まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

石川ミリオンスターズの監督は誰になるのか?

2014年12月25日 | プロ野球(独立リーグほか)
残留か移籍か結構長引いたオリックス・バファローズ金子投手は年内で残留が決まった。

後は阪神の鳥谷がメジャー移籍がなるのか、FA移籍で補償が発生する成瀬、大引、相川の各選手の相手がどうなるかといったところが、ストーブリーグのネタである。

このうち、ヤクルトに移籍した成瀬、大引の補償はいずれも金銭になったようである。ヤクルトのプロテクトが上手かったのか、ロッテ日本ハムがヤクルトに寛容的なのか、そもそもヤクルトが人的補償で獲りたくなる選手がいないチームなのか・・・。その辺りの経緯はわからないが、人的補償が当たり前のところ、金銭で収まったというのが何か意味有り気だ。

さて、野球といえば来季から2球団が新規加入するルートインBCリーグも注目である。いつぞや、新潟に赤堀監督が就任したことで、「BCリーグ8球団中4球団の監督が近鉄経験者だ」ということを書いたのだが、その時点で、大塚晶文、森慎二の両氏がそれぞれ中日、西武のコーチになったことで信濃、石川の両球団の後任監督が決まっていなかった。

このうち信濃は、元ダイエーで、独立リーグの投手コーチ経験もある岡本克道氏が監督、そしてプレイングコーチとして、今季までバファローズにいた高橋信二が就任。ちょうど、信濃のプレイングコーチからバファローズの2軍コーチになった辻竜太郎と立場が入れ替わったようなものだ。

一方で難航しているのが石川の人事。森監督に加え、今季まで投手兼GM的役割でBCリーグの宣伝に大きく貢献した木田優夫氏も、その腕を買われて日本ハムのGM補佐となった(さすが、いろんなキャリアの人材を集めるのが上手い日本ハムらしい)。

森、木田の両氏にとっては見事にキャリアアップできたのだが、問題は後任人事。金森栄治~森慎二とBCで実績を残した両監督の後任が決まらない。石川の首脳陣は「越年仕方ない」とし、ネットでファンの反応を見ても次が誰なのか、具体的な候補がいないようである。

BCリーグの監督には、NPB経験者を充てるのが決まりだそうだ。別に石川県出身である必要はないのだが、北陸地区では実力と人気は一番とされるミリオンスターズの監督が決まらないのはなぜだろうか。NPB経験者で、仮に今季で自由契約になっても現役復帰とか指導者を目指すという選手がいれば、BCリーグは格好の場だと思うのだが・・・。

ここまで書いて、まず実現することはないが「石川県といえばこの人でしょ!」という人がいるのに気付いた。そう、石川が産んだあのゴジラこと、松井秀喜氏。

私がこう思うくらいだから、球団は既にオファーしているのかもしれない。その返事がなかなか来ないのでまだ発表できないとか。

ヤンキースのコーチとか、次期巨人監督とかいろいろ言われているが、まず指導者キャリアの第一歩として、地元の独立リーグも有りかと思う。まあ、実現の可能性はほぼゼロに近いだろうが、仮に実現できたら、新幹線開業と合わせて北陸金沢が熱くなる。

そんなことはさておき、地に足つけたところで考えると、監督が早く決まらないと選手も安心できないだろう。この先どうなるか、見守っていきたいものである・・・・。
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