KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

「燃油特別付加運賃」、ANAとJALの方針について思うこと。

2007年11月26日 04時46分10秒 | マーケティング・サービス
1月からの国際線に付加する「燃油特別付加運賃」で、ANAとJALで方針の違いが出てきました。

JALは値上げ、ANAは据え置きということです。

いつもANAは「後出しじゃんけん」をしていてズルさを感じていましたが、ここに来て国際線で勝負をかけてきたようです。

JALからANAへ、国内線だけでなく国際線でもブランドチェンジをさせる作戦です。
航路は圧倒的にJALの方が多いのですが、ANA以前に不採算路線を整理しており採算にあう路線が残っていると思われます。

また、全体の収入に対する国際線比率も大きく影響しているように見えます。
ANAの国際線比率は16%強であり、たいした数字ではありません。

そんな状況なので、今回「燃油特別付加運賃」を値上げしなくても採算にあうと計算し、さらに、「燃油特別付加運賃」を値上げしないことによるJALからのブランドチェンジによる旅客増も読んでいると思います。

この商売上手なANA、1月から3月の旅客数によって今後の「燃油特別付加運賃」をどのようにするかが見ものです。

参考にしたデータは、全日空のアニュアルレポート 2007年3月期のセグメント別事業比率は16.2%(2,784億円)であり、日本航空のアニュアルレポートでは31.5%(7,248億円)という内容です。


ホノルル便もANAの方が安いことが多かった気がします。
ANAのエコ割

僕はJALのマイレージをためていますが、ANAにブランドチェンジする日も近い?
コメント (2)
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