KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

利益を出す企業は、使う言葉が違う。

2010年07月29日 07時19分27秒 | 読んだ本についての感想
「・・・、景況が厳しい中で約100億円の経常利益を出せている・・・」とジャパネットたかたの高田明社長は日経ビジネスのインタビューで語っていました。

景況が厳しいという内容は、他の方は違う言葉でいいます。

「不況」です。(書きたくないですね)

この言葉を使うことで、言葉を使う自分自身だけではなく雑誌を読む人にもその言葉のイメージを植え込んでしまいます。

そんななか、景況が厳しいという、言葉自体には状況説明がされていないこの言葉を使っているのは、さすが利益が出ている会社の社長です。

「厳しい」は、ここで使われる場合は定義されていません。

[株式会社岩波書店 広辞苑第六版]では、「物事の状態や人の表情などが緊張している。「―・い国際情勢」「―・い表情」』とあります。(意味はいくつかありますが、その中で意味が近いものを抜粋しました)

受け取る側で厳しさの意味が決まります。

しかし、「不況」と書いてしまえば[株式会社岩波書店 広辞苑第六版]では『景気のわるいこと。不景気。』とあります。

言っていること(世の中の経済状況)は同じなのですが、言葉の持つ印象は大きく違います。

このように、使う言葉によって潜在意識のなかに取り込まれる情報が大きく変わってきます。

取り込まれた情報は、それ以降の行動に影響してくるといいます。

それならば、できる限り取り込む情報をコントロールしていく必要があります。
ネガティブな言葉は、読まないしないし聞かないのです。

朝のニュース番組では暗いニュースやネガティブな発言が満載です。
僕は朝のテレビは見ません。(ムスメと一緒にNHKの教育テレビを見ることはあります。これはなかなかよくできているんですよ。これについては、別の機会で書きます)

どこにでもネガティブな発言(ジャンク言葉)が好きな人がいますので、そういう人には極力近づかないようにしています。


ジャンクフードはたまに食べるくらいなら健康に影響をおよぼさないと思います。
同様にジャンク言葉も少々ならおいしく聞けますが、たくさん聞くとまずくなってくるし、カラダに悪いと思います。

これからも気をつけます。
コメント
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