まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

神仏霊場巡拝の道めぐり~青春18きっぷと新幹線の組み合わせで奈良最終編へ・・

2024年09月11日 | 神仏霊場巡拝の道

9月7日~8日、青春18きっぷの有効期間内最後の週末である。どこに行こうかと考えた末、少し遠いが奈良まで、神仏霊場巡拝の道めぐりを進めることにする。

前回のあみだくじで決まった行先は、奈良2番・春日大社である。春日大社じたいは東大寺、元興寺、興福寺とともに今年の大型連休中に訪ねたのだが、混雑防止のため朱印は書き置きのみでの対応であった。神仏霊場めぐりの朱印は専用朱印帳への直書きにこだわっていただけに、「これを何と読む!!」と言われた気分でがっかりしたものだ。春日大社としてはやむを得ない対応というのはわかるが、巡拝済とはカウントせず、次の機会とした。それが思ったより早く来た形である。

神仏霊場めぐりも100ヶ所を超え、地図もだいぶ埋まってきている。その時は「春日大社のためにもう一度奈良に来なければならないのか」と思わないでもなかったが、場所は京都府木津川市だが、奈良にほど近い京都48番・浄瑠璃寺、同49番・岩船寺が残っている。ならば今回セットで訪ねることにしよう。これで奈良市内~京都南部にかけて埋まることになり、訪ねる意味は大いにある。

7日の早朝に青春18きっぷで広島を出発すると、何ヶ所かで乗り継いで奈良までは7時間以上。すっかり午後となり、そのまま春日大社を訪ねたところで1泊。翌朝、奈良から大和路線で加茂に移動して、木津川市コミュニティバスを使えば午前中には2つの寺院を訪ねることができ、そのまままた鈍行乗り継ぎで広島まで乗り継ぐ。この歳になると結構ハードといえばハードで、途中で新幹線を挟むことも十分考えられる・・。

さて、JR西日本の予約サイト「e5489」を見ると、いつの間にかWESTERポイントが加算されている。いつぞや、このサイトにて山陽新幹線の指定席を予約して乗車したのだが、ポイント進呈のキャンペーンに当たったようだ。ポイントをいただいて使い道があるのかなと思ったが、一部の特急券はポイントを使って割引で購入できるという。さらに今回驚いたのは、指定席特急券だけではなく乗車券もポイント引き換えでついてくる「WESTERポイント特典きっぷ」が使えるということ。手持ちのポイントだと広島から岡山までカバーできるようで、実に大きい。

・・・ならば、早朝から岡山まで移動すれば、その後は青春18きっぷ利用でも早い時間に奈良に着くことができる。それならば、そのまま加茂まで行って先に浄瑠璃寺、岩船寺を回ることにしよう・・。

ということで、広島6時45分発「のぞみ78号」の指定席に乗る。広島まで乗って来た普通列車は糸崎行きで、この後糸崎、福山で乗り継げば岡山には9時39分着。一方、「のぞみ78号」の岡山着は7時24分・・。

そして時短効果を得て岡山に着き、さて在来線に乗り継ごうというところでコンコースが少しざわついている。山陽線の線路内に乗用車が侵入して線路を塞いだとのことで、そのため倉敷~岡山間が運転見合わせという。そのため、岡山から相生方面への列車にも運休、遅れが出るとの案内。あらあら。

・・結局、いったんは出口改札を出て、急遽券売機で相生までの乗車券と自由席特急券を購入。青春18きっぷで混雑する区間の「ワープ」として使われる手を思わず使う形になった。得しているのか損しているのかよくわからない。長時間停車中の岡山7時40分発「ひかり500号」に乗車。次の相生までは16分で着くから、さらに時短効果は出た形にはなった。

結局相生の乗り換え口で青春18きっぷの日付印が入り、まずは姫路に向かう。新快速を1本遅らせて、ホーム上のスタンドで名物の「えきそば」をいただく。

ここまで来れば関西のアーバンネットワークに揺られるだけ。新快速で大阪まで行き、大和路快速で終点の加茂に向かう・・・。

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