吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈エッセー〉067:大人の遠足、道草ウオーキング

2023-09-20 05:58:42 | エッセー

写真①:9月19日付読売新聞福岡面に掲載の“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2023参加者募集記事

 ・連載エッセー『一木一草』

 第67:大人の遠足、道草ウーキング

大人の遠足、道草スローウオーキングを楽しみませんか

“まちの富太郎博士”に野草や樹木の名前を教えてもらいましょう

 私が宗像郡津屋崎町(現福津市)立の津屋崎小学校時代、町内渡半島の大峰山・東郷公園に遠足で登った際、草むらに咲く黄色い花の名前を安部郁郎先生(植物に親しみ50年以上植物調査を続けている「宗像植物友の会」の初代会長、故人)に尋ねたら、ウマノアシガタだと教えてもらった記憶があります。図書館で日本の植物分類学の父・牧野富太郎博士の牧野日本植物図鑑で調べたら、精密な植物画が描かれていて舌を巻きました。

 今、牧野博士の人生をモデルにしたNHKの連続テレビ小説「らんまん」を毎朝視聴しています。「雑草という名の草はない。人が知らないだけ」という博士の言葉が、妻役の浜辺美波さんから語られ、植物観察の魅力的なシーンが次々と展開し、ワクワクさせられます。

 私が所属している福津市のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」では10月7日(土)、“まちの富太郎博士”ともいえる宗像植物友の会会員の女性ガイド2人が同行し、午前9時から約3㌔の小径を2時間かけてゆっくり歩き、路傍の樹木や野草の名前、蘊蓄を聞ける“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2023を開催します。

 80歳の方でも大丈夫な道草スローウオーキングです。あなたも子供やお孫さんと参加し、童心に返って大人の遠足を楽しまれませんか。読売新聞福岡面に9月19日掲載された参加者募集記事=写真①=を読まれた福津市や古賀市の年配ご夫婦などから参加申し込みがありました。光の道として知られる宮地嶽神社参道や宮地浜「夕陽風景時計」、津屋崎浜などを巡り、ゴールのカメリアステージまで沿道の美しい景色、潮の香、野鳥の鳴き声を楽しみ、道草しながら秋の里歩きを五感で満喫できます。参加定員は申込先着順で30人です。

 ◆追記

:お陰様で10月5日、フットパス2023の参加申し込みが募集定員30人に達しまし

た。福津、福岡、大野城、古賀、宗像の福岡県内5市と同県宇美町、長崎市から47歳の

男性から82歳の女性までの皆様です。満員の御礼を申し上げます。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〈行楽催事〉0620:“絶景の道... | トップ | 〈行楽催事〉0621:波折神社... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

エッセー」カテゴリの最新記事