、そのあともサバは釣れず、キス釣りに転進しようかと思ったがあとワンチャンスと思い南下して再度挑戦。いきなり客人にアタリ。今度は正真正銘サバのようだ。2回目に仕掛けを下ろしたときは10本の仕掛けに8匹掛かっていた。魚を〆ていたら僕の仕掛けにもヒット。勢いが強かったのか竿ごと水没してしまった。これで合計13匹。二人分のおかずには十分だ。天気がどうなるかわからないので急いで移動。
片男波の沖に到着したときには再び雨が降り始め、カッパを持参していない僕はどんどん体温が奪われる。
悪天候にもかかわらずアタリはある。ところどころ釣れないエリアはあるが順調に数を稼ぐことができた。しかし、寒い。おとといまでの猛暑はいったいどこへ行ってしまったのだ。あまりの寒さに客人には申し訳なかったが午前9時に釣りを終了させてもらった。
キスの数は2時間あまりで約30匹。天気がよければこの倍は釣れただろうし、サバも専門に狙えばクーラーがいっぱいでストップしてしまう勢いだ。
やっぱり今年は魚が多いぞ。
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