イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2024年08月24日 | 2024釣り
場所:水軒沖
条件:小潮9:15満潮
釣果:ボウズ

タチウオ調査の3回目。



今日も釣れない。去年のこの週の土曜日にはタチウオの姿を見ているがまだタチウオは到来していないようだ。このブログを読んでみると去年もそれまでは全然釣れていなかったようなので気持ちだけが先行しているのかもしれない。と、言いながら3回連続でボウズというのも気がめいってしまう。
その後、禁断の仕掛けを流しながら住金一文字まで行ってみたが何のアタリもなく終了。

台風の前の空模様でもないのだろうが、絵心があれば写生してみたいと思えてくるほど多彩な雲の景色が広がっている。横からの太陽光は芸術である。

    

ただの負け惜しみにしか過ぎないのだが、こういう景色を見るだけでも朝から船を出す甲斐はあるのである。

港に戻ってその台風の対策。当初直撃の予報だったが東の方に振れてきたので少し安心したが、夕方の予報ではまた西に戻ってきた。6年前の台風21号と同じようなコースを取りそうだ。



対策といっても舳先のロープを増やすだけなのだが、もっと気になるのは隣の不動船だ。これだけでも不安なのにコブ付きなった。



新たに入ってきた船だが、係留用の碇を落とさずに不動船に括り付けたままだ。それでなくても沈没しそうな船にコブが付くともっと危険度が増すのは間違いない。上手い具合にロープが切れて漂流して出ていってくれることを願っているのだがこの場で沈没する確率のほうがはるかに高いだろう。そうなるとそれに巻き込まれるのは僕の船ということになる・・。
しかし、この船のオーナーはこんな状態で係留したままで不安にならないのだろうか。


魚探の画面がおかしい件だが、Fさんが教えてくれたことには、「ビネガーシンドローム」という症状かもしれないということだ。液晶パネルの前面には偏光フィルムが貼られているそうで、そのフィルムの素材であるアセチルセルロースが加水分解してブツブツができてくるらしい。いくつかの動画を送ってくれたので見てみると、それを貼り替えることで修理ができるというので家に持って帰って早速分解してみた。
相当酸っぱい臭いが発生するというので勝手口の前で作業を始めてみたのだが全然パネルにたどり着けない。当初、前面のカバーを外すことができれば楽勝じゃないかと考えていたのだが、結局、中の基盤を全部外さなければ液晶パネルが見えない構造になっていた。
やっと液晶パネルを取り出したものの、偏光フィルターが剥がせない。中心部分はブツブツだが周辺部分はしっかりくっ付いたままなのである。スクレーパーを当ててみるがびくともせず、これ以上やったらパネルのガラスを傷つけてしまうかもしれないと思い断念。



今度は元に戻さねばならないのだが基盤とパネルをつなぐフラットケーブルの留め具の爪を折ってしまいきちんとつなぐことができなかった。加えてこういう作業をした時のお約束でなぜだかネジが2本余ってしまった。



これでは船の振動でバラバラになってしまいそうだ。その前にフラットケーブルの接続不良ですでに使えなくなってしまっているだろう。
これで買い替えに対して踏ん切りがついたと思っていたら、フェイスブックにこの顛末をアップしてしばらくしたらTさんから電話があり、使っていない魚探があるので差し上げますよというありがたいお言葉をいただいた。
気に留めてくれていたことに本当に感謝だ。どんな機種かはわからないが、水深とGPSの位置情報さえわかればそれで満足だ。到着を楽しみに待ちたいと思う。

コメント
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