吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年2月16日/〈日記〉95・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」を創設しました

2007-02-16 23:19:07 | 日記
写真①:「津屋崎千軒 海とまちなみの会」設立総会で熱心に話し合う会員たち
      =福津市新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』で、2007年2月16日午後9時13分撮影

 福津市・「津屋崎千軒」通りの活性化を図る「津屋崎千軒考え隊」員らで創設する〈津屋崎千軒 海とまちなみの会〉の設立総会が、2月16日午後7時から福津市新町の「津屋崎千軒民俗館『藍(あい)の家』」で開かれました。

 1月31日に開かれた「津屋崎千軒考え隊」最終会議で、民間の組織で津屋崎千軒のまちづくりの取り組みを継続しようと、満場一致で決定。呼びかけの事務担当者に不肖吉村が指名され、この日に設立総会開催となり、福津市に住む隊員のほか、市外の賛同者も含め男女約30人が出席しました。会費、組織などの会規約を決めたあと、会長に吉村を選出、当面の活動計画を話し合いました。

 その結果、江戸時代からの港町として海上交易や塩田で栄え、「津屋崎千軒」と呼ばれる古い町並みの保存を図り、市内外の探訪者にも歴史的文化的に貴重な建造物を分かりやすく紹介しょうと、①明治の商家・「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」をはじめ、明治・大正・昭和の古民家と文化財の写真やイラスト、解説文を付けた「回遊マップ」を作り、3月末で廃線になる西鉄宮地岳線の「津屋崎駅」などで鉄道ファンや市民に配布する②海岸通りにあり、築100年の木造建築で改修を迫られている「旧玉乃井旅館」の再生プロジェクトに協力する――などを決めました。
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2007年2月16日/〈津屋崎の四季〉055・津屋崎に〝春一番〟

2007-02-16 07:17:31 | 風物

写真①:〝春一番〟の強風で、白波が打ち寄せる津屋崎海岸
     =福津市渡の大峰山山頂・「東郷公園」で、2007年2月14日午後5時04分撮影

 2月14、15日と2日続けて、福津市渡の大峰山(標高114㍍)山頂にある「東郷公園」に登ってきました。ブログで連載中の〈津屋崎学〉の取材で、公園の写真を撮るためです。

 13日夜の風の吹き加減から、「たぶん、これって今年の〝春一番〟だろう」と感じていたら、福岡管区気象台が14日、九州北部と山口県地方に13日夜から14日朝にかけて〝春一番〟が吹いたと発表。それでも、同地方では2年ぶりの観測で、2005年よりも1か月余り早いとか。またまた、地球温暖化の影響でしょうか。

 14日夕、東郷公園では、まだ大変な強風が吹き荒れていました。大峰山山頂にある「日本海海戦記念碑」前に立つと、吹き飛ばされそうでした。眼下東方に見下ろした津屋崎海岸では、高波が白く打ち寄せています=写真①=。

 15日朝、訪れた東郷公園から眺めた津屋崎海岸は波も小さくなり、素晴らしい景色=写真②=でした。〈津屋崎は筑紫(つくし)の田舎だけれど/美しく優しい自然に恵まれている〉(新風舎刊、吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』の詩篇「津屋崎」第1連から)と、改めて思いました。


写真②:波も小さくなり、素晴らしい景色の津屋崎海岸
      =大峰山山頂・「東郷公園」で、07年2月15日午前9時56分撮影

 嵐の後には、晴れる日もやってきます。

 豊かな津屋崎の自然が疲れた心身を癒し、潮の香漂う〈津屋崎千軒〉の古い町並みが温もりをもたらせてくれます。〈ここが私の産土だ/津屋崎よ/古里は明るい光の中にあり/生きる力を与えてくれる/津屋崎の水と土で私は育った〉(詩篇「津屋崎」第5連)と、私が思う津屋崎の好きなところです。

 「津屋崎千軒考え隊」員らが、民間の組織で〈津屋崎千軒〉のまちづくりの取り組みを継続しようと創設する〝津屋崎千軒 海とまちなみの会〟(仮称)の設立総会はきょう16日午後7時から福津市新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で開きます。「津屋崎をどうにかしたい」と思っておられる皆様、入会ご希望のお知り合いの方と、ぜひご出席を。
コメント (3)
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