吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年2月3日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉021

2007-02-03 15:06:38 | 行楽催事
〈2月・3月の行楽・催事案内追加2〉

 「津屋崎組み木夢工房展」始まる


写真①:「津屋崎組み木夢工房展」の作品に見入る来場者
     =福津市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、2007年2月3日午前10時26分撮影

 組み木人形の新作を展示、販売する「津屋崎組み木夢工房展」が3日、福津市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」1,2階の会場=写真①=で本格的に始まりました。

 組み木夢工房( 秦信男代表)主催。会場1階では、工房の受講生19人が作ったお雛様(2千2百円)=写真②=や鯉のぼり(7千円)などを展示。中には、壁に掛けられる三段の雛飾り(1万2千円)=写真③=も人気を呼んでいました。


写真②:組み木夢工房の受講生が作ったお雛様
      =「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、07年2月3日午前10時24分撮影


写真③:組み木夢工房受講生作の壁に掛けられる三段の雛飾り
      =「津屋崎工千軒民俗館『藍の家』」で、2月3日午前10時33分撮影

 2階会場では、秦代表の作品が展示され、豪華な五段の雛飾り「箱段丸ひな五段飾り」(2万円)=写真④=が来場者の目を引いています。祝日の12日(月)まで(午前10時―午後4時)。


写真④:秦信男・組み木夢工房代表が作った「箱段丸ひな五段飾り」
      =「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、2月3日午前10時33分撮影

 組み木夢工房は、『藍の家』」北隣にある築100年の古民家=写真⑤=を「組み木夢会館」としており、組み木教室と作品製作の場となっています。2階窓のサッシには、昔ながらの装飾が残る住宅で、文化財登録にふさわしい古民家を調べた「津屋崎千軒考え隊」でも注目しています。


写真⑤:「組み木夢会館」に使われている古民家
      =福津市津屋崎新町で、07年1月27日午後4時42分撮影

「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(福岡県福津市津屋崎新町):◆交通アクセス=〔電車・バスで〕西鉄宮地岳線「津屋崎」駅から徒歩約15分。西鉄バス「津屋崎橋前」下車、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから国道495号線経由で約25分。駐車場あり。問い合わせは、同『藍の家』(℡0940-52-0605=午前10時―午後4時)へ。

津屋崎千軒・藍の家
  「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」位置図
       (ピンが立っている所)
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2007年2月3日〈津屋崎の野鳥〉064:ウソ

2007-02-03 05:54:48 | 福津市津屋崎の野鳥
写真①:手洗い水のそばの石に舞い降りたウソの雄
     =福津市宮司の宮地嶽神社奥之宮八社・稲荷神社で、2007年
2月2日午後3時36分撮影

 福岡県太宰府市の太宰府天満宮境内で1月7日夜、老若男女が「換えま
しょう、換えましょう」と唱えて、木彫りの鷽(ウソ)を取り替えること
で知られる「鷽替え神事」。この人並みに紛れ込んだ神職が持つ特別の印
が付いた木の鷽を手にした人は、1年間の幸運を得られるという〈純金の
鷽〉をもらえます。

 平安時代、左大臣藤原時平の嘘により、大宰府の権帥に左遷された右大
臣道真は嘘が早く晴れるよう願いながら死んだことから、以前の凶事(木
彫りの鷽)を嘘にして当年の幸運(純金の鷽)に替え、開運のお守りとし
て神棚に祀ります。木の鷽を取り替えた信者は、1年間についた嘘(うそ)
を清算し、天神さまの誠心に替えて幸運を戴くともいわれ、「凶もウソと
なり吉にトリ(鳥)替わる」開運、除災の伝統神事です。

 天神さまと鷽との関わりは、蜂の大群に襲われそうになった道真を鷽の
群れが蜂を食べて助けたとか、天満宮を建てるための材木を食い散らかし
ていた虫を鷽の群れが退治したから、鷽は「天神さまのお使い鳥」とされ
た、などの説があります。「鷽」の字が、「學(学)」の字に似て、〝学
問の神様〟にふさわしい鳥ともいわれています。


 野鳥のウソ(アトリ科)は、体長15㌢。「フイー、フイー」と、口
笛を吹くような声で鳴きます。体は丸く太って見え、雄は灰色の体に赤い
頬と喉、黒い頭で、雌は茶色の体に黒い頭、白い腰が特徴です。

 そのウソに、2月2日午後、福津市宮司の宮地嶽神社奥之宮八社・稲荷
神社境内で出合いました=写真①=。手洗い水のそばの石に舞い降り、水
を飲もうとしていました。頬と喉(のど)にかけての赤い色が、印象的。
まさに〝真っ赤なウソ〟の雄でしたが、これは本当です。
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