カーラ・ブレイ「Sextet」

先ほど訪れた客先、閉め切った応接間、節電でエアコンも止めてある。
無愛想な女性がぬるい麦茶を出してくれ、待つこと１０分。
ぷへ～、蒸し風呂じゃ～、シャツもパンツもびしょびしょ～。

おらをジャズ魔界に引きずり込んだ（？）リルコさんに６月上京して会った時に
「カーラ・ブレイいいわよ～」というお言葉を賜り、とりあえず１枚。

昔、スタッフとやった作品などが持ち上げられていたが、ピンと来ずスルーしていましたが、導師リルコ様に言われると・・・

メンバーはカーラのオルガンに
Hiram Bullock（ｇ） Larry Willis（ｐ） Steve Swallow（ｂ） Victor Lewis（ｄｓ） Don Alias（per)という強力布陣。
出てきた音は予想を裏切る、メローでしっとりしたもの。
というか、カーラが強面ミュージシャンと勝手に思い込んでいるだけで、けっこうメロディアスでポップな人なんですね。
もう少しスパイス効いてもいいかな・・・豪快一発！のハイラム・ブロックも甘～い。

youtubeでもSteve Swallowあたりとこういった趣向でしみじみとやってますね。
紆余曲折の結果、こういう境地に辿り着いたような感じは悪くないです。