イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2020年12月22日 | 2020釣り
場所:加太沖
条件:小潮 5:16干潮 12:35満潮
潮流:5:52 下り2.0ノット最強 9:07転流 12:51 上り2.6ノット最強
釣果:ハマチ1匹 カワハギ1匹

今日も禁断の仕掛けに助けられた。この前、Tさんから、紀ノ川河口で大きなスズキやブリが釣れると教えてもらった。ブリとは相当な大物だ。この釣り方に詳しいのは、以前に高仕掛け用のビニールを託してくれたMさんだとTさんから教えてもらっていたので、SNSを通してMさんから情報を教えてもらっていた。
そして、叔父さんの家での円卓会議でも同じような議題が議論されていて、これは間違いなく本物だ。加太へ向かう前に一度試してみようと水軒一文字周辺で仕掛けを下してみた。



本命ポイントは紀ノ川河口だが、加太への最短距離だとここになる。環境的にはそれほど変わることはないだろう。
すると、仕掛けをおろして間もなくアタリが出た。すわ、ブリかと思ったがそれほどは引かずハマチが上がってきた。この釣り方で大丈夫のようだ。
引き続き仕掛けを流したが、そんなに甘くなく1匹で終了。そのまま加太を目指したが結局、このハマチがボウズを逃れる救いとなった。

昨日は冬至だったので今日の日の出は午前7時2分だ。少し明るくなってから出港しようとしたら午前6時半まで待たなければならない。港を出たところで釣りをしていたので加太への到着は午前7時半を回っていた。転流時刻まではカワハギを狙ってみて潮が上りに変わってから高仕掛けをやってみようと考えた。

いつものポイントに入ってみると、潮流はそれほど早くはないのに底をうまく取れない。風も大したことがないのにおかしい。錘が底を打った感じがわからなくて道糸だけがどんどん出てゆく。それだからか、エサも取られない。今までは簡単に釣れていたがとうとう運も尽きたかという感じだ。1時間ほどやってみたが埒が明かない。そして、魚探にはなにやら魚の反応が頻繁に出る。いっそのこと、ここで高仕掛けをやってみたら何か釣れるのではないかと素早く仕掛けを取り換えて投入。アタリはすぐに出た。小さなチャリコだ。



しかし、こんなに小さければダメだと思い、当初考えていたとおり、潮が速くなるまでは大和堆ポイントでと移動したけれども、ここにここに留まっていたほうがチャンスはあったのかもしれない。
大和堆ポイントでは潮が上りになる時間くらいからかなりの船が集まり始めていた。



期待を込めて僕もその船団に加わったがアタリは1回だけ。鉤には掛かったがおそらくサゴシだったのだろう、竿が絞めこまれた直後にハリスが切れてしまった。その後はアタリが無くなったのでテッパンポイントへ移動。魚探には反応がなく、そのせいか、この海域には僕しかいない。ここで真鯛でも釣りあげればしてやったりというところだがそうは甘くない。そのままナカトシタに移動するも小潮のせいかほとんど潮が動かない。このままではハマチが1匹、加太の海域ではボウズだと思うと残りのゴカイでなんとかカワハギを釣らねばという気持ちが首を持ち上げてくる。
同じ場所で仕掛けを下してみるとアタリがある。2回目のアタリでなんとか1匹ゲット。型は大きい。
それに気をよくして朝一のポイントに移動するがすべてエサを取られてカワハギは終了。残った時間、ジノセトの船団に加わるがまったくアタリがなく、正午まで頑張ったがここで力が尽きてしまった。



約1週間ぶりの上天気であったが作戦の甘さがあだになった。あとで聞いたら、テッパンポイントで朝いちハマチとサバが釣れたそうだ。もちろん、僕がそこにいて同じように釣り上げることができたどうかというのはまったくの疑問だが、カワハギに押されて朝いちのチャンスを逃してしまったのかもしれない。

無意識のうちなのだろうが、どうもカワハギ中心に計画を立ててしまっているきらいがある。カワハギはあくまでも保険だ。食べると美味しくて、生き餌を使っているから確実性があるというところに引き込まれてしまっているようだ。(確かに今日の肝和えも絶品であった。)
年内に釣りに行ける回数は限られている。今度は高仕掛け一本で勝負に臨みたい。

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