イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2009年09月27日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:小潮 6:37干潮
釣果:タチウオ 10匹

昨日は加太まで行ってきたので、今日は近場で確実にということでタチウオ釣りに出かけた。
先週は出発が遅すぎたので今日は満を持して午前4時に家を出発。
しかし、アタリは渋かった。最初のアタリは午前5時。最後のアタリは午前5時45分。たった45分で釣りを終えてしまった。
早く出ても遅く出てもそれほどの変わりはなかったということだ。

アタリの少ない日は釣れている時間も1回で上がってくる数も少ないのだ。
先週は大潮の回りだったからタチウオは潮が大きいほうがいいのかもしれない。

壊れていた魚群探知機を直した。素人の修理で果たして直るかと思っていたが直ってしまって自分でも驚いた。
壊れたままだったら最新のGPS付を買えたのに・・・。
少し残念!?
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加太沖釣行

2009年09月26日 | Weblog
場所:加太沖
条件:小潮5:00干潮
釣果:アジ 38センチ 1匹

今日は加太へ釣行。
加太の時合というのは潮流が反転する時刻前後とのことなのでその時間に合わせて出港。(今日の転流時刻は8:38)
仕掛けも一新して、本格的な長仕掛けを作ってみた。
田倉崎の沖で船がかたまっているところのそばから釣りをスタート。操船がおぼつかないのであまり集団の中に入りたくないのだ。
釣りの開始時刻は午前7時半ごろ。
仕掛けを底までおろしゆっくり巻き上げてくる動作を繰り返す。
ほどなくアタリがあった。しかしこれはハリスが切れてしまってすぐにバレてしまった。強い引きもなく糸が切れたことを思うとタチウオかもしれないが僕にもアタリがあった。これは大きい。いままで何回も加太にやってきたがまともなアタリをもらったことがない。バラしてしまったといえこれはうれしかった。
次のアタリは午前8時を少し回ったころだ。慎重に巻き上げてくると大きなアジが喰いついていた。これはうまそうだ。加太で得ることができたはじめてに近いまともな魚だ。時間的にみてやっぱり潮の変わり目に当たっているのだろうか。

次のアタリは10時を少し回った頃だった。これはかなりの引きだ。締め込みがすごい。しかしあと5メートルくらいのところであえなくバラシ。かなりの大物のようだったので悔いが残る。
ハリは2本切れていた。1本はハリスが切れており、1本はハリの結び目がほどけていた。と、いうことは2匹の魚が食いついていたことになる。
ハリスは3号のフロロカーボン。そうそう切れる糸ではないだろうにそれほどの大きな魚だったのだろうか?

今日は新艇(といっても中古だが、)でのはじめての加太への釣行だったがなんとかアタリをもらえたので十分満足だ。家族はたった1匹のアジで何を大層なと言っていたが、僕にとっては大きな前進だ。
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水軒沖釣行

2009年09月23日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:中潮 9:03満潮
釣果:タチウオ 14匹

今日は新翠勝丸の初陣だ。
なんとか魚の姿をみて初陣を飾りたいのと、昨日の疲れが残っているのと、お彼岸なので早く帰りたいので太刀魚釣りを選んだ。
はじめて港から船を出すので少し明るくなってから出港しようと思っていたら港に着いた頃にはすっかり明るくなってしまっていた。

急いで準備を済ませ、おたおたしながら水路を抜けていった。大きな橋が2本架かっているのでその下を抜けるのが緊張する。スパンカーの柱の位置が高すぎると橋げたにぶつけてしまうからだ。

一文字波止を抜けてすぐに仕掛けをおろしたがどう考えても遅すぎた。
釣れる気がしないが、双子島の周りではタチウオ釣りらしき船がいるのでそこに近づいていった。大島の沖にさしかかったときに何とアタリ!。こんな時間にもアタリがあるのだ。それからは連続してアタリがあり、30分ほどの間に14匹を釣り上げることができた。あと30分速く出港していたら30匹近く釣れていただろうと思う。
わざわざ夕方に来なくても早朝に十分釣れるようだ。

その後はクルージング。最近注目の海南のシーバースを探しに下津の沖まで行ってみた。船は快調。2000回転でも十分な速度が出ている。マックスの3000回転まで回すとどれだけの速度が出るのだろう。
探し当てた場所は下津ピアーランドのすぐ西側にあった。
青物やチヌがかなり釣れるらしい。魚探が壊れていたので水深や底質はわからなかったが、今度は釣り道具を持って参戦したい。

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海南釣行

2009年09月22日 | Weblog
場所:関電波止
条件:中潮8:18満潮
釣果:チヌ 25センチほど1匹

今日は田辺に行こうと思っていたが白浜-海南間の和歌山県警の渋滞予測が25キロと出ていたので断念した。
今日は救命病棟24時の最終回の放送日だ。5時まで釣っていたら間に合わないかもしれないではないか。
と、いうことで前から一度行ってみようと思っていた海南の関電波止に行ってきた。ここは駐車場がないから、さすがの連休中でもそれほど混んではいないだろうとの期待もあるのだ。
こっちも車を使えないから原チャリに乗っての釣行だ。足つきのクーラーボックスを後ろの荷台へくくりつけ、ヌカの入ったバッカンを足元に、ロッドケースを肩にかけた姿はどう見てもベトナム人の夜逃げのようだ。

現地に到着しても原チャリを降りてからかなりの距離を歩かなければならない。エサとクーラーを合わせたら40kg近い重量だ。これが一番堪えた。
防波堤に到着したときにはもうヘトヘトになっていた。渡船屋さんのありがたみがよくわかった。

釣りの方はというと、最初からアジの猛攻。ヌカが割れるとすぐにアジが喰ってくる。それしかいない。釣り始めてすぐにボラのスレアタリがあったがそれ以外はずっとアジ・・・。
水深は5ヒロほど、温排水の流れで潮の満ち引きに関係なく南にずっと流れ続けているようだ。しかし、釣りにくいほどではない。むしろまったく潮が動かないよりもましだ。
あまりに釣れないので波止の反対側に移動。ここも水深は同じようなものだが潮がまったく動かないせいか何のアタリもない。12時近くなって少しウキにアタリが出だし、小さなヘダイが続けて釣れてきたあとにやっと1匹目のチヌが釣れた。
しかし、最初のハイペースがまずかったのか、1時にはヌカがなくなってしまった。いつもと同じ分量のヌカを用意したのに・・・。

近くで足場もよいので今日は24時間スーパーで半額の惣菜と発泡酒(じゃなくてその他雑酒)を買って行った。こんな釣りもたまにはいいものだ。
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翠勝丸 進水

2009年09月20日 | Weblog
22日間のドック入りを経て、新翠勝丸が進水した。
工場から港まで、はじめての運転をしてきた。
旧翠勝丸は舵を使う船だったので曲がりたい方向と反対側に舵を切っていたのだが、新翠勝丸はハンドルつき。あたりまえだが曲がりたい方向にハンドルを切ることになる。
僕は免許を取るための試験艇でハンドルつきの船を操縦して以来この手の船の運転をしたことがなかったので、針路を変えるときに無意識に反対方向にハンドルを切ってしまう。当然船は思った方向と反対側に曲がってしまう。急いで反対にハンドルを切るからまるで酔払い運転だ。
誰かが見ていたらこっけいに見えただろう。もう少し慣れが必要だ。

しかし、船はエンジンの回転数を上げなくても水に乗って快適に進んでくれる。
なかなかの乗り心地だ。

旧翠勝丸も嫁ぎ先が決まった。
今度のオーナーさんは船具屋の社長さんということで、僕なんかよりはるかにベテランのようだ。うまく乗りこなしてくれるだろうと思う。
いい人が見つかってホッとした。

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ああ、13歳

2009年09月15日 | Weblog
今日は子供の誕生日。
13年前の今日はまだ敬老の日が固定された日であった。
日付が変わってすぐに生まれたので、この時間にはもう、生まれていた。

子供を持つ人はその子供が生まれたとき、どんな思いを抱くのだろう。
やった!と思うのか、幸せを感じるのか・・・。
ぼくの場合は、子供には申し訳ないが、「重い荷物を背負い込んでしまった。」という思いが一番最初に浮かんだ。自分にも自信がないから、子供にまで責任が持てるのだろうかと言う思いが最初であった。

僕の父親は姉や僕が生まれたときにはどんな思いを抱いたのだろう。
僕とは同じような性格だと思うからやっぱり「これはえらいことだ。」と思ったのだろうか。

なんとかここまでは順調すぎるほどに育ってくれたが、はたして、あと、何年僕はこの荷物を背負い続けなければならないのだろうか。まだまだ頑張ろうという気概はまったくないが、何とか無事にこの荷物を降ろしたいものだ。
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「白いページ」読了

2009年09月12日 | Weblog
開高健 「白いページ」読了
解説を入れると643ページと決して白くはないボリュームだ。
昔は3冊に分かれて売られていたのが今回は1冊で発売されていた。
最近、やたらと師の本が発売されると思いきや、今年は没後20年だそうだ。
そういえば、15年の時には京都伊勢丹で展覧会をやっていた。今年なら余裕で行けたのに、残念だ。

本の中身はタイトルが動詞で統一されているエッセイだ。潮という雑誌に5年ほどにわたって掲載されたものということだ。
全体を通して聞こえてくる師の声は、「本物を知りなさい。」というように感じる。
美術、食、酒、映画、戦争さえも本物を見ないことには真実はわからない。もちろん魚釣りも同じであると語っているように思う。
まるで今の日本に警告を発しているようだ。
何もかもお手軽に済ましてしまう国に未来は無いようだ。まず、経済がそうだ、ビールは発泡酒になり、コンビニでご飯を買い、戦争はゲームの中・・・。
高くても本物を買い、消費を喚起しないと経済が浮上しない。もっと根本の人間が人間である意味もそうだ、本物というものは人間が何世代もかかって継承して守ってきたものだ。それを途絶えさせるということは人間が人間である意味がなくなるということだと思う。継承がないと言うのは言葉を持たない動物と同じだ。

今日の電車の中の吊り広告に、「ユ○クロ栄えて国滅ぶ。」という見出しがあったが、みんなやっぱりわかっているのだ。民○党はこういうことを意識して政治をおこなわなければならないのだ。期待してるぞ。

収録されている中で珠玉はやっぱり「遂げる」というエッセイだろう。小笠原のもっと南へ魚を釣りに行く話で、この本以外にちょくちょく出てくる文章だが、何回読んでも一番の釣りエッセイだ。このブログを読んでくれている人も立ち読みでもいいから一度読んでほしいものだ。釣りを知らない人でもわくわくするぞ。

師はこのエッセイを39歳から44歳の間に書いたようだ。今の僕より年下だ。こんな人と自分を比べるのはおこがましい話だが、師の言葉を借りると、“たじたじ”となってしまうのだ。
なんと僕は小さい人間だろう・・・。
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