写真①:古民家・「松井邸」の漆喰壁に描かれた〈鏝絵〉
=福津市津屋崎新町で、2007年1月27日午後4時43分撮影
16日に〝津屋崎千軒 海とまちなみの会〟(仮称)設立総会を開きます
「津屋崎千軒」通りの活性化を図る「津屋崎千軒考え隊」員らで創設する〝津屋崎千軒 海とまちなみの会〟(仮称)設立総会を、2月16日(金曜)午後7時から福津市新町の「津屋崎千軒民俗館『藍(あい)の家』」で開くことになりました。
設立総会の開催は、1月31日に開かれた「津屋崎千軒考え隊」最終会議で、民間の組織で津屋崎千軒のまちづくりの取り組みを継続しようと、満場一致で決定。席上、呼びかけの事務担当者に吉村が指名され、会場の空いている2月16日を設立総会開催日とし、2日から隊員の皆様への連絡準備を進めています。
万葉集にも詠われた豊かな自然が残り、国史跡・津屋崎古墳群や12世紀は日宋貿易の港町で栄えた津屋崎。江戸時代から明治までは、塩田と海上交易で「津屋崎千軒」と呼ばれ繁盛した古い町並みを活かし、「住んで良い町が、訪れても良い町」づくりを目指そうという会です。
私が会の名前を〝津屋崎千軒 海とまちなみの会〟(仮称)と提案したのは、津屋崎が玄界灘の「海に開けた港町」で、〈海〉が町を形成した中核になるキーワードと感じたこと。また、旅情ミステリーで知られる人気作家・内田康夫さんが「とても大好きな町。小さな路地がたくさんあって素敵だ。古さを大事にしてほしい」と語ったという〈古いまちなみ〉が、〈癒される町・津屋崎千軒〉のキーワードの一つでもあると思ったからです。
設立総会では、会の名称、年会費、組織運営、活動計画などを話し合う予定です。入会ご希望のお知り合いの方と、ぜひご出席を。準備の都合上、多人数になる場合は吉村(E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)へ15日までにご連絡ください。
福津市では、津屋崎橋近くの浜の町から本町、新町、天神町までの一帯を「津屋崎千軒」通りとみて、活性化事業を検討したい構えです。3月末限りで廃止になる西鉄宮地岳線「津屋崎駅」の跡地や、旧JA宗像農協津屋崎支所跡地など天神町の空き地の利用問題も、まちなみ活性化の大きなポイントになりそうです。
津屋崎千軒通りには、歴史的文化遺産ともいうべき明治や大正、昭和の古い町家形式の商家、建物などが20軒以上も残っています。市が市内初の「国登録有形文化財」への登録を07年中に申請する方針の明治の商家・「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」の近くにも、漆喰壁に鏝(こて)で描いた〈鏝絵〉の装飾=写真①=が残る古民家でモダンな雰囲気の「松井邸」=写真②=があります。こうした貴重な古民家の魅力的な空間を活かし、保存・継承もしやすいまちなみづくりに生活者の視点で知恵を出し合えないか、と念じています。
写真②:〈鏝絵〉の装飾が古民家にモダンな雰囲気を醸す「松井邸」
=福津市津屋崎新町で、07年1月27日午後4時42分撮影
=福津市津屋崎新町で、2007年1月27日午後4時43分撮影
16日に〝津屋崎千軒 海とまちなみの会〟(仮称)設立総会を開きます
「津屋崎千軒」通りの活性化を図る「津屋崎千軒考え隊」員らで創設する〝津屋崎千軒 海とまちなみの会〟(仮称)設立総会を、2月16日(金曜)午後7時から福津市新町の「津屋崎千軒民俗館『藍(あい)の家』」で開くことになりました。
設立総会の開催は、1月31日に開かれた「津屋崎千軒考え隊」最終会議で、民間の組織で津屋崎千軒のまちづくりの取り組みを継続しようと、満場一致で決定。席上、呼びかけの事務担当者に吉村が指名され、会場の空いている2月16日を設立総会開催日とし、2日から隊員の皆様への連絡準備を進めています。
万葉集にも詠われた豊かな自然が残り、国史跡・津屋崎古墳群や12世紀は日宋貿易の港町で栄えた津屋崎。江戸時代から明治までは、塩田と海上交易で「津屋崎千軒」と呼ばれ繁盛した古い町並みを活かし、「住んで良い町が、訪れても良い町」づくりを目指そうという会です。
私が会の名前を〝津屋崎千軒 海とまちなみの会〟(仮称)と提案したのは、津屋崎が玄界灘の「海に開けた港町」で、〈海〉が町を形成した中核になるキーワードと感じたこと。また、旅情ミステリーで知られる人気作家・内田康夫さんが「とても大好きな町。小さな路地がたくさんあって素敵だ。古さを大事にしてほしい」と語ったという〈古いまちなみ〉が、〈癒される町・津屋崎千軒〉のキーワードの一つでもあると思ったからです。
設立総会では、会の名称、年会費、組織運営、活動計画などを話し合う予定です。入会ご希望のお知り合いの方と、ぜひご出席を。準備の都合上、多人数になる場合は吉村(E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)へ15日までにご連絡ください。
福津市では、津屋崎橋近くの浜の町から本町、新町、天神町までの一帯を「津屋崎千軒」通りとみて、活性化事業を検討したい構えです。3月末限りで廃止になる西鉄宮地岳線「津屋崎駅」の跡地や、旧JA宗像農協津屋崎支所跡地など天神町の空き地の利用問題も、まちなみ活性化の大きなポイントになりそうです。
津屋崎千軒通りには、歴史的文化遺産ともいうべき明治や大正、昭和の古い町家形式の商家、建物などが20軒以上も残っています。市が市内初の「国登録有形文化財」への登録を07年中に申請する方針の明治の商家・「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」の近くにも、漆喰壁に鏝(こて)で描いた〈鏝絵〉の装飾=写真①=が残る古民家でモダンな雰囲気の「松井邸」=写真②=があります。こうした貴重な古民家の魅力的な空間を活かし、保存・継承もしやすいまちなみづくりに生活者の視点で知恵を出し合えないか、と念じています。
写真②:〈鏝絵〉の装飾が古民家にモダンな雰囲気を醸す「松井邸」
=福津市津屋崎新町で、07年1月27日午後4時42分撮影