イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2019年12月29日 | 2019釣り
場所:加太沖
条件:中潮8:41満潮 14:07干潮
潮流:5:05転流 9:16上り3.4ノット最強 13:06転流
釣果:ハマチ 3匹 コウイカ 1匹

今日の釣行の準備は昨日から始まった。今年最後の釣行、目いっぱい釣りをしたいと思い、修理が終わった小船を昨日の夜明け前に港に戻していた。休日じゃないので当然会社に行かねばならない。だから夜明け前に行動しなければならない。
港にバイクを置いて、信号を渡って、



トンネルを抜けて、



岬を越えた港へ歩いて移動。朝は起きぬけに家を出たのでこんな時に便意をもよおしてきた。しかしそんなときにも救世主がいる。ここにはなぜか公衆トイレがある。



まったくバブルの頃の箱もの行政の賜物というかこんな無駄なものでもたまには役に立つ。

暗い海を通り抜け港へ到着。





そして今日。

満を持して加太を目指す。

しかし夥しいほどの船が出ている。大阪南部と和歌や市内の釣り船がすべて出撃しているのかと思えるほどの数だ。



本当はテッパンポイントに入りたいのだがこの船の数では突撃する気がしない。
田倉崎の離れや沖ノ島の西端で仕掛けを下すがアタリがない。しかし午前8時を過ぎて潮の加速度が緩くなってゆく。なりふり構わずカオスの中に突進。郷に入っては郷に従え、アタリが出た。真鯛のようであったが残念ながらバラしてしまった。
その後になんとかハマチを確保。ボウズを逃れることができた。
潮が緩むに合わせて北上。再びハマチを確保するが真鯛がない。せっかくアタリがあっても途中でバラして今年の真鯛狙いは終了。

残りの時間はコウイカ狙いだ。どうしてだか潮がまったく動かず1時間かけてなんとか1匹。



これで今年のすべての釣行が終了。
まあ、ボウズでなくてよかった・・。

港にも戻って形ばかりの松飾りを作ってすべてのミッションを終了。

 

今年は大きなトラブルもなく1年を終えることができた。
来年も釣果は二の次でトラブルなく過ごしたいものだ。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2019年12月24日 | 2019釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 5:18満潮 10:48干潮
釣果:コウイカ 5匹 コチ1匹

今日は「おだんごクラブ」の会長さんである岩さんとそのご友人に乗ってもらってのコウイカ狙いだ。まずは「おだんごクラブ」というものから説明しよう。僕が今よりももっと紀州釣りにのめり込んでいた頃、「おだんごクラブ」というサイトを見つけた。僕よりも激しく南部の磯を中心に活躍されていたのがおだんごクラブの面々だったのだ。ちなみにクラブの名前の由来はその名のとおりでヌカ団子をまき餌にする紀州釣りをする人が集まるサイトであったからだ。まあ、クラブと言ってもクラブ活動をするわけでなく、サイト上で釣果の報告や情報交換をするという活動だけではあったのだが・・。このブロクの過去の投稿には会長さんと管理人さんとご一緒した記録も残っている。
会長さんと管理人さんはいまでは紀州釣りを卒業し、加太を中心にした船釣に転向され、今でもいろいろ教えを乞うているのだが、今回は逆にコウイカ釣りについてポイントや仕掛けを教えてほしいとのご依頼があった。教えるなんておこがましいが同行していただいた。今日ご一緒した会長さんのご友人は釣り船を所有していて週に3回は海に出ているそうだが、コウイカがなかなか釣れないということだ。
では、一度乗ってみてくださいということで今日の計画となった。



客人をお招きするとまずは釣れるかどうかが心配になる。今日は指南役なのでよけいにプレッシャーがかかる。仕掛けを下して約10分後、まずは僕にアタリがあった。これで、とりあえず、ここでイカが釣れるということを証明できた。あとはふたりの客人に釣り上げてもらうだけだ。
しかし、なかなかこの仕掛けが一筋縄ではいかない。両氏の感想では海底をこするオモリの感覚とアタリの違いがわからないとのこと。そんな中、岩さんにヒット。流石だ、岩さんは帝国軍の傭兵として抜群の腕前を発揮されているがその腕前が発揮されたようだ。しかしあとが続かない。僕はその間に3匹釣り上げていたが岩さんはやはりアタリがわからないというので、御坊のほうで使われている仕掛けに変更するとうまくアタリを取り始めた。合計4匹。僕が追い越されてしまった。指南役としてはなんとか体面を保ちたい。その一心で2匹を追加。4匹目はかなり大きい型であった。
そしてアシストフック作戦も成功。40センチほどのマゴチも釣り上げた。一応アシストフックの効用も示せたけれども、釣ってもらわなければ指南役じゃなくてパフォーマーじゃないかと指導力の無さを痛感したのである・・。

残念ながらご友人はボウズで終了。本当はひとり8匹は釣っていただきたかったが船頭の腕が腕がわるいのかこれだけの釣果で終わってしまった。残念。



途中、南海フェリーの新造船が入港してきた。ブルーのラインがきれいだ。
これに乗って僕もどこかに行きたいなと思ってしまうのである。




今日の獲物はコチの薄造りと定番をちょっと工夫してイカのスペイン風中華味にしてみた。



“中華味”だったら“スペイン風”じゃないじゃないかというのはまあ・・。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加太沖釣行

2019年12月21日 | 2019釣り
場所:加太沖
条件:長潮 7:46干潮
潮流:5:41転流 8:49下り1.7ノット最強 11:37転流
釣果:チャリコ 2匹 ハマチ1匹 サバ1匹

やっぱりここのところ休みと天気がうまくかみ合っている。昨日はちょっと風が吹いていたが、今日は雲がおおいけれども風がまったくない。お正月の睨み鯛を釣り上げるべく加太へ向かった。
港へ向かう道中には4個の信号があるのだが最後の1個までノンストップで来ることができた。こんな日はなんだかいいことが起りそうだと期待をしてしまう。

潮は早くに止まりはじめるので少し早い目に出港。といっても明日は冬至、すこし辺りが明かるくなる時刻を待っていたら午前6時半を回っていた。潮は下りになっているので今日は非武装ポイントを目指す。帝国軍の軍港前を通り過ぎるころに朝日の影が見えてきた。



ポイントに到着するとたくさんの同盟軍の船が出ている。しかし帝国軍の艦船は見えない。ちなみに今日の帝国軍はカミテのほうに集結していたようだ。潮流が遅い日なのでやはりナカト周りがいいのだろう。しかし、そんなところに殴り込んで行こうものなら袋叩きに会うのが必至なので同盟軍はここで釣りをせざるを得ない。スターウォーズでも前作は圧倒的な帝国軍の勝利で終わったのだ。昨日公開のスターウォーズでは同盟軍の巻き返しはあるのだろうか・・。



仕掛けを下してみると早速アタリがあった。しかしごく弱いアタリだ。すぐにビニールを放したようだ。その後も小さなアタリが続くけれども鉤に乗るようなものではない。魚探の反応はすこぶるいいのだがこれの大半は多分クラゲなのかもしれない。時たまクラゲの破片と思われるものが鉤にくっ付いてくる。




それにもめげずに仕掛けを下していると本格的なアタリ。真鯛でもハマチでもなさそうな魚はサバであった。それほど大きいものではないけれども今日もきずしにありつける。その後にチャリコ。お正月の睨み鯛を確保できた。本格的にアタリが出始めたのは最強時刻を過ぎてからだ。同盟軍は朝の位置からほとんど動かないけれども僕はジノセトに近い所に移動した。それがよかったのかここでハマチとチャリコを追加。
午前10時を過ぎて潮も止まりかけというタイミングで今日は終了。

けっして大した釣果ではないのだがお正月の鯛を確保できたことと天気が穏やかだったこと、信号がずっと青かったことでなんだかイライラもピリピリもすることなく釣行を終えることができた。

あえていうなら、「天に神しろしめし。なべて世はこともなし。」というところだろうか。お正月の鯛も神様が遣わしてくれた獲物に違いないと思うのでありがたく頂戴したいと思う。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行とオイル交換と雑賀崎へ。

2019年12月16日 | 2019釣り
場所:水軒沖
条件:中潮2:41干潮 9:30満潮
釣果:コウイカ 12匹

今日の休みも天気がいい。ローテーションどおり今日は小船に乗ってイカ釣りだ。9時半には満潮を迎えるのでちょっと潮的には厳しいかもしれないが今年の状況ならおかず分くらいはなんとかなるだろう。

来週には冬至になるので夜明けが遅い。今日は午前6時半過ぎに出港。そして予報通り寒い。特に船外機の船に乗ると風を遮るものがないからとにかく寒い。スロットルを握る手は千切れそうになるので今日はワークマンで買った防寒手袋を持ってきた。運転中だけ使おうと思ったのだが釣っている最中も使ってみたらなかなか調子がいい。スッテの仕掛けなので特に仕掛けも触らないので指が出ていなくても問題ない。全部の指が手袋の中なのでかなり快適だ。分厚い生地なのでアタリがわかるかどうかが不安だったけれども今日については特に問題がなかったようだ。次からもこれでいこう。



まずはいつものポイントからスタート。流れはそこそこあるがアタリがない。潮が止まるまでそれほど時間がない。転々とポイントを攻めようと新々波止に沿って沖へ移動したのだが、これがよかったようだ。沖に行くほどアタリがある。
4匹目くらいまで順調に釣れていたところでバッチ網が登場。僕のポイントの真上を引いている。


コウイカは網が通ったあとでもあまり関係なくアタリがあるが今日はどうもそうではなかった。でも、少し防波堤から離れて仕掛けを下すとまたアタリが続いた。
午前10時過ぎに終了し。イケ〇マリンへ電話を入れてみる。夏頃(7月16日)に電話して頼んでおいたのにまったく音沙汰なしでとうとうチルトが壊れる寸前になってしまったのだ。今日はこのまま強引に船を預けようという魂胆であったが昼から戻るからということで侵攻作戦はお預けになった。
和歌山ではマリン〇ームオ〇タというところがヤマハの代理店なのだが、どうもここは好きになれない。一度部品を買いに行ったことがあるのだが、何か人をバカにしたような対応が気に入らなかった。雑賀崎にあるここはズボラだが近くて無駄な修理をせずに安くあげてくれるしもちろん修理自体もきちんとやってくれるのだ。ズボラなところがなければ言うとこなしなのだけれども・・。まあ、落語でも水戸黄門でも腕のいい職人は頑固でズボラというのは定番だから仕方があるまい・・。

その前に大きい方の船のオイル交換だ。1年に1回おこなっているのだが気が付けば1ヶ月超過している。最近、オイルが黒くなってしまったな~と思っていたが1年以上経って去年よりかなり乗っているのだからさもありなんだ。




約40分でオイル交換と燃料の補給を済ませいざ雑賀崎へ。陸路を行ってもジロリと睨まれるところだから海路で入るとどうなることやらと思っていたけれどもすんなり桟橋まで到着。

 

なんとかチルトが壊れる前に船を預けることができた。「モーターも変えなきゃダメですか?ついでにインペラも好感した方がいいですか?」と聞くと、「そんなのは壊れる寸前まで使えるから大丈夫ですよ。」という心強いというか、無駄なことはもったいない精神というか、多分マリン〇ームオ〇タなら、全部とっかえましょう!!(想像ですが・・)となるところだが、たかっさんと同じ系統のメカニックなのがありがたい。

今日の獲物はイカのスペイン風ブラックバージョンにしてみた。
いつもよりコクが増してこれはこれで美味しい。口の中が真っ黒になってしまうのであるが・・。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加太沖、水軒沖釣行

2019年12月13日 | 2019釣り
場所:加太沖、水軒沖
条件:大潮 7:16満潮 12:46干潮
潮流:8:18 上り3.4ノット最強 12:13転流
釣果:真鯛2匹 カスゴ1匹 ハマチ3匹 コウイカ4匹

ここ数回の休日は毎回天気がいい。うまく休みのサイクルと天気のサイクルが合うとこんな感じだ。休みごとに釣りに行っていると、バカじゃないかと思われるかもしれないが天気が悪くて釣りに行けないよりもましだ。ちなみに今の予報では次の休みもいい天気だ。

そして12月の半ば、やはり正月用のにらみ鯛もほしい。決戦は金曜日、今日は頑張りたい。潮も僕が好きな上り潮だ。

朝はちょっと早く午前6時半に出航。

湾内では巨大なクレーン船が早朝から何やら作業をしている。ライトに照らされた姿がきれいだ。



そして今日は満月。この時期の満月はコールドムーンと呼ばれるそうだ。そして令和元年最後の満月なのである。



まずは船団ができている田倉崎の沖合からスタート。



ここではアタリが出ない。ほかに船はなかったが大型漁礁のそばに行ってみたけれどもここでもアタリがない。次に移動したのはテッパンポイントの少し南側。ここにも船団ができておりここで今日最初のアタリ。
これは少しドラグを緩めすぎたようだ。かなり底の方でばらしてしまった。最初のアタリでばらすとへこんでしまう。しかし、今日はけっこうアタリがある。再びアタリ。今度はうまく取り込めた。40センチを少し超えたくらいだろうか。いい真鯛だ。
潮は少しずつゆるくなってゆくのでそれにあわせて北上する。
今日の船団はずっとこの場所から動くことはなかったが、僕の移動は吉とでるのか、凶と出るのか・・・。テッパンポイントまで北上したときアタリがあった。よく引く魚だったが道糸が6メートルところまできてばらしてしまった。この魚は間違いなく真鯛であったがふつうならこのくらいの水深まできたら観念しておとなしくなるはずだ。油断してしまったのだろうか。気落ちしたままで仕掛けを回収すると鉤が折れていた。



今年の秋からよく刺さる針を使っているのだが少し軸が細い。たまに鉤が伸びているときがあって気になってはいたのだが折れてしまうとは悲しい。結構いい値段で、仕掛けを1丁作るのに鉤代だけで100円もするのだが・・・。

気を取り直してまた北上。Nポイントの少し南で反応がでてきたのでそこからスタート。海底から15メートルくらいまでびっしりと反応が出ている最中にアタリ。この群れはハマチに間違いがない。少しいい型を取り込んだがまだ魚が付いていた。ほぼツバスサイズだが一度に2匹ゲットだ。
そして今度はカスゴ。にらみ鯛にするのにはちょうどいいサイズだ。またカスゴが掛かりその姿が見えるところまで上がってきたがそこからさようならしてしまった。これを釣っていれば僕の家と叔父さんの家の2軒分のにらみ鯛を確保できたのだが我が家の分はまたお預けだ。その次にまた最初と同じサイズの真鯛。そしてハマチ。

転流時刻は正午過ぎだが、この頃を過ぎてアタリがなくなった。帝国軍も帰投を始めており、僕も次の釣りに向かって一度帰港するのだ。

午前11時半ごろに港に戻り、小船に乗り換えコウイカポイントへ。大きな船で帰りがけにそのまま釣りをすればいいじゃないかというものだが、小船にも長らく乗っていない。それに決戦は金曜日。最上の態勢でイカ釣りにも臨みたい。
しかし、いつもの場所は潮がまったく動いていない。干潮時刻に近づいているのでダメなようだ。加太もそうだったが、大潮のわりに潮が動かない。
これではまず釣れない。新々波止の先っちょまで行けば少しは潮が動いているかもしれないと移動したが、これが当たった。



今日のコウイカはすべてこの付近で釣り上げた。しかし、今年はイカが多い。前回に引き続き真昼間の1時間半でこれだけの釣果だ。
1日の間に船を乗り換えての釣行というのはドタバタでかつ欲張りすぎているのではないかと思っていたが、確かにたくさんばらしはあったもののどちらの船でも釣果を得ることができたのは決戦は金曜日作戦、すこし成功としてもいいのではないだろうか・・。

今日も風がなく日差しがあったのでちょっと動くと暑いくらいだ。ヒートテックもネックウォーマーもなしでも快適に過ごすことができた。年末まで休日はあとわずか。こんな天気に当たり続けてくれると嬉しいのだが・・。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洲本沖~加太沖釣行

2019年12月09日 | 2019釣り
場所:洲本沖~加太沖釣行
条件:中潮 4:44満潮 10:18干潮
潮流:5:09上り2.7ノット最強 8:55転流 11:35下り2.1ノット最強
釣果:サバ 1匹 ハマチ2匹

久々の加太への釣行だ約3週間ぶりになる。そして今日の気圧配置は風が吹かないことを示している。冷凍したまま眠っているイワシを持って洲本まで遠征をしてみた。今シーズン最後のタチウオだ。そして今シーズン初の洲本沖である。ナカトを難なく突破して水深100メートルのポイントへ。

 

今日は波が穏やかだ。潮も転流に向かっているので底を取るのも楽なのだが、まったくアタリがない。タチウオは最初にアタリがないと不安になる。少しづつ場所を変えながら仕掛けを下すがアタらない。下りの潮で真鯛を狙いたいとも考えているのでここは午前9時までと決めていた。しかしまったくアタリがないけれどもひょっとしたら潮が動き始めると釣れるのではないかとどんどん増えてくる釣り船を見ながら考え、もう少し粘ることに。



そんなときにアタリ。かなり引く。これはドラゴンかもしれない。ああ、やっぱりこれから釣れるんだと喜んだけれども途中からえらく走り始めた。引き上げてみると大きなサバが枝鉤に食いついている。あれまあ、タチウオじゃないのか・・、こんなものにサバが食ってくるのか・・、美味しい獲物じゃないか!!と複雑な気持ちで生け簀に放り込む。

潮は動き始める時刻だがどうもあんまり流れていないようだ。長いテッポウを引いている漁師も、ここに到着したときはかなりタチウオを揚げていたがこの時間にはまったく釣れなくなっていた。



じゃあ、ここで粘っても無理だろうと真鯛狙いに移動。本当は非武装ポイントに行きたいのだが、このポイントからだとコイヅキのほうが近い。きずしのネタができたので少し気持ちに余裕がある。ダメ元でラピュタポイントから攻めてみたがここも全然ダメだ。おまけに潮が早くなってきて油断をすると根掛かりをおこしてしまう。コイヅキはいつも帝国軍が占拠しているからあまり行きたくないのだが背に腹は代えられない。帝国軍がいたら退散、終了と決めて向かうともぬけの殻だ。早速仕掛けを下すとしばらくしてアタリがあった。この感じだと真鯛であったがあえなくバラし。そのあとまたアタリ。今度はハリスを食いちぎられた。サバフグかもしれない。そしてまたアタリ。正午から30分ほどの間だった。
潮はまだまだ早いはずだがまったく動いていない。場所によっては上っている。叔父さんの家へ放り込む分も確保できたので午後1時に終了。

ハマチ1匹で野菜を山のようにもらってきた。冬の野菜も最盛期のようだ。




夕方のニュースを見ていると、今朝の最低気温は摂氏3度。確かに寒かった。12月下旬並みだったそうだ。完全冬装備で出かけたが最高気温は摂氏15度で11月中旬並みだったようで今度は暑すぎだ。帰りの道中の海面を見ていても本格的な冬まではもう少し余裕がありそうだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇」読了

2019年12月02日 | 2019釣り
ダン アリエリー ジェフ クライスラー 「アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇」読了

日本のGDPの6割は個人消費で占められているそうだけれども、その6割の部分は合理的な経済行動がおこなわれていないというお話だ。
ケインズ経済学の一番の根本は、市場での価格決定は需要と供給のバランスが取れたところで決まる。これを「神の見えざる手」と学校で習ったことがあるけれどもそんな自然の摂理では決して人は動いていない。もっと別の、この本では総称して「心の会計」と呼んでいるけれども、そんな心の愚かな動きによって、またそれを利用した売り手の巧みな作戦によって高いもの、買わなくてもいいものを買わされているというのだ。


この本を読んでいると僕もかなり惑わされているということを思い知ることになった。

いくつかのキーワードが出てくるけれども、そのすべては「機会費用」というものに起因する。すべてのモノの価値はお金で換算することができるけれども、どんなにお金を持っている人でも無限に持っているわけではない。これにお金を使ったらほかのものは買えなくなる。
だからどんな人でも心の中で、「どれを買ったら一番満足できるか」ということを問い続けることになるのであるが、どうもそれが合理的ではない。心の中のよくわからない機微が無駄な出費を誘うのである。

この本に照らし合わせながら自分の消費生活を振り替えると実に情けない。
ついこの前も、岩塩を安く売っている店を見つけて大量に買ってきたら奥さんから、「死ぬまでに食べきられへんで。」と嫌味を言われ、魚が釣れなくて早々に切り上げ、仕方なく寄ったスーパーで昨日売れ残ったコロッケが2割引きだったとちょっと得したとほくそ笑んでいる。
そんなにせこい喜びにしか生きがいを感じることができないと思うと、100円で買ったヌカを腐らせるのがもったいないと往復4,000円の高速代と追加のエサ代1,500円を払っている。
車を買うときは気持ちが大きくなってそんなに乗らないのにオイル交換付のメンテナンスパックみたいなものをオプションで買ってしまった。
ネットでも使う用途のないナイフを衝動買いし、中古の釣具屋でも使うあてのない釣竿を買ってしまう。

岩塩や2割引きのコロッケを買ってしまうのは通常価格に対して「相対的」な安さに惑わされるからだ。コロッケは確かに2割引きだが、岩塩のほうはバルクで買ったけれども本当に安かったのかどうかはわからない。
必要もないオプションを買ってしまうのも車の価格に対して「相対的」にオプションが安く見えてしまうからだ。
100円のヌカを惜しむのは「損失回避の法則」と呼ばれる。100円のものを失う痛みは100円の利益の喜びの2倍の強さで感じられる。
ネットショップで必要もないものをポチっと買ってしまうのはそこに出費の痛みを伴わないからだ。旅行はパックで先払いしておいた方がその都度アラカルトで支払うよりも楽しさは増すらしい。

ブランド物のバッグを途方もない値段でありがたく買ってしまうのは「言葉と儀式の威力」に惑わされるからだ。ブランドが持っている歴史やデザイナーにまつわるストーリーがモノの値段を数十倍にはね上げる。こういうことについては僕はそういう業界で働いているのであまり惑わされない自信はある。はず・・。
レストランで、“OOサラダの小悪魔風△□を添えて”なんていうメニューも言葉と儀式の威力を利用しているのだ。

しかし、こうやって見てみるとムダに使っているお金さえもセコい。
大きなロゴのプリントされたバッグに筋肉を鍛えるためにはめているのかと思えるような大きな腕時計をしているひとが成功者なら僕はまったくの落伍者だ。
僕は100円の買い物をする時でさえひとしきり悩む。アマゾンのクリックも何週間も買い物カゴの中身を温存してやっとポチッとする。そしてその挙句に、やっぱりよしておけばよかったと悩むのだ。
そんなことなら、(ここからはあくまでも僕の友人から聞いた話だが・・。)「去年まではあそこに展示していたおせちはひとつしかなかった。ことしはいっぱい並んでいるからどれを選べばいいかわからないじゃないの!!」と苦情をいうおばさんみたいに人から言われるがままに買い物をして満足している方がよほどいいのではないかと話のかみ合わないそのおばさんの文句を聞きながらそう思うのである。

そしてこの本にはそういうことを回避するための対策というものも書かれているのだが、もうこの歳になってはそんな性向を変えることはできるはずもなく、これからも迷いながら悔いながら小銭をまき散らし続けるしかないのだ。
また、貯蓄率の低いアメリカで出版された本らしく、貯金に対しても言及している。将来に向けてこれまでに書かれていた事柄に惑わされないように工夫して貯蓄をしなさいということだがそれに対してはこう言ってあげよう。一番の秘訣は、自分よりももっとしぶちんな僕の奥さんみたいな人に給料を全部渡してしまえばいいのです。

この本は「行動経済学」というものをベースに書かれているけれども、「経済学」というよりも心理学に近いような気がする。しかし、トンデモ学問のような類でもなくこれでノーベル賞を取ったひともいるそうだ。また、機会があれば読んでみよう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2019年11月29日 | 2019釣り
条件:中潮 8:14満潮 13:33干潮
釣果:コウイカ 12匹

今日の休みのために3日ほど前から天気図を眺めていたのだが、朝のうちは昨日の風が残りそうなので釣りには行けないと考えていた。叔母さんから大根を取に来るようにと電話をもらったのでそれまでは家で停滞するしかなかった。幸い風さえ除けばいい天気なので洗車ができると思ったが、昨日、会社でやらなければならない作業(仕事というにはあまりにもショボい業務なのでこれは作業である。)を残してしまい朝から休日出勤だ。

しかし、朝起きていつもの煙突を見てみると風は東から吹いていた。



あらまあ、これじゃあ行けたじゃないかと悔やんでもあとの祭り。とりあえず会社には行かねばならない。
そこでふと考えた。とにかくできるだけ早く会社に行ってそのくだらない作業をやっつければ大根をもらいに行くまでに海に出ることができるのではないだろうか。
BSの「スカーレット」だけ見て会社へ直行。午前10時半に作業をやっつけて午前11時に帰宅。



奥さんに呆れられながらイカ釣りの準備をして着替えもせずに家を出た。
家と仕事場が近いとこんなことができるからありがたい。

この時間も煙突の煙は穏やかにたなびいている。



出航は午前11時半ごろ。服を汚してはいけないのでカッパの袖口をきっちり止めて出航。ポイントへは5分足らずで到着できるので2時間ほど竿を出せる。こんな真昼間にイカ釣りをしたことがないので釣れるかどうかわからないが、まあ海に出ているだけでそれでよい。こんな天気の休日に釣りに行かないと罪悪感にさいなまれるのだから・・。

一文字の切れ目を越えても海は穏やかだ。大根をもらいに行かなければ加太まで行けそうな雰囲気である。



いつものポイントに入り仕掛けを下すとすぐにアタリがあった。心配は杞憂に終わり、なんだ、釣れるじゃないかと少し安堵。
そしてアタリは続く。2匹あればおかずになるくらいにしか考えていなかったのでこれは驚きだ。沖の方ではアタリがなかったがいつものポイントに戻るとまたアタリが出る。
そして午前11時を回ったころ、風が強くなったのでオモリを30号に変えた途端に連発でアタリが出た。釣り上げて仕掛けを下すとすぐにアタリというのが3回。今、この船の下にはかなり大きな群れがいるのに違いない。そして型も大きい。

もう、この頃になるといくつ釣ったのかがカウントできなくなってきた。あんまりたくさん釣ると入れ物がいっぱいになってしまうので午後1時半を待たずに終了。
終わってみれば12匹を釣り上げていた。二けた釣ったというのは何年ぶりだろう。

イカ釣りはどんより曇った日の朝方によく釣れるというイメージであった。イカは夜行性だと思っていたのでそういう風に考えていたのだけれども、どうもそうとは言い切れない感じだ。今日に限ってはそれよりも潮の動きに左右されると考えた方がよさそうだ。今日のこの時間帯は潮が動いている時間だった。朝の間でも船が流れなくてアタリがないということもたびたびあったのであながち間違いというわけでもなさそうだ。
こういうこともいつも同じ行動だけをしていたのではわからない。もっと研究熱心にならないと釣果は増えないとあらためて思ったのである。

今日の天気図:



昨日の予報では等圧線の間隔がもっと狭かったのだ・・。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2019年11月23日 | 2019釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 3:38満潮 9:30干潮
釣果:コウイカ 8匹 マゴチ 1匹

今日はこんなにいい天気で潮周りもいいのにすぐに家に帰らなければならない。



午後から海技免許の更新講習を受講しに行かねばならないのだ。

小船のガソリンを補給しておかなければならないので午前5時に家を出たけれどもこれは早すぎた。午前5時半過ぎに港に到着したがまだ真っ暗だ。夜明けがどんどん遅くなってゆく。

結局船を離岸させたのは午前6時10分ごろ。それでもまだ暗い。航海灯を点灯させての出航だ。
加太方面へ目指してスピードを上げてゆく船を横目で眺めながら僕は10分ほどでポイントに到着。
早速仕掛けを下すとアタリが出た。今日は調子がいい。太陽が山の端っこに姿を現すまでに3匹を確保。ここまではほぼ5分に1匹のペース。
イカも元気だ。豪快に墨を吐いてくれる。



まだお正月の刺身用を確保していないので今日は5匹はほしいところだ。叔父さんの家に届けるためにはプラス2匹。7匹が最低目標だ。
ただ、3匹釣り上げたので心に少しの余裕がある。ちょっと広範囲を探ってみようと、新々波止の少し沖の方に移動してみた。
ここでもアタリはあるけれども早朝ほどのペースではない。ただ、この辺りはイカじゃなくてたまに魚が食ってくるのだ。去年釣り上げたマゴチやヒラメはだいたいこの辺りで釣り上げている。前回もカンナが曲がってしまい取り逃がしたのはこの辺だ。
そして今日は仕掛けに改良を加えている。スッテのアイのところにジギングに使うようなアシストフックを取り付けてみたのだ。



最初はイカの食いに支障が出ないかと心配したけれどもまあ、これだけ釣れれば問題ないだろう。あとは本当に魚がフッキングしてくれるかどうかだ。
最初の魚のアタリは姿を見たけれども途中ではずれてしまった。細長くて白かったことと幹糸が傷だらけになっていたのを見るとこれはきっとエソだろう。このまま釣りを続けると本当に魚が掛かったら切れてしまう。大きい方の船には予備のナイロン糸が入っていたのを思い出してとりあえず修復。
そして2回目の魚が掛かった。それまでにも数回アタリらしきものがあったけれどもこれらはスッテに触っただけという感じだろうか。
どこに掛かっているかはわからないがとにかく糸を緩めないで巻き続ける。今度はそれほど大きくはないがマゴチだ。タモに入った魚を見てみると、確かにアシストフックを咥えている。



おお、これはひょっとして作戦成功ということだろうか。
この魚は薄造りにするとおいしいのだ。

その後、1匹を追加して午前8時半に終了。

今日は叔父さんの家にイカを放り込んでも6匹ある。必ず刺身とゲソの天ぷらを作るのはお決まりなのでこの2年間はそこで終わっていたけれども今日は三品目を作ることができる。
3年ぶりのイカのスペイン風だ。



これも定番といえば定番だが久々に食べた味はいつものとおりなかなかのお味である。


そして午後は海技免許の講習。



さすがにこんなハイシーズンに受講しようというやつはいないのか、はたまたあまり人気のない業者なのかはわからないが4人しか受講者がいなくて、全員揃ったから今から始めますと30分も早く講習を始めてくれた。
講師の方は言葉づかいも丁寧で料金もお手ごろなのでたまたま人が少ないだけだろう。
次もここで更新したいと思うので忘備録としてURLを貼り付けておこう。

http://www.jeiskinki.or.jp/

午後2時過ぎには解放されてマリーナシティを少しだけ散策。



小春日和の祝日で人出はすごい数だ。最近はマグロの解体ショーが中国人に大うけでそれも加わっているようで日本語じゃない言葉が飛び交っていた。
僕の職場にはあまり恩恵はないようだがこんな田舎でも集まるところにはあつまるんだと、地元民としては1回来たらそれで十分なんだけどな。とやはりだれもが持つ地元田舎民の感想しか出てこないのであった。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白浜釣行

2019年11月19日 | 2019釣り
場所:白浜 綱不知
条件:小潮 11:36満潮
釣果:ボウズ

毎年秋の恒例にしたいと思っている、ひとり遠足釣行だ。もともと10月半ばに計画をしていたのだが延び延びになり、今日になってしまった。11月の下旬といえばもうフカセ釣りの季節だと思うのだが、ひとり遠足では紀州釣りが鉄則なのだ。

どうして延び延びになっていたかというと、10月半ばは台風が来たりで天気が悪く、それ以降はほかの釣りが忙しいというまったく身勝手な理由であった。そうこうしているうちに買ったまま一月半ほうっておいたヌカには虫がついていた。

今日は冬型の気圧配置が強くなって船では出られない。ならば陸戦だといういい理由付けになる。



冬に差しかかろうという時期なので紀州釣りをするのは今日が最後のチャンスになる。昨日は気温が高くて今日の朝もそれほど気温が下がらないようなのでヌカを投げるにはちょうどいい。
ただ、風は気になる。一応、田辺方面を釣行場所にと思っていたので以前からいろいろ場所を探していた。「遠足」と銘打っているだけに釣りが半分、遊びが半分なので渡船は使わない。車でのアクセスがよくて釣れそうな雰囲気のところがよい。去年行った場所はあまりいい場所ではなかったのでもっといい場所はないかとネットの情報を探していたら、「綱不知」というポイントを見つけた。「つなしらず」と読むようだが、文字からするとすこぶる穏やかな雰囲気だ。きっと台風や冬の季節風が吹くときにももやい綱が必要ないくらい穏やかだからこんな名前がつけられたのだろう。
そこはどういうところかというと、あの超豪華ホテルのすぐそばだ。



こんな名前が付いている場所だとは知らなかっただけで、この港は昔よく来たところだ。ここには釣り用の筏があり、その当時の上司がこの釣り場が大好きでよく釣りに来ていたのだ。今は営業していないようだが「東白浜の筏」のある場所だった。行くのなら磯に行きたいと思っていたのだが、さすがに上司の意向には逆らえず・・。というところと、それにやたらとボラばかり釣れる場所であったのであまりいい印象は持てなかった。
しかし、今は違う。チヌよりボラを釣りたいのだ。それを総合すると今日の釣行にはうってつけの場所だ。ただ航空写真を見るとかなり浅そうだ。それが心配だが、釣れなければ釣れないでそれはそれでかまわない。なんといっても今日は遠足だから・・。

エサ屋に到着するまで、車の中ではそれほどの風を感じなかったのだが、やはり吹いている。こんな日に釣りに行く人もいないようで、駐車場には僕だけで、エサの解凍をしたカゴは僕の分だけであった。ちなみに、帰りの自動車道はもっと風が強くなっていて、車高197センチの軽自動車は横風をうけてフラフラ揺れる。おまけに直進安定性はまったくないので幼きアナキン・スカイウォーカーがスピーダーでレースをやっている感じになる。



釣り場に到着してみるとここも風が強い。半島状になっているところなので風の当たらないところを探して釣り座を構える。まさしく名前のとおりでこれだけの強風でもなんとか釣りができる。
ここはネットの情報にも載っているくらいだから釣り人はきっと多いはずなのであるが、ゴミがまったく見当たらない。護岸の塀には注意書きがしてあるけれどもここにくる釣り人はよほどマナーがいいようだ。多分、こんなにきれいな釣り場というのは珍しいというか、どこにもないのではないだろうか。気持ちのいい場所だ。

 

隣にはサビキ釣りをしている釣り人がひとり。釣れないのか、エサを練っている僕に声をかけてきた。チヌ釣りですか?アジでも釣ろうと思っているのですが全然釣れません。とのこと。今日は小潮で満潮は11頃だからあと2時間くらいしたら釣れてくるんじゃないですかと返事をすると、それまでは待ってられない。近くのホテルに泊まっているのでこれから観光しなきゃならない・・。僕も海の近くに一泊するときは必ず釣り具を持っていくけれども、こんなことをしているのは僕だけではないらしい。



おじさんは30分ほどで帰ってしまい、それまでは僕にもアタリがない。横が広く空いたのです少しでも半島部の先端に近づこうと移動。
ここは少し水深がある。だいたい3ヒロと少しくらいだろうか。根掛かりは無いけれども場所によって少しずつ深さが違う。多分ではあるが、田辺特有の砂岩の平べったい磯が続いているのだろう。もっと浅いと思っていたので俄然やる気が出る。
潮もよく動いている。満ち潮なのだが仕掛けは(湾内にしては)かなり早い速度で外に向かっている。多分沖から入ってきた潮が対岸にぶつかってここではその反転流ができているのだろう。これもいい感じだ。ほぼ東向きの釣り座になるので逆光でウキが見づらいのだけれどもときたまアタリがあるし、エサも取られる。
釣れてくる魚はこんな感じ。

  

メッキまで釣れてくるのだからやっぱり潮の通りはいいようだ。ただ、魚はこれだけ。
さすがに嫌になって午前11時30分に終了。もともと12時には終わろうと考えていたのでほぼ定刻まで頑張ってみたということになる。

この場所はいい所じゃないかと思う。
まず、ゴミがない。これはすばらしい。多分たくさんの釣り人から愛されているからだろう。そして潮の流れもいい。水深も思っていたよりも深い。ボラが山ほど釣れた東白浜のいかだよりも湾口に近い。目の前にはよくクエの子供を釣った高島もある。多分それなりに魚がいるのだろう。イカの墨跡もたくさんあった。
来年はもっと時期と天気を見て再挑戦しよう。

釣りを終えてからは白浜観光だ。
釣り座の近くの海水浴場も風。



円月島も風。



温泉も風。ただし、温泉は寒いほど、風が吹くほど気持ちがいい。ここは露天風呂だから。



千畳敷も風。



三段壁も風。



空港も風。



千葉ナンバーのワンボックスは誰か芸能人でも待っているのだろうか・・。



とれとれ市場も風。



ソフトクリームは350円に値上がりしていた。これは消費増税の便乗値上げだろうか。それとも中国人の足元を見てしまったのだろうか・・。
もう、易々と食えない値段になってしまった。



もう少し訪ねたい場所があったけれども温泉の心地よさにギブアップ。睡魔に襲われる前に白浜を後にした。

今日のおみやげは太平洋とマグロのアラ。



柵に切ったマグロなんてとうてい買えないので加熱用のアラを買って帰って煮てもらおうと思ったのだが、帰ってパックを開けた奥さんが、「こんなん、生で食べられるのと違うか?」と言う。
試しに試食してみると確かに食える。スプーンと包丁を駆使して骨や皮や筋を外して食べられそうな身を取り出した。中トロ風あり、赤身あり、なんだかわからない身ありの盛り合わせができた。



これで今日のひとり遠足はすべて終了したけれども、やっぱり魚が釣れないとなんとも締まりのない遠足なのだ。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする