イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2009年02月28日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:中潮 21:23満潮
釣果:イワシ 1匹

また船にトラブルが発生してしまった。
今度はギアボックスからオイルが漏れてしまった。
オイルが少ない状態で走っていたものだからクラッチ板が磨耗してしまったらしい。
修理代は約10万円。
どうしてこうなの?
どんだけお金がかかるの?
この不景気にこんなことでいいの?
一人で内需拡大をしてどうするの?
船に関する知識がないものだから予兆がわからずトラブルを未然に防げない。
やっぱり船に乗る資格は僕にはないのかもしれない。
今度大きなトラブルが発生したらもう、船を手放すしかないだろう。


と、いうことで修理が終わったので夕刻、アジを釣りに行ってきた。
前回釣ったアジで作った、“アジのパン粉グリル”が家族に好評だったのでまた作ってみたかった。
日暮れ前にいつもの場所に係留してエサを撒き始めたがまったくアタリがない。
水温はかなり低いらしく凍ったままのマキエさは水中でも解けずに残っている。
やっと来たアタリはイワシ。これはかなりの大きさだった。5匹も釣れればいいおかずになったがあとが続かない。
とうとう暗くなりすぎて仕掛けが見えなくなって終了になってしまった。

しかし、あんな大きなイワシがあんなところにいるとは・・・。
もっと釣りたかった。
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テングサ採り

2009年02月28日 | Weblog
春が間近にせまってきた。
今日は母とともにテングサを採りに行ってきた。
母は今年、齢74歳。足と腰はけっして丈夫ではないが春が訪れると足と腰に力がが入るようになるらしい。
これからはタラノメ、ワカメ、ワラビ・・・と忙しい日々が続く。
母は春が来るたびに元気を取り戻してゆく。
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WBC観戦

2009年02月25日 | Weblog
野球にはまったく興味がないがひょんなことからWBCの強化試合を観て来た。
知っている選手はイチローと城島と松坂くらい。福留が大リーガーだということは現地ではじめて知ったほどだ。

ライト側外野席の一番奥。野球はどうでもよくって、ビールをたらふく飲みながらの観戦はいい気分だ。
居酒屋で3500円払うのだったらこっちのほうが数段上だ。
僕もこれでWBCの証人になれた。
これからはテレビで一生懸命サムライジャパンを応援しようではないか。


段取りをしてくれた皆様に感謝だ。
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放蕩息子の帰還

2009年02月19日 | Weblog
息子が修学旅行から帰ってきた。
いまどきの小学生はオーストラリアに修学旅行だ。
先週の金曜日に出発のはずが春の嵐で土曜日に出発。6日ぶりの帰宅であったのだがなんと待ち遠しかったことか。
会社をそそくさと抜け出し関空まで出迎えに来てしまった。
そんなことはどうでもいいと思うはずであったが実は僕も父親だったようだ。
子離れができていない自分が情けない。
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樫野崎釣行

2009年02月15日 | Weblog
場所:樫野崎 サンカク
条件:中潮 8:54満潮
釣果:なし

今日はマルニシ釣具の釣り大会に参加してきた。
おだんごクラブの土さんにお誘いをいただいた。人と争うことが大の苦手な僕にとって「大会」と名のつくものに参加するのは長い人生の中では確か2回目だと思う。(1回は遠い昔、父親と参加した片男波親子投げ釣り大会だったと思う。)

前々日は春一番が吹き荒れるすごい天気だったが奇跡的に回復して大会は決行されたが樫野崎のいいポイントはすべてダメということで、南からのうねりが避けられる北向きの磯に乗ることになった。
渡された磯は何と小さいことか。二人が乗ると身動きが取れない。手前は底がはっきり見えるほど浅く、おまけに潮はほとんど流れない。
土さんも僕もまともな魚を釣り上げることなく1日が終了した。
来年はせめて検量場にたどり着けるように頑張りたいものだ。

最後の抽選会では写真のバッカン(4,300円もするらしい。)をもらったが、ウ~ん、家にはたくさんのバッカンがある。これの有効活用法はあるだろうか?
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加太沖釣行

2009年02月11日 | Weblog
場所:加太沖
条件:大潮 7:36満潮
釣果:アジ8匹 ガシラ5匹

前回、加太でガシラが釣れたので本格的にガシラの仕掛けを持って挑んできた。
まずは保険のアジ釣り。早く家を出たつもりだったが出航にもたついてしまいまたまた明るくなってからの出発になってしまった。
アミかごを大きくしてエサを大量に撒いてみたがほとんどアタリがない。掛っても小さいものばかりだ。30分ほどでエサを使い切り加太へ向けて出発。

今回はかなり陸に近いところからはじめてみたが、ものすごい潮の流れだ。うつむいて顔を上げると景色が変わったのがわかるほどだ。オモリを底に下ろし続けると糸がどんどん出て行く。やっぱり加太は甘くない。
こういうときは船を操りながら潮の流れを相殺させるのだが、こんなテクニックは持ち合わせていないので船が流されるままになってしまう。
底にオモリが這うと引っかかってしまうし引きずるとアタリかどうかがわからなくなる。
4匹釣ったが小さいしまともな釣りができないと思い釣り公園の沖に移動。こっちの潮の流れはまだましだがアタリがない。アタッてもベラが釣れるだけだ。
そうこうしているうちにお昼が近づいたので終了とした。

天気はよかったが、今日は家で寝ていたほうがよかったようだ。
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海南釣行

2009年02月08日 | Weblog
場所:海南 関西電力排水口前護岸
条件:大潮 6:05満潮 11:35干潮
釣果:チヌ 45cm以下2匹

ここは去年の今頃の「関西のつり」に記事が載っていた場所だ。
マリーナシティができるずっと前、散歩がわりにうろうろしたり親戚のおじさんに連れられて釣りに行った思い出の多い場所でもある。

そういえば、小学生の頃は父親とよく釣りを見に行った。
雑賀崎に行って、田ノ浦に行って、新和歌に行って、海南に行って・・・。そんなことをよくしていた。
父親が「釣りを見に行くか?」と誘ってくれるとうれしくってたまらなかった。

去年読んだ「釣本の周辺」に紹介されていた本の内容に「釣りをするバカがいて、それを見ているもっとバカがいる・・・」というものがあると紹介されていたが、僕たちはあの頃からバカの上のもっとバカだったようだ。
今はそんなことをすることもなくなってしまった。何か、ゆっくり時間が流れていたようなあの頃がうらやましい。

釣りの方はというと、記事には自転車がないと車で入れないとのことだったので原付で出発したが原付も入れなかったので10分ほど歩くはめになってしまった。
おまけに、原付のところに刺しエサを忘れてきてしまったので2往復してしまった。いい運動になった。

先客は3名いて、その間に入って釣りをスタート。釣り始めてすぐに右隣の人がチヌを釣り上げた。魚はいるようだ。
記事では、底のほうから排水が出ていてその流れに仕掛けを乗せるためにウキを沈めると書いてあった。
なるほど、竿2本ほど先で水が渦巻いている。
しかし、入った場所が悪いのか、仕掛けが手前に流されてくる。ちょっとまずい感じだが、あちこち投入場所を変えてみるとうまく沖に流れる流れを見つけた。
しかしアタリらしきものはなく、たまにエサが取られるという程度で不安が募ってくる。はじめての場所はなかなか難しい。

そうこうしているうちにチヌを釣り上げたひとが帰り支度を始めたのでそのあとに入らせてもらった。どうもここが一級ポイントのようで、セメントで足場が作られている。その釣り人がアドバイスをくれたのでその通りに流してみた。確かにここはまっすぐ沖に仕掛けが流れていく。
そして、何と、2投目にアタリがあった。ウキを沈めて仕掛けを張っているので手元にダイレクトに伝わる。これこそフカセ釣りの醍醐味だ。45センチのチヌが釣れた。それから1匹追加したが干潮が近くなって流れがゆるくなったので11時に終了とした。

ここはなぜか猫が多い。釣り人が魚を分けてくれるのか僕のそばから離れない。
「きみ、僕のそばにいても魚が釣れないからおすそ分けはないよ。」と言ってあげるのだが一向にはなれる気配がない。
大きいのは釣り人が持って帰るのがわかっているようで何もしにこないが、小さい魚だと欲しい欲しいと言っているのかニャーニャー鳴いて横取りしようとする。みんなたくましいのだ。



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指が・・・

2009年02月07日 | Weblog
今朝の気温は0度らしかった。
確かに寒かった。
船のデッキは霜がびっしりですべるほどだった。
朝一は凍ったアミエビを薄いゴムの手袋1枚でかごに詰め込み、そのあとは寒風の中船を走らせた。出航の時点で指の感覚がなくなっていた。
すでに午後10時を回っているがいまだに両手の指先がしびれている。

やっぱり今日は寒かった。
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水軒沖、加太沖釣行

2009年02月07日 | Weblog
場所:水軒一文字 新々波止沖、加太沖
条件:中潮 5:34満潮
釣果:アジ13匹 ガシラ8匹

今日は気温は低いがすこぶる天気はよい。
絶対船で釣行だ。先週は悪天候だったのでもう3週間も船に乗っていない。
しかし、イカは全然釣れていないらしい。
思い切って加太に行くことにした。と、いっても、まず釣れっこないので保険のために道中にアジも釣ってみようと計画した。

まずは新々波止の沖に投錨してサビキのスタート。かなり早く家を出たつもりだがエンジンを十分暖機させていたので回りはすっかり明るくなってしまっている。
なかなかアタリがない。たかがアジ、されどアジ。これが意外と難しい。時合があまりにも短いのだ。今日もダメかと思っていたらやっとアタリ。しかし上がってきたのはガシラ。やっぱり遅すぎたのかも知れない。
エサはたくさんあるのでとりあえず撒きつづけるとやっとアジのアタリ。1匹来るとこっちのものだ。どんどんかかってくる。水温が低いせいか、型は大きくても魚はおとなしい。身切れも少ない。
しかし、やっぱり時合はあっと言う間。10分ほどでアタリがなくなった。おかずには十分な数を釣ったのですぐに加太を目指してスタート。

今日も田倉崎沖の漁礁を探すが位置がわからない。海図とにらめっこしてみるが、方角がはっきりわからないのだ。
適当にうろうろしていると一気に5メートルほど盛り上がった場所を見つけた。
位置を考えると目当ての場所ではないがとりあえず仕掛けを下ろしてみた。
今日の仕掛けはサビキ7本に一番下が刺しエサの針。アオイソメを付けてみる。
一応、真鯛と大型のアジ、サバが欲しいところだがこんなに寒い日に釣れるのだろうか?
何回か場所を移動しながら釣っているとかすかなアタリ。上がってきたのはガシラだ。三邦丸の釣果情報でもガシラがかなり上がっているようなのでこの季節はガシラが多いのかもしれない。
数匹ガシラを釣り上げたのでもっと陸に近づけばいいのではないかと、15メートルほどの水深のところまで移動してみたらこっちもアタリがある。しかし、竿が硬すぎるのか、仕掛けが太すぎるのか当たるけれども魚が乗らない。それともアオイソメを1匹掛けで使っているからかもしれない。
結局エサを使い果たすまでに7匹が釣れた。今晩のおかずとしては十分だが、加太まで往復してこれだけではどうなんだかと思えるのだ。
一文字だけでやめておけば一番効率がいいとも思えるのだが・・・。。
しかし、やってみないとわからないというのも事実だから、今日はきっと加太に行ってみてよかったのかもしれない。

それに、もっと仕掛けを見直せばまだまだたくさん釣れる可能性もある。ガシラの煮付けもこれまたうまいのだ。
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「クオーク第2版」挫折

2009年02月01日 | Weblog
南部陽一郎「クオーク第2版」挫折
去年ノーベル賞を取った南部博士の本を買ってみた。
しかし、本文310ページのうち245ページでもう読むのをあきらめた。
これ以上お経のような本は読み続けられない。

一般の人にもよくわかるというふれこみだったがまったくよく解からなかった。
どうも僕は一般の人以下らしい。これでも共通一次試験で物理の点数は90点以上取った実力の持ち主なのだが・・・。
書いてあることがまったくちんぷんかんぷんだ。こんなことが普通にわかる人がいるのが不思議に思えてくる。
しかし、こんなことがわかってきたおかげでコンピューターが生まれ、携帯電話が生まれたと思うとすごいことなのだと思うのだ。
もっといろいろなことが解かってくるとタイムマシンができ、軌道エレベーターが本当にできるかもしれない。未来はどこまで行くのだろうか。
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