イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

下津沖釣行

2007年08月27日 | Weblog
場所:下津ピアーランド横
条件:大潮 4:55満潮
釣果:キス13匹

今日は久々の釣行。グァム旅行の余波で10日近くご無沙汰してしまった。
何を釣りに行こうか?タコはテンヤと道糸をなくしたので無理。チョクリは釣れているかどうかわからない。加太は遠すぎる。で確実におかずがゲットできるであろうキスに決定。しかしこれもハリのストックがなく仕掛けは6本しか作れなかった。
波、風がないので思い切って下津ピアーランドまで足を伸ばした。
エサトリが少ないだろうと踏んでいたのだがさにあらず、いきなりチャリコから始まった。それも途切れることがない。たまにキスが食ってくる程度だ。
しかし、移動しようとすると食ってくるものだから移動ができない。
ずっとこんな調子で9時半で終了。
これで今年のキス釣りも終了。

とてつもなく暑い日であった。いったい気温は何度あったのだろうか。
本当に熱中症になるのかと思ってしまった。
水温も高いのか船の後ろはカキでびっしりになってしまっていた。
1週間も間をあけるとえらいことになりそうな状況である。
このままでは磯釣りなどはいつになったら行けることやら。
こまったものだ。
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グァム島の釣事情

2007年08月25日 | Weblog
8月21日から25日までグァム島に旅行に行ってきた。
群れることが大嫌いな私だが、奥さんの猛攻に打ち負かされてパックツアーで行くことになった。
せめて一矢むくいようと最後の日はレンタカー(ムスタングのオープンカーだぜ!!)を借りて島内観光を行った。
僕の目的は釣り事情の調査?
グァム島はさんご礁でできた島だから、海岸線は遠浅でまともな釣りができそうなところは少ないようだ。
たまに見かける釣り人を見ているとぶっこみスタイルばかりであった。
何が釣れるのかはわからないが、観光バスのガイドの兄ちゃんが知り合いの人らしいひとからもらっていた魚を見ていると、そのまんま熱帯魚であった。ベラのような魚か??
(ガイドの兄ちゃんたちは客の前で弁当は食べるは港で魚をもらって晩飯のおかずを確保するは、おおらかな人たちであった。)
観光コースについていた魚釣りというのをやってみたが、釣れてきたのはハゲとハタの仲間だったので、リーフの中はこんな魚が中心になるのだろう。

中心街で見つけた釣具屋にも入ってみた。
日本の釣具屋と違い、道具は極端に少ない。トローリング用のタックルとタコベイトと少しのルアーしか置いていない。しかし何もかも大きい。日本のように繊細で多種多様な道具は必要ないらしい。これはうらやましい。
いろいろなメタルジグをおみやげにしたいと期待して行ったのだがぜんぜん置いていなかった。あの釣りはこの辺ではやるひとがいないのだろうか。バンバン釣れると思うが・・・。
僕のおみやげはタコベイト2種類。ピンクとグァムのラッキーカラーらしいコノシロのような柄のもの。加太で使ってみようと思う。

なぜかエギも置いてある。ハヤブサのマークが付いていたように思う。店の兄ちゃんに聞いてみるとちゃんとイカがつれるらしい。写真を見せてもらうとアオリイカそっくりであった。

この釣具屋さんは中心街とはいえ、海のすぐそばにありながらエサを置いていなかった。観光つりの時もそうだったが、鶏肉を使うようである。スーパーで買うのだろうか。そしてエサつりの道具といえば大きな飛ばしウキのようなものが大量においてあるだけだ。それも中通しではない、かっつけだ。きっと当たると大きくてそれゆえの消耗品なのだろう。とにかくハリにエサさえ付いていれば大物が何でも釣れるかのようである。
手をかえ品をかえなどという必要はないのであろう。これまたうらやましい。

大型スーパーの釣具コーナーも見てみたが、ここにはサビキ仕掛けが売っていた。
ちなみにこれまたハヤブサで商品名は“SABIKI”であった。しかし、撒き餌カゴは置いていない。これはきっと撒き餌なんかなくてもどんどん釣れるのだろう。これまたうらやましいの3連発だ。

しかし、こんなに何も考えずに釣れてしまうと考える楽しさという面ではまったく面白くないことになってしまうのだろうなぁ。

もっと言葉ができるといろいろなことが聞けたと思うが、車の運転もままならないこともあり、いろいろなことを知るにはいたらなかったのが心残りだ。
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「日本人の遊び場」読了

2007年08月17日 | Weblog
開高健「日本人の遊び場」読了
読みたいと思っていた本が文庫本で出版された。古本の全集の中には入っているのだがやっぱりこっちのほうが読みやすい。

この本は1963年7月から9月まで週間朝日に連載されたものをまとめたものである。
僕が生まれる直前の日本人の遊び場のルポルタージュである。レジャーという言葉がまだ新しかった頃の話だ。
(今では田舎の釣具屋さんしか使わない言葉だろうが。)

高度経済成長がぐんぐん加速している頃に一般大衆はどんな遊びをしていたかを取材しているのだが、小説家は哀れみをもって日本人の奇妙な行動、みんながやることをみんながして、与えられたものの中で満足しているのかどうかさえも自分でわかることなくすごしている姿を描いている。
その一端にしがみついて生活費を得ていることになるのであろう自分もまた哀れである。

小説家は別の本で、「人間は移動した距離に比例してその大きさが決まる。」「自分のお金で遊びなさい。」と言っているが、すなわち、自分で考えて自分の方法で遊びなさいと言っているのである。
僕もこの言葉をキモに命じて遊びを続けたいと思っている。
と、言いながらこのあとパックツアーで旅行に出てしまう僕もやっぱり右から左へ受け流されていることになるんだろうな~。
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紀ノ川河口釣行

2007年08月17日 | Weblog
場所:紀ノ川河口
条件:中潮 8:30満潮
釣果:タコ 1匹

もうすぐ僕の自由になる夏の休みがなくなってしまう。
まだ釣り残しているタコを狙いに午前5時に出港。
今日はテンヤの針先も研いで準備万端。

風はほとんど吹いていない。紀ノ川河口で釣りができる。
早速エネルギーセンターのすぐ下手のテトラからスタート。
なかなかアタリが出ない。テトラにもう少し近づいてみる。水深がどんどん浅くなり危険だが1匹を取るためにはしょうがない。
テトラのまわりをうろうろすると大きな盛り上がりを見つけた。
テンヤをおろすとすぐにタコが乗ったようだ。慎重に引き上げてくるとタコが乗っている。うれしい瞬間だ。
とりあえず1匹確保。これでこの夏の忘れ物はなくなった。
2匹目を求めて上流へ戻るがテンヤががっちり根に引っかかってしまった。
船の向きを変えて引っ張ってみるが抜けない。とうとう道糸から切れてしまった。
予備の仕掛けを持っていないので残念ながらこれで終了せざるおえなくなってしっまった。午前6時30分。
残念だが一匹釣れたことで満足としておこう。


もう立秋を過ぎたが世間は猛暑である。
しかし、雲の形は心なしか秋の雲のような感じがする。
目にはさやかに見えないけれども少しづつ季節は動いているようである。

朝のすがすがしいひと時であった。


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水軒沖釣行

2007年08月14日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:大潮 6:11満潮
釣果:キス 10匹くらい

今日は2年ぶりに上司が来和。高2の息子と一緒だ。彼とは彼が中1のときに池原ダムに行ったとき以来、久しぶりに会ったのだが、すっかり大きくなっていた。自分も年をとったなと感じた。

ひさしぶりに来てくれたので張り切ってたくさんのメニューを用意。
タチウオ、サビキ、キス、呑ませ、ルアーなどなど。
もう、ロビンソン小屋のオヤジ状態である。(わからない方はごめんなさい。)
しかし、こんなにたくさんメニューを作ると消化不良である。
結果は惨敗といってもいいような状況だ。釣れてくるキスのサイズがかなり大きかったのがせめてもの救いであった。

とにかく暑い1日であった。
エサ屋でゴカイを2000円分購入。上司からの「エサをケチるな。」との指示があったからなのだが、今日のエサ屋の兄ちゃんは機嫌がよかったようで「1000円分マケときます。」とのこと。
お客さんがいるからエサがなくなるまで「帰ろう」と言いづらい状況にある今日だから、内心これはマズイと思ってしまった。サービスをしてもらってマズイと思ったのははじめてだ。ひとり1000円分のゴカイといえばものすごい量だ。
たくさんのメニューをこなしながらだから余計にエサがなくならない。
結局11時まで釣りを続けたのだが、今日の天気で11時までは本当につらい。
体重が2キロも減ってしまっていた。(ごはんを食べたら元にもどったが・・・。)
あの人たちもよく頑張ったものだ。
今日のような釣りはもうこりごりだ。

釣った魚はお詫びのしるしに全部もらってもらったので、画像は遠く六甲山のあたりまで見える淡路島方面の写真です。
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水軒沖釣行

2007年08月11日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:4:25満潮
釣果:なし

今日はタコ釣りに挑戦。
まずは紀ノ川河口に行ってみたが東の風がきつく船がどんどん流されてゆくのでまったく釣りにならない。
仕方がないので別の場所を探すことに。といってもこの前もどこに行ってもアタリをみることはなかったのでいきなりあきらめモードに陥った。それでも帰るわけには行かないので南へ転進。
スズキ谷の沖へ移動。
底を探ると少し石のあるところもあるようだ。
10分ほど流した時だろうか、仕掛けがぐ~っと重くなった。
これは、もしや!と慎重にあげてくると小さいながらもタコがついている。
一気に船べりに引き上げようとしたが水面直下ではずれてしまった。
気を取り直して仕掛けを流し続けたが残念ながらそれ以降アタリを見ることができなかった。
今はお盆だから殺生をすることなかれと言う戒めなのだろうか・・・。

今日は子供とトランスフォーマーを見に行く約束をしていたので8時に終了。
いい席をとりたいので長靴を履いたまま早朝のガーデンパークへ。人は僕の姿をみてどんな人だと思うのだろうなどと考えながらチケットを購入。
こっちはすごく面白かった。
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水軒沖釣行

2007年08月07日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:長潮 18:31 干潮
釣果:タチウオ 4匹

すでにタチウオが釣れているらしく、今日、行ってみた。
午後5時出発。まだまだ日が高いので本屋で立ち読みをしながら時間をつぶし、
午後6時少し前に出港。
南の風が強く、新波止の北側で仕掛けをおろした。
幸先よく、6時半には1匹をゲット。今年の初物である。
その後もほぼ同じ場所でアタリがある。これは日没後が楽しみと思っていたが、後が続かない。魚が小さくなったのかアタリがあってもハリにも乗らない。
風が強いので暗くなりきるまでに引き上げとした。

4匹中3匹は指4本に迫ろうかという良型であった。
これは秋が楽しみだ。

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「過去と未来の国々」読了

2007年08月07日 | Weblog
開高健「過去と未来の国々」読了
作家が35歳の時に中国と東欧の国々を旅した感想をまとめた本である。
ちょうど60年安保のときであり、この時代は日本では社会主義はすばらしいという思想が芽生えていたような時代であり、作家はそれを確かめるべく各国をまわったようである。
中国と東欧の生活水準の落差のなかから、各国で翻訳されている西側の文学から本当に社会主義は完全な体制なのかを見極めようとしているようだが、今の時代の結果を見抜くまでには至っていなかったようだ。

興味を引くのは中国の日本に対する考え方だろう。中国の今の日本に対する思想をこの時代からは想像することはできない。やっぱり外患なければ国が滅ぶというように、中国はどこかに敵を作りたいというだけの気持ちではないのだろうかと想像してしまう。アメリカに対抗できなくなったから次は日本だ~!!くらいのノリなんじゃないかな~。きっと。

そして、日米安保については、日本人が始めて民衆の意思を表に出した画期的な事件であると評価し、そしてそれがあっという間にしぼんでしまったことに対しては、今の日本人を的確に見抜いていたようだ。
だから、今、総選挙をやったら絶対自民党は勝てると思うんだがな~。

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