KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

携帯電話、料金体系が変わるなら・・。

2007年11月03日 05時09分15秒 | マーケティング・サービス
NTTドコモのプレスリリースです。

NTTドコモは、905i/705iシリーズ23機種75色を発表しました。
予想通り苦戦しているドコモですが、新しい機種を出して巻き返しを図っているようです。(参照:NTT DoCoMo、戦略ミスでは?


長年ドコモを使っていて、ちょっと前にauに切り替えたのですが、まだドコモの動向が気になったりしています。
今回の新機種も興味があり、見ていました。

機能の充実とデザインが多彩になっている印象を受けます。

機能ではau、デザインではソフトバンクという印象を持っているのですが、その両方に負けないような機種を出してきたようです。


携帯電話料金は、携帯電話の販売に対する報奨金制度をなくして、機種の値段を利用者に明確に提示し通話料金に含めないという料金を持つようになるようです。


ここで思うのは、なぜ、この料金体系に対応した機種を作らないのかということです。

多機能機種を報奨金ナシで購入すると5万円とか6万円という金額を負担しなければなりません。
その金額を携帯電話に投入するのはどれくらいの人なのでしょうか。
ソフトバンクのように分割払いで機種を購入するというプランが主流となるのでしょうか。


ドコモはここでこのような機種を投入すべきだと思います。


・電話機能とメール機能だけを備えた、安価な機種


ハワイで見たプリペイド携帯電話は機種だけで19ドルというものがありました。
20ドル分のカードを購入しても39ドルで電話が手に入ります。

これを見ると携帯電話は安く作れるはずです。

電話機能(電話帳機能)とメール機能に絞り、待ちうけ時間と通話可能時間が長く、そして生活防水で頑丈な機種を、9,800円以下(さらに安ければもっと良い)で販売するのです。

通話料と基本料金を安く、初期投資費用も安いものを望んでいる人が多くいるはずですのでその層を取り込みます。
ビジネス需要も大きいと思います。

「携帯で音楽は聴かないし、写真もとらない、テレビも見ない、電話とメールができればいい」という人がけっこういるんです。


報奨金制度で多機能携帯が1円で販売しているときにこのような機種を出しても売れるはずはないのですが、報奨金をなくすという戦略をとる今、低廉な機種を投入する時期に来ています。


もうひとつ需要があると思っているのですが、この機種であれば小学生などに持たせるのに良いと思っています。

良く知りませんが、「裏サイト」みたいないじめの温床になっているものがあると聞きます。
そこにアクセスできるのはインターネット接続できる機種(-MODEふくむ)らしいのです。

その機能をばっさりと切った電話とメールの端末が出れば、売れるのではないかと思っています。


(デジタル)リテラシーの育成は、携帯で学ばなくても親の管理下においてPCで行えば良いと思います。


こういう携帯電話を提供するのもある種の社会貢献だと思うのですが。
いかがですか。




コメント
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