イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

船底塗装

2019年06月04日 | Weblog
本当は先月の24日に上架をしようと考えていたけれども、その1週間前に突然鼻血がでてしまって延期をしていた。しかし、さすがに梅雨に入る前にはなんとかやっておきたい。今日は連休ではないのだが飛び石で休みをもらっているのでちからさんにお願いして上架をしてもらった。

いつもならタコ釣り名人さんがどこからともなく現れて舳先に乗ってくれるのだが、今日は見当たらない。ちからさんは、「今日は風も波もないから一人でも大丈夫。」と言ってくれるが、彼の操船技術と僕の操船技術には雲泥の差がある。ちょっと不安ではあるのだが彼の指導で船を台船の上に導く。

今日は無理を言って午前5時半に上架をお願いした。5月の後半から和歌山でも真夏日が続き、今の体力ではどれくらい持つか不安なのだ。万が一作業中に鼻血ブーとなったら一巻の終わりだ。できるだけ涼しい時間帯で作業を終えたい。
午前3時半に家を出発。それでも和歌浦漁港のスロープに到着したときには東の空が薄っすらと明るくなっていた。



和歌浦漁港から港まで徒歩で20分足らず。



船が漁港の入り口に差しかかった頃には朝焼けが見えてきた。今日も暑くなりそうだ・・。




予定通りの時間に無事上架が終わり洗浄作業を開始。今年の春はやはり気候がおかしかったのだろう、あまりカキ(和歌山では船の底に付着するフジツボや貝をまとめて“カキ”と呼ぶ。)が付いていない。FRPの部分はもとよりスクリューを含む金属部分にもほとんど付着していない。ペラガードの塗装がほとんど残っている。だから作業もはかどる。ただ、作業を焦りすぎたか、高圧洗浄機の洗い残しがところどころ残ってしまった。カキは着いていないが藻が着いているのでそれを残したままだと乾くのが遅い。そんな失敗もあったけれども午前11時にはすべての作業を終了。



暑さも雲が多かったおかげでそれほどでもなく、船底用の塗料も残っているぶんだけで塗り終えることができ、ペラガードも今までの半分の量で済んだ。ケチケチ作戦は大成功だ。
心配した鼻血も出ることがなかった。これで全快ということでいいのではないだろうか(高血圧はあいかわらずなのだが・・)。



作業が楽だったので体重の方はそれほど下がらずに69.6㎏。昨夜の体重が72.0㎏だったので2.4㎏しか減っていなかった。明日は会社の身体検査なので3㎏は減ってほしかったけれども甘かった。



何はともあれ、これで2艘とも船底塗装を終えることができた。これで夏を乗りきれる。




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燻製を作る。

2019年05月24日 | Weblog
本当は今日の予定は船底塗装であった。しかしながら、あの、鼻血のせいで延期にさせてもらった。一昨日の釣行で鼻血が出なければ寛解と思いこんで決行したいと考えていたけれども残念ながらやっぱり出てしまった。帰投の最中に、型も小さいし塗装の作業もできそうにないのでこれは燻製作りだと考えて仕込んでおいた。というのは前回のブログでも書いておいた。

今日はそれを燻す作業だ。午前中はまたまたお医者さんへ。耳鼻科では血圧が高いと言われていたのでそれを診てもらっておこうと考えたのだ。むちゃくちゃ高くはないけれどもやっぱり高い。これが治まれば鼻血ブーの危険も少しは少なくなるのではないかと期待をしている。しかし、こんな手帳を貰ってしまうとなんとも悲しくなる。確実に老いは背後からやってきている・・・。それにこの1週間で2万円くらいも使ってしまったぞ・・。これも痛い・・。



その間にカゴに入れて乾燥をさせる。



10年ほど前にダイエットをしてから、僕は健康になったと思っていた。血液検査の結果も良好だったし、年に1回の会社の健康診断でも血圧が高いと言われた記憶がなかった。
こんなどう見ても不摂生しかしていないという体型ならいざ知らず、僕は標準体重から少々(と言っても10kg近くオーバーしてしまっているが・・)太いだけだ。



だから余計に情けないのだ。特に動くと危ないというのがなんとも厄介なのだ。


そして午後から燻製器の中へ投入。今日の気温はかなり高いので勝手口の日の当たらない場所で作業をした。湿度はないが気温はかなり高い。



燻す前の加熱作業から仕上がりまで約4時間。なんとも手間がかかるけれども出来上がった燻製は我ながらいい味がするのだ。



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鼻血が止まらない・・・。

2019年05月20日 | Weblog
土曜日の午後に突然鼻血が出てきた。それも、ボタボタという感じで・・。鼻にティッシュを詰めてしばらくしてもういいかと抜いてみると、それまでに溜まった血がドバっと出てくる。そんなことを繰り返し、一度止まったけれども、夕方また出てきた。それも止まって寝たのだが、真夜中に鼻水?と思って目が覚めると三度鼻血が出てきた。今度もかなりの出血量だ。洗面台が血だらけになってしまった。大げさだが、このままだと全身の血が抜けてしまうのではないかと恐ろしくなってきた。なにしろ、こんなに大量の血を見たことがなかった。
息子、曰く、「100CC出たら貧血になるかもしれないよ~。」目の下の方をペロッとめくって、「まだ、大丈夫や。」曰くと言ってもそれだけだ・・。まあ、医者になっている訳でもないし、家でやれることもない。それに、こっちもなんら頼ろうとも思わない。

これはダメだと和医大の救急外来に血だらけの鼻を押さえて駆け込んだ。



待っている間も血が止まらない。



最初に診てくれた救急外来の先生はかなり新前で、おまけに耳鼻科の専門でもないらしく、耳鼻科用の吸引機や鼻の中を洗うノズルが付いたユニットの使い方がわからないようでドギマギしている。看護師さんを呼んでなんとか機械は動いたが、どうも動きがぎこちない。普通なら、「あんた、大丈夫か?」みたいな突っ込みを入れてしまうところだが、数年後には息子もこんなことをやっているのだろうと思うと何も言えなくなる。この先生も、今のところ、きっと親からは頼りないやつだと思われているのだろう。

どうもこの先生は自分の手に負えないと思ったらしく、本物の耳鼻科の先生が出てきた。その新前の先生に、内視鏡を見ながらここの血管は何とかで、この奥まで行くと血管の胎動を見ることができるだろうと、僕の体を使って講義をしている。先生の後ろに立って、「見せてもらっていいですか?」と尋ねる若手はおべっかで言っているのか、本気で学びたいと思っているのか、本気で学びたいと思っているのならもっと先に勉強しとけよとやっぱり突っ込みたくなる。
極めつけに、止血だと言って8センチくらいの割りばしのようなものを突っ込まれて今日は終了。しかし、これが痛い。ヤンキーがリンチで鼻の穴に割りばしを突っ込んで下あご突き上げるやつがこれくらいの痛さだろうか・・。家に帰ったのは午前4時だった。

翌日はとりあえず出勤したけれども、割りばしが喉の奥を刺激しているのか、吐き気と頭痛がする。体もだるくて申し訳ないが午前中で家に帰らせてもらった。

月曜日になって割りばしを抜くため、近くの耳鼻科に行ったがあと1日はそのまま置いておいた方がいいと言われ、まだこの苦しみが続くのかと落胆をして帰宅。鼻水が止まらないので輪ゴムでティッシュを鼻の穴に当ててこのブログを書いている・・。



その朝、歯を磨いていると洗面台にコチンを何かが落ちた。奥歯に詰めた詰め物が落ちたようだ。鼻の血管といい、歯といい、なんだか老化のステージがひとつ上がった感じがする。悲しい。そういえばこの前散髪に行ったとき、白髪が増えたね~。とマスターに言われた。これも老化のステージへの一段上の踏み出しだったのかもしれない。
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山菜採り 3回目

2019年05月10日 | Weblog
今年最後の山菜採りだ。

コシアブラもタラノメも大きくなりすぎているはずだから今日はワラビがメインだ。ゴールデンウイークが過ぎた後のワラビはかなり大きくなっているので楽しみだ。あとはヤマウドの残り物があればありがたい。
気合を入れて午前4時に出発と考えていたが、寝坊してしまいかなり到着が遅くなった。すでに朝日が燦々と輝いていた・・。残念・・。山菜を採る時間というのはやっぱり朝露がたっぷり降り注いでいるときが一番よいと思っているのでこんなに朝早く山に入りたいのだ。



まずは北の斜面でワラビを採る。ここは毎年大きなワラビがたくさん採れるのだが、前回訪れた時にはほぼまったく生えていなかった。はたして今日はどうだろうかと見てみると、生えていることは生えているけれどもまばらにしか生えていない。例年なら半径1.5メートくらいの範囲に注意しながら移動してゆけばかなり採れるのだが、今日は半径3メートルくらいまで探索範囲を広げないとなかなか視界に入ってこない。
ひまんじんさんの話では、ゴールデンウイークからその後にかけてかなりの人が入っていたらしい。10連休もあるからだ。なんとも・・。

しかし、見つかるサイズはかなり大きい。料理屋さんに行くと、細長いお皿にす~っと横たえて煮ものとして出される長さなのだ。



南の斜面は今年は小さいうえにもう葉っぱが出始めていて食料にはならない。



うまいこと生き残ったタラノメも、南の斜面のヤマウドもすでに大きくなってしまっていてこれも食材にはならない。

 

ひと通り探索を終えてコシアブラポイントへ。やはりコシアブラもてんぷらサイズを大きく超えてしまっていた。ただ、葉っぱだけを取ってヤマウドと一緒にパスタにすると十分食べられる。香りは変わらない。そして春の最後の一皿になるのだ。



ヤマウドは北の斜面ではまだまだ採り頃だ。これでパスタの具材は整った。




今日もひまじんさんのお宅にお邪魔して外のテーブルでコーヒーをいただいた。緑が濃くなってきた周辺には心地よい風が吹いている。なんとも至福のひと時だ。



帰り道、大きくなっていたフキを採って今年の山菜採りは終了した。

家に帰って船の燃料補給に行ってきたのだが、今日の下界はすでにかなり暑くなりいつものスーパーでソフトクリームを食べてひと心地。バジルと紫蘇とミントを買って夏の到来に備えるのだ。

 


今夜の夕食は行く春を惜しむ恒例のパスタ。タケノコご飯まである。

 

今年も春のミッションがめでたくすべて終了した。また来年が楽しみだ。







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タケノコを掘る!

2019年05月05日 | Weblog
Kさんから、「タケノコ堀りに来ませんか?」というメッセージをいただいた。聞くところによると、竹林の整備をする代わりにタケノコを好きなだけ掘らせてもらうというバーターの約束を山のオーナーさんとしていて、毎年ゴールデンウイークの1日を使ってそれを敢行しているそうなのだ。

これはいいではないか。おまけに場所は伊太祁曽神社の裏手ということで、まさにここは「山東のタケノコ」の産地なのだ。山東のタケノコというと和歌山ではほとんどの人が知っているブランドタケノコだ。
午前9時に総勢約20名が集合。

 

案内された竹林は確かにテレビで見るような感じではなくてちょっと荒れ気味だが、たぶん暦年の人たちがなんとか竹の猛攻をかわし続けたのであろう開けた場所があり、まずはその周辺でタケノコを掘り出す。ここのタケノコはかなり大きくなっても柔らかく、1メートルを超える大きさになって十分食べられるとのことだ。しかし、山菜はどれも小さいほどおいしいと思っている僕は土の上に少しだけ先っちょを出しているものを掘り出してみた。



これが意外と体力を使う。いつもの山ウド用の小さな鍬で土を掘り起こすのだけれども2本掘ったところですでに握力の減少を感じてしまう。本当に体力がない。情けない。

1時間と少しほどで土嚢袋1杯のタケノコを確保して次は竹林の整備だ。参加していたオーナーさんの話では、以前には柿畑もあったのだが竹林に飲み込まれてしまったそうだ。竹が密集しているところを間引くのだが、この竹が太い。孟宗竹はもともと太い竹だけれども、こんなに太い竹を間近でみたことがない。



たまに車で道路を走っていると、ここはえらく太い竹が生えているなと思うことがあるけれどもそれは通り過ぎてゆく景色の中にしか過ぎない。太いものだと直径はゆうに20センチを超えていそうだ。高さもおそらく10メートルを超えている。それを根元から1メートルくらいのところで切ってからさらに適当な長さに切って積み上げてゆく。この、1メートルを残すのがコツで、これくらいの長さを残しておくと、竹はまだ自分は生き残っていると思い込んで地下茎から新しい芽を出さないそうだ。ここも去年の台風でたくさんの竹が倒れたらしくそれを中心に切り倒してゆく。



すでにタケノコ堀りで体力を使っていてさらにこんなに太い竹と格闘するのだから体はフラフラだ。泰樹さんの開拓の苦労もかくあったのだろうかと少しだけ感慨にふけるのだ。(「なつぞら」を観ていない人には意味が分からなくてすみません・・。)
ただ、竹は太くてもそこは空洞なので、面白いくらいにのこぎりが入ってゆく。これはこれで快感なのだ。
しかし、このブログにいつもコメントを書いてくれるちからさんと午後4時過ぎまで作業をして、やっと見通しのよい地面を作れたのが、どうだろうか、5メートル×20メートルくらいのスペースくらいのものではなかっただろうか。竹の生命力には恐れ入る。生命力というと、成長力もすごい。ほぼタケノコの形のままでグーンと3メートルくらいまで伸びている。ここまでになるのに数日もかからないそうだ。そして、その竹のなんと柔らかいことか。皮をはぐとほぼ竹なのだが、それがめちゃくちゃ柔らかくて瑞々しい。ナイフで簡単に割けるので、持参した寒天をこれに入れて参加者の方々にふるまうと意外と好評であった。


この文章は翌日に書いているのだが、そろそろ筋肉痛が出てきた。歳をとるとすぐには痛くなってこない。目下のところ、太ももの付け根辺りが痛くて、たぶん、和式トイレではアウトの状況である。もう少しすると前腕部分の痛みが増してきて、キーボードを叩くことが困難になってくるだろう。いまでも親指の付け根が痛い。会社ではそれを隠してぼ~っと過ごしている。まあ、こんなところはサラリーマンというのは気楽でいいんじゃないかな~と悲しいかなつくづく思うのである。しかし、前日に73.3kgあった体重は70.2kgに。



ブランドタケノコをゲットして竹林もきれいになって(ほとんど力になってはいないが・・・)、体重も減ってと、ひと粒で三度美味しいのだからこのうえない。
惜しむらくは、もう少したくさん採って来るべきだった。タケノコというのは皮をはぐとかなり小さくなるということがわからなかった。来年、機会があれば倍は採って来よう。
春の楽しみがまたひとつ増えた。



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山菜採り 2回目

2019年04月25日 | Weblog
森に暮らすひまんじんさんの情報では、ワラビはまだまだでコシアブラはいいですよ~。ということだ。
今年は海だけではなくて山もどうも季節のうつろいがおかしいようだ。例年ならワラビは絶頂期を迎えているはずなのだ。それでもにっくき10連休の直前の休みは今日しかない。ワラビはダメでもひまじんさんの導きであの美味しいコシアブラは確保させてもらえるだろうと夜明け前の道路をひた走った。

まずはひとりで生石山の南斜面に取りついてワラビを散策。しかしひまじんさんの情報通り、ワラビは生えていても細くて小さい。そして小さい芽もすでに葉が開いてしまっているものが大半だ。芽が大きくならないまま一気に成熟してしまったようなイメージだ。



まあ、ワラビは採れなくてもこの景色を見るだけでも心地よいものだ。



理由は季節のうつろいだけでなく、今年は山焼きをしなかったことも大きな要因だろう。今日も「黄金の谷」に入ってみたけれどもススキのしげみが大きすぎて何も見えない。ここには大きなヤマウドの株があるはずなのだがまったく確認できない。



その後ひまじんさんと合流しワラビを採っていくがどこもあまり生えていない。それでも長時間彷徨った甲斐がありおかずにするには十分な量を確保してヤマウドポイントへ。
この季節の不順さはヤマウドにも影響していないかと心配したけれども、ヤマウドは大きくなりすぎていないよい芽を採ることができた。
まだまだ季節のはしりなのだろうけれども先客はすでに入っている。去年の枯れた茎を目安に株を探すが、そこはすでに一度盗られた気配がある。しかしヤマウドの生命力はすごいもので数日で次の芽が出てくるようである。




僕は勝手に「処女株」と呼んでいるが、今シーズン初めて掘り出されたあろう株はこの一株くらいだった。こういう株を見つけることができる眼力が悟りを開いたと言うのであろうが、まだまだその境地には達することができない・・。



その後、ひまじんさんの案内でコシアブラを豪快に採って今年も春の最後のミッションを無事に終えることができた。



今回もひまじんさんにはお世話になりました。ありがとうございました。


山菜を採っていていつも思うのであるが、今でこそ春の味だとかあの苦みがデトックスに効果があるのだとか言っているけれども、遠い昔、それこそ縄文の時代、その前から、飢えをしのぐことができる唯一の食材ではなかったかと思うのだ。前の年の秋に十分な収穫がなければ冬の間は飢えていなけれならない。ひょっとしたら、そこで命を落とした人もいただろう。寒い季節を乗り越えてやっと食べるものにありつける、それがワラビであり、ヤマウドであったのに違いない。

僕が今、ここに生きているということはその縄文時代、いやいやもっと古い時代から生き延びてくれたひとが居てくれたからにほかならない。そういった春を待ちわびる心が僕のDNAにも刻みこまれているのである。
だから、やはり山菜をいただくときはそういった先人の心を思いながら食べなければならないと思うのだ・・。

と、言いながら、山菜は普通以上に美味しい。この季節しか食べることができないと思うとなおさら美味しく感じる。先人の心を思わなくても美味しいものは美味しいのだというのが今年の春の結論だ。
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船底塗装

2019年04月20日 | Weblog
今日はちょっと早い目の小船の船底塗装だ。ちょっと早いといっても去年の秋は台風のせいでエンジンが壊れてしまい一巡してちょっと遅いという意味だ。

ワカメを採りに行っているときでもまったく船が走らなかった。少しでも早く船底をきれいにしておかないと使い物にならない。

今日も潮の満ち干を使っての陸揚げだ。
満潮時刻は午前6時32分。大潮なので少しゆっくりでもいいだろうと午前7時に家を出発し午前8時に作業を開始。



潮が引くまでもう少し時間があるので船具屋にシンナー買いに行くと、以前ずっと船のメンテナンスをしてもらっていたS鉄工のベテランエンジニアの爺さんが部品を買っていた。長らくご無沙汰しているのでちょっと気まずいが知らんふりをするのもなんなのであいさつをすると、「お~、久しぶりやな~。エンジンは4PH-PHTやったな~。古なって部品がなくなってきてるから故障せんように乗りや~。」と嫌味なの親身なアドバイスなのかわからないようなことを言う。
そんなことを言われるとなんだか本当に壊れそうな気がしてしまう。そんなことを言わないでくれよ~。

港に戻り午前10時に完全に陸上に上がりそこから一気に作業を加速。相当カキが付いていると思っていたけれどもカキというより、藻類がべったり付いているという感じだ。それほど力も入れずにずるずる取れてゆく。



しかし、日頃からキーボードしか叩かないしごとをしているせいだろう。すぐに指の皮がめくれてしまった。



なんとも情けない。それでもちょうどお昼頃に作業を終えることができた。



家に帰って「なつぞら」を見てから再び港に戻り潮が満ちてくるのを待つ。今週も天陽くんにやきもちを焼く泰樹さんが光っている。
午後3時に港に到着したが船が海水に浸かるまではまだまだ時間がある。それまでコーヒーを飲みながら本を読んでしばし一服。



午後4時10分、船尾が海水に浸かり始めた。船をコロに乗せて進水。
塗りたての船は怖いほどの快走を見せる。



さて、どこに釣りにいってやろうか・・・。



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山菜採り

2019年04月09日 | Weblog
去年も4月9日に最初の山菜採りに行っていた。その時、コゴミはすでに大きくなっていたので今年の気温の推移だとちょうど今頃が採り時ではないかと予定を立てた。
いつも山菜採りでお世話になっている森に暮らすひまじんさんの話では生石山の山菜はまだまだ芽を出していないとのことだったが、もう、気持ちの方が先行してしまっているのでとりあえず行きますとメッセージを残し夜明け前に家を出た。

まずはひとりで高原を彷徨ってみたけれども、ひまじんさんの情報のとおり、まったく何もない。ごく小さなワラビを2、3本摘んでみたけれども、これでは埒が明かない。そして今年は山焼きをやらなかったのか、やたらと枯れすすきが残っている。僕が勝手に「王家の谷」と呼んでいる、ワラビはもとより、ヤマウドやゼンマイ、タラノメもあるその谷が見えない。

 

ここは高原の南の斜面にあたるのでひょっとしたらヤマウドのはしりも見つけることができるのではないかと思ったが甘かった。約1時間半高原をウロウロしたけれども何も収穫がないままひまじんさんのお宅で薪ストーブを前にしてコーヒーをいただく。

ただ彷徨うだけだったが、北風の強かった今日、春霞が払われ遠くに我が港を望む光景はこれはこれで絶景である。



そして今日の朝の高原の気温は摂氏2℃。桜の花の蕾もまだまだ固いままだ。



その後、今日の本命であるコゴミの調査に向かった。
ひまじんさんの助手席に座りいつものポイントを目指す。さて、コゴミは芽を出してくれているだろうか。高原の様子から不安な気持ちで恐る恐る藪に入ってみたところ、あるある。それもまだ芽を出したばかりの柔らかそうなコゴミが生えている。



ひまじんさんとホイホイ収穫してポイントを後にする。
道中は桜が満開。去年の記憶がないのだが、これだけきれいだといくらなんでも覚えているだろうから、多分かなり散っていたのかもしれない。と、いうことはちょうどこの辺りの桜が満開の頃にコゴミも採り頃を迎えるのかもしれない。

  

そこは来年、検証してみよう。

高原では、これほど何もなければひょっとしてフキノトウは採り頃ではないのかと思って探してみたけれども、フキノトウというのは時間差で生えてくるものでもなく一気に芽を出すようで、どこもこんな感じに大きくなってしまっていた。



そこは最後の執念で日当たりの悪い所を探し回り、なんとか食材になりそうな芽を少しだけ確保し、今年もフキ味噌を作ってみた。



ここ2年は産直市場で買ったものを使ってフキ味噌を作っていたけれども、今年は買いそびれてフキノトウの味を味わえないのかと思っていたけれども、これも幸運のうちか、それともテングサ同様神様の啓示か、春の味を味わうことができた。
そう思うと今日は今日で良き日になったのではないかと思うのである。

ひまじんさん、今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。そしてお世話になりました!
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テングサ採り

2019年04月02日 | Weblog
4月に入ってまた冬型の気圧配置の日が多くなってきた。今日も釣りには行けそうにない。ただ、桜はそろろ見ごろに近づいているようで、明日は朝から花見だなと考えていたのだが、布団の中でふと、朝から干潮ならテングサもありなのではないかと思いついた。朝起きて潮時表を見てみると、中潮で午前11時11分に干潮となっている。今年は3月中に採りに行けていないのであきらめていたのだが、1並びの潮時といい、やはり神様は今年もテングサを採りに行けと言ってくれているようだ。
BSの「なつぞら」を見てから帝国軍へ陸路から侵入を試みた。しかし、広瀬すずはどうしてあんなにかわいいのだろうか・・。ストーリーもそこそ面白そうだ。これから半年が楽しみだ。ということはどうでもいいのだが、いつものポイントに到着してみると海岸線に沿って走っている道路の入り口が工事で塞がっている。去年の台風で護岸が崩壊してしまっていたようだ。



おやまあ、今日は神様が導いてくれた日ではなかったのかしらとしばし途方に暮れる。工事現場のお兄ちゃんは、山を越えて別荘地を抜けると向こうに行けるいうけれども、そんな道は知らないし、僕の知る限りでは別荘地の出入り口には鍵がかかっているはずだ。このまま帰ってもいいけれども、ひょっとしたら同じような地形のところを探せばテングサが転がっているかもしれないと考え直して海岸線を北上してみた。2回目に降り立った海岸には確かにテングサが転がっていた。



しかし、防波堤の看板が気になる。



海岸に転がっているテングサはやはり漁業権の及ぶものになるのだろうか?ゴミと一緒に打ち上げられているものを拾ってくるのだからこれはゴミだと宣言してもよいように思うのだが、僕のエゴだろうか・・。。
まあ、どちらにしてもこれで今年も寒天が食べられる。そしてここにはおまけがあった。この海岸に到着する直前の道の両側はなんだかタラノメの臭いがするような感じの地形になっている。帰り道、車を降りて双眼鏡を構えてみると、崖の法面のうえの方に確かにタラノメが生えている。



ほぼ垂直に近いような崖だがこわごわ上っていって木のそばまで行くことができたのだが、手が届かない。残念。隣に生えていた小さな芽だけを採って崖をおりたのだが、未練たらしく周りを物色すると数本見つかった。



もう、かなり大きくなってしまっていたので全部を採ることができなかったが、来年はもっと早く行ってみよう。道路沿いの数百メートルの範囲に本当にまばらだがポツポツ生えている。第5ポイントに認定だ。

午前中に家に帰れたのでカゴにテングサを広げて午後からは満開に近いという和歌山城へ花見に行ってきた。





満開まではあと少しというところだが、木によっては満開になっている。お堀の横をうろうろしていると、偶然、菊新丸さんに出会った。彼は和歌山城のお堀で遊覧船の仕事もやっているのだ。ここが遊覧船の乗り場だとは全然知らなかった。「時間があるんやったら乗っていってよ~。」と貸し切りで舟を出してくれた。この船も趣きのある木造船だ。熊野川から運んできたそうだ。

 

いつもと視線の違う景色は見ごたえがある。貴重な体験をさせてもらった。それに菊新丸さんの解説も楽しいのだ。
菊新丸さん、ありがとうございました。

タラノメの発見といい、菊新丸さんとの偶然の出会いといい、はやり神様がセッティングしてくれた、「初春の令月」の日であった。






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ワカメ採り2回目

2019年03月26日 | Weblog
前回はあんまり採れなかったので2回目のワカメ採りだ。満潮が午前9時頃なので夜明けと同時に出港。
いつものポイントに入るが、やっぱりあまり生えていない。ただ、10日前よりも少しは大きくなっている。少し黒くなっているところを狙ってワカメを巻き取るけれどもなかなかメーターが上がらない。磯際ではあまりやりたくないのだが、碇を上げては下して移動して少しづつ採っていく。やっとそこそこ集まっているコロニーを見つけてメーターが上がってきた。しかし、その場所はこんなに磯の際だ。



今日は東からの風が弱く吹いているだけだったので何とかなったが、それでも周りの状況と風の向き、船の位置に気を配らなければ座礁させるとえらいことになる。慣れた頃に事故を起こすというのはどんな世界でも言われることなので毎回緊張しながらグリグリカネを回しているのである。
前回よりも少しだけ嵩を稼いで午前8時に終了。


渡船屋さんの話では一文字もほぼすべての場所でワカメが生えていないそうだ。彼が言うには、去年の台風でテトラにくっ付いていた胞子が剥がされてしまったのではないかということだ。それに加えてこの暖冬で生育状況が悪いという条件が重なってなかなか株を見つけられないというのが今年の状況のようだ。
それでもなんとか今年食べる分は確保できたのでよしとしておこう。



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