イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2024年08月03日 | 2024釣り
場所:加太沖
条件:大潮5:37満潮
釣果:カマス7匹

いつもこのブログにコメントを寄せてくれるハルトさんが書き込んでくれたコメントで田倉崎の際でカマスが釣れているということを知った。以前からほかの人からの情報でも同じことを聞いていた。それもかなり前からで、カマスを釣ろうと思って作ったサビキは10年前経っていた。



水軒の沖では何も釣れず、これはもう田倉崎に行くしかないと仕掛けのストック箱からサビキを取り出し準備した。

カマスが釣れる時間帯は短いはずだ。朝は午前4時半に出港。夏至からひと月半、夜明けもかなり遅くなっている。



速度を出すのは怖いので明るくなるまではゆっくり走って田倉崎の沖に到着したのはちょうど午前5時。釣れているのは確かなようで、かなりの数の船が水深10メートルほどのところに集まっている。



そして仕掛けをセットする前から魚探には反応が出ている。これは期待が持てると早速仕掛けを下ろしたがまったくアタリがない。しかし、周りの船はぽつぽつとカマスを上げている。
僕の作ったサビキだが、仕掛けを投入する前から、これはちょっとボリュームがありすぎるのではないかといぶかっていた。これを作ってから10年、僕もサビキについての知見が増え、これは絶対にファイバーが多すぎると思っていた。しかし、たかがカマスだ、なんでも釣れるだろうと甘く見たのが悪かった。それに加えてしばらくして1匹釣れたのでこれでいいのだと思い込んでしまったのも悪かった。
相変わらず周りは釣れているのでふと思い立ち、ファイバーをハサミで半分ほど切り落としてみた。すると効果はてきめん、アタリが出だしたが時すでに遅し。魚の影が見えなくなってしまった。また、釣れてくるカマスも小さく、使っている鉤では大きすぎる感があるし、枝素が5号というのも太すぎる。おそらくカマスの歯で糸を切られるのを防ごうという考えだったのだろうが、サビキではそんなに飲み込まれる恐れもなくもっと細いほうがいい。
そういう意味では今日の敗因は仕掛けにあったのは間違いがない。
新たに仕掛けを見直し来週また挑戦してみたいと思うのだが、鉛筆みたいなサイズのカマスではわざわざ加太まで出向く価値はあるのかないのか、悩んでしまうのである・・。
群れによっては大きい魚に当たることもあるのだろうか・・。

カマスのアタリが無くなってくると替わって釣れてくるのは小アジだ。飲ませ釣りに最適のサイズだ。飲ませ釣りの仕掛けを持ってきていたら青物でも釣れたのではないかと思ったがあいにくそんな仕掛けは準備していなかった。備えあれば患いなし。なんでも準備しておくべきだと痛感した。

このまま帰るのももったいないと思い、四国ポイントに移動してサビキを下ろしてみたが掛かってくるのは小さなイワシだ。

 

掛かったまま待っていたら大きな魚が喰いつくのではないかと期待したがそういうこともなく日が昇ってきたら暑くてたまらなくなり午前7時に終了。

コメント (2)
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