にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

札幌国際短編映画祭

2008年09月16日 | 日々のこと
この週末は、ミンガスのLPレコードばかり聴いていました。
「黒い聖者と罪ある女」のくどいけど緻密な音が頭に渦巻いております。

札幌ショートフィルムフェスティバル、3回目にしてようやく見ることができた。
14~15日で3つのプログラムを観た。当然いろんな作品が上映されるので、玉石混合で総てが面白いわけではないが、強く印象に残るもの(仏人監督作など)もあり、これはけっこうはまりそうである。

ただ料金が1プログラム、当日だと1200円(おらは3プログラム2400円の前売り回数券)の割りに、1時間30分と短くいささか物足りない。
それに終わるたびに退場し、30分の入替時間があり、連続して見ようとしても、なんだか間のあいた感じ。

もうひとつ、作品終わるたびに拍手が沸くのが、うざい。作品の余韻が消える!
どうせ主催者側の人間が、招待されてる監督に気を使ってやっているのだろうが、まあまあ面白いけど拍手するほどの作品は少ない。

公の金で贅沢な国際映画祭として運営されているようで、内輪で盛り上がっているのかもしれないが、客の入りはいまいち。
運営者側ばかりでなく、この街の文化度の問題かもしれないが・・・

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猫を洗う

2008年09月12日 | 
道東旅以降、首、背中の凝りがとれず、公私ともども雑事が増え、あまり日々を楽しんでいないうちに9月も半ば。どこか湯治にでも行きたい気分です。

我が家ではあまりというかほとんど猫を洗わない。以前ひどく引掻かれたことと、皮脂が失われてしまうので洗う必要はないと専門家が言っていたので・・

でも昨日メインクーン猫ふくを洗った。

他の2匹は絶対出さないようにしているが、メインクーン猫ふくは時々脱走して、町内を散歩している。
で、ご帰還あそばしたふくがどうも臭うのである。お尻まわりはきれいだが体全体が臭い。
ハスキー犬びりおが居た時、びりおのエリア(小便等もしてる・・)で体をウネウネ地面にこすり付け、犬臭くなっていた。
そう言えば以前、電柱のそばでウネウネしてたのを嫁が見たという。
どうやら犬の糞尿の臭いを体にこすり付けてくるらしい。
どういう趣味だか理解できないが即刻、猫洗いの刑。

濡れるのを覚悟で、引掻かれない様長袖の服を着てシャンプー開始。始めは抵抗していたが、体全体を濡らすと割とおとなしくなる。
濡れると猫はとても情けなくなる。特にメインクーン猫ふくは普段は大柄で堂々としてるので、しょぼさ加減が目立つ、まるでグレムリン。


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ONJ『MONK,MINGUS,ELLINGTON』

2008年09月11日 | ジャズ、音楽
これもラベル・ブリュ。

フランスの国営ジャズオーケストラ、ONJの92年作。
”国営”という言葉で、きちっとしたお堅い楽団のイメージが湧きますが、とんでもない!とても自由奔放。

ビッグバンドにつき物の重さ、くどさが無い。ソロのバックでぶ厚いホーンが鳴り響くアメリカ的豪放さではなく、ホーンセクションもきっちり計算された緻密さを感じます。
モンクやミンガスをかなりひねりを効かせたアレンジでやっており、素のイメージが見え隠れし、モンクやミンガスを聴き込んだ人ほどニヤリとするに違いない。

何度か申し上げているが、欧州ジャズは米国ジャズの美味しいツボをわきまえており、それを高い技術で再構築してみせるあたりは見事であり、俺達のほうが、モンク・ミンガスのこと分かってるだろ!という自負もうかがえる。
しかし、その反面、あくまで米国オリジナルの反映であり、このやり方でジャズの歴史が変わることはないだろう。
ま、米国に根っこのあるジャズが欧州の枝葉で、けっこう美味い実が成ったことを楽しめば良いのか。


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手作りビール、いける!

2008年09月10日 | 日々のこと
瓶詰(2次発酵)してから一月経過。その間も飲んでいたのだが、時間の経過とともに熟成が進み、泡立ち、味のバランスも良くなった。
もう少しコクと苦味があればプレミアビール並の味です。
これはいけます、合格です。

よし、第2弾の仕込みじゃ、今度はピルスナータイプです。
市販ビールと真っ向勝負です!
缶詰の水飴状のビール素を煮溶かし、前回よりやや濃い目(水15ℓ)にしてポリタンクに入れ、イーストをふりかけます。数時間すると発酵が始まり、エアーロック(写真、落としてひびが入ってしまった・・)からポコポコと発酵ガスが排出されます。酵母が生きて働いているのがわかります。
マニュアル本では一次発酵に7~10日かかるとあるが、温度のせいか2~3日位で発酵が終了しているようです。先週の土曜日に仕込、今週の土曜日には瓶詰し、二次発酵。10月には飲めますね。

初期投資に1万円程かかりましたが、これからはビールの素(2000円位)と砂糖、消毒用エタノールだけなので、大瓶1本100円位で美味しいビ-ルが飲める計算です。
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Guru Guru 「Hinten」

2008年09月09日 | ジャズ、音楽
中標津のレコード店「WAZOO」にて店主のおすすめで購入のCD。
ドイツのプログレロックバンド(?!)の71年発表のセカンドアルバム。
ネット調べてもあまり情報無い、1970年にアルバムデビューし現在も活動中(?!)のバンドらしいです。
アルバムジャケットは毛むくじゃらの男のケツ!

とてもかっこいいギタートリオとして聴けました。予備知識なしでも、楽しめました。
ジャズ系ばかりのおらですから、ドイツのロックなんて永遠に手を出すことはありえなかったと思いますが、WAZOOさんのお陰でちょっぴり世界が拡がりました。
自分の音楽領域が少しでも増えることは嬉しいことです。


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ジャズ喫茶エンジェルアイズ

2008年09月08日 | ジャズ、音楽
一度行こうと思ってるうちにクローズしてしまったお店エンジェルアイズ が大通東で再開していた。
以前の店はススキノの西はずれで、ビルの中にはホモ方面の店(褌の日とか全裸の日とかある。・・何故知ってる?)も入居しており、万が一、間違って入ってしまったら取り返しの付かないことになるのを怖れ行けず仕舞いだった。
今回は静かな大通東5の2階建の家?事務所?の1階。看板も出ているので確かに店なんだろうが、どう見ても設計事務所みたいな構えというか、もともとそうだった感じ。
蛍光灯(!)にテーブル(事務机もある)が並び、他所の事務所に紛れ込んだかと一瞬戸惑うが、大音量のJBLサウンドが流れ、本格的ジャズ空間であることを認識する。
メニューに「まだ2000枚しかコレクションがないので、あまりリクエストに応えられなくて・・・」という文言がある。2000枚あれば充分だと思いますが・・どうせマニアぶりっこは重箱の隅つついたようなリクエストしかしませんから・・いちいち取り合っていたらきりがありません。

スピーカーは古いJBL。
フロントロードホーンの箱にD130、2インチドライバーの376にでかいホーン、242(075のプロ仕様ツィーター)というオールホーンシステムを目一杯鳴らしている。
ビッグバンドがかかったが、驚いた!自宅でビッグバンド聴いてもうるさく感じ今ひとつなのだが、バンドサウンドの厚みが快感!
アンプは古いアキュフェーズでそれほどごついものではないらしいが、よく鳴らしている。
大音量に浸りたいならここはいいぞ!


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山本 剛「ミスティ」

2008年09月05日 | ジャズ、音楽
「盆の窪」というのですか、左後頭部の首筋の付け根辺りが道東ドライブ以降ずっと凝って痛い。強く指で押すと楽になるが、首を回すのも辛く、黙っていてもズキズキする時がある。インドメタシン配合の薬剤(サロメチール?)を塗布してるが髪の毛が邪魔であまり効かない。
長距離ドライブから来る疲れだとしたら、はぁ~これが50歳ということか・・・

中標津のレコード店「WAZOO」にて購入の中古LP、700円也。
懐かしのスリーブランドマイス(TBM)レーベルのピアノトリオ作品、1974年録音。
山本剛(p)、福井五十雄(b)、小原哲次郎(ds)
当時はそんなに評価していなかった、というか和ジャズにあまり興味が無かったおらですが、今振り返るとなかなかのレーベルであることがわかります。

1曲目「ミスティ」、もうぐだぐだ言う必要ありません。
べたなアルバムだけど、これがジャズピアノなのだ、これでいいのだ。

直接音的で響きの少ない、その癖コロコロしたピアノ、重低音は無いけどピキ~ンと張ったベース、キレのいいシンバル音等TBM独特の音質ですね。
ライナーノーツにはマイクセッティングまで記載されてます。モニタースピーカーはALTEC604Eですって。
ただレコード内周部にくると音が割れたようにがさつくのは、磨耗した盤だからだろうか?

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道東旅~松尾じんぎすかん煎餅

2008年09月04日 | 日々のこと
10時30分に中標津を出て、途中ラーメン食って、砂川で休憩して、自宅に17時30分着。暴走していない割にはいいタイム。中標津は正味6時間で無理なく行けますね。高速代、高いですが(新川-比布JCT で4000円)、値はあります。

職場へのお土産は「松尾じんぎすかん煎餅」。
もう何度も中標津行ってるので土産のネタが尽き、砂川のハイウェイオアシスで土産物を捜す。
ジンギスカンキャラメルというパンチ力のある菓子が一時期話題になっていたが、その二番煎じかと思ったが、パッケージに惹かれて購入。
甘辛い焼肉たれ風の味がソフト煎餅に付いてます、大丈夫です。
ビールに合うと思います。

高々、1泊2日の旅にもかかわらず、4日間にわたってお送りしました。
小ネタばかりだって?何言っているんですか、根室サテンドールでの感動的なエピソードが(単にサインもらってうれしかっただけ?)あったじゃないですか。
おらは根室管内は北海道のなかでもスペシャルな所だと思ってます。
1泊2日でも充分楽しめます。見所お知りになりたい方はご一報を・・おらは観光ガイドかっ!?
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道東旅~ろくごうラーメン

2008年09月04日 | 日々のこと
帰路の昼食は遠軽の町の入り口、六郷にあるラーメン店。
見た目はボロな木造店舗だが、車がけっこう止まってて繁昌してるみたい。
店内は思ったより奥深く、昭和のテイストたっぷり。ベイシックメニューは味噌、塩、醤油の野菜抜きラーメン、650円。野菜入りは700円。”抜き”と”入り”をきちんとオーダーしなければならない。

おらは塩を頼んだ。
魚介系も感じるすっきりしたスープに西山の麺。札幌っ子なのでやっぱり西山の麺好きです。

他の味も、ごく普通の懐かしい感じのラーメン。
強い個性はないけど、誰しも文句無く、通りかかったら食べてもいいかなという味。
基本がしっかりしてるのかな。(背脂、揚げネギは嫌い、シンプルな味がいいです・・・齢か・・)
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道東旅~恒例のWAZOO

2008年09月03日 | ジャズ、音楽
新酪道路を通って根室から中標津に向かう。この辺の風景は北海道の中の北海道と思うが生憎の豪雨。
札幌-根室-中標津と650km近く走る、1日の最大走行距離記録!(半分、嫁が運転ですけど・・)

中標津に行くと必ず寄るのが、お菓子屋の2階のマニアックレコード屋「WAZOO」。
ここに来ると、ここ最近の自分の音楽状況のことを話したりするので、なんとなくここ1年自分が何聴いていたか総括するような形になる。

ここの店主もありきたりではない音楽がお好きなようなので、音楽談義に花が咲き、つい長居してしまい、いつも迎えに来た嫁を待たせてしまう。

中古LPと新品CDを1枚ずつ購入、会員証にスタンプを押してもらう。貯まる事は全然期待していないけど、来た証ということで・・・
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