新年早々、激しそうなビジネス本を読んでみました。
コンサルタント会社の船井総合研究所の社長である小山政彦さんの本です。
最近の本が「広告のコピーのような題名をつける」傾向にあり、この本もそんな感じです。
黒の表紙に赤文字という、ひと昔の過激派っぽい装丁です。
この過激っぽい装丁と内容が合致していればいいのですが、内容の半分は「リーダーのあるべき論」と「長所伸展法」です。
まぁ、内容として必要なのかもしれませんけれど。
「興奮を売る」という内容について事例がありますが、ビジネス誌に書いてある程度のことで、「誰かに聞いた」という内容で深く掘り下げていない印象を受けました。
ちょっと厳しい意見を書いていますが、チェック基準を高くして読んでいるからです。
有名なコンサルタント会社の社長が書く本なので、書評基準としては最高レベルで見ているのです。
船井総研の社長が”興奮を売れ”という題名で書いた本なので、「それはそれは、すごい本なのだろう」と想像してしまいます。
「顧客を興奮(コーフン)させるシチュエーションをつくろう。」という項がありますが、僕にとってこの本はコーフンするにいたらなかったということです。(笑)
羽田-伊丹のフライトで読み、到着後すぐに仕事モードに入る。
そんな感じで、仕事のやる気を維持する”モチベーション管理”にちょうどいい内容です。