まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

どうもスッキリとしません。

2006年07月23日 | ブログ

この週末も全国的に天候がスッキリせず、特に南九州は大雨の被害が甚大とか。お亡くなりになったり、被害に遭われた方へのお見舞い申し上げます。

また宮崎で行われる予定だったプロ野球のオールスター戦も順延とか。ただ今日無事に行われるかどうかは疑問のようだが・・・。

それはそうと、先の記事でも書いた「欽ちゃん球団」、極楽・山本を除名した上で、球団自体は存続するとか。まあこれが妥当な判断ということになるのだろうが、一連の動きを見ると個人的には「これでよかったの?」という気がする。簡単に球団存続を決めるなら、最初から解散などという言葉を口に出すなよな。

ただ一連の騒動で、もはやこのチームは欽ちゃん個人のものではなく、茨城の人たちにはなくてはならないものであるし、全国のクラブチームの目標となる存在であることがクローズアップされたのも確かである。こうなれば地域と一体となって、クラブチーム選手権はもとより、都市対抗野球も目指してほしい。

もう一つ、話は代わってまた大雨関連。

あまり報道されることがなかったが、JRの羽越線小岩川~あつみ温泉間の土砂崩れの発生により、寝台特急・特急が運休、普通列車も間引きの上バス代行運転、そして日本海縦貫線コースの貨物列車も運休(新潟~酒田間トラック代行)、全面復旧までには相当の日数がかかるとか。このところ、JRの羽越線といえば中越地震、脱線事故、そして今回の土砂崩れと御難続きである。特に貨物列車に関していえば日本海縦貫線は輸送上重要な区間であり、「災害に強い」ことが売り物としてモーダルシフトを推進しようとする論法をあっさりと覆してしまっている。これまで鉄道を利用していたがトラック輸送に切り替えた顧客が大勢いるというくらいのものである。もはや「鉄道は災害に最も弱い」交通手段といってもいいだろう。

天災は致し方ないとして、JR東日本のHPを見ていると、「羽越線の運転計画について」というリンクがあったので、今後のダイヤでも載っているのかとクリックしてみるが、出てきたのはなんと昨年の脱線事故を受けての羽越線の運転計画とか代替措置。

あのね、今利用者が知りたいのは、この災害を受けてどうするかということでしょ。今はそれがトップに来るべきではないかな。

JR東日本のHPを見ると、何かのコンテンツを見ようとする前に必ず「羽越線脱線事故のお詫び」というのに出会う。確かにどこぞの鉄道会社にように事故を風化させないという気持ちはわかるが、そんなお詫びのポーズにこだわっている場合ではないでしょ。現状がどうなのか、これからどうするのかという姿勢を強調すべきではないか。

こちらも一日も早い全面復旧を願うばかりである。

コメント    この記事についてブログを書く
« 夏祭り | トップ | めざせ「時刻表博士」! »

コメントを投稿