まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

佐々木朗希、契約はどうなるのか

2024年01月25日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

2月からはNPB各チームがキャンプに入る。広島ではカープの新井監督はじめ選手たちが広島護国神社に必勝祈願に訪れたとか、キャンプでの1軍・2軍の振り分けが決まったというのをローカルニュースでやっていた。

また、バファローズも宮崎でのキャンプである。私も、九州八十八ヶ所百八霊場めぐりと組み合わせて宮崎へキャンプ見物ができないかプランニングしてみたが、宮崎の札所が残っていればまだしも、次の目的地である大隅との組み合わせだと限られた日程で両方めぐりのは難しい。まあ、キャンプの様子はJ-SPORTSでも観られるだろうから、それでもよしとするか。

そんな中、まだ一般ニュースで大きく取り上げられはいないが野球ファンの中で「どないなっとんねん?」というのが、マリーンズ・佐々木朗希投手の契約更改がまだというもの。佐々木投手側が今オフでのMLBへのポスティング移籍を求めているのに対し、球団側が拒否していて契約更改がこじれているそうだ。

どうなんだろう。確かに佐々木投手はえげつない速球を投げるし、あの若さで完全試合も達成したとはいえ、まだシーズン通してローテーションを守ったこともなければ、タイトルも獲っていない。FAならともかく球団に決定権があるポスティングシステム、ましては25歳以下の選手ともなれば、吉井監督もいうように、まだまだチームへの貢献というのも必要ではないかと思う。これまでポスティングシステムで移籍した選手を見ると、やはりチームに何らかの置き土産を残した選手が多い。近い例なら、バファローズのエース・山本由伸投手がそう。ファンとしては引き続きバファローズでの活躍を見たかったが、リーグ3連覇、日本一にもなったし、3年連続投手四冠となれば、これはぜひドジャースでも頑張れ・・となる。

その佐々木投手、なんとプロ野球選手会も脱会しているという。選手会って脱会できる・・そもそも入会じたいが任意だったとは知らなかった。プロ野球選手は球団に雇われている「労働者」ではなく「個人事業主」として請負契約を結んでいるようなもので、個人事業主が集まって組合のような役目を果たしているのが選手会である。ユニオンショップとは異なるとはいえ、何かにつけ選手の地位向上のためにモノ申してきた集まりから外れるとは、どういう意図なのだろうか。選手会に魅力を感じなかったと言われればそれまで。もっとも、契約の件については本人の口から語られることがないが・・。

最悪のケースだと、契約更改交渉が行き詰まり、本人が任意引退扱い。しかしその後3年間は球団に保有権があり、メジャーはおろか、国内の他球団とも契約できないし、練習にも参加できないとなる。中途半端な浪人のようなものだ。

せっかくの球界の宝が、このような形で潰れるのももったいないのだが・・。

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