吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年2月17日/〈日記〉96・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の活動

2007-02-17 18:14:07 | 日記

写真①:「海岸通り」にある築百年の元老舗割烹旅館「旧玉乃井旅館」
      =福津市津屋崎で、2006年11月29日午前10時44分撮影

 福津市・「津屋崎千軒」通りの活性化を図るため2月16日夜、同市新町の「津屋崎千軒民俗館『藍(あい)の家』」で設立した〈津屋崎千軒 海とまちなみの会〉(略称「海とまちなみの会」、吉村勝利会長)では、3月8日(木曜)に最初のプロジェクトへの取り組みをスタートします。午後5時に海岸通りにある築百年の「旧玉乃井旅館」=写真①=を見学し、同7時から『藍の家』で会員集会を開き、「旧玉乃井旅館」の「〈解体と再生〉プロジェクト展」開催と老朽化した同建物の改修計画への協力や、古民家や歴史的建造物巡りの手引きにする会員手作りの「回遊マップ」構想を話し合う予定です。

 「旧玉乃井旅館」は木造2階建てで、名物の〝タコ料理〟と2階座敷からの海の眺望が人気を呼んだ元老舗割烹旅館ですが、老朽化した別館や離れの解体改修を迫られています。旧経営者の家族で同建物に住む、「海とまちなみの会」会員の著述・翻訳業安部文範さんが、建物解体を前に、〈再生〉の願いもこめ、4月21日から5月6日まで親しい現代アート作家らによる「現代美術展覧会」を建物内で開催する計画です。

 津屋崎地区では、民営国民宿舎つやざきの閉鎖や、城山観光のレジャー施設「玄海彫刻の岬・恋の浦」跡地の売却話に加え、西鉄宮地岳線津屋崎―新宮駅間が3月限りで廃線になり、このままでは町並みが廃れかねないと危惧する声も強まっています。微力ながら津屋崎をなんとかしたい――そんな気持ちから、市内外の市民有志約30人で町興しの住民組織「海とまちなみの会」を結成しました。

 会員のメンバーには、津屋崎郷土史会の女性会員や商店経営者、福津市津屋崎観光協会ボランティアガイドの男性のほか、同市西福間、花見が丘の主婦らも入られており、市全体の視点から津屋崎の町並みの位置づけを行い、市のまちづくりに寄与できればと思っています。
 
 会への入会(年会費千円)申し込みや問い合わせは、事務局の吉村(E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)がお受けしています。
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