吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年2月28日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉023

2007-02-28 11:25:19 | 行楽催事
〈2月・3月の行楽・催事案内追加4〉

春季大祭(ぜんざい祭)賑う
―宮地嶽神社奥之宮「不動神社」―


写真①:春季大祭(ぜんざい祭)で〝ぜんざい〟をいただく人たち
     =福津市宮司の宮地嶽神社奥之宮「不動神社」で、2007年2月28日午前10時16分撮影

 福津市宮司の宮地嶽神社奥之宮八社の三番参拝社・「不動神社」で28日、春季大祭(ぜんざい祭)があり、大勢の参拝客で賑わいました=写真①=。全国第一級の長さ23㍍の横穴式石室古墳・宮地嶽古墳(国指定史跡)の中に不動尊を祀る神社で、この日は午前8時半から石室内へ入れる〝ご開門〟もあり、多くの人が石室殿で参拝していました。

 春季大祭は、「ぜんざい」を神様にお供えし、無病息災・心願成就などの願い事を〝身代わり不動尊〟に祈念する明治時代から始まったお祭り。当時は、地域で収穫したサトウキビや、もち米等から餅や饅頭を作ってお不動様にお供えし、その砂糖を使ってぜんざいを作り参拝客に振る舞ったのが始まりです。

 今では、お不動様へお供えした「ぜんざい」を戴き、一心に願いを込めてお祈りすれば、「善哉、善哉(よきかな、よきかな)ぜんざい、ぜんざい」といって願いを聞き届けくださり、1年間は無病息災・心願成就は間違いなしと言われています

 この日は、午前10時から午後3時まで、神社社務所前に用意されたテーブルで、小さな餅が二つ入ったぜんざい=写真②=の無料接待が行われ、参拝客らは社務所前に用意されたテーブルで、笑顔でいただいていました。神社参道には、接待の順番を待つ長い列=写真③=が出来るほどの人気で、神社では2万食分を用意するという。


写真②:お茶にタクアン付きで参拝客に振る舞われた〝ぜんざい〟
     =宮地嶽神社奥之宮「不動神社」で、07年2月28日午前10時17分撮影


写真③:参道で〝ぜんざい〟接待の順番を待つ参拝客の列
     =宮地嶽神社奥之宮「不動神社」で、28日午前10時08分撮影


 参拝客は、不動神社に参拝=写真④=したあと、桃の枝に和紙作りの雛人形が飾られた「お花雛」や、「雛あられ」を社務所で求める人も。この日は晴天に恵まれ、境内を散歩する家族連れも多く、宮地嶽神社拝殿前にある満開の「寒緋桜」を観賞、春到来も楽しんでいました。


写真④:「不動神社」に参拝する人たち
     =福津市宮司で、28日午前10時21分撮影

宮地嶽神社(福岡県福津市宮司):◆交通アクセス=〔電車・バスで〕西鉄宮地岳線宮地岳駅下車、徒歩10分。JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きか、神湊波止場行きで10分の「宮地岳宮前」で下車し、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約20分。駐車台数1200台。問い合わせは、宮地嶽神社(0940-52-0016)へ。


奥之宮不動神社
  宮地嶽神社奥之宮「不動神社」位置図
       (ピンが立っている所)
コメント
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