朝起きてみると風がまったくなかった。天気予報では波が後に3メートルでおまけに強い南風が吹くということだったので、今日行ったら去年の二の舞だと思って我慢したのだ。
天気のよい休みの日に家でグダグダしているとどうしてだか罪悪感が芽生える。今日もひょっとして行けたのではないかと思うと無性に悔しくなる。
しかし、残っている会社の仕事をパソコンの前で片付けていた午前10時前、急に風が吹き始めた。やっぱり行かなくてよかった。今日は危険だ。
サッと仕事を片付けて、パトロールに出発。
軽油の免税措置の継続通知が来ないので、家に残っているポリタン1本分の軽油を追加購入して、秘密(でもなんでもないのだがが・・・)のタラノメスポットへ急行。先週は誰も来た形跡がなかったが、今日は残念ながら誰かが来た後だった。
付近を探索すると、別の場所にもっと大きな株の群落があったが、ここも襲撃を受けたあとだった。
この藪をめぐってくり広げられる諜報活動もかなり熾烈を極めているようだ。いったい何人のスパイが暗躍しているのだろう。小説の世界よりも手に汗を握る展開だ。
来年こそはゴッソリいってやらなくてはならない。
雑賀崎の灯台に出てみるとやはり南風は相当なものだ。ポケットの中の双眼鏡で帝国領内を覗いてみると、釣り船は1艘も見当たらない。やっぱり今日は行ってはいけない日だったのだ。無理をしなくてよかったというホッとした気持ちか、グダグダしてしまったという反省の心から開放された、というホッとした気持ちかどちらかは自分でもよくわからないが、とにかく海を見ながらホッとしたことは確かであった。
最後に港に立ち寄ってみると、強い南風にあおられて船の舳先のロープがパンパンに張ってしまっている。今日はもう少し風が強くなるだろうし、明日も雨が降り始めるまでは風が相当吹くのではないかと思い、台風対策と同じレベルでロープかけと船上の荷物の固定をして帰宅の途についた。
天気のよい休みの日に家でグダグダしているとどうしてだか罪悪感が芽生える。今日もひょっとして行けたのではないかと思うと無性に悔しくなる。
しかし、残っている会社の仕事をパソコンの前で片付けていた午前10時前、急に風が吹き始めた。やっぱり行かなくてよかった。今日は危険だ。
サッと仕事を片付けて、パトロールに出発。
軽油の免税措置の継続通知が来ないので、家に残っているポリタン1本分の軽油を追加購入して、秘密(でもなんでもないのだがが・・・)のタラノメスポットへ急行。先週は誰も来た形跡がなかったが、今日は残念ながら誰かが来た後だった。
付近を探索すると、別の場所にもっと大きな株の群落があったが、ここも襲撃を受けたあとだった。
この藪をめぐってくり広げられる諜報活動もかなり熾烈を極めているようだ。いったい何人のスパイが暗躍しているのだろう。小説の世界よりも手に汗を握る展開だ。
来年こそはゴッソリいってやらなくてはならない。
雑賀崎の灯台に出てみるとやはり南風は相当なものだ。ポケットの中の双眼鏡で帝国領内を覗いてみると、釣り船は1艘も見当たらない。やっぱり今日は行ってはいけない日だったのだ。無理をしなくてよかったというホッとした気持ちか、グダグダしてしまったという反省の心から開放された、というホッとした気持ちかどちらかは自分でもよくわからないが、とにかく海を見ながらホッとしたことは確かであった。
最後に港に立ち寄ってみると、強い南風にあおられて船の舳先のロープがパンパンに張ってしまっている。今日はもう少し風が強くなるだろうし、明日も雨が降り始めるまでは風が相当吹くのではないかと思い、台風対策と同じレベルでロープかけと船上の荷物の固定をして帰宅の途についた。