まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

池とビーチバンカーと瘤

2014年12月21日 | ブログ
別に三題噺をするわけでもないのだが、久しぶりにゴルフの話である。

この日は職場での懇親(あくまで公式のコンペではなく、プライベートということで)ということで出かけた。向かったのは吉野のグランデージゴルフ倶楽部。駅で言えば近鉄吉野線の大和上市からさらに津風呂湖方面に入る。

ここは関西屈指のチャンピオンコースということで、プロの大会も開催されたことがある。北、東、西と3つのコース(各9ホール)を有し、「結構難しい」という評がある。

クラブハウスは木と石をふんだんに使っている。やはりこのあたりだから吉野杉かな。

さてコースに出る。今回は北コースから西コースという流れなのだが、驚くのはバンカーの多さ。しかも多いだけではなく、長いのである。ホールによってはフェアウェイの横に沿ってバンカーがあるのではないかと思われるところもある。池や川が干上がってバンカーになってしまったのかと思いたくもなる。

また、バンカーの前後には瘤のように凹凸がある。バンカーを逃れることができてもこの凹凸に苦しめられる。

さらにウォーターハザードも、池がそこに横たわっているというレベルではなく、川かと思うくらい長い。河川敷のコースの凹凸をつけたのかと思ってしまう。その池に沿ってバンカーが続く。これを用語でビーチバンカーというそうだ。確認したところでは27ホール中11ホールに池が絡み、その中でビーチバンカーのあるホールがいくつかある。ゴルフコースの攻略法を書いたサイトの中には「ピンポイントで攻める技量が試されるアメリカンタイプのコース」という記述もあった。そのビーチバンカーをカートが走るホールもあり、初めて見る光景に思わず笑ってしまった。まさか吉野の山の中で「ビーチ」という言葉を聞くとは思わなかった。

そして仕上げは、グリーンが速い。これは一緒にプレーした皆さんも悩まされていた。

スコアは相変わらずといったところでとても公表できるものではないが、その中でドライバーショットのポイントをちょっと教えていただいていい当たりがでたり、以前のコンペのブービー賞でいただいたウェッジが上手く働いてくれたり、下手は下手なりに結構楽しめた(プレーしたメンバーがよかったというのも大きな要因だが)。いつの日か、私が誰かに「どっかお薦めないか?」と訊かれたり、私から誰かを「どっか行こうや」と誘えるくらいの立場と腕前になれば、グランデージは是非とも推してみようかなと思う。

あ、その前に「お前はそんなエラソーに言える腕前か」と言われるな。来年はこちらで何か今までと変わったものを・・・というところだろう・・・・。



コメント