イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2020年11月16日 | 2020釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 6:59満潮
釣果:コウイカ 1匹

いやはや、今日は仕掛けを落としてばかりだ。そして予備の仕掛けを持ってきていないのであっという間に僕の戦いは終わってしまった。

朝一はいつ頃まで釣れるのかわからないサゴシを狙ってみた。しかし、気合が入りすぎていたのか、港に早く到着しすぎてしまった。出港したときはまだ真っ暗だ。これじゃあサゴシには絶対に早すぎる。



ゆっくり船を進めて青岸の沖から仕掛けを流し始める。しかし、太陽が昇って来る前に仕掛けを落としてしまった。今日持ってきた仕掛けは多分僕の祖父が作ったものだと思うのだが、どうもバランスが良くなくて水を噛んでしまうことがよくあった。強引に引っ張って修正をしていたのだがそれが悪かったのか、仕掛けを結んでいる紐が切れてしまった。
仕掛けは水面に浮かんでいるはずなので引き返して海面を凝視するが、さすがに広い海の中で小さな仕掛けを探すのは無理がある。本体ももったいないが、ヘッドももったいない。前にも書いたがこれがけっこう高価なのだ。
何度か行ったり来たりを繰り返したがやっぱり見つからない。諦めてコウイカのポイントへ移動しようとしたときに海面にわずかに浮かぶ小さな影を見つけた。運がいいことに仕掛けを見つけることができた。
この浮かび方だと改良を加えることも難しいので新しく作ることが必要かもしれない。今度はもっと目立つ色に塗っておこう。

コウイカのポイントに到着した頃にやっと太陽が顔を見せ始めた。



一番いいポイントは護岸工事が続いているので少し沖からスタート。アタリがないのでここのセオリー通りに新々波止に沿って少しづつ沖に移動。
そこで最初の獲物。アタリがないので移動しようとして仕掛けを回収しようと竿をあおったときにイカが乗っていた。まったくアタリは感じなかったがうれしい今シーズン初の獲物だ。

おお、ここにはイカがいるのだと確信し、仕掛けを下すとまたアタリらしきものがあった。このアタリは乗らなかったがすぐにまたアタリ。大きく合わせたら、軽い・・・。
あれ、・・・仕掛けが切れてしまった。どこから切れたのかしらと道糸を巻き取ると先端部分のちち輪のところから切れている・・。



去年から同じ仕掛けを使い続けていたので糸が劣化していたのかもしれない。去年はかなり釣れたのでスッテは布が破れてしまっていてそろそろ替え頃かと思っていたがそれでももったいない。めったに落とすことがないのでいつも仕掛けはひとつしか持っていない。万事休すだ。
僕の今日の戦いは午前7時に終わってしまった。

港に戻って大きい船の給油を済ませ、いくつかの消耗品を買うために四つの店舗を回った。



画像に写っているものはひとつひとつすべて違う店舗で購入した。それぞれ、安い店、そこにしか置いていない店を回わらねばならない。
ついでに和歌山城の紅葉を散策しても家の近くまで戻ってきた時刻は明日の勤務のために乗る時刻の電車が駅を出発するところであった。

 

備えあれば患いなし。予備の仕掛けくらいはやっぱり準備しておかねばなるまい。
エンジンオイルを買った県漁連の事務所の〇下さんにお手軽なコウイカ仕掛けを教えてもらったのでそれを作って船に積んでおこうと心に誓ったのであった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「とうがらしの世界」読了  | トップ | 加太沖釣行 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2020釣り」カテゴリの最新記事